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第3回理学部同窓会賞表彰式のご報告

3月20日、第3回理学部同窓会賞の表彰式が行われました。

当年度の学部卒業生が対象のこの賞は、同窓会として現役学生を応援するとともに、若い世代に会の活動を知ってもらい、何時かふと、母校や後輩の為に何かできないかと理学部同窓会を思い出して欲しい、との願いが込められております。

今年度の受賞者は、葛生祥平さん(物理学科)、阿出川穂さん(化学科)、豊泉伸之さん(数学科)、遠藤彩香さん(生命科学科)の4名でした。それぞれ教授会から推薦された成績優秀で人物も高く評価された学生です。当日は、大学卒業式後に開催された各学科別の卒業証書授与式の式場で、同窓会長、副会長、常任幹事から表彰状、記念品、金一封が授与されました。

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平成28年理学部同窓会新年会のご報告

平成28年理学部同窓会新年会を開催いたしました。

日 時:平成28年1月15日(金)18:30~20:30

会 場:新宿センタービルB1 「ライオン」

当日開催された第85回技術交流会(JAXA相模原キャンパスおよび相模原市立博物館見学会)の懇親会を兼ねて開催し、多くの皆様にご参加いただき、年代や出身学部を超えて、楽しい交流のひと時をすごしました。

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JAXA相模原キャンパスおよび相模原市立博物館見学会 (第85回技術交流会)のご報告

下記により見学会(第85回技術交流会)を開催いたしました。

日時:平成28年1月15日 (木) 13:00~17:00

見学場所・内容:JAXA相模原キャンパス
                                                     http://www.jaxa.jp/about/centers/sagamihara/index_j.html
           ②相模原市立博物館  http://sagamiharacitymuseum.jp/

冬晴れの午後、横浜線淵野辺駅改札口に多くの会員とゲストの方に集合いただき、駅前から徒歩やバスでJAXA相模原キャンパスに向かいました。

JAXA相模原キャンパスでは研究管理棟の展示室で、JAXAおよび相模原キャンパスの概要についてビデオを視聴したのち研究員の方のご案内で見学しました。小惑星探査機「はやぶさ」をはじめ、これまで開発された各種の探査機、探査衛星の模型や実機の一部が展示されており、それらの特徴、目的、要素技術、調査成果などを詳しく解説頂きました。科学衛星打ち上げ用のロケットのについては1955年のペンシルロケット(実機展示)から最新の技術まで模型やパネル展示があり、また屋外にはM-3SⅡ原寸模型とM-Ⅴの実機模型が展示されておりそれらについても説明頂きました。 M-Ⅴロケットの前で記念撮影の後、、売店で宇宙食等の宇宙グッズをお土産に買い、近くの相模原市立博物館に向かいました。

相模原市立博物館は、、自然・歴史展示のほか、宇宙関連の展示がありまたプラネタリウムが設置されています。館内見学ののち、プラネタリウム館で全天周映画「スターオーシャン、コズミックジャーニー」を鑑賞しました。

なお、見学会終了後は新宿で、理学部同窓会新年会を兼ねて恒例の懇親会を開催し、楽しいひとときを過ごしました。

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理学部同窓会新年会のご案内

                    理学部同窓会長 服部 充雄

下記により理学部同窓会の平成28年新年会を開催致します。多くの皆様にご参加頂きたくご案内申し上げます。なお、本新年会は別掲のJAXA相模原キャンパスおよび相模原市立博物館見学会(第85回技術交流会)の懇親会と合同で開催致します。

日 時:平成28年1月15日(金)18:30~20:30

会 場:新宿センタービルB1 「ライオン」   http://r.gnavi.co.jp/g153300/
       新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルB1  TEL 050-5788-0493
       (JR/京王線/小田急線/地下鉄丸の内線 新宿駅 徒歩5分)

会 費6,000円  (学生1,000円)

参加申込:1月9日(土)までに下記にご連絡頂きたくお願い申し上げます。学習院関係者ならどなたでもご参加いただけます。

理学部同窓会   rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp

(JAXA相模原キャンパスおよび相模原市立博物館見学会にご参加の方は、別掲の見学会に申込頂き、新年会参加の旨併記願います)

JAXA相模原キャンパスおよび相模原市立博物館見学会(第85回技術交流会)のご案内

 理学部同窓会長 服部 充雄

下記によりJAXA相模原キャンパスおよび相模原市立博物館見学会(第85回技術交流会)を開催致します。また見学会の後に新宿で、懇親会を兼ねて理学部同窓会新年会を開催致します。皆様お誘い合わせのうえ多数ご参加くださいますようご案内申し上げます。

日時:平成28年1月15日 (金) 12:50~16:30

集合場所・時間: JR横浜線 淵野辺駅 12:30 時間厳守(駅よりバス、タクシー、または徒歩20分)
          お願い:見学先の駐車場が狭いので車でのご来場はご遠慮下さい。

見学場所・内容:JAXA相模原キャンパス                                                     http://www.jaxa.jp/about/centers/sagamihara/index_j.htm              ・映画上映(JAXA相模原キャンパスの紹介)
          ・説明員による解説(展示室、野外ロケット)
          ・自由見学(集合写真など)
                JAXA団体見学は60名が定員です。超過した方は自由見学となります。

        ②相模原市立博物館  (JAXAより200m) 
                 http://sagamiharacitymuseum.jp/
         ・自由見学
          ・映画「スターオーシャン“太陽系外惑星への航海”」                                            映画鑑賞代:400円。但し65歳以上は200円。事前に生年月日登録必要

懇親会:(淵野辺駅より、橋本経由京王線または町田経由小田急線で新宿に移動。理学部同窓会新年会と併会)・・・お誘い合わせの上、奮ってご参加下さい。見学会または新年会のみのご参加も歓迎します
    時間:18:30~20:30
    場所:新宿センタービルB1 「ライオン」
    会費:6,000円  (学生1,000円)

参加申込:1月9日(土)までに下記にご連絡をお願いいたします。(但し、JAXAの団体見学は先着60名様迄とさせて頂きます)・・・新年会参加の有無、および映画半額適用の方は生年月日を併記願います。

学習院関係者ならどなたでもご参加いただけます。

  理学部同窓会   rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp

見学会・新年会のポスターはこちら

理学部同窓会だより「想」第5号発行のおしらせ

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理学部同窓会だより「想」第5号が完成し、桜友会報第107号(2015.12.1.発行)に同梱して理学部同窓会員の皆様にお届けするとともに、Web版を本ホームページに掲載いたしました。
今回は「理学部同窓会賞」特集です。2015年3月に第2回理学部同窓会賞を受賞された4名の方を訪ね、現在の様子をうかがいました。
また誌面の都合で掲載できなかったインタビューの詳細を、Web版拡張編として編集し、あわせて掲載いたしました。    どうぞご覧いただきたくご案内いたします。

理学部同窓会だより「想」第5号 はこちらから
・同 Web版拡張編「理学部同窓会賞受賞者にインタビュー」はこちらから

生命科学講演会のご案内

理学部生命科学科馬渕一誠教授より下記3件の講演会のご案内を頂きました。どうぞご参加いただきたくご案内いたします。いずれも
入場無料、事前申し込み不要
■主催:学習院大学理学部生命科学科・生命分子科学研究所/後援:学習院大学 学校法人学習院

講演会1  Karen Dell博士講演会「iBiology: 科学教育のオープンアクセスリソース」
 日時:2015年12月22日(火)15:00-16:00
 会場:学習院大学 南7号館101教室
 内容:Dell博士(University of California San Francisco)は、iBIOLOGYという生物学講義の動画サイトの編集者をしています。このサイトでは400に及ぶ広い生物学分野の講演、講義の動画が見られます。各講師はノーベル賞受賞者を含む、著名な研究者です。動画の内容は教科書とは異なり、有名な発見に至った経緯、授業の各種教材、進路やアドバイスといったものを含みます。この講演では生命科学の授業をどのようにして進めると有効か、という話を、アメリカの最先端の大学の研究者としてわかりやすく話してくれるはずです。今後、我が国の大学も英語の授業を取り入れるところが増えると思われますので、これからの授業を進められる方々には、彼女の話は多いに参考になると思います。ポスターはこちら

講演会2 Ronald Vale博士講演会「有糸分裂:紡錘体の形成と翻訳制御」
 日時:2015年12月22日(火)16:00-17:00
 会場:学習院大学 南7号館101教室
 内容:染色体を分離する有糸分裂は、紡錘体の形成と紡錘体上での染色体の分離によって進行します。Ronald Vale博士(University of California San Francisco)は紡錘体の形成が分裂極(中心体)だけでなく紡錘体全体でもおこることを見いだしました。それをつかさどるタンパク質の一つ、オーグミンの働き、さらにγチューブリンなど関連タンパク質の働きについて話していただきます。またリボソームプロファイリングにより、細胞分裂中に200近くの遺伝子の発現が抑制されることがわかった最近の研究についても話していただきます。ポスターはこちら

講演会3  Ronald Vale博士講演会「細胞のナノスケールモーター: キネシンとダイニン」
 日時:2015年12月23日(水・祝、授業日)17:00-18:00
 会場:学習院大学 西5号館B1教室
 内容:微小管上を滑走するモータータンパク質キネシンKinesinの発見者であるRonald Vale博士 (University of California San Francisco) による、キネシン発見の話と、キネシン・ダイニンの構造と機能についての彼自身の目覚ましい業績について話してもらいます。いずれのモータータンパク質も細胞内の物質輸送、細胞分裂の有糸分裂、鞭毛繊毛運動(特にダイニン)に働いている重要タンパク質です。彼はこれらのモータータンパク質の研究によって2012年、Lasker賞を受賞しています。(ポスターはこちら  https://gakushuin-ouyukai-branch.jp/rigakubu/wp-content/uploads/poster1_A4.pdf)

 

第84回技術交流会のご報告

■ 開催日時:20151128日(土)14:45~17:15

■ 開催場所:中央教育研究棟 3階 302教室

講演1:「情報化学とその使命」    14:45~15:55(質疑応答10分を含む)

講 師:群馬大学名誉教授 飯塚 健 先生 (1961年化学科卒)

講演要旨(予稿より)学問の分野を英語でdisciplineといいます。学問の各分野の研究はいろいろな過程をとって進展していきます。  例えば、ある分野が他の分野と、研究者の関心対象が共通していることから研究交流が行われ、やがてーつの学問交流分野(interdisciplinary field)ができていきます。この学問分野には新しい名前が命名されてその存在が一般に認識されていきます。このような活動は20世紀後半から21世紀にかけて顕著であります。化学の分野では光化学(photochemistry)や生化学(biochemistry)といった分野が例に挙げられますが、本演題の情報化学(infochemistry)もそのーつです。この耳慣れない学問分野を紹介し、またこれに関わる問題にもふれていくつもりです。

講師略歴:1966年学習院大学大学院博士課程、学位(理学博士)
取得後、スイス連邦工科大学研究員。
1968年帰国後群馬大学講師、助教授、教授を経て、
2000年に群馬大学名誉教授。高崎健康福祉大学教授。
2015年瑞宝中綬章受章。

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講演2:「どうして時間は過去から未来に流れていくのだろう?」      16:05~17:15(質疑応答10分を含む)

講師:学習院大学理学部物理学科 教授 田崎 晴明  先生   

講演要旨(予稿より私たちは時間に「向き」があることは当たり前だと感じている。しかし、今日までに明らかになった物理学の基本法則には、未来と過去の区別はないのだ。ならば、私たちはなぜ「時間の流れ」を感じるのか?これは現代科学の重要な未解決問題のーつである。ここでは、最近の研究をふまえて、「膨大な数の要素(たとえば、原子や分子)が集まった世界では、時間の向きが自然に生まれる」という考えを、簡単な例をとおして解説する。また、一度おきてしまった変化を「情報」を利用して元に戻すという「情報熱力学」のアイディアにも触れたい。

講師略歴学位取得後、渡米し、プリンストン大学で研究員、講師。
学習院大学に専任講師の職を得て帰国。
1999年から現職。
第1回久保亮五記念賞を受賞。

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■ 懇親会:17:30~19:30

   場 所:シェフズベーカリー(CHEF’S BAKERY)  トラッド目白1階

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技術交流会は学習院関係者なら、どなたでもご参加いただけます。「登録希望」と明記し下記宛にメールを頂くとアドレスを登録し、開催(講演会・見学会)の都度、ご案内メールを差し上げます。

学習院大学理学部同窓会技術交流会

           メールアドレス:《rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp

 委員長  葛城 茂敬

事務局長  鈴木 明

第84回技術交流会のご案内

2015年10月

理学部同窓会長  服部 充雄

下記により第84回技術交流会を開催いたします。

皆様どうぞお誘いあわせの上、ご来場いただきたくご案内申し上げます。

 記

 ■ 開催日時:20151128日(土)14:45~17:15

■ 開催場所:中央教育研究棟 3階 302教室

■ 参加費:無 料(学習院関係者なら、どなたでもご参加いただけます)

■ 参加申し込み:お名前、連絡先を明記の上、「第84回技術交流会申し込み」と記載し、電子メールまたはFAXをお送りください。

 メール:rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp 、 FAX:03-3988-3853(桜友会事務局)

■ 講 演:

講演1:「情報化学とその使命」    14:45~15:55(質疑応答10分を含む)

講 師:群馬大学名誉教授 飯塚 健 先生 (1961年化学科卒)

講演要旨:学問の分野を英語でdisciplineといいます。学問の各分野の研究はいろいろな過程をとって進展していきます。  例えば、ある分野が他の分野と、研究者の関心対象が共通していることから研究交流が行われ、やがてーつの学問交流分野(interdisciplinary field)ができていきます。この学問分野には新しい名前が命名されてその存在が一般に認識されていきます。このような活動は20世紀後半から21世紀にかけて顕著であります。化学の分野では光化学(photochemistry)や生化学(biochemistry)といった分野が例に挙げられますが、本演題の情報化学(infochemistry)もそのーつです。この耳慣れない学問分野を紹介し、またこれに関わる問題にもふれていくつもりで第84回技術交流会ご案内s_01 - コピーす。

講師略歴:1966年学習院大学大学院博士課程、学位(理学博士)
取得後、スイス連邦工科大学研究員。
1968年帰国後群馬大学講師、助教授、教授を経て、
2000年に群馬大学名誉教授。高崎健康福祉大学教授。
2015年瑞宝中綬章受章。

講演2:「どうして時間は過去から未来に流れていくのだろう?」      16:05~17:15(質疑応答10分を含む)

講師:学習院大学理学部物理学科 教授 田崎 晴明  先生   

講演要旨:私たちは時間に「向き」があることは当たり前だと感じている。しかし、今日までに明らかになった物理学の基本法則には、未来と過去の区別はないのだ。ならば、私たちはなぜ「時間の流れ」を感じるのか?これは現代科学の重要な未解決問題のーつである。ここでは、最近の研究をふまえて、「膨大な数の要素(たとえば、原子や分子)が集まった世界では、時間の向きが自然に生まれる」という考えを、簡単な例をとおして解説する。また、一度おきてしまった変化を「情報」を利用して元に戻すという「情報熱力学」のアイディアにも触れたい。第84回技術交流会ご案内s_02 - コピー

講師略歴学位取得後、渡米し、プリンストン大学で研究員、講師。
学習院大学に専任講師の職を得て帰国。
1999年から現職。
第1回久保亮五記念賞を受賞。

懇親会:17:30~19:30 

   場 所:シェフズベーカリー(CHEF’S BAKERY) トラッド目白(旧コマース跡)1階 TEL (℡  03-5985-2145)

   懇親会費:4,000円(学生:1,000円)

 

講演会のみ、あるいは懇親会のみのご参加も大歓迎です。

以  上   

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技術交流会は学習院関係者なら、どなたでもご参加いただけます。「登録希望」と明記し下記宛にメールを頂くとアドレスを登録し、開催(講演会・見学会)の都度、ご案内メールを差し上げます。

学習院大学理学部同窓会技術交流会

           メールアドレス:《rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp

 委員長  葛城 茂敬

事務局長  鈴木 明

 

チェリーパーテイー理学部同窓会テーブルへのお誘い

下記により恒例の、学習院桜友会チェリーパーティーが開催されます。

理学部同窓会では、今年もこのパーティーに理学部同窓会テーブルを設けます。

多くの会員、ご家族の皆様にご参加頂きたくご案内申し上げます。

 ・パーティー  第49回 チャリティーチェリーパーティー

      http://www.gakushuin-ouyukai.jp/wp/?p=9879

 ・日 時  平成27年12月20日(日) 16:30開場

         オープニングセレモニー17:00~、お食事 17:15~

 ・場 所  ホテルニューオータニ(昨年とホテルが変わりました)

         鶴の間 (代表 03-3265-1111)

 ・会 費   大人 17,000円 / 高校生 15,000円 / 小中学生 13,000円 /

        幼稚園以下 10,000円(お子様ディナー)

           (ディナー・ビンゴカード1枚・お土産 つき)

 ・主 催  学習院桜友会

理学部同窓会でまとめ、テーブル予約を致します。

お申し込みは下記までお願い致します。

 rigakubu@gakushuin-ouyukai.jp  理学部同窓会(事務局 林なおみ)

(参加者が定員に達しましたので、申込を締め切らせて頂きました)

史料館講座『役に立つ数学・楽しい数学』、同展示『小平邦彦』のご案内

学習院大学史料館で、下記により数学関係の講演会および展示が開催されます。どうぞご参加いただきたくご紹介いたします。

第77回学習院大学史料館講座 (ポスターはこちら  https://gakushuin-ouyukai-branch.jp/rigakubu/wp-content/uploads/d9fabb5167306d656d5e8337d2c2dcf1.pdf)

講座名  『役に立つ数学・楽しい数学』

講 師  中島 匠一 氏学習院大学理学部数学科教授・学習院大学史料館研究員)

開催日時 平成27年10月30日(金)  18:00~19:30 (開場17:30)

会 場  学習院大学中央教育棟302号室

その他  入場無料(事前申し込み不要)、定員290名(先着順)

平成27年学習院大学史料館ミニ展示 (ポスターはこちら  https://gakushuin-ouyukai-branch.jp/rigakubu/wp-content/uploads/d3c88a0b49769136281ce0911251a1d8.pdf)

展示名 『生誕100周年記念 小平邦彦-代数幾何学の巨人-』

会 期  平成27年10月15日(木)~30日(金)    (日曜、10月16日、17日は休館)

時 間  9:30~17:30

会 場  学習院大学史料館(北別館)内  入場無料

主 催  学習院大学史料館   / 協 力 一般社団法人日本数学会、甲府市立図書館

第23回理学部同窓会ゴルフ会のご報告

日時:平成27年9月25日(金)

会場:富士平原ゴルフクラブ

第23回理学部同窓会親睦ゴルフ会を4組15名の参加で開催いたしました。前日からの雨はスタート時間になっても弱まらず、どうしたものかとレストランに集り相談しました。コンペは中止として、有志だけの番外でやろうかとの提案があり、参加希望を聞いたところなんと全員の手が上がり、一転、予定通りコンペ実施の運びとなりました。

意を決してスタートした後は、いつものナイスショットの歓声が高原に響きわたり、雨中でのプレーを楽しみました。

プレー終了後は、大きなお風呂でゆっくり汗を流し、恒例のパーティを行いました。競技は各自の持ハンデによるストロークプレーで行い、優勝:矢川暢芳(昭36物)さん、準優勝:小林雅史(昭68経営)さん、第3位:酒井佐芳(昭34物)さん、がそれぞれ獲得され、優勝カップ、優勝トロフィー、会員寄贈のワインや焼酎、名産品などの副賞が星野洋一(昭30化)会長より入賞者に渡されました。なお、優勝カップは今回、小坂登(昭32化)さんより寄贈頂いたものであり、その感謝を含め表彰式は大きな拍手で盛り上がりました。

ゴルフ会は、会員相互の親睦を目的に毎年2回開催しております。多くの皆様にご参加頂きたくご案内申し上げます。同期会や研究室会、あるいは友人同志のグループでの参加も歓迎いたします。

次回第24回大会は、平成28年5月13日(金)、同じ富士平原ゴルフクラブで開催の予定です。コースへは、車や高速バス利用のほか、新宿発6時45分の小田急ロマンスカーあさぎり1号を利用しても快適に行くことができます。又、コースでは前泊プランなどの用意もあります。

開催情報(メール)をご希望の方は、ゴルフ会常任幹事の酒井佐芳(昭34物)さん(nbb01417@nifty.com)または、理学部同窓会事務局(rigakubu@gakushuin-ouyukai.jp)までご連絡下さい。

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第83回技術交流会のご報告

■ 開催日時:20159月12日(土)14:45~17:15

■ 開催場所:中央教育研究棟 3階 302教室

講演1:「カラビ・ヤウ多様体の不思議な対称性」   14:45~15:55(質疑応答10分を含む)

講 師:学習院大学理学部数学科教授 細野 忍 先生

講演要旨(予稿より):量子力学の定式化の1つにファインマンによる経路積分の方法がありますが,この方法を1次元の拡がりを持った”ひも”に当てはめて考える理論が弦理論です。
一方で,複素・代数幾何学において楕円曲線やK3曲面を高次元で考えるカラビ・ ヤウ多様体があります。弦理論の定式化を考えると、もともと関係の無い両者が深く結びつき、理論物理学と純粋数学の接点が現れます。特に1990年代初頭 に弦理論の研究から発見された「ミラー対称性」という不思議な対称性をきっかけに、それまで純粋数学の研究対象であったカラビ・ヤウ多様体の研究が、理論物理学からの動機を受けて大きく発展しています。弦理論とカラビ・ヤウ多様体の幾何学を紹介し,接点に現れる不思議なミラー対称性についてお話します。

 講師略歴::1985 年 名古屋大学理学部卒業
1989年 名古屋大学大学院理学研究科博士課程修了
1989年 日本学術振興会特別研究員・素粒子奨学生
1992年 富山大学理学部助教授
(1992年9月〜1993年8月ハーバード大学ポスドク (S.-T.Yau教授)
1998年 東京大学大学院数理科学研究科助教授
2007年   同上 准教授
2015年 学習院大学理学部教授

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講演2:「ダイナミックな複雑性とフィードバック思考」           16:05~17:15(質疑応答10分を含む)

講師:学習院大学 経済学部 経営学科 教授 田中 伸英 先生 (1971年物理学科卒)

講演要旨(予稿より)現代社会の問題は我々が作り出したシステムにより生じている。複雑さを増したシステムは予期せぬ結果を、もたらし時として生命を脅かす。ビッグデータの活用で利用可能な情報は増加し、多くの意思決定を助けることが期待された。しかし問題を細分化して個々の変数の変化と連鎖だけを追いかけても、システムの動きは理解できない。ダイナミックな複雑性を理解するためには時間軸に沿って、フィードバックループの影響をとらえる必要がある。MITで開発されたシステムダイナミックスは、ダイナミックな複雑性を分析する考え方であり道具である。主に社会科学の分野で使われているこの手法を歴史、事例、現況をふまえて紹介する。

講師紹介:1971年 学習院大学理学部物理学科卒業
1977年 同大学自然科学研究科博士課程単位取得退学
1982年 学習院大学理学博士取得、 学習院大学計算機センター助手をへて
1989年 学習院大学経済学部経営学科助教授
現在 経済学部経営学科教授

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懇親会:17:30~19:30

  場 所:シェフズベーカリー(CHEF’S BAKERY) トラッド目白(旧コマース跡)1階

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技術交流会は学習院関係者なら、どなたでもご参加いただけます。「登録希望」と明記し下記宛にメールを頂くとアドレスを登録し、開催(講演会・見学会)の都度、ご案内メールを差し上げます。

              学習院大学理学部同窓会技術交流会

メールアドレス:《rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp

 委員長  葛城 茂敬

事務局長  鈴木 明

第83回技術交流会のご案内

2015年7月

理学部同窓会長  服部 充雄

下記により第83回技術交流会を開催いたします。

皆様どうぞお誘いあわせの上、ご来場いただきたくご案内申し上げます。

■ 開催日時:20159月12日(土)14:45~17:15

■ 開催場所:中央教育研究棟 3階 302教室

■ 参加費:無 料(学習院関係者なら、どなたでもご参加いただけます)

■ 参加申し込み:お名前、連絡先を明記の上、「第83回技術交流会申し込み」と記載し、電子メールまたはFAXをお送りください。

 メール:rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp 、 FAX:03-3988-3853(桜友会事務局)

■ 講 演:

講演1:「カラビ・ヤウ多様体の不思議な対称性」   14:45~15:55(質疑応答10分を含む)

講 師:学習院大学理学部数学科教授 細野 忍 先生細野先生

講演要旨:量子力学の定式化の1つにファインマンによる経路積分の方法がありますが,この方法を1次元の拡がりを持った”ひも”に当てはめて考える理論が弦理論です。

一方で,複素・代数幾何学において楕円曲線やK3曲面を高次元で考えるカラビ・ ヤウ多様体があります。弦理論の定式化を考えると、もともと関係の無い両者が深く結びつき、理論物理学と純粋数学の接点が現れます。特に1990年代初頭 に弦理論の研究から発見された「ミラー対称性」という不思議な対称性をきっかけに、それまで純粋数学の研究対象であったカラビ・ヤウ多様体の研究が、理論物理学からの動機を受けて大きく発展しています。弦理論とカラビ・ヤウ多様体の幾何学を紹介し,接点に現れる不思議なミラー対称性についてお話します。

講師略歴::1985 年 名古屋大学理学部卒業

1989年 名古屋大学大学院理学研究科博士課程修了

1989年 日本学術振興会特別研究員・素粒子奨学生

1992年 富山大学理学部助教授

(1992年9月〜1993年8月ハーバード大学ポスドク (S.-T.Yau教授)
1998年 東京大学大学院数理科学研究科助教授
2007年   同上 准教授
2015年 学習院大学理学部教授

 

講演2:「ダイナミックな複雑性とフィードバック思考」           16:05~17:15(質疑応答10分を含む)

講師:学習院大学 経済学部 経営学科 教授 田中 伸英 先生 (1971年物理学科卒)田中先生

講演要旨:現代社会の問題は我々が作り出したシステムにより生じている。複雑さを増したシステムは予期せぬ結果を、もたらし時として生命を脅かす。ビッグデータの活用で利用可能な情報は増加し、多くの意思決定を助けることが期待された。しかし問題を細分化して個々の変数の変化と連鎖だけを追いかけても、システムの動きは理解できない。ダイナミックな複雑性を理解するためには時間軸に沿って、フィードバックループの影響をとらえる必要がある。MITで開発されたシステムダイナミックスは、ダイナミックな複雑性を分析する考え方であり道具である。主に社会科学の分野で使われているこの手法を歴史、事例、現況をふまえて紹介する。

講師紹介:1971年 学習院大学理学部物理学科卒業

1977年 同大学自然科学研究科博士課程単位取得退学

1982年 学習院大学理学博士取得、 学習院大学計算機センター助手をへて

1989年 学習院大学経済学部経営学科助教授

現在 経済学部経営学科教授

 

懇親会:17:30~19:30

  場 所:シェフズベーカリー(CHEF’S BAKERY) トラッド目白(旧コマース跡)1階 TEL (℡  03-5985-2145)

  懇親会費:4,000円(学生:1,000円)

 

講演会のみ、あるいは懇親会のみのご参加も大歓迎です。

以  上

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技術交流会は学習院関係者なら、どなたでもご参加いただけます。「登録希望」と明記し下記宛にメールを頂くとアドレスを登録し、開催(講演会・見学会)の都度、ご案内メールを差し上げます。

              学習院大学理学部同窓会技術交流会

メールアドレス:《rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp

 委員長  葛城 茂敬

事務局長  鈴木 明

 

学習院大学理学部同窓会設立60周年記念平成27年度総会・講演会・懇親会のご報告

日 時平成27年6月27日(土)

場 所 : 中央研究棟302番教室

 平成27年6月27日、理学部同窓会の平成27年度定時総会および講演会、懇親会が開催されました。

本年度は理学部同窓会設立60周年の記念総会であり、会長より同窓会の沿革概要と諸先輩への謝辞、および今後の更なる発展を目指し会員への協力依頼の挨拶がありました。また開会前の待時間には、これまでの同窓会行事のスライドが投影され、懐かしい写真に楽しい思い出がよみがえってきました。

総会

● 会議は四方のぞみ氏(昭54数)の総合司会により、理学部同窓会幹事会、定時総会の順で進められました。

 幹事会は鈴木征(昭43化)氏を議長に選出し、常任幹事の選任、総会提出議案及び決算・予算の審議を行い、これらを承認致しました。

 総会は服部充雄(昭42化)同窓会長の議長で議事が進められ、会長挨拶ののち、2014年度事業報告及び2015年度事業計画、2014年度決算報告及び監査報告、2015年度予算案、その他、の議案を審議致しました。

事業報告・事業計画は服部同窓会長より事業概要、活動組織、委員会活動概要説明があり、具体例として就職支援委員会の佐野義規(昭47数)委員長より活動及び計画報告がありました。また四方のぞみ(昭54化)会計幹事より決算・予算説明、小野潤彌(昭34化)監事より監査報告が行われました。総会ではこれらの議案をすべて満場一致で承認致しました。

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講演会

●引き続き、下記2件の記念講演が行われました。

講演1.

講演テーマ:細胞はどのようにして分裂するのか:セミインタクト研究系の開発」

講  師  :学習院大学理学部生命化学科 馬渕 一誠 教授

講演要旨(予稿より):細胞分裂は生物の増殖・成長にとって必須である。動物細胞が分裂する際には分裂位置に『収縮環』と呼ばれるタンパク質構造が形成される。この構造は主にアクチン繊維とミオシンから成り、これらの相互作用によって収縮する。分裂位置がどのように決定され、そこに収縮環がどのような経路で形成され、そしてどのようにして収縮するかという問題は、現在のこの分野の中心的研究課題である。これらの問題を解決するため私達は最近、分裂酵母から「収縮できる収縮環」を含む細胞ゴーストを単離し、初めてin vitroで収縮環の収縮を研究できる系を構築した。また一方、細胞膜を模した人工脂質膜の中に細胞から調製した細胞質を封入し、その中でのアクチンの動態とこの「人工細胞」に起こる運動を追跡している。最終的にはこのような「人工細胞」が生きた細胞と同じように分裂することを実現したい。

講師略歴 :東京大学理学部生物化学科卒業。

同大学院修了(理学博士)。

ペンシルバニア大学・スタンフォード大学研究員、

東京大学大学院総合文化研究科教授

(岡崎国立共同研究機構基礎生物学研究所教授併任)などを経て、

2007年より本学理学部教授。

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講演2.

講演テーマ:「バイオベンチャー起業の面白さ、難しさ  –サイエンスと社会を結ぶ仕事–」

講  師  :シンバイオ製薬株式会社 代表取締役&CEO 吉田 文紀 氏 (1971化学科卒

講演要旨(予稿より):今年の4月、日本版NIHといわれる「日本医療研究開発機構」が設立され国を挙げて医療のイノベーションに取り組むことになった。

1953年にワトソンとクリックによるDNAの二重らせん構造の発見、2003年のヒトゲノムの完全解読などのサイエンスの研究成果が疾患解明につながり多くの新薬が開発された。しかし新薬の開発の成功確率は研究所発で2万分の一といわるように極めて小さい。まだどうなるか分からない研究成果をもとに新薬の開発を担うバイオベンチャーはハイリスク・ハイリターンの事業といわれる。小さな可能性をいかに現実のものにできるか、イノベーションの担い手としてのバイオベンチャーの役割についてお話をしたい。

講師略歴 : 1971年学習院大学理学部化学科卒業。

1973年6月マセチューゼッツ工科大学大学院修士課程終了

1975年6月ハーバード大学大学院修士課程修了

1975年9月三菱商事㈱入社

1977年4月エイ・エッチ・エス・ジャパン株式会社入社 理化学機器部・営業部長

1980年1月日本バイオラッドラボラトリーズ株式会社創業 代表取締役社長

1991年7月日本シンテックス株式会社入社 代表取締役社長

1993年5月アムジェン株式会社創業 代表取締役社長、AMGEN米国本社副社長

2005年3月シンバイオ製薬株式会社創業 代表取締役社長兼CEO

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 懇親会

●  引き続き、会場をホテル メッツ内 「フィオレンティーナ」に移し、懇親会が行なわれました。

総会、講演会、懇親会には、井上大学長、東園桜友会長、各学校学部同窓会長、理学部恩師 など多くの来賓のご出席を頂き、ご挨拶ご祝辞を頂戴致し、楽しい歓談のひと時を過ごしました。

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桜友会月例会・7月の講師は亀井常彰氏(昭36物)です

学習院桜友会では、毎月第2木曜日に霞会館で桜友会月例会を開催しております。

7月の講師は亀井常彰氏(昭36物)です。今回は理学部同窓会テーブルを設けます。

お誘いあわせの上、ご参加いただきたくご案内申し上げます。

■ 第244回月例会

 ・講師:亀井常彰氏(昭和36物)

         ジャズピアノ演奏家・多目的ホール経営・元(株)日立製作所

 ・演題:「なんちゃってジャズ・ピアノ」

   1.はじめに—-”ジャズとの出会い、ジャズの愉しみ

    2.ジャズの約束事(“ジャズの掟”5原則

   3.「ジャズは絶滅危惧種か」、種々の音楽分野に息づくジャズの心・技法

■日 時  平成27年7月9日(木) 18:00~20:00

■場 所  霞会館(千代田区霞が関3-2-5霞ヶ関ビル34階)

■会 費  男性 4,000円 女性 3,500円 (当日、会場でお支払下さい)

     食事、飲み物(ビール、ウィスキー水割り、ソフトドリンク等)付

      (バイキング形式の食事後、講演会となります)

■主 催  学習院桜友会

■参加申し込み方法 ①下記桜友会事務局にご連絡願います。(名札を用意します)

                   桜友会事務局  Tel: 03-3988-3288   Fax: 03-3988-3853

              ②当日、会場での受け付も可能です。

・第244回月例会の詳細(講演概要、亀井氏略歴)はこちら

・桜友会HP「月例会のお知らせ」:http://www.gakushuin-ouyukai.jp/wp/?p=7081

・桜友会HP「月例会アーカイブ」:http://www.gakushuin-ouyukai.jp/wp/?cat=47

学習院大学理学部同窓会設立60周年記念2015年度総会・講演会・懇親会のご案内

学習院大学理学部同窓会会長 服部 充雄

服部会長 2

下記により、学習院大学理学部同窓会設立60周年記念2015年度総会及び講演会(第82回技術交流会)、懇親会を開催いたします。

理学部同窓会員のみなさまには、皆様を繋ぐ同窓会活動をより効果的に進めるために、どうぞ総会にご出席いただき、忌憚のないご意見をお聞かせ頂きたくお願い申しあげます。

また講演会、懇親会には理学部出身者に限らず学習院関係者ならどなたでもご参加いただけます。多くのみなさまにおいで頂きたく案内申し上げます。

日 時平成27年6月27日(土)

場 所 : 中央研究棟302番教室(例年と違う会場です。ご注意願います)

幹 事 会  :14:00~ 14:15

定時総会  :14:15~ 14:45

1号議案 2014年度事業報告及び2015年度事業計画

2号議案 2014年度決算報告及び監査報告

3号議案 2015年度予算案

4号議案 その他

講 演 会  :15:00~ 17:10

総会・講演会参加費:無料

講演1.

講演テーマ:細胞はどのようにして分裂するのか:セミインタクト研究系の開発」

講  師  :学習院大学理学部生命化学科 馬渕 一誠 教授馬渕先生 2

講演要旨:細胞分裂は生物の増殖・成長にとって必須である。動物細胞が分裂する際には分裂位置に『収縮環』と呼ばれるタンパク質構造が形成される。この構造は主にアクチン繊維とミオシンから成り、これらの相互作用によって収縮する。分裂位置がどのように決定され、そこに収縮環がどのような経路で形成され、そしてどのようにして収縮するかという問題は、現在のこの分野の中心的研究課題である。これらの問題を解決するため私達は最近、分裂酵母から「収縮できる収縮環」を含む細胞ゴーストを単離し、初めてin vitroで収縮環の収縮を研究できる系を構築した。また一方、細胞膜を模した人工脂質膜の中に細胞から調製した細胞質を封入し、その中でのアクチンの動態とこの「人工細胞」に起こる運動を追跡している。最終的にはこのような「人工細胞」が生きた細胞と同じように分裂することを実現したい。

講師略歴 :東京大学理学部生物化学科卒業。

同大学院修了(理学博士)。

ペンシルバニア大学・スタンフォード大学研究員、

東京大学大学院総合文化研究科教授

(岡崎国立共同研究機構基礎生物学研究所教授併任)などを経て、

2007年より本学理学部教授。

講演2.

講演テーマ:「バイオベンチャー起業の面白さ、難しさ  –サイエンスと社会を結ぶ仕事–」

講  師  :シンバイオ製薬株式会社 代表取締役&CEO 吉田 文紀 氏 (1971化学科卒)吉田氏(431x430)

講演要旨:今年の4月、日本版NIHといわれる「日本医療研究開発機構」が設立され国を挙げて医療のイノベーションに取り組むことになった。

1953年にワトソンとクリックによるDNAの二重らせん構造の発見、2003年のヒトゲノムの完全解読などのサイエンスの研究成果が疾患解明につながり多くの新薬が開発された。しかし新薬の開発の成功確率は研究所発で2万分の一といわるように極めて小さい。まだどうなるか分からない研究成果をもとに新薬の開発を担うバイオベンチャーはハイリスク・ハイリターンの事業といわれる。小さな可能性をいかに現実のものにできるか、イノベーションの担い手としてのバイオベンチャーの役割についてお話をしたい。

講師略歴 : 1971年学習院大学理学部化学科卒業。

1973年6月マセチューゼッツ工科大学大学院修士課程終了

1975年6月ハーバード大学大学院修士課程修了

1975年9月三菱商事㈱入社

1977年4月エイ・エッチ・エス・ジャパン株式会社入社 理化学機器部・営業部長

1980年1月日本バイオラッドラボラトリーズ株式会社創業 代表取締役社長

1991年7月日本シンテックス株式会社入社 代表取締役社長

1993年5月アムジェン株式会社創業 代表取締役社長、AMGEN米国本社副社長

2005年3月シンバイオ製薬株式会社創業 代表取締役社長兼CEO

 

懇親会:17:30~ 19:30

会 場 :ホテル メッツ内  「フィオレンティーナ」(目白駅横:℡ 03-5985-0014)

会 費 :6,000円 (学生:1,000円 )(当日申し受けます。)

 

講演会のみ、あるいは懇親会のみのご参加も大歓迎いたします。

出欠を桜友会報第106号(2015年5月発行)綴じ込みの葉書(FAX可)、または下記理学部同窓会あてE-メールで、6月13日(土)までにお知らせ願います。

お問い合わせ: 理学部同窓会、E-mailrigakubu@gakusyuin-ouyukai.jp

(昨年度総会のご報告はこちら)

第22回理学部同窓会ゴルフ会のご報告

日時:平成27年5月29日(金)

会場:富士平原ゴルフクラブ

第22回理学部同窓会親睦ゴルフ会を3組11名の参加で開催いたしました。今回は不都合の方が多く、いつもの5、6組からは少なくなってしまいましたが初参加の方も2名お見えになり楽しい交歓の一日を過ごしました。

スタート前に星野洋一(昭30化)会長、当番幹事・藤田泰宏(昭29化)さんより挨拶、ルール説明があり、記念撮影を行いました。

プレーは箱根・丹沢コースを使用、心配された天候も短時間の霧雨で済み、むしろ炎天よりはよかったとの感想もありました。

プレー終了後は、姿を現した富士山を見ながらお風呂でゆっくり汗を流し、恒例のパーティを行いました。競技は各自の持ハンデによるストロークプレーで行い、優勝:星野洋一(昭30化)さん、準優勝:酒井佐芳(昭34物)さん、第3位:佐々木瑩(昭36物)さんがそれぞれ獲得され、優勝トロフィー、会員より寄贈されたワインや焼酎、名産品などの副賞が星野会長より入賞者に渡されました。

ゴルフ会は、会員相互の親睦を目的に毎年2回開催しております。多くの皆様にご参加頂きたくご案内申し上げます。同期会や研究室会、あるいは友人同志のグループでの参加も歓迎いたします。

次回第23回大会は、平成27年9月25日(金)、同じ富士平原ゴルフクラブで開催の予定です。コースへは、車や高速バス利用のほか、新宿発6時45分の小田急ロマンスカーあさぎり1号を利用しても快適に行くことができます。又、コースでは前泊プランなどの用意もあります。

開催情報(メール)をご希望の方は、ゴルフ会常任幹事の酒井佐芳(昭34物)さん(nbb01417@nifty.com)または、理学部同窓会事務局(rigakubu@gakushuin-ouyukai.jp)までご連絡下さい。

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学習院大学理学部同窓会活動基金支援のお願い

2015年5月

学習院大学理学部同窓会会員各位

学習院大学理学部同窓会会長 服部充雄

木々の緑が青々と目に眩しい季節となりました。

理学部同窓会会員の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。

理学部同窓会は、今年度創設60周年を迎える運びとなりました。月日の経過の速いことに驚きを感じます。この節目の年を迎えられるのも、ひとえに会員の皆様が同窓会活動をいつもご理解くださり、ご支援頂いたからこそと、厚く御礼申し上げます。

 現在、同窓会では従来の活動に加え、以下のように活発な活動をしております。

・機関誌『想』を年2回発行(桜友会報に同梱)

・先生・同窓会員の講演を中心とする技術交流会の定期的開催(5回/年)

・教職員と一体化し、理学部独自の手法を取り入れた就職支援活動

・総合的に優秀な理学部卒業生を卒業式で表彰(『理学部同窓会賞』)

・毎年4月の「オール学習院の集い」にて『理学部同窓会の部屋』を設置し、会員相互の交流の場を提供

・理学部同窓会ホームページの充実(各種活動のご案内/開催報告など)

これらの活動は皆様の支持を得ていると考えますが、継続しまた新たな発展を得るためには少なくとも年間30万円の活動資金が必須となります。

今後の理学部同窓会発展の為にも、また将来多大な可能性を秘めた後輩達の為にも、是非同窓会活動基金支援にご協力いただきたく、お願い申し上げます。

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         学習院大学理学部同窓会活動基金

         一口:3,000円   (できれば複数口お願い致します)

    振込先:① 三菱東京UFJ銀行八王子中央支店

                  普通 2383902  学習院大学理学部同窓会

② ゆうちょ銀行 019店

                  当座 0088343  学習院大学理学部同窓会

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* お振込の際には,卒年学科お名前を必ず明記してください。

■お詫び

理学部同窓会員の皆様には、桜友会報No.106(2015.5.1発行)に、本基金ご協力のお願いを同梱させていただきました。その文面に『同封の振込用紙をご利用いただけます』とありますが本事務局の手違いにより一部の方に振込用紙が同封されずに発送されてしまいました。お詫びいたしますとともに、振込用紙が同封されていない方は、恐れ入りますが文面記載の振込先(上記に同じ)にお振込を頂きたくお願い申し上げます。(学習院大学理学部同窓会事務局)

木下是雄先生一周忌記念講演会「物理・山・ことば」を考える  のご案内

木下是雄先生の一周忌にあたり下記の記念講演会が開催されます。同窓会員の皆様には、先生を偲ぶとともに先生のお考えを再認識する機会として、ぜひご参加くださいますようご案内申し上げます。

木下是雄先生一周忌記念講演会 「物理・山・ことば」を考える

日 時:2015年5月9日(土)午後2時~4時

会 場:学習院大学 西5号館 B1教室

後援者とテ-マ

   ・ 木下是雄先生のご紹介      学習院大学理学部教授 荒川 一郎

   ・ ロゲルギストと明日の科学    学習院大学理学部教授 田崎 晴明

   ・ ペルケオを囲む人々とスキーの話   東京大学名誉教授 中村 純二

   ・ 「理科系の作文技術」の誕生」    元中公新書編集長 佐々木久夫

   ・確かな文章表現力の育成    国立国語研究所元所長 甲斐 睦朗

主 催 学習院大学理学部

連絡先 木下是雄先生記念会実行委員会

      学習院大学理学部荒川研究室

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本講演会のポスターは、下記学習院大学ホーム―ページをご覧ください

http://www.gakushuin.ac.jp/ad/kikaku/pdf/20150407_sci_flyer.pdf

オール学習院の集い「研究室見学ツアー」のご報告

下記オール学習院の集い「理学部同窓会の部屋」の特別行事として、理学部研究室見学ツアーを開催いたしました。

 

第29回オール学習院の集い「理学部同窓会の部屋」

—-理学部同窓会設立60周年記念行事—–

■  研究室見学ツアー

日 時:平成27年4月12日(日)12:30~14:00

見学先

・化学科 持田研究室(南7号館)

・生命科学科 馬渕研究室(南7号館、南6号館)

工作工場(南7号館)

・物理学科 高橋研究室(南4号館)

休日にも関わらず、それぞれの先生に直接ご案内いただきました。

各分野の最先端の研究と、教育の現状を丁寧にご説明いただき、見学者一同は大満足でした。

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第29回オール学習院の集い「理学部同窓会の部屋」のご報告

当日は朝、山手線不通などのアクシデントがありましたが晴天に恵まれ、目白キャンパスは1万人以上の来場者でにぎわいました。

今年も「理学部同窓会の部屋」を設けましたが、同窓生をはじめ多くの桜友会員のみなさまに多数お立ち寄り頂きました。

第29回オール学習院の集い「理学部同窓会の部屋」2015同窓会の部屋案内 (465x640)

—-理学部同窓会設立60周年記念行事—–

日 時:平成27年4月12日(日)11:00~14:30

会 場:西2号館4階 405号室

展示と催し

■  理学部同窓会の歴史と活動紹介

・理学部同窓会の歴史と歴代会長をパネルで紹介いたしました。

・過去10年あまりの理学部行事の写真を終日、スライドショーで映写しました。「懐かしい!」「若い!」など歓声が上がっていました。

・一年間の委員会他の活動をパネルで紹介致しました。

(第2回理学部同窓会賞授賞式、技術交流会、就職支援活動、理学部同窓会誌「想」、理学部同窓会親睦ゴルフ会)

■  特別展示「科学現象の不思議」

・科学写真家として活躍中の伊知地国夫氏(昭50物)の科学写真を展示。科学の不思議に見入りました。

■  談話コーナー

・テーブル、椅子、飲み物を用意し、皆様に自由にお使いいただきました。歓談に終日賑わっていました。

今年も、久邇朝宏(昭42物)さんに特製ちらし寿司をたくさん差し入れて頂き、ごちそうになりました。

・お土産コーナー(蘭の苗、夏みかんのママレード)

毎年お世話になっている人気コーナーです。葛城茂敬(昭34化)さん、林なおみ(昭42数)さん、有難うございました。

■  研究室見学ツアー

・持田研、馬渕研、工作工場、高橋研を見学させていただきました。見学ツアーのご報告はこちら

開催に当たり、今年も事前の準備や当日の設営、運営、後片付けに多くの方々のご協力をいただきました。

どうもありがとうございました。

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オール学習院の集い「理学部同窓会の部屋」へどうぞ

—-理学部同窓会設立60周年記念行事—–

恒例のオール学習院の集いに、今年も「理学部同窓会の部屋」を設けます。多くの皆様にお立ち寄り頂きたくご案内申し上げます。

 150405チラシ (453x640)  2015同窓会の部屋案内 (465x640)

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なお、理学部関係ではほかにも次の集まりもあります。どうぞご参加ください。

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第2回理学部同窓会賞表彰式のご報告

3月20日、第2回理学部同窓会賞の表彰式が行われました。

昨年度から始まったこの表彰は、同窓会として現役学生を応援するとともに、若い世代に会の活動を知ってもらい、何年か後に、ふと母校や後輩の為に何かできないかと理学部同窓会を思い出して欲しい、との願いが込められております。

今年度の受賞者は、伊藤竜朗さん(物理学科)、守屋有香さん(化学科)、井上瑛さん(数学科)、比留間翔太さん(生命科学科)の4名でした。それぞれ教授会から推薦された成績優秀で人物も高く評価された学生です。当日は学習院大学卒業式の後、各学科別の卒業証書授与式会場で、同窓会長、副会長から表彰状、記念品、金一封が授与されました。

第2回同窓会賞

 

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第81回技術交流会のご報告

■ 開催日時:2015314日(土)14:45~17:15

■ 開催場所:南7号館101教室

講演1:「有機合成化学.革新的ものづくり手法の開拓を目指して          14:45~15:55(質疑応答10分を含む)

講 師:学習院大学理学部化学科教授 草間 博之 先生

講演要旨(予稿より)有機化合物は地上に存在する物質の大部分を占めており、これらと直接関わり合いを持つ有機化学は様々な研究分野の基盤を支える極めて重要な分野である。特に有機合成化学は、役に立つ多種多様な有機化合物を実際に合成し、社会に提供できる点で、最も創造的であるとも言える。本セミナーでは、有機合成化学分野の一端をお伝えすべく、現代の合成化学研究に課せられた課題、最近の研究トピックスを概観すると共に、有機化合物を効率よく合成するための革新的な合成反応の開発と、これを基盤とした生理活性物質の効率的合成法の開発に関する我々の研究成果について紹介したい。

講師略歴:講師紹介:1989年 東京大学理学部化学科卒業

1991年 東京大学大学院理学系研究科修士課程修了

1992年 東京大学大学院理学系研究科博士課程中退

1992年 東京大学理学部助手

1995年 東京工業大学理学部助手

2000年 東京工業大学大学院理工学研究科助教授

2007年 同准教授(職名変更)

2014年 学習院大学理学部化学科教授

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講演2:「コンストラクションケミカル―我が建設業界奮闘記―」       16:05~17:15(質疑応答10分を含む)

講師:(株)ダイフレックス エグゼクテイブ・コンサルタント/東京地方裁判所民事調停委員 土田 恭義氏(昭和 49年化学科卒)

講演要旨(予稿より)昭和 49年4月、総合建設会社のフジタ工業株式会社[現(株)フジタ]に入社。当時建設業界では珍しい化学系研究員として研究開発業務に従事。建設に使われる防水材、シーリング材、塗料、床材をはじめとする様々な化学品の性能評価ならびに新規技術開発に携わった苦労話など具体的事例をもとに解説する。また、ホテルニュージャパン火災や阪神淡路大震災発生直後の現地調査に直接関わった実体験ならではの生々しいエピソードなども紹介する。加えて昨今注目されている建築を取り巻く諸情報を、裏話を交えてわかりやすく解説する。さらには、現在東京地方裁判所において建築技術を専門とする民事調停委員として調停案件の円満解決に取り組む現状を、司法の立場から話題提供する。

講師紹介:1974年学習院大学理学部化学科卒

 1974年(株)フジタに入社し37年在籍(研究員・主任研究員を経て研究部長・研究統括部長)/日本建築学会防水工事運営委員会委員長/国土交通省建築工事監理指針改定委員/厚生労働省中央技能検定委員/JIS改正原案作成委員

著書:建築材料ハンドブック(共著)、建築学用語辞典(共著)他

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懇親会:17:30~19:30

  場 所:トラッド目白1階  シェフズベーカリー(CHEF’S BAKERY)

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以  上

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技術交流会は学習院関係者なら、どなたでもご参加いただけます。「登録希望」と明記し下記宛にメールを頂くとアドレスを登録し、開催(講演会・見学会)の都度、ご案内メールを差し上げます。

              学習院大学理学部同窓会技術交流会

メールアドレス:《rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp

 委員長  葛城 茂敬

事務局長  鈴木 明

理学部数学科松本幸夫教授『最終講義』 のご案内

理学部事務室より下記『最終講義』のご案内をいただきました。

広く皆様にご参加いただきたく、ご案内いたします。

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松本幸夫先生『最終講義』

松本幸夫先生が、本年3月31日をもってご退職されることとなりました。

先生のこれまでのご功績を讃え、長年のご指導に感謝するとともに、今後ますますのご活躍を祈念いたしまして、「最終講義」について、ご案内いたします。

つきましては、松本幸夫先生の研究室、ならびに 数学科卒業生の皆様、学習院大学関係者の方々におかれましては、ぜひご出席下さいますようご案内申し上げます。

『最終講義』

日 時:2015年3月4日(水)16:30~17:30

会 場:学習院大学 南7号館1階 101教室

参加料:無 料

参加申し込み:不 要

演 題『トポロジカルな履歴書』

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・本『最終講義』および『ご退職記念の会』について下記理学部ホームぺージにご案内があります。

http://www.math.gakushuin.ac.jp/~nobuhiro/mat-finlec/

第81回技術交流会のご案内

2015年2月

理学部同窓会長  服部 充雄

下記により第81回技術交流会を開催いたします。

皆様どうぞお誘いあわせの上、ご来場いただきたくご案内申し上げます。

 

■ 開催日時:2015314日(土)14:45~17:15

■ 開催場所:南7号館101教室

■ 参加費:無 料(学習院関係者なら、どなたでもご参加いただけます)

■ 参加申し込み:お名前、連絡先を明記の上、「第81回技術交流会申し込み」と記載し、電子メールまたはFAXをお送りください。

                                       メール:rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp 、 FAX:03-3988-3853(桜友会事務局)

■ 講 演:

講演1:「有機合成化学―革新的ものづくり手法の開拓を目指して―          14:45~15:55(質疑応答10分を含む)

講 師:学習院大学理学部化学科教授 草間 博之 先生

講演要旨:有機化合物は地上に存在する物質の大部分を占めており、これらと直接関わり合いを持つ有機化学は様々な研究分野の基盤を支える極めて重要な分野である。特に有機合成化学は、役に立つ多種多様な有機化合物を実際に合成し、社会に提供できる点で、最も創造的であるとも言える。本セミナーでは、有機合成化学分野の一端をお伝えすべく、現代の合成化学研究に課せられた課題、最近の研究トピックスを概観すると共に、有機化合物を効率よく合成するための革新的な合成反応の開発と、これを基盤とした生理活性物質の効率的合成法の開発に関する我々の研究成果について紹介したい。

講師略歴:1989年 東京大学理学部化学科卒業

1991年 東京大学大学院理学系研究科修士課程修了

1992年 東京大学大学院理学系研究科博士課程中退

1992年 東京大学理学部助手

1995年 東京工業大学理学部助手

2000年 東京工業大学大学院理工学研究科助教授

2007年 同准教授(職名変更)

2014年 学習院大学理学部化学科教授

 

講演2:「コンストラクションケミカル―我が建設業界奮闘記―」       16:05~17:15(質疑応答10分を含む)

講師:(株)ダイフレックス エグゼクテイブ・コンサルタント/東京地方裁判所民事調停委員 土田 恭義氏(昭和 49年化学科卒)

講演要旨:昭和 49年4月、総合建設会社のフジタ工業株式会社[現(株)フジタ]に入社。当時建設業界では珍しい化学系研究員として研究開発業務に従事。建設に使われる防水材、シーリング材、塗料、床材をはじめとする様々な化学品の性能評価ならびに新規技術開発に携わった苦労話など具体的事例をもとに解説する。また、ホテルニュージャパン火災や阪神淡路大震災発生直後の現地調査に直接関わった実体験ならではの生々しいエピソードなども紹介する。加えて昨今注目されている建築を取り巻く諸情報を、裏話を交えてわかりやすく解説する。さらには、現在東京地方裁判所において建築技術を専門とする民事調停委員として調停案件の円満解決に取り組む現状を、司法の立場から話題提供する。

講師紹介:1974年学習院大学理学部化学科卒

 1974年(株)フジタに入社し37年在籍(研究員・主任研究員を経て研究部長・研究統括部長)/日本建築学会防水工事運営委員会委員長/国土交通省建築工事監理指針改定委員/厚生労働省中央技能検定委員/JIS改正原案作成委員

著書:建築材料ハンドブック(共著)、建築学用語辞典(共著)他

 

懇親会:17:30~19:30

  場 所:シェフズベーカリー(CHEF’S BAKERY) トラッド目白(旧コマース跡)1階 TEL (℡  03-5985-2145)

  懇親会費:4,000円(学生:1,000円)

 

講演会のみ、あるいは懇親会のみのご参加も大歓迎です。

以  上

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技術交流会は学習院関係者なら、どなたでもご参加いただけます。「登録希望」と明記し下記宛にメールを頂くとアドレスを登録し、開催(講演会・見学会)の都度、ご案内メールを差し上げます。

              学習院大学理学部同窓会技術交流会

メールアドレス:《rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp

 委員長  葛城 茂敬

事務局長  鈴木 明

平成27年理学部同窓会新年会のご報告

平成27年理学部同窓会新年会を開催いたしました。

日 時:平成27年1月16日(金)18:30~20:30

会 場:横浜中華街「皇朝

当日開催された第80回技術交流会(JAMSTEC横須賀本部 見学会)の懇親会を兼ねて開催し、多くの皆様にご参加いただき、年代や専門分野、出身学部を超えて、楽しい交流のひと時をすごしました。

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第80回技術交流会(JAMSTEC横須賀本部見学会)のご報告

下記により見学会(第80回技術交流会)を開催いたしました。

日時:平成27年1月16日 () 14:00-16:30

見学場所:JAMSTEC (海洋研究開発機構)横須賀本部    http://www.jamstec.go.jp/j/about/access/yokosuka.html

前日の荒天も回復した冬晴れの午後、京浜急行追浜駅に多くの会員とゲストの方に集合いただき、そこからタクシーに分乗してJAMSTEC横須賀本部に向かいました。

講堂でJAMSTECの活動ついてビデオで紹介を頂き、のち広報担当の方のご案内で所内の見学をいたしました。

丁度、深海調査研究船「かいれい」が翌日の出航を前に接岸しており、研究船の外観と、これに積み込むために整備を完了した無人探査船「かいこう7000Ⅱ」を見学することができました。

また、有人潜水調査船「しんかい6500」が定期整備中であり、普段は見られない整備中の機体内部を見学することができました。

そのほか、水深約14,000mに相当の圧力までの深海環境を再現できる高圧実験水槽装置とその試験済サンプルを見学いたしました。

何れも、研究員の方が整備、研究作業中であり、特に「かいこう7000Ⅱ」は担当の研究員の方に、詳しいご説明を頂きました。

本見学会の開催に当たっては、海洋研究開発機構アドバイザー北沢 一宏 氏 ( 昭和38年 物理学科卒 理学博士 )、にお骨折り頂き、また当日はご案内を頂きました。

なお、見学会終了後には横浜中華街のレストランで理学部同窓会の新年会を兼ねて懇親会を開催し、楽しいひとときを過ごしました。

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理学部同窓会新年会のご案内

                    理学部同窓会長 服部 充雄

下記により理学部同窓会の平成27年新年会を開催致します。多くの皆様にご参加頂きたくご案内申し上げます。

なお、本新年会は別掲のJAMSTEC (海洋研究開発機構)横須賀本部見学会(第80回技術交流会)の懇親会と合同で開催致します。

日 時:平成27年1月16日(金)18:30~20:30

会 場:横浜中華街「皇朝(コウチョウ)  http://www.ko-cho.com/site/restaurant.html

横浜市中区山下町138-24  TEL 050-5797-1106     (みなとみらい線 元町中華街駅下車 徒歩5分)

会 費5,000円 (学生 1,000円)

参加申込:1月10日(土)までに下記にご連絡頂きたくお願い申し上げます。学習院関係者ならどなたでもご参加いただけます。

理学部同窓会   rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp

(JAMSTEC横須賀本部見学会にご参加の方は、別掲の見学会に申込頂き、新年会参加の旨併記願います)

JAMSTEC横須賀本部見学会のご案内

 理学部同窓会 技術交流委員長 葛城 茂敬

下記によりJAMSTEC (海洋研究開発機構)横須賀本部見学会(第80回技術交流会)を開催致します。また見学会の後に横浜中華街で、懇親会を兼ねて理学部同窓会新年会を開催致します。皆様お誘い合わせのうえ多数ご参加くださいますようご案内申し上げます。

日時:平成27年1月16日 (金) 14:00-16:30

集合場所・時間: 京浜急行 追浜駅 13:30 時間厳守(タクシー相乗りで移動)

見学場所:JAMSTEC (海洋研究開発機構)横須賀本部     http://www.jamstec.go.jp/j/about/access/yokosuka.html

駐車場が狭いので、車でのご来場はご遠慮ください。

内容:“しんかい6500”の実物大模型(コックピットの中に入れます)をはじめ、船や調査機器の模型、めずらしい深海生物の生きた姿を観察できる水槽などを見学。当日は、実際に潜水艇に乗り込んだ方が特別にご説明くださいます。

特別講演 :講師: 海洋研究開発機構アドバイザー 理学博士  北沢 一宏 氏 ( 昭和38年 物理学科卒 )

懇親会:(理学部同窓会新年会と併会)・・・お誘い合わせの上、奮ってご参加下さい。見学会または新年会のみのご参加も歓迎します

時間:18:30~20:30

場所:横浜中華街「皇朝(コウチョウ)

会費:5,000円(学生 1,000円)

参加申込:12月23日(火)までに下記にご連絡をお願いいたします(新年会参加の有無を併記願います)。学習院関係者ならどなたでもご参加いただけます。

理学部同窓会   rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp

(ご注意)JAMSTEC訪問には事前に来場者名を提出する必要があります。(当日事前連絡なく来場されましても見学会に参加できません。)

第79回技術交流会のご報告

■ 開催日時:20141115日(土)

■ 開催場所:南7号館101教室

講演1:「触媒における金属間協同効果の一端を分子レベルで探る ―ヘテロ二核有機遷移金属錯体の合成、反応および触媒作用―         14:45~15:55(質疑応答10分を含む)

講 師:理学部化学科客員教授 小宮 三四郎 先生

講演要旨(予稿より)貴金属が石油精製や医薬品、高分子、電子材料等を化学的に合成するための触媒として使われていることはよく知られている。これらの化学反応の 機構を分子レベルで解明することは、よりグリーンで効率的な触媒反応を開拓するために非常に重要である。最近のノーベル化学賞をみても分かるように、触媒反応における金属の有用性や役割が次第に分子レベルで明らかになってきている。しかし、高活性触媒には二つ以上の金属を含むものがあり、そこでは触媒機能における金属間協同効果が推測されるが、その機能発現機構は分子レベルではほとんど分かっていないのが現状である。私たちは、触媒における金属開協同効果の一端を分子レベルで解明するための基礎研究として、金属一金属間結合および金属一炭素結合を同時にもつヘテロニ核有機遷移金属錯体を最も単純な活性種モデルと考え、合成単離するとともにその性質や触媒能を検討してきた。本講演では、二つの金属を含むヘテロニ核錯体上で起こるいくつかの特異的化学反応や触媒反応を分子レベルの目で見てきたかのように解説する

講師略歴: 昭和45年3月 東京工業大学理工学部卒業

昭和50年3月 東京工業大学大学院工学研究科博士課程修了

昭和50年5月 米国インディアナ大学博士研究員

昭和52年4月 東京工業大学資源化学研究所 助手

昭和57年7月 東京農工大学工学部 助教授

平成元年4月 東京農工大学工学部教授

平成16年4月 国立大学法人東京農工大学大学院工学研究院教授

平成25年3月 国立大学法人東京農工大学定年退職

平成25年4月より 東京農工大学名誉教授

平成25年4月より 学習院大学理学部客員教授

平成25年8月‐平成26年1月 國立台湾大学客座教授

平成26年1月より 首都大学東京大学院理工学研究科特任教授

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講演2:「秘匿を要する真データセットと統計解析結果が一致する代理データセットの作成      16:05~17:15(質疑応答10分を含む)

講師:松井清氏(昭和 49年数学科卒)

講演要旨(予稿より)小学生全国学カテストなどデータセットは多くは開示できない。その代わり県別平均など単純な集計が提供される。利用者はもっと自由に解析を行いたい。そのためにはデータセットの氏名をカットして開示されることがある。これでは秘匿は完全ではない。データセットの開示は躊躇される。演題名のような代理データセットにより、秘匿の維持とデータの利用というあい反する要求に応えられる。利用者は代理データセットで解析する。秘匿が破られないデータセット、真データセットに近似的に一致するデータセット、キーを渡せば真データセットが得られるデークセットなど。さらにデータの追加に耐えられるなど。平均、分散、共分散、標準偏差、相関係数、偏相関係数、回帰分析、分散分析、ロジスティック回帰分析、棒グラフなどが真データセットと一致する。

講師紹介:産業医科大学(北九州)教員、数学および統計学(専門は代数群)、

東京CRO(株)(文京区)統計解析部長、

シミック(株)(目黒区)第2統計解析部長、

退職後は北九州、広島にて非常勤

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懇親会:17:30~19:30

  場 所:「キャロット」

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技術交流会は学習院関係者なら、どなたでもご参加いただけます。「登録希望」と明記し下記宛にメールを頂くとアドレスを登録し、開催(講演会・見学会)の都度、ご案内メールを差し上げます。

              学習院大学理学部同窓会技術交流委員会

メールアドレス:《rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp

 委員長  葛城 茂敬

 事務局長  鈴木 明

第21回理学部同窓会ゴルフ会のご報告

日時:平成26年10月31日(金)

会場:富士平原ゴルフクラブ

第21回理学部同窓会親睦ゴルフ会を17名の参加で開催いたしました。当日は朝8時過ぎに突然の強雨があり、ゴルフ場ではキャンセルパーティも出ており、当会も如何したものかとの相談もありました。しかし全員の熱意が通じたのか、スタート前に雨はほとんど上がり、いつものように楽しくプレーをすることができました。

スタート前に星野洋一(昭30化)会長、当番幹事・矢川暢芳(昭36物、前回準優勝)さんより挨拶、ルール説明があり、記念撮影を行いました。

プレーは富士・箱根コースを使用、最初は深い霧が立ち込め、目標の見えないホールもありましたが、それらの霧もやがて晴れ、午後には富士の裾野も見えるほどに回復いたしました。

プレー終了後は、お風呂でゆっくり汗を流し、恒例のパーティを行いました。パーティには松岡志郎(昭28化)ゴルフ会名誉会長にもご出席をいただき、表彰式を行いました。

競技は各自の持ハンデによるストロークプレーで行い、優勝:藤田泰宏(昭29化)さん、準優勝:酒井佐芳(昭34物)さん、第3位:真船貴代子(昭53物)さんがそれぞれ獲得され、優勝トロフィー、会員より寄贈されたワインや焼酎、名産品などの副賞が星野会長より入賞者に渡されました。

ゴルフ会は、会員相互の親睦を目的に毎年2回開催しております。多くの皆様にご参加頂きたくご案内申し上げます。同期会や研究室会、あるいは友人同志のグループでの参加も歓迎いたします。

次回第22回大会は、平成27年5月、同じ富士平原ゴルフクラブで開催の予定です。コースへは、車や高速バス利用のほか、新宿発6時45分の小田急ロマンスカーあさぎり1号を利用しても快適に行くことができます。又、コースでは前泊プランなどの用意もあります。

開催情報(メール)をご希望の方は、ゴルフ会幹事の酒井佐芳(昭34物)さん(nbb01417@nifty.com)または、理学部同窓会事務局(rigakubu@gakushuin-ouyukai.jp)までご連絡下さい。

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訃報―元理学部工作工場長 濱野正良氏

元理学部工作工場長 濱野正良氏がお亡くなりになりました。

謹んでお知らせいたしますとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。

■ お通夜:10月18日(土) 18:00~
■ ご葬儀:10月19日(日) 10:00~

場所はいずれも戸田葬斎場
・住所:〒174-0041 東京都板橋区舟渡4-15-1
・電話:03-3966-4241

第79回技術交流会のご案内

2014年10月

理学部同窓会長  服部 充雄

下記により第79回技術交流会を開催いたします。

皆様どうぞお誘いあわせの上、ご来場いただきたくご案内申し上げます。

 

■ 開催日時:20141115日(土)14:45~17:15

■ 開催場所:南7号館101教室

■ 参加費:無 料(学習院関係者なら、どなたでもご参加いただけます)

■ 参加申し込み:お名前、連絡先を明記の上、「第79回技術交流会申し込み」と記載し、電子メールまたはFAXをお送りください。

 メール:rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp 、 FAX:03-3988-3853(桜友会事務局)

■ 講 演:

講演1:「触媒における金属間協同効果の一端を分子レベルで探る ―ヘテロ二核有機遷移金属錯体の合成、反応および触媒作用―     14:45~15:55(質疑応答10分を含む)

講 師:理学部化学科客員教授 小宮 三四郎 先生

講演要旨:貴金属が石油精製や医薬品、高分子、電子材料等を化学的に合成するための触媒として使われていることはよく知られている。これらの化学反応の 機構を分子レベルで解明することは、よりグリーンで効率的な触媒反応を開拓するために非常に重要である。最近のノーベル化学賞をみても分かるように、触媒反応における金属の有用性や役割が次第に分子レベルで明らかになってきている。しかし、高活性触媒には二つ以上の金属を含むものがあり、そこでは触媒機能における金属間協同効果が推測されるが、その機能発現機構は分子レベルではほとんど分かっていないのが現状である。私たちは、触媒における金属開協同効果の一端を分子レベルで解明するための基礎研究として、金属一金属間結合および金属一炭素結合を同時にもつヘテロニ核有機遷移金属錯体を最も単純な活性種モデルと考え、合成単離するとともにその性質や触媒能を検討してきた。本講演では、二つの金属を含むヘテロニ核錯体上で起こるいくつかの特異的化学反応や触媒反応を分子レベルの目で見てきたかのように解説する

講師略歴: 昭和45年3月 東京工業大学理工学部卒業

昭和50年3月 東京工業大学大学院工学研究科博士課程修了

昭和50年5月 米国インディアナ大学博士研究員

昭和52年4月 東京工業大学資源化学研究所 助手

昭和57年7月 東京農工大学工学部 助教授

平成元年4月 東京農工大学工学部教授

平成16年4月 国立大学法人東京農工大学大学院工学研究院教授

平成25年3月 国立大学法人東京農工大学定年退職

平成25年4月より 東京農工大学名誉教授

平成25年4月より 学習院大学理学部客員教授

平成25年8月‐平成26年1月 國立台湾大学客座教授

平成26年1月より 首都大学東京大学院理工学研究科特任教授

講演2:「秘匿を要する真データセットと統計解析結果が一致する代理データセットの作成      16:05~17:15(質疑応答10分を含む)

講師:松井清氏(昭和 49年数学科卒)

講演要旨:小学生全国学カテストなどデータセットは多くは開示できない。その代わり県別平均など単純な集計が提供される。利用者はもっと自由に解析を行いたい。そのためにはデータセットの氏名をカットして開示されることがある。これでは秘匿は完全ではない。データセットの開示は躊躇される。演題名のような代理データセットにより、秘匿の維持とデータの利用というあい反する要求に応えられる。利用者は代理データセットで解析する。秘匿が破られないデータセット、真データセットに近似的に一致するデータセット、キーを渡せば真データセットが得られるデークセットなど。さらにデータの追加に耐えられるなど。平均、分散、共分散、標準偏差、相関係数、偏相関係数、回帰分析、分散分析、ロジスティック回帰分析、棒グラフなどが真データセットと一致する。

講師紹介:産業医科大学(北九州)教員、数学および統計学(専門は代数群)、

東京CRO(株)(文京区)統計解析部長、

シミック(株)(目黒区)第2統計解析部長、

退職後は北九州、広島にて非常勤

 

懇親会:17:30~19:30

  場 所:「キャロット」目白駅から池袋方向へ線路沿い (℡ 03-3565-3668)

  懇親会費:4,000円(学生:1,000円)

 

講演会のみ、あるいは懇親会のみのご参加も大歓迎です。

以  上

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技術交流会は学習院関係者なら、どなたでもご参加いただけます。「登録希望」と明記し下記宛にメールを頂くとアドレスを登録し、開催(講演会・見学会)の都度、ご案内メールを差し上げます。

              学習院大学理学部同窓会技術交流会

メールアドレス:《rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp

 委員長  葛城 茂敬

事務局長  鈴木 明

チェリーパーティー理学部同窓会テーブルへのお誘い

下記により恒例の、学習院桜友会チェリーパーティーが開催されます。

理学部同窓会では、今年もこのパーティーに理学部同窓会テーブルを設けます。

多くの会員、ご家族の皆様にご参加頂きたくご案内申し上げます。

第48回 チャリティーチェリーパーティー    http://www.gakushuin-ouyukai.jp/wp/?p=8424

 ・日 時  平成26年12月14日(日)16:30開場

         オープニングセレモニー17:00~、お食事 17:15~

 ・場 所  ホテルオークラ東京

         本館 平安の間 (代表 03-3582-0111)

 ・会 費   大人17,000円  / 高校生 15,000円/小中学生13,000円  / 幼稚園以下 10,000円(お子様ディナー)

         (ディナー・ビンゴカード1枚・お土産 つき)

 ・主 催  学習院桜友会

理学部同窓会でまとめ、テーブル予約を致します。

お申し込みは下記までお願い致します。

rigakubu@gakushuin-ouyukai.jp  理学部同窓会(事務局 林なおみ)

『伊藤清-確率解析の父-』展示のご案内

学習院大学史料館では、下記により数学資料の展示を行います。理学部の関係者の方々にぜひお越しいただきたいとのご案内を頂きました。どうぞご覧いただきたくご紹介申し上げます。

展示名 『伊藤清-確率解析の父-』

会 期  平成26年10月14日(火)~25日(土)    (日曜、祝日、10月17日、18日は休館)

開場時間 9:30~17:30 (土曜日は12:30まで)

開催場所 学習院大学史料館(北別館)内  入場無料

展示概要

確率論研究の先駆者であり、世界的に有名な数学者である伊藤清先生(1915-2008)の研究の軌跡を、ガウス賞、京都賞、ウルフ賞、文化勲章など、生涯に受賞した数々の輝かしい賞と共にご紹介いたします。

伊藤先生は、京都大学教授ののち、学習院大学理学部数学科教授として教鞭を執るなど、学習院大学ともゆかりが深い先生です。

         主 催 学習院大学史料館   / 協 力 学習院大学理学部数学科          (ポスターはこちら

木越邦彦先生を偲ぶ会のご案内

 

お知らせ午後2時からの講演会場が、中央教育研究棟 302教室に変更になりましたなお午後5時からの椿山荘会場は変更ありません

木谷邦彦先生を偲ぶ会 が下記により開催されます。皆様お誘いあわせの上、ご出席下さいますようご案内申し上げます。

開催日:平成26年9月27日(土)

講 演 会

時 刻: 午後2時~4時

場 所: 学習院大学 中央教育研究棟 302教室既報の南7号館101教室から変更になりました)

内 容: ①江沢 洋(学習院大学名誉教授)「木越先生の熱力学研究(重力下での気体の熱平衡状態)」

     ②小林 誠(ノーベル賞受賞者、仁科財団理事長)「木越先生と仁科財団」

     ③小谷正博(学習院大学名誉教授)「木越先生と過ごした時間」

     ④脇田 宏(東京大学名誉教授)「木越先生からの薫陶」

偲 ぶ 会

時 刻: 午後5時~7時

場 所: ホテル椿山荘1階 ボールルーム2(TEL 03-3943-1111)

会 費: 1万円

※当日は平服でおいでください。お香典、供花等は辞退させていただきます。

(木越先生を偲ぶ会世話人: 長尾和美、脇田 宏、村松康行、福岡孝昭)

ご案内の詳細、参加申し込み(9月10日まで)方法はこちらへ  
(  https://gakushuin-ouyukai-branch.jp/rigakubu/wp-content/uploads/ed0354d00514a936b08bcbb9d8a478b3.pdf  )

 

 

 

 

平成26年度学習院大学理学部同窓会総会・講演会(第78回技術交流会) ・懇親会のご報告

日 時 : 平成26年6月28日(土)

場 所 : 中央研究棟401番教室

 平成26年6月28日、理学部同窓会の第59回定時総会および講演会、懇親会が開催されました。1-00

今総会で新同窓会長に服部充雄(昭42化)氏の就任が決定いたしました。(写真)

総会

● 会議は四方のぞみ氏(昭54化)の総合司会により、理学部同窓会幹事会、定時総会の順で進められました。

 幹事会は服部充雄(昭42化)氏を議長に選出し、常任幹事の選出、総会提出議案及び決算・予算の審議を行い、これらを承認致しました。

 総会は久邇朝宏(昭42物)同窓会長の議長で議事が進められ、会長挨拶ののち、会長の承認、2013年度事業報告及び2014年度事業計画、2013年度決算報告及び監査報告、2014年度予算案、その他、の議案を審議致しました。

1号議案で新同窓会長に服部充雄(昭42化)氏の就任を承認したのち、久邇同窓会長より事業概要、活動組織の説明のほか、葛城茂敬(昭34化)、諸戸清郎(昭46物)、佐野義規(昭47数)、渡邉マリ(昭52数)、の各委員長より担当委員会の活動報告及び計画についての説明が行われました。また四方のぞみ(昭54化)常任幹事より決算・予算説明、小野潤彌(昭34化)監事より監査報告が行われました。総会ではこれらの議案をすべて満場一致で承認致しました。

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講演会

● 恒例の講演会は第78回理学部技術交流会講演会を兼ねて開催され、(独法)海洋研究開発機構アドバイザー 北沢一宏氏に「海からパリへ、そして海に」と題し、ご講演いただきました。

■講演テーマ:海からパリへ、そして海に」

講演概要(予稿より):学習院大学理学部物理学科の卒業研究で「地球磁場強度の経年変化」を選んで以来、正統派物理学とは距離を隔てた道を歩んで来た私の様なハミダシ人間の記録である。

地球表面を構成している火山岩などの岩石は微量であるが磁性鉱物を含んでおり、これらが過去の地球磁場を記録していることが注目を集め始めたのは第二次世界大戦が終わってからであった。 特に竈跡や土器、瓦、レンガなどの人類遺跡(物)を対象にしての研究は数例にしか過ぎなかった。 これらが記憶している過去の地磁気強度の推定は微弱な残留磁気の測定から始まる。目白に在籍中はその様な測定に明け暮れた。  昭和43年に大学院博士課程を終え、東京大学海洋研究所海底物理部門の助手として奉職したのも、大洋底に数kmの厚さで存在する堆積層に含まれる磁性鉱物が過去の地球磁場の様子を記録していることを探求することであった。 仕事は当時では確立されていなかった堆積層を柱状試料として採集することから始まり、以前にも増して微弱な残留磁気の測定であった。 数年掛った研究結果はプレートテクトニクス理論の検証に貢献した。

昭和50年代前半は、国際化の機運が盛り上がり始めた時期であった。 我が国でも科学行政官の育成が叫ばれ始めた。 文部省からの呼び掛けに応じ、昭和51年(1976年)7月にユネスコ本部に派遣される事となった。 当初の担当は自然科学局地球科学部で国際地質対比計画(IGCP)の事務局で各国の研究者による国際研究計画の立案・実施の支援であった。 1976年に発生した唐山地震を契機に国際的に地震予知が脚光を浴びるようになり、同部に自然災害軽減プログラムが作られ推進ティームに移籍された。 地震予知は発足時からの主題であったが、火山噴火、地滑りまでもが対象となり、自然災害予知に止まらず災害被害の軽減対策まで扱う事となった。 プログラムでは科学技術からの観点ばかりでなく災害予知情報に伴う一般社会への影響等の社会科学的な側面の検討にまで及んだ。 1980年に同じ自然科学局の部局である政府間海洋学委員会(IOC)事務局に異動となり、事務局長補佐として主に途上国の海洋学研究の振興・発展のプロジェクトに携わった。 これらの仕事も海洋が主な舞台ではあったが、内容は国連機関を通して如何に発展途上国の前進のために協力出来るか…を模索し、実施する事であった。

90年代に入り我が国に盛り上がった大型海洋研究推進のために原子力船「むつ」の研究船への改装、海洋掘削船(現「ちきゅう」)の建造などが海洋科学技術センター(現・海洋研究開発機構)を中心に計画された。 ユネスコでの約20年の勤務を経て国際関係強化と調整のために同センターの経営企画部に入所の為に帰国したのは1995年1月であった。 原子力船「むつ」を海洋研究船として短期間の内に海洋観測船「みらい」として再出発させる事が出来た事は日本の優れた造船技術の結集であった。 1996年に進水した新生「みらい」はその後、南大洋を一周し単独船による海洋の連続観測を実施したのみで無く数度に亘る北極域での観測を含む太平洋およびインド洋での海洋観測を行い気象変動研究に幾多の貢献をした。 センター保有の有人研究潜水艇「しんかい2000」(退役後の現在は新江ノ島水族館にて展示中)「しんかい6500」などの国際海域での調査・研究航海の実施に関連した国際交渉・調整などに関与する事も多い。 また、航海以外にも観測機器の漂流・漂着に伴う回収作業、相手国との交渉など枚挙の暇も無い程である。

昨今の海洋研究開発機構での国際関係は海洋科学技術センターとは比較が困難な位多岐に亘り複雑化して来ている。 これは国連海洋法条約が1982年に採択され、1994年に発効した事により海洋研究にも一定のルールが適用される事となった事に加え、生物多様性条約に代表される様な地球環境保全のための多くの国際条約が制定されている事に因っている。 このためには国連を始め、政府間海洋学委員会などの国際会議への出席の機会も多くなっている。

講  師  : (独法)海洋研究開発機構アドバイザー 北沢 一宏 氏

講師略歴 

昭和38年3月 学習院大学理学部物理学科 卒業

昭和43年3月 学習院大学大学院自然科学研究科物理学専攻博士課程 修了  理学博士

昭和43年4月 東京大学海洋研究所 海底物理部門 助手

昭和46年10月~昭和48年6月 ダルハウジー大学(カナダ)地球科学部上級研究員(現職出張)

昭和51年7月  ユネスコ科学局地球科学部 専門官

昭和51年7月 国際地質対比計画 (IGCP) 事務局員

昭和54年5月 ユネスコ自然災害軽減計画 主任

昭和55年12月 ユネスコ政府間海洋学委員会 (IOC) 事務局 局長補佐

昭和55年12月 教育研修・相互支援計画 (TEMA) 副主任

(昭和57年12月まで ユネスコ自然災害軽減計画 主任を兼務)

昭和60年3月 海洋非生物資源研究計画 (OSNLR) 主任

平成元年5月  教育研修・相互支援計画 主任(兼務)

平成3年4月~平成6年12月 海洋科学技術センター 国際アドヴァイザー (通信による)

平成7年1月~平成25年3月 海洋研究開発機構経営企画部 特別参事

委 員:

平成12年4月~平成25年3月 IOC海洋法助言専門委員会委員(日本政府推薦)

受 賞

平成16年6月 フランス共和国 国家功労勲章(シュバリエ章) 受章

平成23年7月 政府間海洋学委員会 記念メダル 受賞

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 懇親会

●  引き続き、会場をホテル メッツ 1F 「フィオレンティーナ」に移し、懇親会が行なわれました。

総会、講演会、懇親会には、東園学習院常務理事、井上学習院大学長、谷島理学部長、はじめ各学校学部同窓会、各支部、等々各方面から多くのご来賓のご出席を頂き、ご挨拶ご祝辞を頂戴致しました。

先生方や大先輩の方々にも多くのご参加を頂き、歓談に楽しいひと時を過ごしました。

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学習院大学理学部同窓会平成26年度総会・講演会・懇親会のご案内

学習院大学理学部同窓会会長 久邇 朝宏

下記要領で、平成26年度理学部同窓会総会及び講演会(第78回技術交流会)、懇親会を開催いたします。久邇会長 (113x150)

理学部同窓会員のみなさまには、同窓会活動をより効果的に進めるために、どうぞ総会にご出席いただき、忌憚のないご意見をお聞かせ頂きたくお願い申しあげます。

また講演会、懇親会には理学部出身者に限らず学習院関係者ならどなたでもご参加いただけます。多くのみなさまにおいで頂きたく案内申し上げます。

日 時平成26年6月28日(土)

場 所 : 中央研究棟401番教室(例年と違う会場です。ご注意願います)

幹 事 会  :14:15~ 14:30

定時総会  :14:30~ 15:15

1号議案 2013年度事業報告及び2014年度事業計画

2号議案 2013年度決算報告及び監査報告

3号議案 2014年度予算案

4号議案 会長の承認

5号議案 その他

講 演 会  :15:30~ 17:00

総会・講演会参加費:無料

講演テーマ:海からパリへ、そして海に」

講  師  : (独法)海洋研究開発機構アドバイザー 北沢 一宏 氏北沢一宏氏

講師略歴 

昭和38年3月 学習院大学理学部物理学科 卒業

昭和43年3月 学習院大学大学院自然科学研究科物理学専攻博士課程 修了  理学博士

昭和43年4月 東京大学海洋研究所 海底物理部門 助手

昭和46年10月~昭和48年6月 ダルハウジー大学(カナダ)地球科学部上級研究員(現職出張)

昭和51年7月  ユネスコ科学局地球科学部 専門官

昭和51年7月 国際地質対比計画 (IGCP) 事務局員

昭和54年5月 ユネスコ自然災害軽減計画 主任

昭和55年12月 ユネスコ政府間海洋学委員会 (IOC) 事務局 局長補佐

昭和55年12月 教育研修・相互支援計画 (TEMA) 副主任

(昭和57年12月まで ユネスコ自然災害軽減計画 主任を兼務)

昭和60年3月 海洋非生物資源研究計画 (OSNLR) 主任

平成元年5月  教育研修・相互支援計画 主任(兼務)

平成3年4月~平成6年12月 海洋科学技術センター 国際アドヴァイザー (通信による)

平成7年1月~平成25年3月 海洋研究開発機構経営企画部 特別参事

委 員:平成12年4月~平成25年3月 IOC海洋法助言専門委員会委員(日本政府推薦)

受 賞平成16年6月 フランス共和国 国家功労勲章(シュバリエ章) 受章

平成23年7月 政府間海洋学委員会 記念メダル 受賞

講演要旨:海洋研究者を目指していた私は、ユネスコ本部(パリ)で20年の予想もしなかった時を過ごす事となった。 事務局での業務は千差万別であったが、主眼は発展途上国を如何にして先進諸国に追い着かせるか…であった。 研究能力の育成・発展を図る事が第一に求められた。 再び海洋研究の場に戻ったのは、我が国の海洋研究のグローバル化を推進・支援すべく帰国した時であった。 国連海洋法条約が発効してからは従来の様に研究者が世界の海を自由に航海し、好き勝手に研究・採集活動が出来なくなって仕舞った。 より良い海洋研究をするためには、国際社会(特に途上国)との良き付き会い方を体得する事が重要となる。

 

懇親会:17:30~ 19:30

会 場 :ホテル メッツ 1F 「フィオレンティーナ」(目白駅横:℡ 03-5985-0014)

会 費 : 5,000円 (学生:1,000円 )(当日申し受けます。)

 

講演会のみ、あるいは懇親会のみのご参加も大歓迎いたします。

出欠を桜友会報第104号(2014年5月発行)に同封の葉書、またはE-メール(下記理学部同窓会あて)で、6月14日(土)までにお知らせ願います。

お問い合わせ: 理学部同窓会、E-mailrigakubu@gakushuin-ouyukai.jp

(昨年度総会のご報告はこちら)

 

第20回理学部同窓会ゴルフ会のご報告

日時:平成26年5月9日(金)

会場:富士平原ゴルフクラブ

恒例となったゴルフ会は第20回を迎え、今回は18名が参加し、プレーを楽しみました。天候に恵まれ、つつじが満開の初夏の高原コースを真っ白な富士山が大きく見下ろしていました。

スタート前に星野洋一(昭30化)会長、当番幹事・高島雅夫(昭28化、前回優勝)さんよりルール説明、挨拶があり、記念撮影を行いました。

競技は箱根・丹沢コース(パー71)を使用し、各自の持ハンデによるストロークプレーで行い、優勝:亀井常彰(昭36物)さん、準優勝:矢川暢芳(昭36物)さん、第3位:小坂登(昭32化)さんがそれぞれ獲得されました。ベストグロスの80スロークで回られた小坂登さんは現在80歳。お見事なエージシュート達成です。伺えば71歳を初回に今回で3回目のとのこと。

プレー終了時間がいつもより早く、窓いっぱいに富士山を望むお風呂でゆっくり汗を流し、その後のパーティも余裕をもって進めることができました。お互いの健闘を讃える談笑の中で、優勝トロフィーや会員より寄贈されたウィスキー、焼酎などの副賞が星野洋一会長より入賞者に渡されました。

ゴルフ会は、会員相互の親睦を目的に毎年2回開催しております。多くの皆様にご参加頂きたくご案内申し上げます。同期会や研究室会、あるいは友人同志のグループでの参加も歓迎いたします。

次回第21回大会は、平成26年10月、同じ富士平原ゴルフクラブで開催の予定です。コースへは、車や高速バス利用のほか、新宿発6時45分の小田急ロマンスカーあさぎり1号を利用しても快適に行くことができます。又、コースでは前泊プランなどの用意もあります。

開催情報(メール)をご希望の方は、ゴルフ会幹事の酒井佐芳(昭34物)さん(ssakai@ho2.itscom.net)または、理学部同窓会事務局(rigakubu@gakushuin-ouyukai.jp)までご連絡下さい。

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第28回オール学習院の集い「理学部同窓会の部屋」のご報告

オール学習院の集いは今年も晴天に恵まれ、目白キャンパスは多くの来場者でにぎわいました。

今年も「理学部同窓会の部屋」を設けましたが、同窓生をはじめ多くの桜友会員のみなさまに多数お立ち寄り頂きました。

第28回オール学習院の集い「理学部同窓会の部屋」

日 時:平成26年4月13日(日)10:00~15:00

会 場:西2号館4階 405号室

展示と催し

■  理学部同窓会の活動紹介コーナー

・同窓会活動の全容と、委員会他の活動をパネルで紹介致しました。(事務局、技術交流委員会、就職支援委員会、名簿会誌委員会、表彰プロジェクト委員会、理学部同窓会ゴルフ会)

・これまで発行した「理学部同窓会誌」のすべてを展示致しました。

■  同窓会員の趣味の作品展、著作展コーナー

美術、工芸、著作物等の作品を展示致しました。(以下、敬称略)

・写真:日江井栄次郎(昭24高)、木場令子(昭33化)、三土裕久(昭36経)、畑中茸雄(昭38化)、山崎昌三(昭47化)、塚田尚子( )

・書画(書、版画):鈴木晴郎(昭45化)、松井清(昭49数)、浅枝陽(元職員)

工芸他(陶芸、木彫り、蝶の標本、立体工芸):矢川暢芳(昭36物)、久邇朝宏(昭42物)、猪越俊久(昭45経)、真船貴代子(昭54物)、

・自著書等:玉国淑子(昭37化)、芳沢光雄(昭50数)、高橋信夫(昭53化)、飯高茂(元教授)

・立体作品作成コーナー

今回新設した来場者参加コーナーです。奥深い立体作品の作成を楽しんでいただきました。

■  談話コーナー

テーブル、椅子を用意し、皆様に自由にお使いいただきました。歓談に終日賑わっていました。:久邇朝宏(昭42物)、他 多くの有志の方々に差し入れを頂きました。

・お土産コーナー(蘭の苗、夏みかんのママレード)

毎年お世話になっている人気コーナーです。寄贈者:葛城茂敬(昭34化)、林なおみ(昭42数)。

開催に当たり、今年もいろいろなご寄贈や作品の出展にご協力をいただきました。また事前の準備や当日の設営、運営に多くの方々のご尽力いただきました。どうもありがとうございました。

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第一回理学部同窓会賞表彰式のご報告

理学部同窓会では今年度から、学部卒業生を対象に「理学部同窓会賞」を設け、卒業式当日に表彰することにいたしました。

この表彰制度には、同窓会として現役学生を応援するとともに、若い世代に理学部同窓会の存在を印象付けたい、との思いを込めました。大学を卒業し社会に出て頑張った後、ふと自分の根源は大学で学んだことにあったのではと気付き、母校や後輩の為に何かできないかと理学部同窓会のことを思い出して欲しい、との思いです。

第一回表彰式は平成26年3月20日学習院大学卒業式の後、学校側のご協力により時間を頂き、各学科別の卒業証書授与式に先立ち行い、同窓会会長、副会長が表彰状、記念品(名刺入れ)、金一封を授与いたしました。

受賞者は、加藤孝信さん(物理学科)、磯貝涼さん(化学科)、清水佑樹さん(数学科)、石井桃子さん(生命科学科)の4名でした。それぞれ教授会から推薦された成績優秀で人物も高く評価された学生です。今後も、この表彰を継続していきます。

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第77回技術交流会のご報告

■ 開催日時:2014329日(土)14:45~17:15

■ 開催場所:南7号館101教室

講演1:「体作りの基本をになう繊毛のはたらき 」           14:45~15:55(質疑応答10分を含む)

講 師:理学部生命科学科客員教授 神谷 律 先生

講演要旨:「繊毛」とは、細胞の表面で速い波打ち運動を行っている短い毛のことです。原生生物からヒトにまで広く存在しヒトでは気管、輸卵管、脳室などで物質の輸送を行っています。私は長年この繊毛が運動するしくみを研究してきました。ここでは遺伝学と生物物理学の方法を使った研究の経過をお話しします。それに加えて、最近非常に活発になってきた繊毛研究の現状をご紹介したいと思います。15年くらい前、ヒトには運動性のある繊毛だけでなく運動性のない繊毛があり、それぞれ体作りにとって非常に重要な働きをしていることが明らかになりました。そのため医学分野で急速に研究が進んでいます。繊毛は太古から現在までほとんど構造が変わっていない不思議な細胞器官です。その謎と重要さをお伝えできたらと願っています。

講師略歴:1971年 東京大学教養学部基礎科学科卒業

1973年   名古屋大学大学院理学研究科修士課程修了

1976年   名古屋大学理学博士取得

1976-1977年 日本学術振興会奨励研究

1978-1990年 名古屋大学理学部助手

1990-1992年 名古屋大学理学部助教授

1992-2012年 東京大学大学院理学系研究科教授

2012年-  学習院大学理学部客員教授、東京大学名誉教授

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講演2:「蝶の世界」           16:05~17:15(質疑応答10分を含む)

講師: 猪越俊久 氏 (昭和43年経済卒、生物部OB)

講演要旨:幼少期の頃「昆虫採集」に夢中になった方も少なからずおられると思います。その中で多くの人が興味をもったのが「蝶」と言えます。日本には約250種の蝶が生息すると言われていますが、よく見るといろいろな生き方をして命を繋いでいます。鳥の目を欺く蝶、普通は餌となってしまうのに蟻に育てられる蝶、反対に蟻の幼虫を餌としてしまう蝶等がいます。一方では人の生活様式の変化や野生動物の進出により絶滅に瀕している種、温暖化により生息地域を拡大している種、外国から持ち込まれたと思う種等の「蝶の世界]をご紹介します。今まであまり興味をもってなかった方にも目を向けてもらい、蝶の保護に役立てば幸いです。

講師略歴:1968年 学習院大学経済学部経済学科卒業

1968年    武蔵野銀行入社、 主に銀行システムの開発に従事

2011年    同社退職

1989-1998年 学習院大学非常勤講師

         総合講義 「情報処理と現代社会(銀行システム)」担当

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■ 懇親会:17:30~19:30

  場 所:ホテルメッツ目白1階 「フィオレンティーナ」

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オール学習院の集いに、今年も「理学部同窓会の部屋」を設けます

 

恒例のオール学習院の集いに、今年も「理学部同窓会の部屋」を設けます。多くの皆様にお立ち寄り頂きたくご案内申し上げます。

日 時:平成26年4月13日(日)10:00~15:00

会 場西2号館4階 405号室(昨年と同じ教室です)

展示と催し

■  理学部同窓会の活動紹介

・理学部同窓会の活動をパネルで紹介致します。

■  同窓会員の趣味の作品展

・美術、工芸、その他の作品を展示致します。

(絵画、書、写真、陶芸、ステンドグラス、染織、漆芸、彫金、竹細工、人形、模型、彫刻、生花、盆栽、蘭、・・・・)

■  談話コーナー

・テーブル、椅子、飲み物を用意致します。どうぞ自由にご歓談ください。

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お願い:

開催に当たり下記のお願いがあります。ご協力いただける方は理学部同窓会までご連絡願います。

・趣味の作品展の出展を募集しています。自薦はもちろん、紹介情報もお待ち致します。

(出展される方には、作品の搬入、展示、会場での説明、管理、搬出等をお願い致します。)

・談話コーナー用の飲み物、食べ物の寄贈を歓迎いたします。(各種アルコール、ソフトドリンク、おつまみ、お菓子、・・・)

・開催までの準備、当日のお手伝い にご協力いただける方。

連絡先 理学部同窓会   rigakubu@gakushuin-ouyukai.jp

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上記のほかにも、理学部関係の集まりがあります。どうぞご参加ください。

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第77回技術交流会のご案内

2014年2月

理学部同窓会長  久邇 朝宏

下記により第77回技術交流会を開催いたします。

皆様どうぞお誘いあわせの上、ご来場いただきたくご案内申し上げます。

 

■ 開催日時:2014329日(土)14:45~17:15

■ 開催場所:南7号館101教室

■ 参加費:無 料(学習院関係者なら、どなたでもご参加いただけます)

■ 参加申し込み:お名前、連絡先を明記の上、「第77回技術交流会申し込み」と記載し、電子メールまたはFAXをお送りください。

 メール:rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp 、 FAX:03-3988-3853(桜友会事務局)

■ 講 演:

講演1:「体作りの基本をになう繊毛のはたらき           14:45~15:55(質疑応答10分を含む)

講 師:理学部生命科学科客員教授 神谷 律 先生

講演要旨:「繊毛」とは、細胞の表面で速い波打ち運動を行っている短い毛のことです。原生生物からヒトにまで広く存在しヒトでは気管、輸卵管、脳室などで物質の輸送を行っています。私は長年この繊毛が運動するしくみを研究してきました。ここでは遺伝学と生物物理学の方法を使った研究の経過をお話しします。それに加えて、最近非常に活発になってきた繊毛研究の現状をご紹介したいと思います。15年くらい前、ヒトには運動性のある繊毛だけでなく運動性のない繊毛があり、それぞれ体作りにとって非常に重要な働きをしていることが明らかになりました。そのため医学分野で急速に研究が進んでいます。繊毛は太古から現在までほとんど構造が変わっていない不思議な細胞器官です。その謎と重要さをお伝えできたらと願っています。

講師略歴:1971年 東京大学教養学部基礎科学科卒業

1973年   名古屋大学大学院理学研究科修士課程修了

1976年   名古屋大学理学博士取得

1976-1977年 日本学術振興会奨励研究

1978-1990年 名古屋大学理学部助手

1990-1992年 名古屋大学理学部助教授

1992-2012年 東京大学大学院理学系研究科教授

2012年-  学習院大学理学部客員教授、東京大学名誉教授

講演2:「蝶の世界」           16:05~17:15(質疑応答10分を含む)

講師: 猪越俊久 氏 (昭和43年経済卒、生物部OB)

講演要旨:幼少期の頃「昆虫採集」に夢中になった方も少なからずおられると思います。その中で多くの人が興味をもったのが「蝶」と言えます。日本には約250種の蝶が生息すると言われていますが、よく見るといろいろな生き方をして命を繋いでいます。鳥の目を欺く蝶、普通は餌となってしまうのに蟻に育てられる蝶、反対に蟻の幼虫を餌としてしまう蝶等がいます。一方では人の生活様式の変化や野生動物の進出により絶滅に瀕している種、温暖化により生息地域を拡大している種、外国から持ち込まれたと思う種等の「蝶の世界]をご紹介します。今まであまり興味をもってなかった方にも目を向けてもらい、蝶の保護に役立てば幸いです。

講師略歴:1968年 学習院大学経済学部経済学科卒業

1968年    武蔵野銀行入社、 主に銀行システムの開発に従事

2011年    同社退職

1989-1998年 学習院大学非常勤講師

         総合講義 「情報処理と現代社会(銀行システム)」担当

 

懇親会:17:30~19:30

  場 所:ホテルメッツ目白1階 「フィオレンティーナ」

  懇親会費:4,000円(学生:1,000円)

 

講演会のみ、あるいは懇親会のみのご参加も大歓迎です。

以  上

第77回技術交流会ポスター

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技術交流会は学習院関係者なら、どなたでもご参加いただけます

「登録希望」と明記し下記宛にメールを頂くとアドレスを登録し、開催(講演会・見学会)の都度、ご案内メールを差し上げます。

              学習院大学理学部同窓会技術交流会

メールアドレス:《rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp

 委員長  葛城 茂敬

平成26年理学部同窓会新年会のご報告

平成26年理学部同窓会新年会を開催いたしました。

日 時:平成26年1月16日(金)18:00~19:30

会 場吉祥寺第一ホテル 2階「パークストリート

当日開催された第76回技術交流会(JAXA調布航空宇宙センター見学会)の懇親会を兼ねて開催し、多くの皆様にご参加いただき、年代や専門分野、出身学部を超えて、楽しい交流のひと時をすごしました。

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第76回技術交流会(JAXA調布航空宇宙センター見学会)のご報告

下記により見学会(第76回技術交流会)を開催いたしました。

日時:平成26年1月16日 (木) 14:30-17:00

見学場所:JAXA (宇宙航空研究開発機構)調布航空宇宙センター    http://www.jaxa.jp/about/centers/cac/index_j.html

冬晴れの午後、中央線三鷹駅改札口に多くの会員とゲストの方に集合いただき、駅前からバス、タクシーで調布航空宇宙センターに向かいました。

レクチャールームで、JAXAおよび調布航空宇宙センターについて概要説明を伺い、のち3班に分かれてご案内を頂きました。小型超音速実験機NEXST-1の実物に触れ、洗練された形状と装着されているセンサーの多さに感嘆し、YS11のコックピットではびっしり並んだ計器の多さを実感しました。また、スペースミッションシミュレータでは、宇宙ステ-ションや月への飛行を模擬操縦体験しました。

記念撮影ののち、再度レクチャールームに戻り、下記の講演をいただきました。

・特別講演 : 「 JAXA航空本部における研究開発 」

・講  師 : 航空本部 機体システム研究グループ 超音速機セクション 主任研究員  德川 直子 氏 ( 平成2年 物理学科卒 )

講演では、ご専門の空気力学の研究開発について、特に展示している小型超音速実験機NEXST-1の研究開発を中心に、これまでの成果や、今後の計画などをわかりやすく説明頂きました。また、当航空宇宙センターでは学習院大学理学部から研修生を受け入れており、在籍中の学生2名(いずれも修士1年)の紹介がありました。

参加者一同、多くの展示と講演を大変興味深く見学、聴講し、充実した一日を楽しみました。

なお、見学会終了後は吉祥寺で、理学部同窓会新年会を兼ねて恒例の懇親会を開催し、楽しいひとときを過ごしました。

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理学部同窓会だより「想」第1号を発行しました

理学部同窓会では昭和38年に同窓会誌第1号を発行し、以降ほぼ5年おきの発行で平成21年には第10号を発行いたしました。

今般、これに代わり、理学部だより「想」を発行することとし、その第1号を先般、桜友会報103号に同梱して同窓会員の皆様にお届けいたしました。

今後、引き続き半年ごとに桜友会報に同梱して、同窓会員の皆様に身近な情報をタイミングよくお知らせしてまいります。

どうぞ、桜友会報の「理学部同窓会」のページと合わせご覧いただきたくお知らせいたします。

「想」第1号はこちらから

江沢洋 学習院大学名誉教授講演会のご案内

理学部物理学科主任渡邉教授より下記のご案内を頂きました。ふるってご参加いただきたくご紹介いたします。

参加申し込みは渡邉教授に電子メール(masahito.watanabe@gakushuin.ac.jp)でお願いいたします。

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学部同窓会の皆様

理学部物理学科主任 渡邉匡人

前物理学科教授 江沢洋学習院大学名誉教授の講演会を下記のようにおこないます。昨年12月6日に仁科記念講演会「量子論の一世紀」の中で江沢先生がおこなった「ボーアの原子模型 – 革命からの百年」をより詳しくお話して頂く会で、量子力学誕生の経緯を解説して頂きます。量子力学が好きだった方、苦手だった方、量子力学をもう一度勉強しようという方、是非皆様ご参加ください。なお,参加者人数把握のために参加希望の方は,お手数ですが渡邉匡人まで電子 メール(masahito.watanabe@gakushuin.ac.jp)でご連絡頂きますようお願い致 します。

-記-

江沢洋 学習院大学名誉教授講演会「Bohr の原子模型 – 革命から百年」

日時:2014年2月1日(土)14時から

場所:学習院大学南7号館101教室

講演概要:今年は Niels Bohr が原子模型に対して革命的な考えを提出してから100年にな る。革命的というのは、それまでの物理学の常識ではとうてい受け入れ難いものだったからである。今日では高等学校でも抵抗なく教えられるこの模型は、当時 は多くの物理学の権威たちが拒否したのだ。実は彼の考えは、量子力学を予見するものであった。そこからほぼ10 年かかって量子力学は生み出され、革命は 形をなした。こうした歴史をお話したい。江沢洋

理学部同窓会新年会のご案内

                    理学部同窓会長 久邇 朝宏

下記により理学部同窓会の平成26年新年会を開催致します。多くの皆様にご参加頂きたくご案内申し上げます。

なお、本新年会は別掲のJAXA(宇宙航空研究開発機構)調布航空宇宙センター見学会(第76回技術交流会)の懇親会と合同で開催致します。

日 時:平成26年1月16日(木)18:00~19:30

会 場吉祥寺第一ホテル 2階「パークストリート

武蔵野市吉祥寺本町2丁目4−14  TEL 0422-21-9814

(JR中央線・京王井の頭線吉祥寺駅北口から徒歩10分)

会 費5,000円

参加申込:1月3日(金)までに下記にご連絡頂きたくお願い申し上げます。学習院関係者ならどなたでもご参加いただけます。

理学部同窓会   rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp

(JAXA調布航空宇宙センター見学会にご参加の方は、別掲の見学会に申込頂き、新年会参加の旨を併記願います)

 

JAXA調布航空宇宙センター見学会のご案内    

理学部同窓会 技術交流委員長 葛城 茂敬

下記によりJAXA(宇宙航空研究開発機構)調布航空宇宙センター見学会(第76回技術交流会)を開催致します。また見学会の後に吉祥寺で、懇親会を兼ねて理学部同窓会新年会を開催致します。皆様お誘い合わせのうえ多数ご参加くださいますようご案内申し上げます。

日時:平成26年1月16日 (木) 14:30-17:00

集合場所・時間: JR三鷹駅改札口 13:45必着(バスで移動 200円)

見学場所:JAXA (宇宙航空研究開発機構)調布航空宇宙センター    http://www.jaxa.jp/about/centers/cac/index_j.html

内容:コンパクトに航空宇宙テクノロジーを紹介。ぐるりと研究の現状に触れられます。YS-11のコックピットも・・・

特別講演 : 「 JAXA航空本部における研究開発 」

航空本部 機体システム研究グループ 超音速機セクション 主任研究員  德川 直子 氏 ( 平成2年 物理学科卒 )

(ご専門の空気力学の研究開発――特に展示している小型超音速実験機NEXST-1の研究開発――について)

懇親会:(理学部同窓会新年会と併会)・・・お誘い合わせの上、奮ってご参加下さい。新年会のみのご参加も歓迎します。

時間:17:30~19:00

場所:吉祥寺第一ホテル 2階「パークストリート」(調布航空宇宙センターよりバスで移動 200円)

会費:5,000円

参加申込:1月3日(金)までに下記にご連絡をお願いいたします(新年会参加の有無を併記願います)。学習院関係者ならどなたでもご参加いただけます。

理学部同窓会   rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp

(ご注意)JAXA訪問には事前に来場者名を提出する必要があります。(当日、事前連絡なく来場されましても見学会に参加できません。)

第75回技術交流会のご報告

■ 開催日時:20131214日(土)14:45~17:15

■ 開催場所:南7号館101教室

■ 講 演:

講演1:「地図の歴史 -プトレマイオスからアインシュタインまで-         14:45~15:55(質疑応答10分を含む)

講 師:理学部数学科 山田澄生 教授

講演要旨(予稿より)「自分の周りの環境を理解したいという本能は、人間にとって生存にかかわる本質的なものです。この本能から自然に導かれる地図という知識のアーカイブは、これまで何千年にわたって人間の置かれる環境の変化に従って徐々に発展してきました。そのなかで最も劇的な発展(パラダイム・シフト)は、我々の住む空間が「平ら」ではない「曲がった」ものであるという認識の体得と時を同じくします。本講演では、この曲がり具合を表現する「曲率」という微分幾何学の概念の本質を、なるべくわかり易く紹介しつつ地図の歴史を追うことで、究極の地図ともいえるアインシュタインの一般相対性理論の入り口までお話しできればと思います。

講師略歴:1991年 プリンストン大学卒
1996年 スタンフォード大学大学院卒 (Ph.D in Mathematics)
1996-1999年 マサチューセッツ工科大学講師
1999-2001年 コーネル大学客員助教授
2001-2004年 アラバマ州立大学助教授
2004-2013年 東北大学准教授
2013-現在 学習院大学 理学部 数学科 教授

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■ 講演2:「理学部長の佐藤孝二先生って誰?       16:05~17:15(質疑応答10分を含む)

講師: 佐藤威彦 氏 (昭34年物理卒)

講演要旨:― 初代理学部長 佐藤孝二先生の次男で、理学部発足時の裏話を中心に ―

1)院長に予定されていた、旧師 天野貞祐 氏に人事を依頼されたのに蓋を開けたら安倍能成さんだった。

2)先生集めに奔走。小林理研の所員を非常勤講師に。

3)なぜ東大教授と兼務できたか

4)事務のキーマン堀岡さん。

5)佐藤孝二の昭和20年までの業績

 ① Rayleigh の思考実験を具体化して音波のエネルギーを直接測定した。

 ② 無響室を作って、特殊なマイクロホンを開発 陸軍の九五式空中聴音機となった。

 ③ 発動機試運転場の防音

 ④ 潜水艦用の水中マイクロホンの開発

講師略歴:1959年 学習院大学理学部物理学科卒業

1964年 同 理学博士(木越研 故橋谷卓成氏と同時)

同年   工業技術院 電気試験所

1975~77年 コロラド州立大学 Visiting Professor

1980年 退官 住友金属鉱山(株)入社

1987年 同社 中央研究所 所長

1989年 同社 取締役

1994~99年 同社 顧問

1996~2002年 東京農工大学非常勤講師

日本応用磁気学会 名誉会員

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 懇親会:17:30~19:30

  場 所:ホテルメッツ目白1階 「フィオレンティーナ」

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第75回技術交流会のご案内

2013年11月

理学部同窓会長  久邇 朝宏

下記により第75回技術交流会を開催いたします。

皆様どうぞお誘いあわせの上、ご来場いただきたくご案内申し上げます。

 

■ 開催日時:20131214日(土)14:45~17:15

■ 開催場所:南7号館101教室

■ 参加費:無 料(学習院関係者なら、どなたでもご参加いただけます)

■ 参加申し込み:お名前、連絡先を明記の上、「第75回技術交流会申し込み」と記載し、電子メールまたはFAXをお送りください。

 メール:rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp 、 FAX:03-3988-3853(桜友会事務局)

■ 講 演:

講演1:「地図の歴史 -プトレマイオスからアインシュタインまで-         14:45~15:55(質疑応答10分を含む)

講 師:理学部数学科 山田澄生 教授

講演要旨:「自分の周りの環境を理解したいという本能は、人間にとって生存にかかわる本質的なものです。この本能から自然に導かれる地図という知識のアーカイブは、これまで何千年にわたって人間の置かれる環境の変化に従って徐々に発展してきました。そのなかで最も劇的な発展(パラダイム・シフト)は、我々の住む空間が「平ら」ではない「曲がった」ものであるという認識の体得と時を同じくします。本講演では、この曲がり具合を表現する「曲率」という微分幾何学の概念の本質を、なるべくわかり易く紹介しつつ地図の歴史を追うことで、究極の地図ともいえるアインシュタインの一般相対性理論の入り口までお話しできればと思います。

講師略歴:1991年 プリンストン大学卒
1996年 スタンフォード大学大学院卒 (Ph.D in Mathematics)
1996-1999年 マサチューセッツ工科大学講師
1999-2001年 コーネル大学客員助教授
2001-2004年 アラバマ州立大学助教授
2004-2013年 東北大学准教授
2013-現在 学習院大学 理学部 数学科 教授

 

■ 講演2:「理学部長の佐藤孝二先生って誰?       16:05~17:15(質疑応答10分を含む)

講師: 佐藤威彦 氏 (昭34年物理卒)

講演要旨:― 初代理学部長 佐藤孝二先生の次男で、理学部発足時の裏話を中心に ―

1)院長に予定されていた、旧師 天野貞祐 氏に人事を依頼されたのに蓋を開けたら安倍能成さんだった。

2)先生集めに奔走。小林理研の所員を非常勤講師に。

3)なぜ東大教授と兼務できたか

4)事務のキーマン堀岡さん。

5)佐藤孝二の昭和20年までの業績

 ① Rayleigh の思考実験を具体化して音波のエネルギーを直接測定した。

 ② 無響室を作って、特殊なマイクロホンを開発 陸軍の九五式空中聴音機となった。

 ③ 発動機試運転場の防音

 ④ 潜水艦用の水中マイクロホンの開発

講師略歴:1959年 学習院大学理学部物理学科卒業

1964年 同 理学博士(木越研 故橋谷卓成氏と同時)

同年   工業技術院 電気試験所

1975~77年 コロラド州立大学 Visiting Professor

1980年 退官 住友金属鉱山(株)入社

1987年 同社 中央研究所 所長

1989年 同社 取締役

1994~99年 同社 顧問

1996~2002年 東京農工大学非常勤講師

日本応用磁気学会 名誉会員

 

 懇親会:17:30~19:30

  場 所:ホテルメッツ目白1階 「フィオレンティーナ」

  懇親会費:4,000円(学生:1,000円)

以  上

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技術交流会は学習院関係者なら、どなたでもご参加いただけます。「登録希望」と明記し下記宛にメールを頂くとアドレスを登録し、開催(講演会・見学会)の都度、ご案内メールを差し上げます。

              学習院大学理学部同窓会技術交流会

メールアドレス:《rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp

 委員長  葛城 茂敬

第19回理学部同窓会ゴルフ会のご報告

日時:平成25年10月17日(木)

会場:富士平原ゴルフクラブ

各地に大きな被害を及ぼした大型台風26号も過ぎ去り、当日は穏やかな高原が戻ってきました。今回の参加者は19名。初参加や久しぶりにお見えいただいた方もおられ、5組に分かれプレーを楽しみました。

スタート前に星野洋一(30化)会長、当番幹事・森嶋俊一(昭47数)さんよりルール説明、挨拶があり、記念撮影を行いました。いつも背景に輝く富士山は残念ながら雲の中でした。

今回は箱根・丹沢コースを使用し、各自の当会持ハンデによるストロークプレーで行いました。優勝者からメーカーまでネット差12という激戦でしたが、優勝:高島雅夫(昭36化)さん、準優勝:栗山隆信(昭34化)さん、第3位:酒井佐芳(昭34物)さんがそれぞれ獲得されました。

終了後はいつものように和やかにパーティが行われました。優勝者にはトロフィーを、入賞者や各賞受賞者には会員寄贈のワイン、ウィスキー、焼酎、お菓子などが渡されました。

ゴルフ会は、会員相互の親睦を目的に毎年2回開催しております。多くの皆様にご参加頂きたくご案内申し上げます。同期会や研究室会、あるいは友人同志のグループでの参加も歓迎いたします。

次回第20回大会は、平成26年5月中旬、同じ富士平原ゴルフクラブで開催の予定です。コースへは、車や高速バス利用のほか、新宿発6時45分の小田急ロマンスカーあさぎり1号利用でも快適に行くことができます。又、コースでは前泊プランなどの用意もあります。

開催情報(メール)をご希望の方は、酒井佐芳(昭34物)さん(ssakai@ho2.itscom.net)または、林なおみ(昭42数)さん(NOMITOKYO@aol.com)までご連絡下さい。

01.全員集合 - 2

02.第1組  03.第2組04.第3組  05.第4組06.第5組  07.残り153Y08.第2組  09.第3組10.第4組  11.第5組12.優勝高島さん  13.準優勝栗山さん14.第3位酒井さん  15.パーティで歓談

学習院大学理学部数学科創設50周年記念講演会・懇親会 のご案内

今年は数学科創設50周年に当たります。

これを記念して理学部数学科では下記の講演会・懇親会を開催いたします。

ふるってご参加いただきたくご案内いたします。 

■ 記念講演会

日 時:2013年11月16日(土)14:00-16:00

会 場:学習院大学南7-101 教室

聴講料:無 料(参加資格はありません。どなたでもご自由にどうぞ。)

講師・演題:

1.  松田 修 (津山工業高等専門学校教授、当数学科1994年卒業、DC1999年修了)

  『ISEF参加とこれまでの高専生の数学研究の成果の紹介』

2.川崎 哲郎 (当数学科教授)

    『楽しい数学を』 

■ 懇親会

日 時:2013年11月16日(土)16:30-19:00(受付は16:00より)

会 場:学習院百周年記念会館

会 費:6,000円(ご夫婦で出席の場合はお二人で10,000円)

参加申し込み・会費納入

下記理学部数学科ホームページをご覧ください。

 

問い合わせ先

E-maill: <math50@math.gakushuin.ac.jp>

〒171-8588 豊島区目白 1-5-1 学習院大学理学部数学科 (主任 中野 伸)

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・詳細は下記理学部数学科ホームぺージをご覧ください。

http://www.math.gakushuin.ac.jp/Math50/

第74回技術交流会のご報告

■ 開催日時:2013914日(土)14:45~17:15

■ 開催場所:中央教育研究棟4階403教室

■ 講 演:

講演1:「液滴衝突反応観測の試み」  14:45~15:55(質疑応答10分を含む)

講 師:理学部化学科 河野 淳也 准教授

講演要旨(予稿より)分子の大きさから見ると、溶液は短距離の秩序性と長距離の無秩序性が共存する複雑な構造をとっています。一方、その複雑な溶液内での化学反応は、非常に高い選択性を示すなどの「単純な」結果を生む場合が多く知られています。複雑な溶液から単純な反応が生まれる機構には、分子が集まることによる新たな性質の発現が関わっていると考えられます。このような溶液反応の理解を目的として、新しいアプローチでの溶液反応研究に取り組んでいます。 講演では、分子集合体の化学に関してご紹介し、直径 10µmの液滴の衝突による化学反応を観測する最近の試みについて、液滴衝突観測装置と液滴の高感度分析法の開発を中心に述べます。

講師略歴:1992 年  東京大学理学部化学科卒業。

1994 年  東京大学大学院理学系研究科修士課程終了。

2000 年  東京大学理学博士取得。

1994~1998 年  日本石油株式会社中央技術研究所。

2000~2007 年  コンポン研究所研究員。

2007~2010 年  同  主幹研究員。

2010 年  学習院大学理学部化学科  講師。

2011 年    同 准教授。

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講演2:「ゴムの力学的特性と材料構成則    16:05~17:15(質疑応答10分を含む)

講師:株式会社明治ゴム化成 寺嶋  隆史 氏(平4 化学卒)

講演要旨(予稿より)1839 年に Charles  Goodyear が加硫を発見して以降、小さな応力で大きく変形し、応力を除くと元の状態に戻るという力学特性を持つ加硫ゴムは、工業用途に広く利用されてきた。ゴムの弾性的挙動は、1940 年代に確立した古典ゴム弾性論として分子論的なアプローチにより理解された他、現象論的な数学モデルも含め現在までに多くの材料構成則が提案されている。一方で、工業用途のゴム材料は非弾性的な挙動を含め複雑な力学特性を示すため、製品設計における応力解析を精緻に行う際にはゴムの力学挙動を把握し材料構成則を吟味することが必要となる。講演では、ゴムの弾性及び非弾性的な力学挙動と代表的な材料構成則を解説する。

講師紹介:1992 年 学習院大学理学部化学科卒業。(末廣研)

1994 年  学習院大学自然科学研究科博士前期課程修了。

1994 年  株式会社明治ゴム化成。

2005 年  株式会社メイジフローシステムの分社に伴い同社へ所属。

現在、株式会社明治ゴム化成  技術統括部基礎研究チームマネージャー

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懇親会:17:30~19:30

  場 所:ホテルメッツ目白1階 「フィオレンティーナ」

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技術交流会は学習院関係者なら、どなたでもご参加いただけます。「登録希望」と明記し下記宛にメールを頂くとアドレスを登録し、開催(講演会・見学会)の都度、ご案内メールを差し上げます。

              学習院大学理学部同窓会技術交流会

メールアドレス:《rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp

 委員長  葛城 茂敬

 事務局長  齋藤 正

チェリーパーテイー理学部同窓会テーブルへのお誘い

下記により恒例の、学習院桜友会チェリーパーティーが開催されます。

理学部同窓会では、今年もこのパーティーに理学部同窓会テーブルを設けます。

多くの会員、ご家族の皆様にご参加頂きたくご案内申し上げます。

第47回 チャリティーチェリーパーティー    http://www.gakushuin-ouyukai.jp/wp/?p=4064

 ・日 時  平成25年12月15日(日) 16:00開場

         オープニングセレモニー16:30~、お食事 17:00~

 ・場 所  ホテルオークラ東京

         本館 平安の間 (代表 03-3582-0111)

 ・会 費   大人 16,000円  / 高校生 14,000円

         小中学生 12,000円  / 幼稚園以下 10,000円(お子様ディナー)

         (ディナー・ビンゴカード1枚・お土産 つき)

 ・主 催  学習院桜友会

理学部同窓会でまとめ、テーブル予約を致します。

お申し込みは下記までお願い致します。(申し訳ございません。定員になったため、受付を締め切らせていただきました。)

rigakubu@gakushuin-ouyukai.jp  理学部同窓会(事務局 林なおみ)

Paul Nurse博士(英国王立協会会長)講演会 のご案内

理学部生命科学科 馬渕一誠教授より、下記講演会のご案内をいただきました。

卒業生の方にもご参加いただきたきたいとのことであり、ご紹介、ご案内いたします。

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Paul Nurse博士(英国王立協会会長)講演会

日 時:2013年10月4日(金)16:00-17:00

会 場:学習院大学西5号館B1教室

聴講料:無 料

予 約:不 要

講演者:Paul Nurse博士(英国王立協会会長、2001年ノーベル生理学医学賞受賞)

演 題:『細胞はどのようにして分裂を繰り返すか』

主催:学習院大学理学部生命科学科、学習院大学生命分子科学研究所
後援:学習院大学、学校法人学習院
連絡先:学習院大学理学部生命科学科 馬渕一誠

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・本講演会のポスターは下記理学部生命科学科ホームぺージをご覧ください。

http://www.gakushuin.ac.jp/univ/sci/bio/topics/poster131004.pdf

第74回技術交流会のご案内

2013年8月18日

理学部同窓会長  久邇 朝宏

下記により第74回技術交流会を開催いたします。皆様どうぞお誘いあわせの上、ご来場いただきたくご案内申し上げます。

 

■ 開催日時:2013914日(土)14:45~17:15

■ 開催場所:中央教育研究棟4階403教室〔いつもの教室(南 7-101)とは異なりますのでご注意ください〕

■ 参加費:無 料(学習院関係者なら、どなたでもご参加いただけます)

■ 参加申し込み:お名前、連絡先を明記の上、「第74回技術交流会申し込み」と記載し、電子メールまたはFAXをお送りください。

 メール:rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp 、 FAX:03-3988-3853(桜友会事務局)

■ 講 演:

講演1:「液滴衝突反応観測の試み」  14:45~15:55(質疑応答10分を含む)

講 師:理学部化学科 河野 淳也 准教授

講演要旨:分子の大きさから見ると、溶液は短距離の秩序性と長距離の無秩序性が共存する複雑な構造をとっています。一方、その複雑な溶液内での化学反応は、非常に高い選択性を示すなどの「単純な」結果を生む場合が多く知られています。複雑な溶液から単純な反応が生まれる機構には、分子が集まることによる新たな性質の発現が関わっていると考えられます。このような溶液反応の理解を目的として、新しいアプローチでの溶液反応研究に取り組んでいます。 講演では、分子集合体の化学に関してご紹介し、直径 10µmの液滴の衝突による化学反応を観測する最近の試みについて、液滴衝突観測装置と液滴の高感度分析法の開発を中心に述べます。

講師略歴:1992 年  東京大学理学部化学科卒業。

1994 年  東京大学大学院理学系研究科修士課程終了。

2000 年  東京大学理学博士取得。

1994~1998 年  日本石油株式会社中央技術研究所。

2000~2007 年  コンポン研究所研究員。

2007~2010 年  同  主幹研究員。

2010 年  学習院大学理学部化学科  講師。

2011 年    同 准教授。

 

講演2:「ゴムの力学的特性と材料構成則    16:05~17:15(質疑応答10分を含む)

講師:株式会社明治ゴム化成 寺嶋  隆史 氏(平4 化学卒)

講演要旨:1839 年に Charles  Goodyear が加硫を発見して以降、小さな応力で大きく変形し、応力を除くと元の状態に戻るという力学特性を持つ加硫ゴムは、工業用途に広く利用されてきた。ゴムの弾性的挙動は、1940 年代に確立した古典ゴム弾性論として分子論的なアプローチにより理解された他、現象論的な数学モデルも含め現在までに多くの材料構成則が提案されている。一方で、工業用途のゴム材料は非弾性的な挙動を含め複雑な力学特性を示すため、製品設計における応力解析を精緻に行う際にはゴムの力学挙動を把握し材料構成則を吟味することが必要となる。講演では、ゴムの弾性及び非弾性的な力学挙動と代表的な材料構成則を解説する。

講師略歴:1992 年 学習院大学理学部化学科卒業。(末廣研)

1994 年  学習院大学自然科学研究科博士前期課程修了。

1994 年  株式会社明治ゴム化成。

2005 年  株式会社メイジフローシステムの分社に伴い同社へ所属。

現在、株式会社明治ゴム化成  技術統括部基礎研究チームマネージャー

 

懇親会:17:30~19:30

場 所:ホテルメッツ目白1階 「フィオレンティーナ」

懇親会費:4,000円(学生:1,000円)

以  上

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技術交流会は学習院関係者なら、どなたでもご参加いただけます

「登録希望」と明記し下記宛にメールを頂くとアドレスを登録し、開催(講演会・見学会)の都度、ご案内メールを差し上げます。

              学習院大学理学部同窓会技術交流会

メールアドレス:《rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp

 委員長  葛城 茂敬

 事務局長  齋藤 正

平成25年度学習院大学理学部同窓会総会・講演会(第73回技術交流会) ・懇親会のご報告

日 時 : 平成25年6月29日(土)

場 所 : 南7号館(理学部新棟)101番教室

 平成25年6月29日、理学部同窓会総会・講演会・懇親会が開催されました。

 

総会

● 会議は四方のぞみ氏(昭54化)の総合司会により、理学部同窓会幹事会、定時総会の順で進められました。

 幹事会は服部充雄(昭42化)氏を議長に選出し、常任幹事の選出、総会提出議案及び決算・予算の審議を行い、これらを承認致しました。

 総会は久邇朝宏(昭42物)同窓会長の議長で議事が進められ、会長挨拶ののち、2012年度事業報告及び2013年度事業計画、2012年度決算報告、同監査報告、2013年度予算案を審議致しました。

審議にあたっては、久邇同窓会長より事業概要、活動組織の説明のほか、葛城茂敬(昭34化)、諸戸清郎(昭46物)、佐野義規(昭47数)、渡邉マリ(昭52数)、矢川暢芳(昭36物)の各委員長より担当委員会の活動報告及び計画についての説明が行われました。また四方のぞみ(昭54化)常任幹事より決算・予算説明、小野潤彌(昭34化)監事より監査報告が行われました。総会ではこれらの議案をすべて満場一致で承認致しました。

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講演会 

● 恒例の講演会は第73回理学部技術交流会講演会を兼ねて開催され、学習院大学名誉教授 飯高 茂 氏に「九九の伝える中国の恩」と題し、ご講演いただきました。

■講演テーマ:九九の伝える中国の恩」

講演要旨(予稿より):始めに 中国の数学書 九章算術 について説明します。

次に国際教育到達度評価学会の数学・理科の国際学力調査(国際数学・理科の教育動向調査)の結果について説明します。東アジア諸国での学生の数学力は他地域を圧して非常に高い。受験勉強は科挙の影響もあるだろうが、日本的な受験勉強のやり方を各国が行って数学理科の成績をあげ、それによってIT産業をはじめとした工業化に成功した一因となっている。数学に関しては、九九の計算法に習熟することにより、分数を含めて数の計算がうまくなったことが、近代にいたって数学教育が成功した大きな理由である。

九九は中国では春秋・戦国時代に始まり宋・元の時代に一般化した。日本でも奈良時代に伝わり江戸時代に一般化した。その影響が現在の数学教育に大きくでているのである。

講  師  : 元学習院大学理学部数学科教授 飯高 茂 氏

講師略歴 

昭和40年3月 東京大学理学部数学科卒業

昭和42年3月 東京大学大学院理学系研究科数学専門課程修了

昭和42年4月 東京大学理学部数学教室助手, 昭和46年4月同専任講師

― その間昭和46年9月から翌年8月までプリンストン高等研究所研究員

昭和52年4月 東京大学理学部助教授

昭和60年4月 学習院大学理学部数学教室教授

平成25年3月 停年退職

・社会的活動(主なもの):

日本数学会理事, 理事長, 監事, 日本数学教育学会理事

文部科学省教育課程審議会高校数学部会部会長、文部科学省委嘱事業「教科書の改善・充実に関する研究」専門家会議委員長200年

国際数学教育委員会(International commission of mathematical instruction) 日本代表

日本学術会議連携会員2006年から2期、数学教育分科会委員

・主な著作(市販されたもの):

『代数幾何学I、II、III』 『可換環論』岩波講座基礎数学 (1977)

Birational geometry for open varieties, Seminaire Scienti que Otan,Les Presses de L’Universite de Montreal  (1981)

Algebraic Geometry, GTM 76,Springer, (1981)

『数学をパソコンでRUN しよう』岩波ジュニア新書123、岩波書店(1987)

『数の不思議世界』岩波ジュニア新書483、岩波書店(2004)

『平面曲線の幾何』共立出版(2001)

『線形代数基礎と応用』朝倉書店(2001)

『いいたかないけど数学者なのだ』生活人新書208、NHK出版(2006)

『朝倉数学ハンドブック, 基礎編(共著)』朝倉書店(2010)

『内積・外積・空間図形を通してベクトルを深く理解しよう』、『群論、環論、体論、これはおもしろい』数学のかんどころ1、6、17、8 共立書店(2011,2013)

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 懇親会

●  引き続き、会場をホテル メッツ 1F 「フィオレンティーナ」に移し、懇親会が行なわれました。

講演会、懇親会には、東園学習院常務理事、福井学習院大学長、青木、高橋副学長、持田理学部長、内藤桜友会長はじめ 院、大学、理学部、桜友会、各学校学部同窓会、各支部、等々各方面から多くのご来賓のご出席を頂き、ご挨拶ご祝辞を頂戴致しました。

先生方や大先輩の方々にも多くのご参加を頂き、歓談に楽しいひと時を過ごしました。

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読売サイエンスフォーラム ―学習院大学理学部の研究力― 『ここまで来た! がん研究最前線』のご案内

下記のサイエンスフォーラムが開催されます。どうぞご参加いただきたくご案内申し上げます。

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読売サイエンスフォーラム ―学習院大学理学部の研究力―ここまで来た! がん研究最前線』

主催/学習院大学理学部、学習院大学、学校法人学習院、学習院桜友会

共催/読売新聞東京本社

日 時2013年7月27日(土)14時~17時30分(開場:13時30分)

会 場:学習院創立百周年記念館講堂

定 員500名(入場無料)

申 込:応募は締め切りました。
講演者・演 題

1. 花岡 文雄 学習院大学理学部生命科学科 教授 「がんとは何か?-その発生のメカニズムを探る―」

2. 中村 浩之 学習院大学理学部化学科 教授 「がんを治す薬 ―人々の夢実現に向けて―」

3. 野田 哲生 公益財団法人がん研究会常務理事 がん研究所所長 「がん研究の最前線 ―がんの克服を目指して―」

花岡先生    中村先生   野田所長

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本フォーラムの詳細は下記のご案内サイトをご覧下さい。

http://www.yomiuri.co.jp/adv/gakushuin/news/20130614/news_1.htm

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理学部同窓会平成25年度総会・講演会・懇親会のご案内

学習院大学理学部同窓会会長 久邇 朝宏

謹啓  木々の緑も深まり、爽やかに風薫る季節となりました。皆様にはご清栄のこととお慶び申し上げます。久邇新会長(113x150)

さて、下記の要領で、平成25年度理学部同窓会総会及び講演会(第73回技術交流会)、懇親会を開催いたします。講演会は今春、学習院大学理学部数学科教授を停年退職された飯高茂先生に「九九の伝える中国の恩」と題し、ご講演いただきます。引き続き、引き続きホテルメ。ッツ内「フィオレンティーナ」で懇親会を行います。

理学部同窓会員のみなさまには、どうぞ総会にご出席いただき、議案の審議をお願いいたします。また講演会、懇親会には理学部出身者に限らずどなたでもご参加いただけます。多くのみなさまにおいで頂きたく案内申し上げます

日 時平成25年6月29日(土)

場 所 : 南7号館(理学部新棟)101番教室

幹 事 会  :14:15~ 14:30

定時総会  :14時30分 ~ 15時15分

1号議案 2012年度事業報告及び2013年度事業計画

2号議案 2012年度決算報告及び監査報告

3号議案 2013年度予算案

4号議案 その他

講 演 会  :15:30~ 17:00

総会・講演会参加費:無料

講演テーマ:九九の伝える中国の恩」

講  師  : 学習院大学名誉教授 飯高 茂 氏(158x200)

講師略歴 

昭和40年3月 東京大学理学部数学科卒業

昭和42年3月 東京大学大学院理学系研究科数学専門課程修了

昭和42年4月 東京大学理学部数学教室助手, 昭和46年4月同専任講師

― その間昭和46年9月から翌年8月までプリンストン高等研究所研究員

昭和52年4月 東京大学理学部助教授

昭和60年4月 学習院大学理学部数学教室教授

平成25年3月 停年退職、名誉教授

・社会的活動(主なもの):

日本数学会理事, 理事長, 監事, 日本数学教育学会理事

文部科学省教育課程審議会高校数学部会部会長、文部科学省委嘱事業「教科書の改善・充実に関する研究」専門家会議委員長200年

国際数学教育委員会(International commission of mathematical instruction) 日本代表

日本学術会議連携会員2006年から2期、数学教育分科会委員

・主な著作(市販されたもの):

『代数幾何学I、II、III』 『可換環論』岩波講座基礎数学 (1977)

Birational geometry for open varieties, Seminaire Scienti que Otan,Les Presses de L’Universite de Montreal  (1981)

Algebraic Geometry, GTM 76,Springer, (1981)

『数学をパソコンでRUN しよう』岩波ジュニア新書123、岩波書店(1987)

『数の不思議世界』岩波ジュニア新書483、岩波書店(2004)

『平面曲線の幾何』共立出版(2001)

『線形代数基礎と応用』朝倉書店(2001)

『いいたかないけど数学者なのだ』生活人新書208、NHK出版(2006)

『朝倉数学ハンドブック, 基礎編(共著)』朝倉書店(2010)

『内積・外積・空間図形を通してベクトルを深く理解しよう』、『群論、環論、体論、これはおもしろい』数学のかんどころ1、6、17、8 共立書店(2011,2013)

講演要旨:始めに 中国の数学書 九章算術 について説明します。

次に国際教育到達度評価学会の数学・理科の国際学力調査(国際数学・理科の教育動向調査)の結果について説明します。東アジア諸国での学生の数学力は他地域を圧して非常に高い。受験勉強は科挙の影響もあるだろうが、日本的な受験勉強のやり方を各国が行って数学理科の成績をあげ、それによってIT産業をはじめとした工業化に成功した一因となっている。数学に関しては、九九の計算法に習熟することにより、分数を含めて数の計算がうまくなったことが、近代にいたって数学教育が成功した大きな理由である。

九九は中国では春秋・戦国時代に始まり宋・元の時代に一般化した。日本でも奈良時代に伝わり江戸時代に一般化した。その影響が現在の数学教育に大きくでているのである。

懇親会:17:30~ 19:30

会 場 :ホテル メッツ 1F 「フィオレンティーナ」(目白駅横:℡ 03-5985-0014)

会 費 : 5,000円 (学生:1,000円 )(当日申し受けます。)

講演会のみ、あるいは懇親会のみのご参加も大歓迎いたします。

出欠を桜友会報第102号(平成25年5月発行)に同封の葉書、またはE-メール(下記理学部同窓会あて)で6月15日(土)までにお知らせ願います。

理学部同窓会:E-mailrigakubu@gakushuin-ouyukai.jp

(昨年度総会のご報告は こちら)

南1号館(旧理学部棟)の古い写真の募集にご協力願います

理学部同窓会長 久邇朝宏

 南1号館の改修工事完成を記念して、史料館が中心となり、記念本『学習院の歴史ある建物–旧理科特別教場の復元と活用(仮題)』(A5版 全64ページ)を、旧理学部(240x158)10月末に刊行する予定です。その本の資料とするため、史料館より理学部同窓会に協力の依頼がありました。戦前から昭和40年代頃までの、南1号館の外観や内部、実験風景などの懐かしい写真をお持ちの方は、よろしくご協力いただきたくお願い申し上げます。

提供方法は、下記の史料館のレターをご参照願います(募集締め切り:平成25年7月16日)

南1号館(旧理学部棟)の古い写真の募集について(お願い)–学習院大学史料館  https://gakushuin-ouyukai-branch.jp/rigakubu/wp-content/uploads/51fb7a74fbc762bce88bfc6559ded735.pdf

学習院大学シンポジウム『生命の秘密を解く鍵をもとめて』第13回 のご案内

理学部生命科学科 馬渕一誠教授より、下記シンポジウムのご案内をいただきました。

卒業生の方にもご紹介したいと、各講演についてのコメントもいただきました。広く皆様にご参加いただきたく、ご案内申し上げます。

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学習院大学シンポジウム『生命の秘密を解く鍵をもとめて』第13回

(主催:学習院大学理学部  後援:豊島区)

日 時:2013年5月25日(土)14:00~17:30

会 場:学習院大学 中央教育研究棟 301教室

聴講料:無 料

予 約:不 要

講演者・演 題

1. 早稲田大学理工学術院 教授 胡桃坂仁志 「いまだ謎だらけの遺伝の仕組み」

・・・ DNAの塩基配列に書き込まれた遺伝情報だけでは説明できない、エピジェネティックスという遺伝現象について話してくださいます。エピジェネティックスの研究は現在、世界的に進展しています。

2. 東京医科歯科大学 難治疾患研究所 教授 西村栄美 「なぜ老いるのか?:白髪と脱毛のメカニズム」

・・・加齢に伴って白髪や脱毛が起こる仕組みについて話してくださいます。老化の様々な現象の中では意外に盲点かもしれません。

3. 東京大学大学院総合文化研究所 生命環境科学系 教授 石井直方 「筋肉トレーニングの生命科学」

・・・石井直方氏は筋力トレーニングで著名な方ですが、ご自身はボディビルでミスター日本に2回、ミスターアジアにも輝かれた方です。学問の方では筋生理学の専門家で、サイエンスにも論文を発表されています。運動不足?の皆様はぜひお聞きになるとよいと思います。

4. 公立はこだて未来大学 複雑系知能学科 教授 中垣俊之 「粘菌のエソロジーとダイナミクス」

・・・中垣俊之氏は粘菌が迷路を解くというユニークな(しかもシンプルな)研究をされ、イグノーベル賞を2回も受賞された、世界でも貴重な方です。わざわざ函館からいらしてくださいます。

・・・中垣俊之氏は粘菌が迷路を解くというユニークな(しかもシンプルな)研究をされ、イグノーベル賞を2回も受賞された、世界でも貴重な方です。わざわざ函館からいらしてくださいます。

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・本シンポジウムのポスターは下記理学部ホームぺージをご覧ください。

http://www.gakushuin.ac.jp/univ/sci/top/topics/13th_symposium.pdf

本シンポジウムの連絡先: 学習院大学理学部生命科学科・菱田 卓 (Tel.03-3986-0221 内線6585  Fax.03-5992-1029)

 

第18回理学部同窓会ゴルフ会のご報告

日時:平成25年5月17日(金)

会場:富士平原ゴルフクラブ

前日は季節外れの寒波が襲来した御殿場も、当日は一転、薫風が爽やかにそよぐ絶好のゴルフ日和となりました。今回の参加者は18名。5組に分かれ、つつじが満開の高原コースでのプレーを楽しみました。

スタート前に星野洋一(30化)会長、当番幹事・三浦崇(元理学部助教)さんよりルール説明、挨拶があり、記念撮影を行いました。新雪輝く富士山が真っ青な空に大きく輝いていましたが、あいにく記念撮影の時だけ、雲に隠れてしまいました。

競技は富士・箱根コースを使用し、各自の当会持ハンデによるストロークプレーで行われ、優勝:森嶋俊一(昭47数)さん、準優勝:寺田進(昭34化)さん、第3位:高島雅夫(昭36化)さんがそれぞれ獲得されました。

終了後はいつものように和やかにパーティが行われました。入賞者にはトロフィーのほか会員寄贈の鹿児島焼酎や、お菓子などが渡されました。

ゴルフ会は、会員相互の親睦を目的に毎年2回開催しております。多くの皆様にご参加頂きたくご案内申し上げます。同期会や研究室会、あるいは友人同志のグループでの参加も歓迎いたします。

次回第19回大会は、平成25年10月、同じ富士平原ゴルフクラブで開催の予定です。コースへは、車や高速バス利用のほか、新宿発6時45分の小田急ロマンスカーあさぎり1号利用でも快適に行くことができます。又、コースでは前泊プランなどの用意もあります。

開催情報(メール)をご希望の方は、酒井佐芳(昭34物)さん(ssakai@ho2.itscom.net)または、林なおみ(昭42数)さん(NOMITOKYO@aol.com)までご連絡下さい。

01.記念撮影

02.第1組  03.第2組04.第3組  05.第4組06.第5組  07.第1組08.第2組  09.第3組10.第4組  11.第5組12.優勝森嶋さん  13.準優勝寺田さん14.第3位高島さん  15.ラッキー7賞酒井さん16.星野会長挨拶  17.優勝スピーチ

 

新装なった南1号館見学会のご報告

下記により南1号館の見学会を開催いたしました。

日 時:平成25年4月14日(土) 10:30~11:30

会 場:南1号館

 嘗て、理学部本館として使用されていた南1号館は、全学部共通の教室として生まれ変わるため、約2年前より改装工事が行われていましたが3月に竣工いたしました。新学期からの使用に先駆け、ご厚意により理学部同窓会の見学会を開催いたしました。

表札も「理学部」から「南一号館」に替わり、耐震工事やバリアーフリー工事が施された内部は、すべて明るい教室に改装されて、昔のあの入り組んだ研究室の面影は全くありません。

しかし、国登録有形文化財に登録されているネオ・ゴシック様式の外観や、窓、手すりなどは、往年の姿をそのままに復元されています。更に、あの配管むき出しの天井、暖房用スチームバルブ、ドラフトチャンバー、木製の床、などが歴史的構造物として一部に配置されています。

参加者はそれぞれ自分が過ごした研究室の位置を確認すると、その頃の思い出を懐かしく語り合っていました。また研究室の配置が、各年代で移動していることなども互いに確かめ合い、先輩との楽しい交歓が行われました。

見かけた掲示によると、理学部の講義室としても使われるようです。歴史に満ちた場所で、新しい科学が発展することを期待します。

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(改装前の南1号館見学報告はこちら)

 

第27回オール学習院の集い「理学部同窓会の部屋」のご報告

オール学習院の集いは今年も晴天に恵まれ、目白キャンパスは多くの来場者でにぎわいました。

昨年に引き続き今年も「理学部同窓会の部屋」を設けましたが、同窓生をはじめ多数の桜友会員のみなさまにお立ち寄り頂きました。

第27回オール学習院の集い「理学部同窓会の部屋」

日 時:平成25年4月14日(日)9:30~15:00

会 場:西2号館4階 405号室

展示と催し

■  理学部同窓会の活動紹介

・同窓会活動の全容と、各委員会他の活動をパネルで紹介致しました。

(事務局、技術交流委員会、就職支援委員会、広報委員会、組織委員会、名簿会誌委員会、将来計画委員会、表彰プロジェクト、理学部同窓会ゴルフ会)

・これまで発行した「理学部同窓会誌」のすべてを展示致しました。

■  同窓会員の趣味の作品展、著作展

美術、工芸、著作物等の作品を展示致しました。(敬称略)

・写真

畑中茸雄(昭38化)、諸戸清郎(昭46物)

・書画(書、水彩画、油絵、イラスト、版画)

野元悦子(昭33化)、岸田正子(昭38化)、深津弘子(昭40化)、鈴木晴郎(昭45化)、黒崎裕子(昭46数)、粉川英夫(昭47数)、浅枝陽(元職員)

・工芸他(陶芸、木彫り、蝶の標本、生花)

矢川暢芳(昭36物)、久邇朝宏(昭42物)、猪越俊久(昭45経)、黒崎裕子(昭46数)

・特別展示(旧海軍大型飛行艇用木製部材の実物及び飛行艇模型)

野間口兼政(昭34化)、久邇朝宏(昭42物)

・自著書等

日江井栄次郎(昭24高)、塚田定清(昭31化)、玉国淑子(昭37化)、小早川隆治(昭38物)、幸田栄夫(昭41化)、芳沢光雄(昭50数)、山崎修(昭54化)、白田由香利(昭56物)、飯高茂(元教授)

■  談話コーナー

テーブル、椅子を用意し、皆様に自由にお使いいただきました。歓談に終日賑わっていました。

・飲み物等の寄贈(アルコール、ソフトドリンク、ちらしずし、おつまみ)

塚田定清(昭31化)、久邇朝宏(昭42物)、他有志の方々

・お土産(蘭の苗、夏みかんのママレード)

葛城茂敬(昭34化)、林なおみ(昭42数)

開催に当たり、今年も事前の準備や当日の設営、運営等に多くの方々にご尽力いただきまりがとうございました。

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第72回技術交流会のご報告

■ 開催日時:201339日(土)14451715

■ 開催場所:南7号館101教室

 講 演:

講演1:「核磁気共鳴法(NMR)による電子物性研究:分子性物質を例に         14:45~15:55(質疑応答10分を含む)

講 師:理学部物理学科 開 康一 助授

講演要旨(予稿より)核磁気共鳴(Nuclear Magnetic Resonance:NMR)とは物質中の目的の原子核位置での局所磁場を高い精度で測定できる実験手法である。このことからNMRの技術は有機化学における分析機器や医療における画像診新装置(Magnetic Resonance Imaging: MRI)に応用され、それぞれの分野で無くてはならない装置として広く普及している。

 本講演ではNMRの原理を概説し、NMRを電子物性研究に用いる方法とその研究例を紹介する。

講師紹介:1968年富山生まれ

  1992年 学習院大学理学部物理学科卒

  1994年 学習院大学大学院博士前期課程修了

  1996年~ 日本学術振興会特別研究員

  1997年 総合研究大学院大学博士後期課程修了

  1998年~ 学習院大学理学部助教、現在に至る。

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講演2:「血液分析機器の開発       16:05~17:15(質疑応答10分を含む)

講師:株式会社日立ハイテクノロジーズ 服部 充雄 氏(昭42化学卒)

講演要旨(予稿より)長年自動血液分析装置の開発と応用に携わってきた。同装置は診察時に患者の状態を把握したり、成人病の指針とされる血糖・コレステロール・中性脂肪などの値を測定する重要な装置である。装置の概略と開発過程で生まれた基本技術、及び開発に関する私見を紹介する。

講師紹介:1943年東京生まれ

  1967年 学習院大学理学部化学科卒業

  1975年 大学院化学専攻博士前期課程修了、理学博士号を収得

  1973~1985年 学習院大学理学部助手(化学科後藤研究室)、エコトキシコロジー(環境化学)の研究に従事

  1986年~2004年 日立サイエンスシステムズ 主幹技師、医用機器の開発に従事

  2004年~ 目立ハイテクノロジーズ 技術顧問、コンサルタント業務、現在に至る。

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懇 親 会:17:30~19:30

場 所:ホテルメッツ目白1F レストラン「フィオレンティーナ」(目白駅横 )

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3-02  3-043-03  3-063-07  3-05

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技術交流会はどなたでもご参加いただけます。下記宛にメールをお願い申し上げます。アドレスをご登録頂くと開催の都度、ご案内メールを差し上げます。

〒161-8691 落合郵便局私書箱第55号 学習院大学理学部同窓会技術交流会

メールアドレス:《rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp

 委員長  葛城 茂敬

 事務局長  齋藤 正

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次回第73回技術交流会は、6月29(土)、理学部同窓会定時総会の記念講演会として開催いたします。本年3月で停年退職される理学部数学科飯高茂教授九九の伝える中国の恩の演題でご講演頂きます。

多数のみなさまのご参加をお待ちいたしております。

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飯高茂教授最終講義と退職記念の会のご紹介

2012年度末をもって停年を迎えられる飯高茂教授の最終講義とご退職記念の会が開催されます。

飯高先生最終講義

■ 開催日時:2012年330日(土)15001600(学術講演)及び16301730(一般向け)

■ 開催場所:南7号館101教室

■ 参加費:無 料

飯高先生ご退職記念の会(立食形式パーティ)

■ 開催日時:2012年330日(土)18002000

■ 開催場所:学習院創立百周年記念会館3階                             

■ 参加費:一般7,000円 学生3,000円、等

ご案内、連絡先等は下記の理学部数学科ホームページのご案内をご覧ください。

http://www.math.gakushuin.ac.jp/Annai/index_iitaka.htm

以 上

第72回技術交流会のご案内

2013年2月2日

理学部同窓会長  久邇 朝宏

下記により第72回技術交流会を開催いたします。皆様どうぞお誘いあわせの上、ご来場いただきたくご案内申し上げます。

 

■ 開催日時:2013年39日(土)14:45~17:15

■ 開催場所:南7号館101教室

■ 参加費:無 料(どなたでもご参加いただけます)

■ 参加申し込み:お名前、連絡先を明記の上、「第72回技術連絡会申し込み」と記載し、電子メールまたはFAXをお送りください。

 メールrigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp 、 FAX:042-725-3712

■ 講 演:

講演1:「核磁気共鳴法(NMR)による電子物性研究:分子性物質を例に      14:45~15:55(質疑応答10分を含む)

講 師:理学部物理学科 開 康一 助授

講演要旨:核磁気共鳴(Nuclear Magnetic Resonance:NMR)とは物質中の目的の原子核位置での局所磁場を高い精度で測定できる実験手法である。このことからNMRの技術は有機化学における分析機器や医療における画像診新装置(Magnetic Resonance Imaging: MRI)に応用され、それぞれの分野で無くてはならない装置として広く普及している。

 本講演ではNMRの原理を概説し、NMRを電子物性研究に用いる方法とその研究例を紹介する。

講師略歴:1968年富山生まれ

  1992年 学習院大学理学部物理学科卒

  1994年 学習院大学大学院博士前期課程修了

  1996年~ 日本学術振興会特別研究員

  1997年 総合研究大学院大学博士後期課程修了

  1998年~ 学習院大学理学部助教、現在に至る。

 

講演2:「血液分析機器の開発       16:05~17:15(質疑応答10分を含む)

講師:株式会社日立ハイテクノロジーズ 服部 充雄 氏(昭42化学卒)

講演要旨:長年自動血液分析装置の開発と応用に携わってきた。同装置は診察時に患者の状態を把握したり、成人病の指針とされる血糖・コレステロール・中性脂肪などの値を測定する重要な装置である。装置の概略と開発過程で生まれた基本技術、及び開発に関する私見を紹介する。

講師紹介:1943年東京生まれ

  1967年 学習院大学理学部化学科卒業

  1975年 大学院化学専攻博士前期課程修了、理学博士号を収得

  1973~1985年 学習院大学理学部助手(化学科後藤研究室)、エコトキシコロジー(環境化学)の研究に従事

  1986年~2004年 日立サイエンスシステムズ 主幹技師、医用機器の開発に従事

  2004年~ 目立ハイテクノロジーズ 技術顧問、コンサルタント業務、現在に至る。

 

懇親会:17:30~19:30 (懇親会のみのご参加も歓迎いたします。)

  場 所:ホテルメッツ目白1階 「フィオレンティーナ」(予定)

  懇親会費:4,000円(学生:1,000円)

以  上

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技術交流会はどなたでもご参加いただけます。下記宛にメールをお願い申し上げます。またアドレスをご登録頂くと開催の都度、ご案内メールを差し上げます。

〒161-8691 落合郵便局私書箱第55号 学習院大学理学部同窓会技術交流会

メールアドレス:《rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp

 委員長  葛城 茂敬

 事務局長  齋藤 正

オール学習院の集いに今年も「理学部同窓会の部屋」を設けます

恒例のオール学習院の集いに、今年も「理学部同窓会の部屋」を設けます。多くの皆様にお立ち寄り頂きたくご案内申し上げます。

 

日 時:平成25年4月14日(日)10:00~15:00理学部同窓会の部屋案内図

会 場:西2号館4階 405号室(昨年と同じ教室です)

展示と催し

■  理学部同窓会の活動紹介

・理学部同窓会の活動をパネルで紹介致します。

■  同窓会員の趣味の作品展

・美術、工芸、その他の作品を展示致します。

(絵画、書、写真、陶芸、ステンドグラス、染織、漆芸、彫金、竹細工、人形、模型、彫刻、生花、盆栽、蘭、・・・・)

■  談話コーナー

・テーブル、椅子、飲み物を用意致します。どうぞ自由にご歓談ください。

 (ご案内チラシはこちらから)     昨年の開催報告はこちらから

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お願い:

開催に当たり下記のお願いがあります。ご協力いただける方は理学部同窓会までご連絡願います。

・趣味の作品展の出展を募集しています。自薦はもちろん、紹介情報もお待ち致します。

(出展される方には、作品の搬入、展示、会場での説明、管理、搬出等をお願い致します。)

・談話コーナー用の飲み物、食べ物の寄贈を歓迎いたします。(各種アルコール、ソフトドリンク、おつまみ、お菓子、・・・)

・開催までの準備、当日のお手伝い にご協力いただける方。

連絡先 理学部同窓会   rigakubu@gakushuin-ouyukai.jp

電話 03-6459-3509 (林)

平成25年理学部同窓会新年会のご報告

平成25年理学部同窓会新年会を開催いたしました。

日 時:平成25年1月18日(金)17:30~19:30

会 場:上野「黒船亭」

当日開催された第71回技術交流会(アサヒビール見学会)の懇親会との合同開催で、多くの皆様にご参加いただき、出身学部を超えて、楽しい交流のひと時をすごしました。

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第71回技術交流会(アサヒビール見学会)のご報告

下記により見学会(第71回技術交流会)を開催いたしました。

日 時:平成25年1月18日(金)13:00~15:00

見学先:アサヒビール株式会社 茨城工場

中條高徳先輩(昭27 政:東京中央桜友会長・アサヒビール名誉顧問)のご尽力によりアサヒビール茨城工場の見学会(第71回技術交流会)を開催いたしました。

当日は、冬晴れの中、多くの会員とゲストの方に参加いただき、つくばエクスプレス守谷駅に集合、そこから工場送迎バスで工場に向かいました。

工場では先ず、講堂で、「世界のビール講座」と題しご説明を頂きました。スライド終了後にスクリーンが上がると、窓一面に美しい庭が広がり、一同から歓声が上がりました。

見学は、材料の麦芽、ホップからビールの仕込、ろ過、発酵熟成工程、パッケージング工程へと進み、また品質管理や目指す環境ビジョンについても説明を頂きました。

最後に、遠くに富士山やスカイツリーを望む見晴らしの良いラウンジでビールの試飲を行いました。

世界のビール3種類の試飲に続き、出来たてのスーパードライとドライブラックを美味しく味わいました。

記念撮影ののち、帰路につきましたが、参加者一同、充実した見学会と小旅行を楽しみました。

なお、当日は見学会終了後は上野に戻り、理学部同窓会新年会を兼ねて懇親会を開催し、引き続き楽しいひとときを過ごしました。

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理学部同窓会長新年ご挨拶

理学部同窓会会長 久邇朝宏

理学部同窓会の皆さま、あけましておめでとうございます。久邇会長
本年も頑張って活動していきますので、ぜひご協力、ご参加ください。
以下は今年前半の主な催しです。
●1月18日(金)、技術交流会ではアサヒビールの工場見学会を開催いたします。そして同日夜には理学部同窓会の新年会を開催します。どちらか一方のご参加でも結構です。

●4月14日(日)はオール学習院の集いですが、昨年好評だった理学部同窓会の部屋を今年も設けます。お手伝いをいただくとともに、お気軽にお立ちよりください。
●6月29日(土)は理学部同窓会の総会です。同窓会の活動のご紹介と、この3月に退官される数学科飯高先生のご講演を予定しております。
★桜友会では、HPに掲載される上記のようなイベントをタイムリーにお知らせする手段として、メルマガシステムを開始いたしました。ぜひご登録ください。(購読申込みはこちらから)

アサヒビール(茨城工場)見学会のご案内

                                                平成24 年12 月27 日

                    理学部同窓会 技術交流委員長 葛城 茂敬

 暮れからお正月へとあわただしく時が流れておりますが、皆さまお元気にご活躍のこととお慶び申し上げます。さて、この度、技術交流会では、中條高徳先輩(昭27 政:東京中央桜友会長・アサヒビール名誉顧問)のご尽力によりアサヒビール茨城工場の見学会を開催することになりました。また見学会の後は都内に戻り、懇親会を兼ねて理学部同窓会新年会を開催いたします。皆様お誘い合わせのうえ多数ご参加くださいます様ご案内申し上げます。

日時:平成25年1月18日(金)12:30~19:30(新年会兼懇親会を含む)

集合時間・場所: 12:15 (つくばエクスプレス線)守谷駅改札口集合 守谷駅前 (2)

        (直接アサヒビール茨城工場にお越しの方は申し込み時にその旨事務局にお伝え下さい)

交通アクセス:守谷駅東口バス2番乗り場からアサヒビール茨城工場工場見学棟(バス下車)

・・・・このバスは、この先アサヒビール研究所まで行きますので必ず下車して下さい。

見学場所:アサヒビール株式会社茨城工場(茨城県守谷市緑一丁目1-1)

スケジュール:

     12:15 に守谷駅改札口に集合→12:30 中央東口バス乗り場より工場送迎バスにて工場に向け移動

     13:00~13:30講演:アサヒビール工場見学担当係

           題目「世界のビール講座」

           紀元前3000年からのビールの歴史と発酵の仕方によるビールの種類等の講座を、映像を交え説明を頂きます。

     13:30~14:10 見学;20 名程度づつ2組に分かれてアサヒビール茨城工場の工場見学とビール試飲

     15:00 または15:30 工場送迎バスで守谷駅に移動→つくばエクスプレスで秋葉原経由上野駅へ。新年会場「黒船亭」へ

懇親会(下記別掲の理学部同窓会新年会と併会):お誘い合わせの上、奮ってご参加下さい。見学会または新年会のみのご参加も歓迎します。

     17:30~19:00

     場所:上野広小路「黒船亭」

     会費:5,000円

参加申し込み:1月8日(火)までに下記にご連絡頂きたくお願い申し上げます(新年会参加の有無を併記下さい)。

          理学部同窓会技術交流会  rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp

《お問い合わせ》 事務局長 齋藤正 携帯090-3100-0885

          窓口 堀田明久 Tel & Fax 03-3414-6882、携帯080-6565-5889

                         以 上

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技術交流会はどなたでもご参加いただけます。下記宛にメールをお願い申し上げます。またアドレスをご登録頂くと開催の都度、ご案内メールを差し上げます。

〒161-8691 落合郵便局私書箱第55号 学習院大学理学部同窓会技術交流会

メールアドレス:《rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp

 委員長  葛城 茂敬

 事務局長  齋藤 正

理学部同窓会新年会のご案内

   理学部同窓会長 久邇 朝宏

下記により理学部同窓会の平成25年新年会を開催致します。多くの皆様にご参加頂きたくご案内申し上げます。

なお、本新年会は別掲のアサヒビール見学会(技術交流会)の懇親会と合同で開催致します。

日 時:平成25年1月18日(金)17:30~19:00

会 場:上野広小路「黒船亭」 http://r.gnavi.co.jp/g317400/

東京都台東区上野2-13-13 キクヤビル7F(JR上野駅 徒歩4分)  TEL 03-3837-1617

—-上野駅の不忍口から、中央通りに出て右に。道路の右側を御徒町方向に歩くと、不忍通りとの角にキクヤビルがある(1階はマクドナルド)。マクドナルドに沿って右に回り込むとビルへの入口あり。エレベータで直接7階へお越しください。

会 費:5,000円

参加申込:1月8日(火)までに下記にご連絡頂きたくお願い申し上げます。

        理学部同窓会技術交流会  rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp

(アサヒビール見学会にご参加の方は、上記別掲の見学会に申込頂き、新年会にも参加の旨お伝え下さい)

以上

第70回技術交流会のご報告

■ 開催日時:2012年12月8日(土)14:45~17:15

■ 開催場所:南7号館101教室

■ 講 演:

講演1:「植物が日長を感受して花芽をつくるしくみ」        14:45~15:55(質疑応答10分を含む)

講 師:理学部生命科学科 清末 知宏 教授

講演要旨(予稿より)遺伝子組換え植物は私たちの生活に身近なものとなってきています。実際、遺伝子組換えのカーネーションやバラ、遺伝子組換え大豆を使った食品などは簡単に購入することができますし、日本が輸入している家畜飼料のトウモロコシはほとんどが遺伝子組換えです。また、最近では遺伝子組換えパパイヤの輸入が解禁されました。私たち基礎研究者はこの遺伝子組換え技術を生命のしくみを理解するために用いています。研究材料にはカーネーション、バラなどではなく、モデル植物を使っています。講演では、遺伝子組換えとモデル植物シロイヌナズナを使った花芽形成時期を制御する遺伝子についての私たちの研究をご紹介したいと思います。

講師紹介:1987年  筑波大学第二学群生物学類卒業

1992年 筑波大学大学院生物科学研究科生物学専攻博士課程修了

1992~1995年   理化学研究所基礎科学特別研究員

1995~1996年   理化学研究所ライフサイエンス研究協力員

1996~1998年   日本学術振興会海外特別研究員(ワシントン州立大学、カリフォルニア大学バークレー校)

1998~2000年   岡崎国立共同研究機構基礎生物学研究所助手

2000~2003年   香川大学遺伝子実験施設助教授

2000~2003年   岡崎国立共同研究機構基礎生物学研究所客員助教授

2003~2007年   香川大学総合生命科学実験センター遺伝子実験部門助教授

2007~2009年   香川大学研究推進機構総合生命科学研究センター遺伝子研究部門准教授

2009年~      学習院大学理学部教授 現在に至る。

                

 

講演2:「洋蘭の原生地を訪ねて」                     16:05~17:15(質疑応答10分)

講師:ベトナムオーキッド 代表 葛城 茂敬 氏(昭34化卒)

講演要旨(予稿より)私は東南アジアに生えている珍しい蘭を採取して育てることを趣味としていましたが、近年蘭の輸入販売を始めてからはその現地での採集から遠ざかってしまいました。

本日は皆様に私が体験した蘭の原生地での魅力・様子等をスライドでお見せしたいと思います。

どうぞ、気楽にご覧下さい。

講師紹介:1936年5月 東京に生まれる。女子学習院付属幼稚園、学習院初等科、中等科、高等科を経て

1959年3月 学習院大学 理学部化学科卒業

1959年4月 旭硝子㈱入社.建築用板ガラス、ガラス繊維複合材、グラスウール、断熱・吸音材、プラスチック眼鏡レンズの生産販売に従事

1996年10月 旭硝子㈱退社後、東南アジア 主としてインドネシア、ベトナムで野生欄を採取・栽培して日本で販売し現在に至る。

              

  

 

会:17:30~19:30

場所:ホテルメッツ目白1F レストラン「フィオレンティーナ」

      

 

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技術交流会はどなたでもご参加いただけます。下記宛にメールをお願い申し上げます。またアドレスをご登録頂くと開催の都度、ご案内メールを差し上げます。

〒161-8691 落合郵便局私書箱第55号 学習院大学理学部同窓会技術交流会

メールアドレス:《rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp

 委員長  葛城 茂敬

 事務局長  齋藤 正

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次回(第71回)技術交流会は来年1月18日(金)にアサヒビール茨城工場(つくばエクスプレス守谷)の見学会を開催いたします。終了後には理学部同窓会の新年会を兼ねて懇親会を行います。皆様、奮ってご参加下さい。

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第17回理学部同窓会ゴルフ会のご報告

日時:平成24年10月24日(水)

会場:富士平原ゴルフクラブ

前日の台風を思わせる荒天は、夜明けとともに回復し、透き通った真っ青な空が広がりました。

スタート前に松岡志郎(28化、前回優勝)名誉会長のごあいさつ、当番幹事・殿岡一孝(34化、前回優勝)のルール説明、記念撮影を行いました。

今回の参加者は18名。合計5組で丹沢・箱根コースでのプレーを楽しみました。競技は各自の持ハンデによるストロークプレーで行い、優勝は三浦崇(元理学部助教)さんが、また準優勝は矢川暢芳(昭36物)さん、第3位は高島雅夫(昭36化)さんがそれぞれ獲得されました。

プレーの進行が早く、終了後のパーティも余裕をもって進めることができました。楽しい談笑の中で成績発表があり、松岡名誉会長より優勝トロフィーや会員より寄贈された鹿児島産焼酎等の副賞が入賞者に渡されました。しばし和やかな歓談が続いたのち小坂登(32化)幹事長の中締め挨拶があり、一同再会を約して散会いたしました。

ゴルフ会は、会員相互の親睦を目的に毎年2回開催しております。多くの皆様にご参加頂きたくご案内申し上げます。同期会や研究室会、あるいは友人同志のグループでの参加も歓迎いたします。

次回第18回大会は、平成25年6月、同じ富士平原ゴルフクラブで開催の予定です。コースへは、車や高速バス利用のほか、新宿発6時45分の小田急ロマンスカーあさぎり1号利用でも快適に行くことができます。又、コースでは前泊プランなどの用意もあります。

開催情報(メール)をご希望の方は、酒井佐芳(昭34物)さん(ssakai@h02.itscom.net)または、林なおみ(昭42数)さん(NOMITOKYO@aol.com)までご連絡下さい。

                

 

 

 

第69回技術交流会のご報告

■ 開催日時:2012年10月6日(土)14:45~17:15

■ 開催場所:南7号館101教室

 ■ 講 演:

講演1:「完全マッチングの数理」    14:45~15:55(質疑応答10分を含む)

講 師:理学部数学科  中野 史彦 教授

講演要旨(予稿より):完全マッチングとは統計力学のモデルの一つです。与えられた点の全てを2つずつのペアにするという単純なものですが、点を増やして「典型的に出現するペアリング」を見ると、美しい構造が現れます。その他、「マッチングに「ゴミ」を入れたらどうなるか?」など色々な問題について考えていきます。

講師紹介:1996年3月:東京大学数理科学研究科博士課程卒業

1996年~2004年:東北大学理学研究科数学専攻助手

2004年~2010年:高知大学理学部准教授

2010年~現在:学習院大学理学部教授。 現在に至る。

                

 

講演2:「ゆりかごから歯かばまで」  16:05~17:15(質疑応答10分を含む)

講 師:鶴川駅前歯科診療所 副院長 長崎 恵理子 氏(昭47数卒)

講演要旨(予稿より):「患者さんの悩みを少しでも解決できるようになりたい」と思いながら仕事を続けてきました。各年代の『口腔ケアのポイント』と『受診の仕方』について、皆様がより快適な毎日を送ることができるように日常の臨床から学んだことをお話ししたいと思います。

私を育ててくれた母校に心からの感謝をこめて、何らかの恩返しができることを願います。

講師紹介:学習院初等科、女子中等科、女子高等科を経て

1972年3月 学習院大学 理学部数学科卒業

1972年4月~1973年6月 財団法人政策科学研究所勤務

1976年9月 日米会話学院卒業

1982年3月 日本歯科大学卒業

1982年4月~1983年4月 長崎歯科クリニック勤務

1983年5月~鶴川駅前歯科診療所勤務、歯科医師(副院長)として現在に至る。 一男一女の母

                

 

懇 親 会:17:30~19:30

場 所:ホテルメッツ目白1F レストラン「フィオレンティーナ」(目白駅横 )

          

技術交流会はどなたでもご参加いただけます。下記宛にメールをお願い申し上げます。アドレスをご登録頂くと開催の都度、ご案内メールを差し上げます。

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〒161-8691 落合郵便局私書箱第55号 学習院大学理学部同窓会技術交流会

メールアドレス:《rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp

 委員長  葛城 茂敬

 事務局長  齋藤 正

 

平成24年度学習院大学理学部同窓会総会・講演会(第68回技術交流会) ・懇親会のご報告

日 時: 平成24年6月30日(土)

場 所: 南7号館(理学部新棟)101番教室

 平成24年6月30日、理学部同窓会総会・講演会・懇親会が開催されました。

総会

● 会議は河俣強氏(昭46数)の総合司会により、理学部同窓会幹事会、定時総会の順で進められました。

 幹事会は服部充雄(昭42化)氏を議長に選出し、総会提出議案、決算・予算の審議を行い、これらを承認致しました。

 総会は久邇朝宏(昭42物)同窓会長の議長で議事が進められ、会長挨拶ののち、2011年度事業報告及び2012年度事業計画、2011年度決算報告、同監査報告、2012年度予算案を審議致しました。

審議にあたっては、久邇同窓会長より事業報告、事業計画説明のほか、齋藤正(昭42化)、諸戸清郎(昭46物)、服部充雄(昭42化)、佐野義規(昭47数)、田島博和(昭63数)、矢川暢芳(昭36物)の各委員長より担当委員会の活動報告及び計画についての説明が行われました。また四方のぞみ(昭54数)常任幹事より決算・予算説明、小野潤彌(昭34化)監事より監査報告が行われました。総会ではこれらの議案をすべて満場一致で承認致しました。

        

講演会

● 恒例の講演会は第68回理学部技術交流会講演会を兼ねて開催され、桜美林大学リベラルアーツ学群 芳沢光雄教授(1975年学習院大学理学部数学科卒、理博)に「『いかにして問題をとくか』(ポリア著:丸善)の身近な活用について」と題し、ご講演いただきました。

若者の理科離れが話題になっていますが、子供のころから理数好きにするための教育に携わっておられる先生に、その経験を踏まえて、今後の数学教育の在り方をわかりやすくお話いただきました。

講演テーマ:『いかにして問題をとくか』(ポリア著:丸善)の身近な活用について

講演要旨(予稿より):講演者がまだ1歳の昭和29年に丸善からG.ポリアの「HOW TO SOLVE IT」の訳本が出版された。昨年、NHKテレビでも紹介されたこともあって、再び注目されている。元々は数学の問題を解く型を整理して分類したものであるが、一般化した表現でまとめたこともあって、その発想は数学の問題解決に留まらない展開が考えられる。本講演では、その発想のビジネス・日常生活への活用について、誰にでも楽しめるように解説する。

講  師  : 桜美林大学リベラルアーツ学群 教授 芳沢 光雄 (昭和50数学卒、理学博士)

講師略歴 ::1953年 東京生まれ、59歳。

曽祖父は元内閣総理大臣で凶弾に倒れられた、犬養毅総理で、祖父は元外務大臣の芳沢謙吉外相、従妹は元国連難民高等弁務官の緒方貞子氏。

慶應義塾幼稚舎、慶應義塾普通部、慶應義塾高等学校と進まれた後、

1971年4月
学習院大学理学部数学科に入学

1975年3月
同 数学科卒業

1980年  学習院大学理学部数学科で理学博士号を取得

米国オハイオ州立大学博士特別研究員(post doctoral fellow)、慶應義塾大学商学部助教授、城西大学理学部教授、東京理科大学理学部教授を歴任。

現在は桜美林大学リベラルアーツ学群教授をされて、数学教育に関する活発な活動をされており、特に1990年代以降は、ゆとり教育導入による数学の学力低下を危惧し、数学教育の重要性と充実を訴える活動に力点を置いておられます。証明教育を中心とした“考えて論述する”教育の重要性を新聞・雑誌などに多数掲載されている。

役員等 :日本数学会評議員(平成7年度)、日本数学教育学会理事(平成13、14年度)、第19期日本学術会議第4部委員などを歴任。

著 書:数学教育関係に多数の著書がある。

              

(上記写真の一部に先生著作の丸善出版物、産経新聞掲載記事を使用させていただきました)

 懇親会

●  引き続き、会場をホテル メッツ 1F 「フィオレンティーナ」に移し、懇親会が行なわれました。

講演会、懇親会には、堀口学習院常務理事、福井学習院大学長、内藤桜友会長はじめ 院、大学、理学部、桜友会、各学校学部同窓会、各支部、等々各方面から多くのご来賓のご出席を頂き、ご挨拶ご祝辞を頂戴致しました。

先生方や在学生の方々にも多くのご参加を頂き、歓談に楽しいひと時を過ごしました。

                     

第67回技術交流会のご報告

■ 開催日時:2012519日(土)14451715

 開催場所:南7号館101教室

講演1:「ホウ素でがんに挑む」
14:45~15:55(質疑応答10分を含む)

講師:理学部化学科  中村浩之 教授

講演要旨(予稿より):既存の医薬にはない体内動態、特徴的活性を有する医薬の創製には、医薬素材として生体内には存在しない元素を利用した論理的な分子設計がその有望なアプローチの一つである。ホウ素は炭素のひとつ手前の原子番号をもつ元素で、空軌道を有することからドナー分子から電子を受け取ることができる。そこで、生物活性物質にホウ素を導入することにより、標的タンパクと水素結合だけでなく共有結合によっても相互作用でき、これまでとは異なる薬理活性が期待できる。また、ホウ素は安定なクラスターを形成する。本講演では、ホウ素の立体電子的相互作用および中性子捕捉反応を利用した次世代放射線療法について、中村教授の最近の研究を紹介する。

講師紹介:1967年8月 生まれ、44歳

1991年3月 東北大学理学部化学科卒業。 4月~ 東北大学大学院博士課程へ。 1993年5月 ~11月英国ウェールズ大学留学(K.Smith教授)。 1993年4月~1995年2月 日本学術振興会特別研究員。 1995年3月~1995年3月 東北大学大学院理学研究科助手。 1995年4月~1997年3月 九州大学有機化学基礎研究センター助手。 1996年9月 東北大学理学博士取得。 1997年4月~2002年3月 東北大学大学院理学研究科助手。 2000年4月~2001年4月 文部省在外派遣研究員として米国Pittsburg大学 D.P.Curran教授。 2002年4月 学習院大学理学部化学科 助教授。 2006年4月 同 教授。 現在に至る。

                

講演2:「情報セキュリティへの脅威(進化する攻撃)」  
16:05~17:15(質疑応答10分を含む)

講師:㈱サンパートナーズ 小林 洋(元、富士通株式会社

講演要旨(予稿より):情報セキュリティへの脅威について最新の内容と特徴を解説する。 情報技術の発展とインターネットの普及は、利便性の向上と同時に多くの脅威を社会にもたらしている。SNSやWebサイト、スマートフォンやパソコンは日常生活に欠かせない道具になったが、その危険性を認識し、適切な使い方や防御をしないと被害者になり、時には加害者にもなる。 例えば、国会議員のメールが無断転送される、防衛産業の情報が漏洩する、就活情報の無断使用など多くの被害が出ている。情報リテラシーとしてセキュリティの基本知識は益々重要になっている。講師はISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の審査員として多くの組織のセキュリティ活動を審査してきた経験を基に、情報セキュリティの脅威とISO規格について紹介する。

講師紹介:1947年生まれ、64歳。

1970年3月 学習院大学理学部数学科卒業(米田研究室・菅研究室)。 1970年4月 富士通株式会社入社。 大型コンピュターの基本ソフトウェア開発からオープンシステムの開発サポート、セキュアーUNIXの研究を担当。 2004年より㈱日本環境認証機構において情報セキュリティの主任審査員として活動、ISMS(情報セキュリティ:ISO27001),ITSMS(ITサービス:ISO20000)、BCMS(事業継続:BS25999)などの主任審査員、㈱サンパートナーズにおいてコンサルタント。

                

会:17301930

場所:ホテルメッツ目白1F レストラン「フィオレンティーナ」

        

お知らせ

技術交流会はどなたでもご参加いただけます。メールアドレスをご登録頂くと開催の都度、ご案内メールを差し上げます。《rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp》宛にご連絡をお願い致します。

第16回理学部同窓会ゴルフ会のご報告

日時:平成24年5月11日(金)

会場:富士平原ゴルフクラブ

恒例となったゴルフ会も第16回を迎え、今回は18名の会員がプレーを楽しみました。1週間ほど不安定だった気候もようやく落ち着き、真っ白な富士山がつつじが満開の初夏の高原コースを大きく見下ろしていました。

スタート前に星野洋一(30化)会長、当番幹事・松岡志郎(28化、前回優勝)名誉会長よりルール説明、挨拶があり、記念撮影を行いました。

競技は丹沢・富士コースを使用し、各自の持ハンデによるストロークプレーで行われ、優勝:殿岡一孝(34化)さん、準優勝:三浦崇(元理学部助教)さん、第3位:船橋敏(34経)さんがそれぞれ獲得されました。

終了後はいつものように和やかにパーティが行われました。入賞者にはトロフィーのほか会員より寄贈されたウイスキーや鹿児島焼酎などが贈られました。

ゴルフ会は、会員相互の親睦を目的に毎年2回開催しております。多くの皆様にご参加頂きたくご案内申し上げます。同期会や研究室会、あるいは友人同志のグループでの参加も歓迎いたします。

次回第17回大会は、平成24年10月、同じ富士平原ゴルフクラブで開催の予定です。コースへは、車や高速バス利用のほか、新宿発6時45分の小田急ロマンスカーあさぎり1号利用でも快適に行くことができます。又、コースでは前泊プランなどの用意もあります。

開催情報(メール)をご希望の方は、酒井佐芳(昭34物)さん(ssakai@h02.itscom.net)または、林なおみ(昭42数)さん(NOMITOKYO@aol.com)までご連絡下さい。

                  

オール学習院の集い「理学部同窓会の部屋」のご報告

恒例のオール学習院の集いは花吹雪のもと晴天に恵まれ、目白キャンパスは1万人を超える来場者で賑わいました。

今年は初めて「理学部同窓会の部屋」を設け、多くの皆様にお立ち寄り頂きました。

平成24年オール学習院の集い「理学部同窓会の部屋」

日 時:平成24年4月15日(日)10:00~15:00

会 場:西2号館4階 405号室

展示と催し

■  理学部同窓会の活動紹介

・同窓会活動の全容と、各委員会他の活動を掲示し紹介致しました。

活動組織、技術交流委員会、就職支援委員会、広報委員会、組織委員会、会誌名簿委員会、将来計画委員会、理学部ゴルフ会

・技術交流会の講演をビデオで放映致しました。

・これまで発行した「理学部同窓会誌」のすべてを展示致しました。

■  同窓会員の趣味の作品展

美術、工芸、著作物等の作品を展示致しました。

・写真

大岡富士雄(昭32物)、東園基政(昭36物)、畑中茸雄(昭38化)、諸戸清郎(昭46物)、村松康行(昭47化)、権田伸枝(昭47数)

・書画(書、水彩画、油絵、版画)

野元悦子(昭33化)、東園基政(昭36物)、鈴木晴郎(昭45化)、米田道明(昭45化)、黒崎裕子(昭46数)、浅枝陽(元職員)

・工芸他(陶芸、木彫り、模型、ステンドグラス、万華鏡、折り紙、蝶の標本、押し花、生花)

矢川暢芳(昭36物)、岸田正子(昭38化)、戸田陽子(昭38化)、深津弘子(昭40化)、久邇朝宏(昭42物)、田邊牧子(昭44数)、猪越俊久(昭45経)、黒崎裕子(昭46数)

・自著書

牛島一郎(昭31物)、中村俊一(昭31物)、福田恵美子(昭31物)、鳥山和久(昭33化)、小早川隆治(昭38物)、朝枝剛(昭42物)、黒田登志雄(昭42物)、林義孝(昭42物)、伊知地国夫(昭50物)、芳沢光雄(昭50数)

■  談話コーナー

テーブル、椅子を用意し、皆様に自由にお使いいただきました。歓談に終日賑わっていました。

・飲み物等の寄贈(アルコール、ソフトドリンク、ちらしずし、おつまみ)

葛城茂敬(昭34化)、久邇朝宏(昭42物)、開康一(平04物)、他有志の方々

・お土産(蘭の鉢植え、夏みかんのママレード)

葛城茂敬(昭34化)、林なおみ(昭42数)

開催に当たり、事前の準備や当日の設営、運営等に多くの方々にご尽力いただきました。どうもありがとうございました。

                        

第66回技術交流会のご報告

■ 開催日時:2012310日(土)14451715

 開催場所:南7号館101教室

■ 講 

講演1:「極高真空計の開発」– 14:45~15:55(質疑応答10分を含む)

講師:理学部物理学科  荒川一郎 教授

講演要旨(予稿より):圧力10-11Pa(一京分の一気圧)台の測定を可能とした真空計の開発の経緯を紹介する。1950年のBayard-Alpert型真空計の発明がもたらした10-8 Pa台の超高真空技術は、現在の電子情報社会を実現する基盤技術として半世紀に渡り活躍してきた。よりファインな技術発展の環境を整えるべく、さらに3-4桁低い極高真空の実現を目指す動きが1990年代に我が国で始まった。荒川が関わった計測技術の開発では学習院の卒業生がその原動力となり、2000年にはA-T型真空計(商品名:AxTRAN,(株)アルバック)として製品化され、研究・改良を重ねながら現在に至っている。

講師紹介:1952年9月 東京都大田区馬込生まれ。 1976年3月 東京大学工学部物理工学科卒業。 1976年4月 日本真空技術㈱入社。1979年4月東京大学生産技術研究所 助手。 1984年4月 学習院大学理学部物理学科 講師1986年4月 同 助教授。 1994年4月 同 教授。 現在に至る。

                

講演2:「免疫細胞とがん治療」– 16:05~17:15(質疑応答10分を含む)

講師:㈱日本バイオセラピー研究所 贄田美江(にえだみえ) 主任研究員( 豪クィーンズランド大学 客員研究員 )

講演要旨(予稿より):現在の3大がん治療として、外科治療(手術)、放射線治療、抗がん剤治療が行われおり、末期のがん患者では、これらの治療法を組み合わせた、集合的治療が行われている。この3大治療に加え、第4の選択肢として、免疫細胞療法が行われている。免疫細胞療法は投与する細胞の種類により、樹状細胞療法、T細胞療法、NK細胞療法に分けられる。ヒトの免疫系は樹状細胞を中心に様々な免疫細胞を活性化して免疫系ネットワークを形成して、がん細胞を攻撃し排除する仕組みをもっている。がん患者ではこれが上手く働かないことによりがん細胞が増殖してくると考えられので、この免疫系を回復しようという試みが免疫細胞療法である。樹状細胞を中心として免疫細胞群ネットワークの仕組みと、贄田が携わった免疫細胞療法の臨床例を紹介する。

講師紹介:1942年3月生まれ。 1960年3月 学習院女子高等科卒。 1964年3月 学習院大学理学部化学科卒。 1977~1991年 東京大学医学部、研究員。 1991年 学位取得、医学博士。1992~1995年 東京大学医学部、助手。 University of Bristol (英国) 医学部、客員研究員。 1995~2001年日本赤十字社、中央血液センター研究部、樹状細胞研究プロジェクトリーダー。 2001~2009年 (株)メデイネット先端医科学研究所、主席研究員。横浜市大医学部、客員准教授。2009年~ 現職。

                

会:17301930

場所:ホテルメッツ目白内 フィオレンティーナ

              

平成24年理学部同窓会新年会のご報告

平成24年理学部同窓会新年会を開催いたしました。

日 時:平成24年1月20日(金)17:30~19:30

会 場:吉祥寺第一ホテル 2階「パークストリート」

当日開催された第65回技術交流会(国立天文台見学会)の懇親会との合同開催で、多くの皆様にご参加いただき、年代や専門分野、出身学部を超えて、楽しい交流のひと時をすごしました。

        

第65回技術交流会(国立天文台見学会)のご報告

下記により見学会(第65回技術交流会)を開催いたしました。

日 時:平成24年1月20日(月)13:00~16:30

見学先:国立天文台 三鷹キャンパス http://www.nao.ac.jp/about/mitaka.html

(東京都三鷹市大沢2-21-1)

日江井 榮二郎先生(東京大学名誉教授、国立天文台名誉教授)のご尽力により国立天文台三鷹キャンパスの見学会(第65回技術交流会)を開催いたしました。当日は、前夜からの雪や氷雨が続く生憎の天候でしたが、多くの会員とゲストの方に参加いただき、充実した見学会となりました。

施設見学に先立ち講堂で、重力波を観測手段とする新しい天文学の創成で世界的にご高名な藤本眞克 教授(重力波プロジェクト研究室長 http://guas-astronomy.jp/Supervisors/m-fujimoto.html)に「重力波の検出をめざす巨大レーザー干渉計」と題し特別講演をいただきました。

その後、銀河系近傍の天体からの重力波探査観測と観測技術開発を行なっている一辺300Mのレーザー干渉計(TAMA300)、コンピュータによって描き出された宇宙の構造と進化を特殊な映像システムによって立体的に投影する4次元デジタル宇宙シアター(4D2U http://4d2u.nao.ac.jp/t/var/4d2unav/)のほか、日本最大口径65cmの赤道儀式屈折望遠鏡、国登録文化財の太陽塔望遠鏡(アインシュタイン塔)を見学いたしました。

また見学会終了後は吉祥寺で、理学部同窓会新年会を兼ねて懇親会を開催し楽しいひとときを過ごしました。

      

第64回技術交流会のご報告

開催日時:12 10 日(土)14451715

開催場所:南3 号館104 教室

 

講演1:ショウジョウバエを用いた発生遺伝学の研究  14:45~15:55(質疑応答10 分を含む)

講師:理学部生命科学科 安達卓教授

講演要旨(予稿より):キイロショウジョウバエ(以下ショウジョウバエ)は、極限環境以外のほぼ世界中に分布する小型のハエで、一見何の役にも立ってくれそうにない生物ですが、人類は(研究者は)、100 年以上も前から遺伝学研究の代表的材料として、親しんできました。その理由は1時間ではとても話せないほど、枚挙にいとまがありませんが、全てを理解された後には、このハエはヒトに研究されるために進化してきた奇跡の生物では?と思わない訳にはいかなくなります!
本講演では、まずショウジョウバエを用いた研究の利点についてお話した後、私共が研究してきました細胞死(アポトーシス)をひき起こす巧妙な仕組についてご紹介して、ハエに対する偏見を払拭されるきっかけとなって頂ければ、と希望しております。

講師紹介:1955 年生まれ、1986 年北海道大学理学部生物学科卒業、1992 年名古屋大学大学院理学研究科生物学専攻博士後期課程修了理学博士、1992~1994 年愛知県がんセンター研究所研究員、1994~2001 年名古屋大学理学部生物学科および大学院理学研究科生物学専攻助手、1999~2000 年アメリカ・ミネソタ大学遺伝細胞発生学部客員研究員、2001~2007 年神戸大学発達科学部人間環境学科および大学院自然科学研究科助教授、2007~2009 年神戸大学大学院理学研究科生物学専攻准教授、、2009 年~ 学習院大学理学部生命科学科教授。

                

 

講演2:「医薬品開発のグローバル化」 16:05~17:15(質疑応答10 分を含む)

講師:行山煥氏(1967 年学習院大学理学部化学科卒)

講演要旨(予稿より):医学の進歩、生物学の進歩により、EBM(Evidence base Medicine)やゲノム情報を使った新薬開発が進められようとしています。新薬開発は膨大な費用と10年にも及ぶ期間が必要とされてきました。新薬開発について製薬会社では開発費用を少なく、短期間で世に出すことに努力するわけですが、拙速な開発は副作用の見過ごしという安全性面で信頼のない薬が世に出ることになります。新薬開発は先進国の数カ国によって世に出されておりますが、日本ではドラッグラグで表現されるほど新薬開発に時間がかかり、欧米から遅れて世に出ています。一方、欧米からは日本の医薬品市場に早く出したい熱いまなざしをもっております。新薬を評価するステップごとの規制や評価方法を共通にすることは大いに意味のあることとなります。国際的な評価方法の検討はICH(The International Conference on Harmonization of Technical Requirements for Registration of Pharmaceuticals for Human Use)という組織で以前からなされてきております。医薬の開発の過程と最近のグローバル化をICH 紹介と東アジアでの臨床試験の実情など紹介いたします。

講師紹介:1943 年東京・谷中生まれ、1969 年学習院大学理学部化学科修士卒業(高本研究室)、1969 年興和株式会社入社・東京研究所にて有機化学(多糖類、抗生物質、アルカロイド等の基礎研究に従事、さらに、情報処理システムにて構造活性システム、動物実験システム、臨床開発システムの開発実施。1995 年臨床開発部業務、開発管理部、2003 年リタイア以後はCRO にて品質管理部にて臨床試験の品質管理業務.

                

 

懇親会:17301930

場所:目白駅前ホテルメッツ目白内「フィオレンティーナ」

    

理学部の先生方と理学部同窓会の懇親会(ご報告)

下記により理学部の先生方と理学部同窓会の懇親会を開催いたしました。

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日 時:平成23年12月8日(木) 18:30~21:00

会 場:目白 シェリーヴ

ご出席頂いた先生:持田理学部長、荒川物理学科主任教授、村松化学科主任教授、川崎数学科主任教授、馬渕生命科学科主任教授、鈴木事務長

理学部同窓会出席者:正副会長、各委員会委員長(代理含む)

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理学部同窓会活動では理学部との連携が日常的に行われておりますが、活動をより効果的なものとするため、理学部の先生方と懇親会、意見交換会を開催いたしました。

会では先ず、同窓会正副会長より同窓会活動の総括説明があり続いて、技術交流会、就職支援、会誌名簿、広報、組織、将来計画の各委員長が、それぞれの活動概要と課題、学部へのお願い事項などを説明いたしました。

ご多用中にご出席頂いた、学部長と全学科の主任教授の先生方から、支援活動への謝辞や、学部の状況、同窓会活動への具体的な協力のご提案などをお話いただきました。

多くの成果が得られた和やかな会でしたが、これからも相互の情報連絡を密にし、活動の一層の充実を計ることといたしました。

 

第15回理学部同窓会ゴルフ会のご報告

日時:平成23年10月19日(水)

会場:富士平原ゴルフクラブ

スタートの時には幾分冷やり感じた秋の富士平原は、曇り空ではありましたが今回も天候に恵まれ、午後には薄日の中にいつもの富士山が大きく見下ろしていました。

今回の参加者は21名。合計6組で箱根・丹沢コースでのプレーを楽しみました。

競技は各自の持ハンデによるストロークプレーで行われ、優勝は当会名誉会長の松岡志郎(昭28化)さんが、また準優勝は数野一郎(昭61営)さん、第3位は常盤幸久(昭58化)さんがそれぞれ獲得されました。

プレー終了時間がいつもより早く、終了後のパーティも余裕をもって進めることができました。お互いの健闘を讃える談笑の中で、優勝トロフィーや会員より寄贈された鹿児島産焼酎等の副賞が星野洋一(昭30化)会長より入賞者に渡されました。しばし和やかな歓談が続いたのち酒井佐芳(昭34化)幹事長の中締め挨拶があり、一同再会を約して散会いたしました。又、パーティ終了後には当会幹事会を開催し、今後の運営方法などについて意見交換をいたしました。

ゴルフ会は、会員相互の親睦を目的に毎年2回開催しております。多くの皆様にご参加頂きたくご案内申し上げます。同期会や研究室会、あるいは友人同志のグループでの参加も歓迎いたします。

次回第16回大会は、平成24年6月、同じ富士平原ゴルフクラブで開催の予定です。コースへは、車や高速バス利用のほか、新宿発7時15分の小田急ロマンスカーあさぎり1号利用でも快適に行くことができます。又、コースでは前泊プランなどの用意もあります。

開催情報(メール)をご希望の方は、酒井佐芳(昭34物)さん(ssakai@ho2.itscom.net)または、林なおみ(昭42数)さん(NOMITOKYO@aol.com)までご連絡下さい。

  

                    

第63回技術交流会のご報告

開催日時:101日(土)14451715

開催場所:南7号館101教室

 

講 演1:フェルマーの大定理の証明について ・・・14:45~15:55(質疑応答10分を含む)

講師:理学部数学科 中島匠一教授

講演要旨(予稿より):フェルマーの大定理とは、「自然数 n が 3 以上であれば、2つの n 乗数の和は決して n 乗数にならない」という主張である(ただし、 n 乗数とは、ある自然数の n 乗となる数のこと)。17世紀にフェルマーによって提示されたこの魅力的な主張は、実は大変な難問であった。つまり、多くの数学者が解決を試みたにもかかわらず、300年以上解決されなかった。この難問が、1990年ころ、Andrew Wiles によって最終的に解決されたのは20世紀の数学の大成果である。

今回の講演では、前半で、フェルマーの大定理をめぐる歴史を取り上げ、この問題が数学の発展に大きく貢献したことを説明する。後半で、ワイルスの証明を取り上げる。といっても、証明は長く、細部に触れるのは不可能であるから、「解決のアイディアは何か」「いったい、どこがすごいのか」がわかることを心がけて、証明の流れを中心として説明したい。

講師紹介:1955年生まれ。理学博士。専攻は整数論。東京大学理学部数学科助手、東京大学教養学部助教授、東京大学大学院数理科学研究科助教授を経て、1998年より学習院大学理学部教授。

               

 

講 演2:わが人生の軌跡 人間工学からスポーツ・ヒューマニティへ ・・・:16:05~17:15(質疑応答10分を含む)

講師:福岡 孝純(1964年学習院大学理学部物理学科卒)

講演要旨(予稿より):第一希望の近藤研究室に入ったものの、スキーに熱中し過ぎて勉学に身の入らなかった学生時代、卒業後就職するもやり残した気持ちから渡独、異国の地での試行錯誤の連続だった研究生活、帰国後の身ひとつでの起業…どれも懐かしい思い出である。物理学への漠然とした憧れから、人間工学、スポーツ学へと、興味の対象は人間そのもの、人間が創り出す世界へと広がっていったが、学びの原点は学習院時代にある。スキー技術の人間工学的研究という前人未踏の領域への挑戦のなかで、人間が生み出す技にはオンリーワン性があること、そこから生まれる美しさや能力の限界にせまる身体性の素晴らしさを認識した。未知のものを解き明かしていく喜び、新しい気づき、そして次への扉。わが人生を振り返りつつ、“人間性の復権”について思いを伝えたい。

講師紹介:1941年神奈川県生まれ。1964年学習院大学理学部物理学科卒。1970年フランクフルト大学博士課程修了(理学博士、ph.D)。1972年福岡スポーツ研究所創立(現日本スポーツ文化研究所)、法政大学講師、東京農業大学教授を経て現在帝京大学・法政大学教授。全国各地でスポーツ・健康関連の施策づくり、地域振興に携わる。専門分野はスポーツ・健康科学、環境計画。IAKS(国際余暇スポーツ施設協会)副会長、こども環境学会副会長、IVSI(国際スキー指導者連盟)副会長など。2002年スポーツ及び地域振興における国際的貢献によりフランス騎士賞受賞。主な著書に「スポーツ・ビジネス」(日本経済新聞社)、「新しい地域文化戦略」(第一法規)など。

                

 

会:17301930

所:中央教育棟12目白倶楽部松本楼

 

        

 

2011年 桜友会設立90周年記念 第56回学習院大学理学部同窓会総会・講演会(第62回技術交流会) ・懇親会のご報告

日 時平成23年6月25日(土)

場 所西5号館201番教室

平成23年6月25日、理学部同窓会総会・講演会・懇親会が開催されました。

総会

● 会議は井原智氏(昭42化)の総合司会により、理学部同窓会幹事会、常任幹事会、定時総会の順で進められました。

幹事会は服部充雄(昭42化)氏を議長に選出し、常任幹事候補の選出および総会提出議案、決算・予算の審議を行い、これらを承認致しました。続いて常任幹事会が行われ、新会長および新監事の推薦を行いました。

総会は葛城茂敬同窓会長(昭34化)の議長で議事が進められ、会長挨拶ののち、常任幹事会で推薦された新会長および新監事を承認いたしました。

新会長 久邇朝宏(昭42物)

新監事 小野潤也(昭34化)、河俣強(昭46数)

続いて2010年度事業報告、同決算報告、同監査報告、2011年度事業計画案、同予算案を審議致しました。審議にあたっては、葛城同窓会長より事業報告、事業計画説明のほか、四方のぞみ(昭54数)常任幹事より決算・予算説明、斎藤正(昭42化)監事より監査報告、久邇朝宏(昭42物)、池田昌隆(昭58物)、佐野義規(昭47数)、井原智(昭42化)、矢川暢芳(昭36物)の各委員長より担当委員会の活動報告及び計画についての説明が行われました。総会ではこれらの議案をすべて満場一致で承認致しました。

      

 

講演会

● 恒例の講演会は第62回理学部技術交流会講演会と共催で開催され、理学部を今春ご退任された元学習院大学生命科学科教授 芳賀達也 先生に『神経性機能素子の生化学―アセチルコリン受容体とコリン輸送体』と題しご講演頂きました。

講演テーマ:「神経性機能素子の生化学―アセチルコリン受容体とコリン輸送体」

講演要旨:神経系の基礎過程である興奮の伝導と伝達の分子機構が最近の研究で明らかになってきた。アセチルコリンを伝達物質とする神経の興奮伝導に必須の2つの機能素子、ムスカリン性アセチルコリン受容体と高親和性コリントランスポーターの働きについて解説。

講  師:元学習院大学生命科学科教授 芳賀達也 先生

講師略歴

1941年 東京に生まれる

1963年 東京大学理学部生物化学科卒業

1970年 東京大学理学系研究科理学博士号取得

1969-1974年 東京大学理学部、医学部脳研助手

1974-1988年 浜松医科大学医学部助教授

1988-2001年 東京大学医学部教授

2001-2011年 学習院大学理学部化学科、生命科学科、生命研教授

                    

 

懇親会

●  引き続き、会場を「目白倶楽部」(中央研究棟12階)に移し、懇親会が行なわれました。

講演会、懇親会には、内藤学習院常務理事、福井学習院大学長、持田理学部長、内藤桜友会長はじめ 院、大学、理学部、桜友会、各学校学部同窓会、各支部、 等々各方面から多くのご来賓のご出席を頂き、ご挨拶ご祝辞を頂戴致しました。

退職された先生方や在職中の先生方、在学中の学生の方々にも多くのご参加を頂き、歓談に楽しいひと時を過ごしました。

        3-07               

 

第14回理学部同窓会ゴルフ会のご報告

日時:平成23年5月19日(木)

会場:富士平原ゴルフクラブ

恒例となったゴルフ会も第14回を迎え、今回は18名の会員が参加してプレーを楽しみました。初夏を思わせる爽やかな快晴にめぐまれ、真っ青な空から、美しい富士山が終日、見下ろしていました。

スタート前に星野洋一(30化)会長より挨拶、当番幹事・森島淳(32化、前回優勝)さんよりルール説明があり、記念撮影を行いました。松岡志郎(28化)名誉会長の始球式によりプレーが開始され、5組に分かれてのスタートでした。

競技は各自の持ハンデによるストロークプレーで行われ、優勝:小島徹(31化)さん、準優勝:栗山隆信(34化)さん、第3位:小野潤彌(34化)さんがそれぞれ獲得されました。

終了後のパーティも終始和やかに進められ、入賞者には会員より寄贈された焼酎やワイン等の副賞が小坂登(32化)幹事長より渡されました。また、理学部同窓会ゴルフ会として、東日本大震災の被害者の方に義捐金を贈ることが提案され、出席者全員による金一封が用意されました。この義捐金は学習院を通し日本赤十字社に委託されます。

ゴルフ会は、会員相互の親睦を目的に毎年2回開催しております。多くの皆様にご参加頂きたくご案内申し上げます。同期会や研究室会、あるいは友人同志のグループでの参加も歓迎いたします。

次回第15回大会は、平成23年10月、同じ富士平原ゴルフクラブで開催の予定です。コースへは、車や高速バス利用のほか、新宿発7時15分の小田急ロマンスカーあさぎり1号利用でも快適に行くことができます。

開催情報(メール)をご希望の方は、酒井佐芳(34物)さん(ssakai@ho2.itscom.net)または、林なおみ(42数)さん(NOMITOKYO@aol.com)までご連絡下さい。

                    

第61回技術交流会(見学会)のご報告

パイプオルガンの制作工房見学会

下記により見学会(第61回技術交流会)を開催いたしました。

■日 時:平成23年5月2日(月)14:30~17:00

見学先:株式会社 マナ オルゲルバウ

(東京都町田市野津田町1832-14)

http://www.manaorg.co.jp/

マナ オルゲルバウ社は25年の歴史を持つ、パイプオルガンの制作工房です。パイプオルガンの構造、組立・調整法から、パイプや木材など素材へのこだわりまで、本場で修業を重ねた2人のマイスターに、制作工程の実技なども交え丁寧に説明して頂きました。ちょうど、西東京市の教会に納めるパイプオルガンが完成直前で、全体の仕組みから構造の細部まで見学することができました。

                  

 

 

■     懇親会

見学終了後、町田駅近くの居酒屋で懇親会を行いました。

会員相互の歓談に加え、出席頂いた2人のマイスターに、今日までの歩みやパイプオルガンに寄せる思いなども伺い、楽しいときを過ごしました。

      

南1号館見学会のご報告

南1号館の見学会を開催いたしました。

日 時:平成23年4月9日(土) 13:00~14:30

嘗て、理学部本館として使用されていた南1号館は、理学部から離れ新しい用途に生まれ変わるため、間もなく、改装工事が始まります。

国登録有形文化財に登録されているネオ・ゴシック様式の外観はそのままですが、内部は大きく変わるようです。

配管むき出しの天井や、地下トイレへの階段、雪合戦をした屋上、実験で残った痕跡、等々、多くの思い出は消えてしまいます。

今回、工事前で施錠中の南1号館を、ご厚意により上記時間、開放頂き理学部同窓会で最後の見学会を行いました。

特に案内係りはおらず、すでに電源も落ちている各室をそれぞれが自由に懐かしく回りました。

すべての設備、什器等が撤去、搬出された思い出の研究室や廊下は意外に広く、こんなところに窓があったのかとか新しい発見もありました。

                    

第60回技術交流会のご報告

開催日時:平成23年4月9日(土)14:45~17:15

開催場所:南7号館101教室

講演1: 「分子集合状態のラマン分光による理解―1,2-ジクロロエタンを例として時間:14:45~15:55(質疑応答10分を含む)

講師:理学部化学科石井菊次郎教授

講演要旨(予稿より):生命科学の領域までも含めて、今日、自然界の様々な現象が分子の概念に基づいて理解されることが多い。分子は個々の化合物が明確な微視的構造をとる場合に想定される粒子で、窒素N2や酸素O2のような簡単な構造のものから、タンパク質分子のように巨大で複雑な構造のものまである。そのような分子の集合状態を理解することが、今日の化学の重要な課題の一つである。分子に関する私たちの理解が今日のレベルにほぼ到達したのは1940年頃で、1、2-ジクロロエタンという化合物は、分子の構造とその集合体の性質の関係を理解するために重要な役割を果たした。この講演では、1、2-ジクロロエタンに着目し、ガラス状態や超臨界状態という状態を舞台とした分子の振る舞いを、ラマン分光法により研究した例を紹介する。

講師紹介:1946年8月、東京にて生まれる。1965年3月、東京教育大学附属高等学校卒業。1969年4月、東京大学理学部化学科卒業。1971年3月、東京大学理学系研究科化学専門課程修士課程修了。1973年8月、東京大学理学系研究科化学専門課程博士課程中退。1973年9月、東京大学物性研究所助手。1976年4月、分子科学研究所助手。1978年4月、学習院大学理学部化学科講師、1979年4月、同化学科助教授、1985年4月より同化学科教授。理学博士(東京大学、1977年)。日本化学会欧文誌編集委員、速報誌編集委員、化学便覧編集委員、分子科学会監事などを歴任。

                

講演2: 床衝撃音と騒音計時間:16:05~17:15(質疑応答10分を含む)

講師: ()小林理学研究所中村俊一

講演要旨(予稿より)音響調査はまず周波数分析からという一方、聴覚特性を模した測定器をつくり、感覚の発生量を代表させる挑戦も続いてきた。集合住宅建設が進む戦後の日本では、隣人からの騒音被害、とくに床衝撃音が問題になり、その独特で深刻な実情を反映させたタイヤ落下による建物検査法が導入される。単発衝撃をフィルタ越しに指針の振れで読み取るのも問題ながら、測定労力の過大な増加は見過ごせなかった。騒音計が指示する2種の周波数補正値から、衝撃音の発生状況を本質的に把握できることと、その原理を応用した敷物の衝撃緩和効果評価法とを論文にした。この仕事は恩師佐藤孝二先生からの〔音響学は境界領域での仕事である〕との教えをさらに深く実感する機会となった。

講師紹介:1933年東京生まれ。1952年東京教育大学付属高等学校卒業、本学物理学科入学。部活の音楽体験から卒業研究は佐藤研で模型実験による新音響材料試験施設の検討、修士課程は(財)小林理学研究所内で竣工後の基礎実験に参加。1958年入所後は遮音試験の実務と研究、超低周波音被験者実験等を担当、騒音や遮音の現地調査、学会調査会での遮音の現場測定や評価法、規準設定の検討に参加。1986年日本騒音制御工学会功績賞。1987年同学会認定技士(第57号)。1964年より2001年まで東京藝術大学非常勤講師。1983年3月本学より理学博士号授与。1982年3月小林理研退職後は大学、専門学校等へ出講。東京芸大では学内の協力をえて〔演奏し易い舞台音響条件〕の研究等に先取的な取り組みをした。

                

会:17301930

場所:中央教育棟12松本楼目白倶楽部


      

平成23年理学部同窓会新年会のご報告

日 時 :平成23年1月22日(土)17:30~19:30

場 所 :輔仁会館2Fさくらラウンジ

平成23年理学部同窓会新年会を開催いたしました。

当日開催された第59回技術交流会の懇親会との合同開催で、多くの皆様にご参加いただき、年代や専門分野を超えて、楽しい交流のひと時をすごしました。


      

第59回技術交流会のご報告

開催日時:1月22日(土)14:45~17:15

開催場所:南7号館101教室

講演1: 量子力学の原理を利用して安全な通信を実現する14:45~15:55(質疑応答10分を含む)

講師:理学部物理学科 平野 琢也 教授

講演要旨(予稿より)::古典力学では、ある時刻における物体の位置と速度を知ることにより、その後の時刻における位置と速度を正確に予測することができました。一方、量子力学では、物体の位置と速度を両方同時に正確に定めることができません。また、物体の状態を測定して情報を得ると、測定した物体の状態は変化してしまいます。このような、古典論とは大きく異なる量子力学の原理を直接利用する情報処理に関する研究が、現在世界中で活発に研究されています。その一つの研究テーマに量子暗号があります。量子暗号は、量子力学の原理を利用することにより、第3者に情報が漏れない安全な通信を実現するものです。講演では、量子暗号の原理を、デモ実験を交えて分かりやすくご紹介したいと思います。また、私達の研究している新しい原理の量子暗号についてもご説明する予定です。

講師紹介:1964年8月兵庫県で生まれる。1983年3月広島大学附属福山高校卒業、1987年3月東京大学理学部物理学科卒業、1989年3月東京大学大学院理学系研究科物理学専攻修士課程修了、1992年3月同上博士課程修了、博士(理学)。1991年4月〜1993年2月日本学術振興会特別研究員、1993年2月~1998年3月東京大学教養学部物理学教室助手。1998年4月~2005年3月学習院大学助教授(物理学科)、2005年4月〜現在 学習院大学理学部教授(物理学科)。2007年9月~2009年8月文部科学省学術調査官(科学研究費担当)、2006年4月~現在 情報通信研究機構外部評価委員会委員。

                

講演2: 圧力のものさし「真空標準」16:05~17:15(質疑応答10分を含む)

講師:産業技術総合研究所 秋道 斉 氏

講演要旨(予稿より):計測は、製品の開発設計と品質の試験・認証に必要な技術です。計測の結果が、国内のみならず世界中で信頼を持って通用するためには、その基準となる「ものさし」が不可欠であり、その信頼性を確立して、維持することが必要となります。産総研では様々な量に対する国家標準を整備して供給サービスを行なっています。圧力真空標準研究室では、半導体やフラットパネルディスプレイなどに代表される先端産業には欠かせない「ものさし」となる圧力真空標準を整備し、産業界からの強い要請に応える事を目標として超高圧力から極高真空までの計測技術の開発、効率化および高精度化をめざして研究開発を進めています。 ここでは、圧力真空標準を中心とした、計測の「ものさし」のお話をさせていただきます。

講師紹介:1987年 学習院大学自然科学研究科物理学専攻博士後期過程 満期終了。同 学習院大学理学部助手。1989年 理学博士。同 ㈱アルバック・コーポレートセンター 入社。同 新技術事業団「榊量子波プロジェクト」出向。1992年 ㈱アルバック・コーポレートセンター真空基礎研究室。1999年 日本真空技術㈱技術開発部。2000年 通商産業省 工業技術院 電子技術総合研究所 極限技術部 入所。2001年 独立行政法人 産業技術総合研究所 計測標準研究部門 力学計測科。2005年 同 計測標準研究部門 力学計測科 圧力真空標準研究室 室長。

                

第58回技術交流会のご報告

日時:1127日(土)14451715
会場:南7号館101教室

演1:「遺伝子DNAの傷に対抗する仕組み」14:45~15:55(質疑応答10分を含む)

師:理学部生命科学科 花岡文雄教授

講演要旨(予稿より):われわれ生物は、常に様々な要因によって、遺伝子DNAに傷を受けています。これらを放置すると、癌になったり老化したり、たいてい碌なことにはなりません。しかし生物はDNAの傷に対し、いろんな方策をめぐらして、それらの傷から身を守っています。この講演では、私がこうした仕組みに興味を持つようになったきっかけから、今現在、どのような研究をしているのかを分かりやすくお話したいと思います。

講師紹介:1968年東京大学薬学部製薬化学科卒業。70年東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了。73年同上博士課程修了(薬学博士)。73年4月〜80年3月東京大学薬学部助手(この間、76年4月〜78年9月、米国ウィスコンシン大学マッカードル癌研究所博士研究員)。80年4月〜89年7月東京大学薬学部助教授。89年7月〜91年3月理化学研究所主任研究員(放射線生物学研究室)。91年4月〜94年12月同上(細胞生理学研究室;研究室名改称のため)。95年1月〜2002年3月大阪大学細胞生体工学センター教授(細胞構造研究分野)、理化学研究所中央研究所招聘主任研究員(兼務)。02年4月〜07年9月 大阪大学大学院生命機能研究科教授(時空生物学講座)、理化学研究所中央研究所招聘主任研究員(兼務:但し06年3月まで)。07年10月〜現在 学習院大学理学部教授(生命科学科)。

日本薬学会奨励賞受賞(哺乳類細胞遺伝子複製機構の遺伝生化学的研究)(89年4月)。第39回内藤記念科学振興賞受賞(高発がん性遺伝病細胞を用いた遺伝情報維持機構の解明)(08年3月)。日本薬学会学会賞受賞(ゲノム情報維持の分子機構に関する研究)(09年3月)。

                    

演2:「加熱調理の制御を目指せ・調理工学によるアプローチ」 16:05~17:15(質疑応答10分を含む)

師:東京海洋大学 福岡美香准教授

講演要旨(予稿より):私たちは、日々食材に対して何らかの加熱を行っている。加熱は、消化を助けるためであったり、食味を良くするためであったり、さらにヒトにとって危害となる因子を除去するためであったりと、多くの役割を担っている。安全性という点に着目すると、加熱不足は、ヒトにとって危害となる微生物の増殖を引き起こし、一方で、過度の加熱は、新たな危害物質の発生を生じる可能性もある。実際の調理や食品加工の工程で、どのように熱が伝わり、その結果として生じる食品素材における変化を記述できるようになれば、素材に最も適した加熱温度や時間を予測することが可能になる。高品質な調理ができる加熱機器の設計や制御に役立ち,また過不足のない必要十分な加熱を行うことで、省エネルギー化も可能になる.伝熱解析をベースに,素材内部に生じる温度変化や反応の進行をアニメーションで示した例を紹介する。

講師紹介:1998年 学習院大学理学部化学科卒業。90年 東京都立大学(現、首都大学東京)理学研究科修士課程修了。90年 東京ガス(株)。91年 東京水産大学(現、東京海洋大学)助手。2005年 東京海洋大学准教授。

                    

懇 親 会:17:30~19:30

場所:ホテルメッツ 1Fフィオレンティーナ

第13回理学部同窓会ゴルフ会のご報告

日時:平成22年10月15日(金)

会場:富士平原ゴルフクラブ

朝方の雨もスタート前に上がり、午後には青空ものぞく快適な空模様の下で、参加者20名がプレーを楽しみました。

いつものようにスタート前の記念撮影から、最後のパーテイまで年代を越え和気藹々の交歓会となりました。競技は各自の持ハンデによるストロークプレーで行われ、優勝:森嶋淳(32化)さん、準優勝:藤田泰宏(29化)さん、第3位:池田昌隆(58物)がそれぞれ獲得されました。

ゴルフ会は、会員相互の親睦を目的に毎年2回開催しております。多くの皆様のご参加を頂きたくご案内申し上げます。同期会や研究室会、あるいは友人同志のグループでの参加も歓迎いたします。

次回第14回大会は、平成23年5月、同じ富士平原ゴルフクラブで開催の予定です。コースへは、車や高速バス利用のほか、新宿発7時15分の小田急ロマンスカーあさぎり1号利用でも快適に行くことができます。

開催情報(メール)をご希望の方は、酒井佐芳さん(ssakai@ho2.itscom.net)または、林なおみさん(NOMITOKYO@aol.com)までご連絡下さい。

              

第57回技術交流会(見学会)のご報告

今回の交流会は下記により見学会を開催いたしました。

また、終了後は懇親会で親睦を深めました。

日時: 2010年9月29日(水)13:00~17:00

場所: 電気興業株式会社 厚木工場(神奈川県愛甲郡愛川町中津4052番地の1)

●    電気興業株式会社

会長は萩原梓郎氏(昭和42物卒)。東証一部上場。

超長波からミリ波に至る各種アンテナシステムの開発・設計・製作・施工 と、クリーンな高周波エネルギーを利用した金属部品の表面加熱処理設備の開発・設計・製作、熱処理加工を事業としている。携帯電話や地デジ、防災無線、電波時計、自動車等にかかわっている。

■講演及び工場見学

同社の2本柱である「電気通信事業」と「高周波事業」についてご説明いただき、厚木工場が得意とする高周波焼入れについて、焼入れ技術や、同装置と部品などを見学させていただいた。

  

■懇親会

「海鮮炭火焼 かな川水産」(本厚木駅前)

        

第55回技術交流会のご報告

日時:平成22522日(土)14:4517:15

会場:7-101教室


 

講演1:「立体編み物の提案:ジャイロシステム」 14:4515:55(質疑応答10分を含む)

講師:理学部数学科 川崎徹郎教授(位相幾何学)

講演要旨:空間に規則的に配置された螺旋の族が、たがいに絡み合い、相互の位置を保つ状態を、仮に、立体編み物(数学的にはジャイロシステム)ということにします。そのような構造物があることは、今まで誰も注意しなかったのではないかと思います。この講演では、立体編み物の例を、コンピュータによる画像と、模型の提示により、ご講演頂きました。

講師紹介:昭和46年 東京大学理学部数学科卒業、昭和51年 米国ジョンズホプキンズ大学にて学位取得、昭和51年 大阪大学理学部助手、昭和54年 学習院大学理学部講師、助教授を経て現在に至る。

               

講演2:「もうひとつの南極」 16:0517:15

講師::OB 脇田宏氏1962木越研出身)

講演要旨:南緯60度以南の領域を南極という。南極といえば、樺太犬の活躍した昭和基地や新造の砕氷艦「しらせ」で出かける越冬隊、さらに豪華客船によるクルーズなども思い浮かぶ。昨年末、講師が経験されたまったく異なるもうひとつの南極行についてご紹介頂いた。

講師紹介:昭和37年3月学習院大学理学部化学科卒業、昭和39年3月学習院大学大学院自然科学研究科化学専攻修士課程修了、昭和43年7月理学博士(学習院大学)、昭和39年4月~昭和43年8月日本原子力研究所、昭和43年9月~昭和46年10月米国オレゴン州立大学でアポロ計画に参加、昭和46年10月~平成9年3月東京大学理学部助手、講師、助教授、教授、平成9年4月~平成19年3月学習院女子大学。東京大学名誉教授。

                  

懇親会

会場:輔仁会館「杜」

       

第12回理学部同窓会ゴルフ会開催

22年5月20日(木)
富士平原ゴルフクラブ

第12回理学部同窓会ゴルフ会が平成22年5月20日(木)、富士平原ゴルフクラブで開催されました。

全国的に荒天で、何とか小降りになれば良いがと集まりましたが、幸いゴルフ場周辺だけ、しかもプレー中だけ全く雨が止み、時には薄日もさす幸運に恵まれました。

今回は山梨桜友会の方々の特別参加も頂き、20名の楽しい集いになりました。広い高原の新緑が雨あがりに美しく光る中でのプレーと、終了後の交歓会で、また新しい親睦の絆が生まれました。

優勝は井原夏木(ゲスト42国)さん、準優勝入倉要(ゲスト63営)さん、第3位矢川暢芳(36物)さんが獲得されました。

ゴルフ会は会員相互の親睦を目的に毎年2回開催しています。多くの皆様のご参加を頂きたくご案内申し上げます。同期会や研究室会、あるいは友人同士のグループ、ご家族や他学部会のゲストとの同伴も歓迎いたします。

次回第13回大会は平成22年秋、御殿場近辺で開催予定です。案内メールご希望の方は酒井佐芳さん(ssakai@h02.itscom.net) 又は、林なおみさん(naomitokyo@aol.com)までご連絡下さい。

第54回技術交流会のご報告

日時 :平成22130日(土)14:45~17:15
場所 :南2号館200教室

講演1「ヨウ素を通してみた地球・環境・生物」14:4515:55

講師理学部化学科 村松康行教授

講演要旨:ヨウ素は人にとって必須元素であり、甲状腺の働きに重要な役割を果たしている。あまり知られていないが、日本はヨウ素の最大級の産出国であり、世界の約4割を占めている。その多くは、千葉県などの地下に存在するかん水(塩分に富んだ水)から生産されている。しかし、何故ヨウ素がその地域に濃縮したのかは謎である。そこで、微量元素や同位体の分析結果より、ヨウ素の濃縮メカニズムを考える。環境科学の観点からは、チェルノブイリや再処理施設から環境中に放出された放射性ヨウ素の環境における分布や挙動について紹介する。また、生物とヨウ素の関わりについても触れる

講師紹介:昭和49年学習院大学理学部大学院修士課程(化学専攻)終了。昭和52年ゲッティンゲン大学博士課程(地球化学専攻)修了。引き続き、ゲッティンゲン大学・地球化学研究所研究員として勤務。昭和53年放射線医学総合研究所の研究員、平成16年3月まで室長などを勤める。その間、昭和58~60年は、国際原子力機関・ライフサイエンス部に国際公務員として出向。平成16年4月より学習院大学理学部化学科教授。三宅賞(地球化学研究協会学術賞)受賞(平成16年)、ヨウ素学会賞受賞(平成21年)。

      54-k1-07                          講演2:「新設の大学教養課程物理学を担当して・・・これって運命?」16:0517:15

講師:OB 福田恵美子氏(1956理論研出身)

講演要旨:理論物理学者を夢みて東大大学院に進み、久保亮五先生の下で博士論文を纏めていた頃、生化学者の父に協力を求めて来訪された香川綾先生との出会いが、その後40年以上に及ぶ女子栄養大学の教員生活へとつながった。大学院の先輩 江沢洋氏からの要請で、新設の放送大学の面接授業も担当。前例のない、自身教わったことのない授業科目の企画・教科書作り、マニュアル作りを、情報化社会の進展に伴い パソコンの自習を兼ねて自作してきた。結婚・育児の苦労も、今は有って良かったと感謝しているが・・・。

講師紹介: 昭和31年学習院大学理学部物理学科理論研卒業、昭和33年東京大学大学院数物系研究科MC 修了、昭和36年同上 DC 修了、理学博士、昭和36年より女子栄養大学勤務(初期は名義専任、後に専任)、その間、新設の癌研高等看護学院、新設の放送大学(面接授業)の非常勤講師を兼任、平成16年3月応用物理学研究室教授を停年退職、4月より名誉教授。

                  

平成22年理学部同窓会新年会のご報告

平成22130日(土)17:3019:30

「ちょとはいる」 住所:新宿区下落合3-18-21

平成22年理学部同窓会新年会を開催いたしました。

当日開催された第54回技術交流会の懇親会との合同開催で、年代を超え多くの皆様にご参加いただき、楽しいひと時をすごしました。

第53回技術交流会のご報告

■開催日時: 平成21年11月28日(土)14:45~17:15

■開催場所: 南2号館200教室

講演1:「Nanoなのだ!(極微の世界:低次元の世界)」 14:45~15:55(質疑応答10分を含む)

講師:理学部物理学科 川畑 有郷 教授

講演要旨(予稿より):近年ナノテクノロジー(1000分の1mm 以下の構造の制作技術)の発展により,自然には存在しない2 次元,1次元,0次元の世界が実現できるようになった。これらの低次元系では3次元系にはない特有の現象が理論的に予言され観測されており,その主な成果を解説する。

講師略歴:1969年 東京大学理学系研究課博士課程修了、1969年 東京大学物性研究所助手、1972年 京都大学基礎物理学研究所助教授、1976年 学習院大学理学部助教授、1979年 同教授、現在に至る。

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講演2:「デジタルカメラ顕微鏡、CCDカメラ顕微鏡を用いた生体観察 」  16:05~17:15(質疑応答10分を含む)

講師:OB 石附 英昭(1966年 木下研 出身)

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懇親会       17:30 ~19:30

場所: ホテルメッツ、フイオレンテーナ」 (電話:03-5985-0014)

コピー ~ PICT0087

平成21年度技術交流会見学会のご報告

PICT0010日時 :平成211113(金)

場所:独立法人 海洋研究開発機構・横浜研究所(JAMSTEC

     横浜市金沢区昭和町317325 

平成21年度技術交流会見学会では海洋研横浜研究所をお訪ねし、施設見学、講演聴講、懇親会を行いました。

見学:海洋研究開発機構について

半球スクリーンの解説

深海生物の映像

スーパーコンピューター「地球シミュレータ」の概要・成果説明

地球シミュレータの実機見学

講演:「JAMSTECと海の研究」特別参事:北沢一宏氏

「温暖化と温室効果ガス」研究員:稲冨素子氏

「温暖化と生態」特任上席研究員:和田英太郎氏

懇親会横浜クルーズ・クルーズ(横浜スカイビル内27F)

第52回技術交流会のご報告

■開催日時: 平成21年10月3日(土)14:45~17:15

■開催場所: 南2号館200教室

講演1:「シュレディンガー方程式の数理」  14:45~15:55(質疑応答10分を含む)

講師:理学部数学科 谷島 賢二 教授

講演要旨(予稿より):量子力学でおなじみのシュレディンガー方程式は数学的にも魅力的な方程式で、物理や化学の授業では習わなかった多くの思いがけない性質をもつ。そのいくつかを紹介する。

講師略歴:1948年茨城県生まれ、東京大学理学部数学科卒業、理学博士。東京大学助手、プリンストン大学助教授、東京大学助教授、東京大学教授を経て2003年10月から学習院大学教授、現在に至る。

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講演2:「理工学博物館の現場経験」 ~ 流体論理素子の普及展示制作をはじめとして   16:05~17:15(質疑応答10分を含む)

講師:OB 牛島 一郎 氏(1956年 木下研 出身)

講演要旨(予稿より):① 科学館アレコレ、②モノによる表現 (一種のドラマトゥルギー)、③事例紹介、④展示による未来予測、⑤その他の順にお話します。

講師略歴:1956年学習院大学理学部物理学科卒業 (第4回生)。修士課程在籍後, 主に物理学教員を生業としてきた。昭和39(1964)年 科学技術館(東京都・北の丸公園) 技術系の専任職員         [昭和45(1970)年まで在職。 その後もしばらく展示企画の委員]、学習院大学および東京純心女子大学の学芸員養成課程において,それぞれ「視聴覚教育」と「視聴覚教育メディア論」を担当した(非常勤講師)。

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懇親会       17:30 ~19:30

場所:     輔仁会館1階食堂

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第11回理学部同窓会ゴルフ会のご報告

スタート前に恒例の記念撮影

スタート前に恒例の記念撮影

平成21年10月16日(金)

富士平原ゴルフクラブ
第11回理学部同窓会ゴルフ会が平成21年10月16日(金)、富士平原ゴルフクラブで開催されました。
今回も天候に恵まれ、爽やかな秋空の下、6組24名がプレーを楽しみました。
いつも参加戴いている方、初参加の方、ゲストの方、和気あいあいのの楽しい集いになりました。
会はこれまでの成績を参考に算出した各自の持ちハンデと、初参加の方は新ペリアによるハンデキャップでの
18ホールズストローク戦です。
同期会や研究室会、あるいは友人同士のグループ、ご家族や他学部会のゲストとの同伴も歓迎いたします。
次回第12回大会は平成22年5月、同じく富士平原ゴルフクラブで開催予定です。
案内メールをご希望の方は酒井佐芳さん(ssakai@h02.itscom.net) 又は、林なおみさん(naomitokyo@aol.com)までご連絡下さい。
ゴルフ会は会員相互の親睦を目的に毎年2回開催しています。多くの皆様のご参加を頂きたくご案内申し上げます。
優勝は大澤茂樹(36化)さん、準優勝矢川暢芳(36物)さん、第3位酒井春海(ゲスト36短)さん、ベストグロス賞は、今回も小坂登(32化)さんが獲得されました。

学習院大学理学部同窓会平成21年度総会・講演会(第51回技術講演会)・懇親会のご報告

 

 

場所:西5号館201教室

平成21年6月27日、理学部同窓会総会・講演会・懇親会が開催されました。
総会
・会議は井原智氏(42化)の総合司会により、理学部同窓会幹事会、定時総会の順で進められました。
幹事会は小野潤彌(34化)氏を議長に選出し、総会付議議案、決算案・予算案の審議を行いこれらを承認致しました。
総会は葛城同窓会長の議長で議事が進められ、2008年度事業報告、同決算報告、同監査報告、2009年度事業計画案、同予算案を審議致しました。議事は、葛城同窓会長より事業報告、事業計画説明のほか、小野同窓会副会長より決算、予算説明、深津弘子(40化)、斎藤正(42化)両監事より監査報告、野本元(33物)、池田昌隆(58物)、矢川暢芳(36物)の各氏より各担当委員会の活動に関する説明が行われました。総会ではこれらの議案をすべて満場一致で承認致しました。
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講演会(第51回技術講演会)
講演テーマ: 「脳の発生と進化について」
■講 師   : 学習院大学理学部生命科学科 岡本治正 教授
・理学部は1991年に生命分子科学研究所を設立し、基礎研究を推進して参りましたが、2008年には大学院生命科学専攻を、今春2009年には生命科学科を開設いたしました。
岡本先生は、「脳の発生のメカニズムから脳の進化と本質」を研究されており、神経発生を促す因子がFGFという分子であることを発見した、発生学では世界的な第1人者です。生物が単純な胚から出発して複雑な体を形作っていく際に脳神経系がどうやって発生するか、長年の謎を解明され、講演ではそれらを判りやすくご説明いただきました。また、発足間もない生命科学科での新入学生のご指導の様子など、温かくご紹介いただきました。尚、講演に先立ち同生命科学科の安達卓教授に岡本先生のご紹介を頂き、また講演終了後は同窓会員との活発な質疑応答が続きました。
講師略歴
  1973年 東京大学医学部医学科卒業(医籍登録)
  1978年 東京大学大学院医学系研究科第一基礎医学専攻博士課程 修了 (医博)
  1978年 日本学術振興会奨励研究員
  1980年 群馬大学助手(医学部附属行動医学研究施設)
  1982年 東京大学助手(医学部附属脳研究施設神経生物学部門)
  1986年 東京大学助教授(医学部附属脳研究施設神経生物学部門)
  1995年 通産省 工業技術院 生命工学工業技術研究所 生体分子工学部 生体機能制御研究室 室長
  2001年 独立行政法人 産業技術総合研究所 脳神経情報研究部門 総括研究員
  2003年 同 脳神経情報研究部門 部門長
  2008年 学習院大学理学部教授(化学科、生命分子科学研究所)
  2009年 学習院大学理学部教授(生命科学科、生命分子科学研究所)
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■懇親会

・ 引き続き、会場をレストラン「フィオレンティーナ](ホテルメッツ目白内)に移し、懇親会が行なわれました。

講演会、懇親会には、波多野学習院長、福井学習院大学長、藤原前理学部長、内藤桜友会長はじめ 院、大学、理学部、桜友会、各学校学部同窓会、各支部、父母会 等々各方面から多くのご来賓のご出席を頂き、ご挨拶ご祝辞を頂戴致しました。

院長、学長からは懇親会ご挨拶の中で、院、大学の近況と、改革、拡充の計画を、藤原先生からは生命科学科の設立報告、学部の入試、卒業生の進路等、理学部の近況についてご紹介頂きました。退職された先生方や在職中の先生方、在学中の院生、他学部同窓会の方々にも多くのご参加を頂きました。

同窓会は、懐かしい方々にお会いできるとともに、年代を越え、学部を越え皆様と楽しくお話が出来るすばらしい機会です。来年もまたお元気で、そして今年ご都合の悪かった方は来年こそ是非、目白でお会いしましょう。

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第10回理学部同窓会ゴルフ会のご報告

21年5月27日(水)

富士平原ゴルフクラブ

第10回理学部同窓会ゴルフ会が平成21年5月27日(水)、富士平原ゴルフクラブで開催されました。
今回も晴天に恵まれ、5組19名の楽しい集いになりました。広々とした高原は新緑に囲まれ、美くしい富士山が青い空から見下ろしていました。
会も10回を重ね、成績も蓄積しましたので、今回から各自のハンデキャップを定めての18ホールズストローク戦としました。
優勝とベストグロス賞はいずれも小坂登(32化)さんが獲得されました。
小坂さんの優勝は3回目、またベストグロスは8回目の栄冠です。特に、グロス76は、この9月に76歳になられる小坂さんにとってあと1打でエージシュートの素晴らしい成績です。他に参加いただいた方は 松岡志郎(28化)さん、藤田泰宏(29化)さん、星野洋一(30化)さん、小島徹(31化)さん、江本宏之(34物)さん、酒井佐芳(34物)さん、小野潤彌(34化)さん、寺田進(34化)さん、時沢誠(34化)さん、殿岡一孝(34化)さん、亀井常彰(36物)さん、矢川暢芳(36物)さん、高島雅夫(36化)さん、畑中茸雄(38化)さん、竹前国男(42数)さん、池田昌隆(58物)さんです。またゲストにとして酒井春海(36短)さん、井原夏木(42国)さんに参加いただきました。
プレー終了後のパーティでは、今後の運営、組織について話し合い、下記の役員が決定しました。
名誉会長 松岡志郎、会長 星野洋一、幹事長 小坂登、主幹事 酒井佐芳、幹事 高島雅夫、幹事 東園基政、幹事 亀井常彰、幹事 矢川暢芳、会計 監査林なおみ。(敬称略)
ゴルフ会は会員相互の親睦を目的に毎年2回開催しています。多くの皆様のご参加を頂きたくご案内申し上げます。同期会や研究室会、あるいは友人同士のグループ、ご家族や他学部会のゲストとの同伴も歓迎いたします。

次回第11回大会は平成21年秋、御殿場近辺で開催予定です。

案内メールご希望の方は酒井佐芳さん(ssakai@h02.itscom.net) 又は、林なおみさん(naomitokyo@aol.com)までご連絡下さい。


富士山を背にスタート前に恒例の記念撮影

第50回技術交流会のご報告

■開催日時: 平成21年4月25日(土)14:45~17:15

■開催場所: 南3号館103教室

講演1:「ゲルマニウムの鎖からなるポリマーの不思議な魅力」 14:45~15:55

講師:理学部化学科 持田 邦夫 教授

講演要旨(予稿より):炭素とゲルマニウムは兄弟元素です。これら兄弟元素の特徴の一つに同じ元素が鎖を結び安定な高分子(ポリマー)を作ることができることがあります。生物に特徴的な有機化合物を形成する兄元素、炭素の高分子化合物に対し、無生物の岩石に特徴的に存在する3男元素、ゲルマニウムはどのような高分子化合物を作るでしょうか。3男元素、ゲルマニウムの鎖からなるシグマ系高分子は対応する長男元素、炭素系高分子にはない高い電子供与性、光反応性、半導体性、および光導電性など他にはない不思議な魅力ある物理的、化学的性質が期待できます。

講師略歴:1971年東北大学理学部化学科卒、1976年同大学院理学研究科博士課程修了。その後学術振興会奨励研究員、米国インディアナ大学博士研究員を経て、1978年学習院大学理学部専任講師、1980年同助教授、1986年同教授、現在に至る。2004~2005年学習院大学計算機センター運営委員長、2005年~2009年3月学習院大学外国語教育研究センター所長、2009年4月~学習院大学副学長の予定。

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講演2:「軟X線結像用の精密多層膜反射ミラーの開発」 16:05~17:15(質疑応答10分を含む)

講師:OB 東北大学 津留 俊英 助教(小川研 出身、その後  渡邉研助手

講演要旨(予稿より):結像光学系の分解能は光の波長に比例するので、波長が10 nmの軟X線では、波長500 nmの可視光の分解能を50倍に上げて、物質の構成分子の大きさに迫る数十nmの分解能が得られます。また、軟X線はエネルギーが高いので、構成分子・原子を識別して物質構造の違いを見る新しい機能を発揮でます。本講演では、軟X線を自在に取り扱うための高機能かつ高精度な多層膜光学素子の開発に不可欠な精密多層膜鏡作製法、多層膜成膜モニタリング法、軟X線干渉計測法、軟X線多層膜鏡波面補正法などについて紹介します。

講師略歴:1995年学習院大学理学部物理学科卒業、1997年学習院大学大学院自然科学研究科物理学専攻卒業、1997年~1998年アプライドマテリアルズジャパン、1998年~2002年3月学習院大学理学部助手(小川先生、渡辺先生)、2002年3月東北大学多元物質科学研究所助教、現在に至る。

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懇親会     17:30 ~19:30 場所:     目白駅前 ホテルメッツ フィオレンティーナ 懇親会-01 懇親会-02

第49回技術交流会のご報告

■開催日時: 平成21年1月31日(土)14:45~19:30

■開催場所: 南2号館200教室

講演1:「生体分子の構造と機能を1個のレベルで可視化する」 14:45~15:55

講師:西坂 崇之 生命科学科教授

 講演要旨(予稿より):生命システムを構成する部品として、機能を持ったもっとも小さな階層に属するものは、個々の蛋白質と核酸であろう。単分子で独自の機能を持つ場合もあれば、複数の分子のユニットであったり、あるいはユニット同士の相互作用が特徴的な機能を生み出す場合と様々である。セミナーでは、1個もしくは少数個の分子だけで動作するような蛋白質にあえて注目し、その化学反応や構造変化をイメージングする新しい技術を紹介する。 なお、講師のHP(http://www.gakushuin.ac.jp/univ/sci/phys/nishizaka/)もご参照ください。

講師略歴:1991年早稲田大学理工学部卒、1993年大学院理工学研究科修士課程修了。日本学術振興会特別研究員-DC、早稲田大学大学院理工学研究科博士課程修了、博士(理学)の学位取得(早稲田大学)、科学技術振興機構CREST研究員、情報研究機構研究員、学習院大学理学部助教授、科学技術振興機構さきがけ研究員兼務、学習院大学理学部准教授、現在に至る。第4回日本学術振興会賞受賞。

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講演2:「身近な科学現象を撮影する」             16:00~17:10(質疑応答10分を含む)

講師:伊知地 国夫 氏(1975年 木下研 卒)

 講演要旨(予稿より):身の回りの科学現象にカメラを向け、装置や撮影方法に少し工夫をして写真を撮ると、普段見慣れているものの中にある、自然現象の不思議さが見えてくる。CDの干渉色模様、セッケン膜の顕微鏡写真、落下中のロウソクの炎など身近な素材を撮影した科学写真とその撮影方法を紹介する。

1950年東京生まれ。学習院大学大学院自然科学研究科修士課程物理学専攻修了。木下件究室で偏光解析を専攻。中学・高校の教諭等を経て、伊知地国夫科学写真工房を開設。光学、顕微鏡、瞬間などの写真を中心に、広く自然科学現象を撮影している。日本自然科学写真協会(SSP)副会長、埼玉大学、日本工業大学、東京工芸大学非常勤講師。著書に『Focus in the Dark 科学写真を撮る』(岩波書店)、『つくろう虹の不思議な世界』『ほんとに写る 手作りカメラ』(ポプラ社)、『びっくり不思議 写真で科学』(全6巻 大月書店、共著)などがある。

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懇親会 :     目白駅前 ホテルメッツ フィオレンティーナ 17:30 ~19:30

 (別掲の理学部同窓会新年会と合同で行いました)

平成21年理学部同窓会新年会

平成21年1月31日(土)、恒例の理学部同窓会新年会を 目白駅前のホテルメッツ内、レストラン フィオレンティーナ で開催致しました。
昨年と同様今回も、同日開催された理学部技術交流会の懇親会との合同開催でした。
大先輩から学生会員まで、更に先生や他学部卒のゲストの方にもご参加頂き、大変盛況でした。
講演会での話題の続きや、間も無くスタートする理学部生命科学科の話題など、次々に語らいの輪が出来、年代や専門分野を超えて、楽しい交流のひと時を過ごしました。
今年も会員各位と同窓会にとって、学部と母校にとって、有意な年となるよう祈念し、お開きとしました。

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第48回技術交流会のご報告

■開催日時 :平成20年11月29日(土)

■開催場所 :南2号館200番教室

講演 :「原子力安全について  -発電用軽水型原子炉を例として-」

講師:須田 信英 氏(大阪大学名誉教授、昭和27年 高等科卒)

講演要旨(予稿より):原子力に関連する安全問題は広範囲にわたるが、ここでは発電用軽水型原子炉を例として取り上げる。原子力安全は煎じ詰めると放射線障害防止であること、その放射線は何に由来し、どのくらいの量か、それを閉じこめる障壁はどのように構成されているか、その障壁を脅かすものは何か、を述べる。原子力安全の要諦は、止める(control)冷やす(cool)閉じ込める(contain)であるといわれている。原子力安全の法規制について概観し、そこで要求されている安全装置が実際に作動した事例がどのくらいあるか、止める、冷やす、閉じ込めるに失敗した事例はあるのかを述べる。設計、運転、安全装置、事故対応、防災などを含む深層防護という考え方を紹介する。

講師略歴:昭和27年学習院高等科卒業、昭和31年東京大学工学部機械工学科卒業後、新三菱重工業株式会社、日本原子力研究所、大阪大学助教授基礎工学部、大阪大学教授基礎工学部、法政大学教授工学部、原子力安全委員会委員。この間、京都大学教授原子炉実験所、原子力安全委員会原子炉安全専門審査会審査委員、原子力安全委員会専門委員、大阪大学評議員、計測自動制御学会会長などを務め、計測自動制御学会、日本原子力学会、システム制御情報学会、産業技術史学会、比較文明学会、日本応用数理学会の会員。

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懇親会

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第47回技術交流会のご報告

■開催日時:平成20年9月20日(土)

■開催場所:南2号館200教室

講演1:「ポアンカレ予想の歴史」  14:45~15:55  (質疑応答10分を含む)

講師: 数学科 松本 幸夫 教授

講演要旨(予稿より:ポアンカレ予想は1904年にフランスの数学者ポアンカレにより提起された問題であるが、2003年前後にロシアの数学者ペレルマンにより解決された。さらに、ペレルマンが、2006年の国際数学者会議でのフィールズ賞受賞を拒否するという事件があって、マスコミでも話題となった。この講演では、ポアンカレ予想の内容、その研究の歴史、などについてお話する。

講師略歴:昭和42年東京大学理学部卒、昭和48年東京大学理学博士の学位取得の後、昭和49年東京大学教養学部助教授、昭和54東京大学理学部助教授、平成元年東京大学理学部教授、平成4年東京大学数理科学研究科教授を経て、平成19年より学習院大学理学部数学科教授を務め、現在に至る。

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講演タイトル:バイオリン弦の振動の研究と近藤研究室

講師:    久保田 秀美 氏

講演要旨(予稿よりバイオリンは弓で弦を擦って振動を持続させ音を出す楽器である。ごく当たり前な励振法であるがよく考えてみると不思議である。振動体である弦に弓は触れたままで振動を持続させるのである。こんな疑問から始まった弦の振動についての研究が物理学科の近藤研究室で始まった。弦の振動一つをとても一筋縄ではいかない世界が広がっていた。今回はその一部を紹介する。

講師略歴:昭和49年学習院大学理学部物理学科卒業、昭和54年博士課程単位取得の上満期退学、学習院大学理学部助手、昭和58年学位取得『弓で励起している弦の定常振動の運動学的解析』、昭和61年キヤノン(株)入社、現在に至る。平成14年『楽器の物理学』(シュプリンガーフェアラーク)共訳。

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懇親会:     輔仁会館にて   17:30 ~ 19:30

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第45回技術交流会のご報告

■開催日時:平成20年4月26日(土)

開催場所:西5号館202教室

講演1 :「有機不斉触媒と光学活性」          14:45~15:55(質疑応答10分を含む)

講師: 化学科 秋山 隆彦 教授

講演要旨(予稿より):有機化合物には,光学活性な化合物が数多く存在し,その鏡像異性体間で異なった生理活性を示すものが存在する。光学活性についての,基本的な知識を確認した後に,近年我々の研究室で見出した有機不斉触媒を中心に,光学活性化合物の合成法およびその活性等について紹介する。

講師略歴:1980年東京大学理学部化学科を卒業。1982年東京大学大学院理学系研究科修士課程化学専門課程修了。1985年東京大学大学院理学系研究科博士課程化学専門課程修了後、塩野義製薬(株)研究所勤務。1988年7月愛媛大学工学部資源化学科助手。1992年4月〜1993年3月米国Stanford大学化学科博士研究員(Professor Barry M. Trost)。1994年学習院大学理学部化学科助教授。1997年学習院大学理学部化学科教授。専門は有機合成化学。

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講演会2:「悠久の宇宙の時の流れを見つめて 」          16:05~17:15(質疑応答10分を含む)

講師:    東京大学名誉教授 日江井 榮二郎 氏

講演要旨(予稿より):(1) 宇宙連詩、(2) 宇宙図の理解のために、(3) 太陽は23歳、(4) 皆既日食。

講師略歴:1948年学習院旧制高等科1年終了。1953年東京大学理学部卒業。1955年東京大学大学院修士修了後、東京天文台(現在の国立天文台)にて太陽の研究に従事。1963年9月から2年間米国コロラド州Boulder コロラド大学客員研究員。1977年4月から1年間フランス パリ天文台客員教授。1979年9月東京大学東京天文台教授。1982年乗鞍コロナ観測所長。1992年国立天文台を停年退職し、明星大教授、同学長。2002年明星大学を定年退職。2005年アスンシオン大学(パラグアイ)の名誉博士。

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懇親会: 揚子江(目白)にて    17:30 ~ 19:30

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第44回技術交流会のご報告

■開催日時:平成20年1月26日(土)

開催場所:南2号館200教室

講演1:「摩擦発光の研究講演会」           15:00~15:55

講師: 物理学科 三浦 崇 助教(荒川研究室)

講演要旨(予稿より):摩擦は身近な現象で、滑りにくい、変形する、音が出るなどの摩擦面の力学的作用や、温かくなる、融けるなどの熱的作用は摩擦状態を特徴付ける現象である。また、摩擦は発光するという一面がある。これは摩擦面で起こる電子的励起に起因し、摩擦帯電とも関係が深い。この講演では発光観測による摩擦面の電気的作用に関する研究について紹介する。

講師略歴:1999年筑波大学大学院物理学研究科を卒業後、理学博士の学位を取得。科学技術振興事業団特別研究員などを経て、2001年より学習院大学理学部物理学科荒川研究室(表面物理学)の助手を務め、2006年カナダ・モントリオールにあるMcGill大学にて、粘着テープ剥離発光に関する共同研究を行う。現在、学習院大学理学部物理学科助教。

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講演2:「ゲノム研究の急速な展開-国際動向---ゲノム・遺伝子・タンパク質・生命システムの解明---」

講師: 八尾 徹 氏(元理学部・経済学部講師)

講演要旨(予稿より):ヒトゲノムの精密配列解読宣言後(2003年4月)、約5年になります。この間、ゲノム研究は国際的に非常に急速な進展をしています。ヒト及び他生物の多様なゲノム解析がますます盛んになされている上に、ゲノムに続く遺伝子・タンパク質・生体システムの研究が急速に進み、大量なデータを扱う生命情報科学(バイオインフォマティクス)と生命をシステムとして理解しようとするシステムバイオロジーが大きく展開しております。これらの研究の成果が、健康・医療・食糧・エネルギー・環境など多面的に応用されようとしています。

講師略歴:1958年東京大学工学部応用物理学科卒業後、三菱化成工業(株)入社。同蛋白工学研究所研究部長、三菱化学総合研究所技師長等を経て、1988年理化学研究所入所。現在同ゲノム総合研究センター顧問。産業総合研究所研究顧問等を兼務。東京医科歯科大学非常勤講師、慶応義塾大学SFC研究所上席所員。

専門:化学・バイオ研究開発へのコンピュータ利用全般、バイオインフォマティクス、計算化学・計算バイオ、コンピュータによる物質・材料開発技術。

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懇親会:上海料理 揚子江 目白店(東京都豊島区目白3-4-12  電話/FAX, 03-3952-4121 )  17:30 ~ 19:30

 

第43回技術交流会のご報告

■開催日時:平成19年11月24日 (土)

開催場所:南2号館200教室

講演1:「学習院大学生命科学専攻及び生命科学科の創設 」 15:00~15:20

 

講師:化学科 芳賀 達也 教授

講演要旨(予稿より):平成20年4月に学習院大学大学院自然科学研究科に生命科学専攻が、平成21年4月に理学部に生命科学科が誕生する予定である。分子細胞生物学を共通の基盤として、生命分子から生物個体までをカバーする、生命科学の新たな教育・研究体制を作って行く計画である。新設専攻・学科の概要、予定教員の研究概要を紹介する。

講師紹介:昭和38年東京大学理学部生物化学科卒業後昭和45年東京大学大学院理学系研究科博士課程を修了(理学博士)、東京大学理学部助手、浜松医科大学医学部助教授、東京大学医学部教授を経て、現在 平成13年学習院大学理学部教授(化学科・生命分子科学研究所)。

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講演2:「動物の細胞分裂について」  15:30~16:30

講師: 化学科 馬渕 一誠 教授

講演要旨(予稿より):動物細胞が分裂する際、細胞の中央部に「収縮環」と呼ばれるタンパク質の構造ができる。この収縮環の収縮によって細胞が分裂する。この構造は筋肉の成分と共通のタンパク質を含むが、筋肉と異なるのは、分裂する時にだけ形成されるという性質である。この収縮環がどのようにして作られ、収縮するかについてお話ししたい。

講師紹介:1968年東京大学理学部生物化学科卒業、1973年東京大学大学院理学系研究科生物化学修了、1973年理学博士号取得、学術振興会奨励研究員、東京大学教養学部助手、米国スタンフォード大学医学部研究員、東京大学教養学部教授などを経て、2007年4月より学習院大学理学部化学科教授、岡崎国立共同研究機構基礎生物学研究所教授(併任)。

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懇親会: 輔仁会館にて           17:00 ~ 19:00

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第42回技術交流会のご報告

日時:平成19年7月28日 (土)

■場所:南2号館200番教室

講演1:「代数体のイデアル類群と楕円曲線  」         15:00~16:00

講師: 数学科 中野 伸 教授

講演要旨(予稿より):数論の問題を見通しよく捉えるために整数の範囲を広げると、基本性質「素因数分解の一意性」が一般には成立しない。どの程度成り立たないかを測る尺度が「イデアル類群」だが、それに関する最近の仕事について易しくお話しする。

講師略歴:1957年神奈川県生まれ、1980年学習院大学理学部数学科卒業、1985年学習院大学大学院博士後期課程修了し理学博士学位取得後、本学助手、名古屋大学講師を経て1995年本学助教授、2007年教授、現在に至る。

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コーヒーブレイク    16:00~16:30

講演会2:「スティルカメラの現状と将来 - フィルムカメラは生き残れるか  」         16:30~17:30

講師:    近藤 英樹 氏 (昭和32年物理学科卒)

講演要旨(予稿より):ここ数年の間に、CCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)やCMOS(Comple-mentary Metal-Oxide Semiconductor:相補性金属酸化膜半導体)などの固体撮像素子を使ったカメラ(いわゆる「デジカメ」)の人気が急激に高まり、その反動として、170年近い歴史を持つ、ハロゲン化銀感光材料を使うカメラ(フィルムカメラ)が絶滅の危機に瀕している。この講演では、なぜデジカメがこのような人気を得たのかという理由を説明し、フィルムカメラに未来があるかどうかということも検討する。

講師略歴:1957年学習院大学理学部物理学科(木下研究室)卒業、1960年同学大学院自然科学科(物理学専攻)修了、1960年財団法人日本写真機検査協会[現(財)日本カメラ財団(JCII)]理事・試験研究部長、日本大学芸術学部写真学科非常勤講師、同学教授(芸術学部写真学科所属)を経て、現在 同学芸術学部写真学科非常勤講師。

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 懇親会:同教室

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学習院大学理学部同窓会平成19年度総会・講演会(第41回技術交流会)・懇親会のご報告

■日時:平成19年6月30日(土) 
■場所:西5号館201教室
 
平成19年6月30日、平成19年度 理学部同窓会総会・講演会・懇親会が開催されました。
総会
 ・ 会議は小野同窓会副会長の総合司会により、理学部同窓会幹事会、総会の順で開催されました。
幹事会は井原智(42化)氏を議長に選出し、常任幹事の選出、総会付議議案の審議を行いこれを承認致しました。
総会は葛城同窓会長の議長で議事が進められ、監事の選出、18年度事業報告、同決算報告、同監査報告、19年度事業報告、同予算案の上程議案を審議致しました。
尚、審議の過程で 大岡副会長の決算予算説明、松岡監事の監査報告のほか、野本元(33物)、池田昌隆(58物)、矢川暢芳(36物)、井原智(42化)の各氏より、各担当委員会の活動に関する補足説明が行われました。 総会ではこれらの議案をすべて満場一致で承認致しました。 
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講演会
■演題:「理学部あれこれ」
■講師:元学習院大学理学部教授 片瀬 潔 氏
先生には、1964年東大の院生時代に学習院大学理学部の非常勤助手に就任されてから今春(2007)停年退職されるまでの42年間、ご指導いただきました。
講演では、先生のご専門の話に加え、学習院大学設立時の理学部の創設、その後の数学科の設立等、誰もが関心のある話題をお話いただきました。
ご講演に当たっては、院史や事務室保管の写真等を幅広くお調べになり、それらを判りやすく整理され、楽しくをお聞かせいただきました。
尚、講演に先立ち学習院大学教職課程の長沼豊准教授(61数)に先生のご紹介を頂き、また講演終了後は同窓会員との活発な質疑応答が続きました。
講師略歴
  昭和35年(1960) 東京大学理学部数学科卒業
  昭和37年(1962) 東京大学大学院数物系研究科修士課程終了
  昭和39年(1964) 東京大学大学院博士課程の院生でありながら学習院大学理学部非常勤助手に就任
  昭和40年(1965) 学習院大学理学部講師、のち教授に就任。
  平成19年(2007) 学習院大学理学部教授を停年退職
   ご在職中は、数学科主任のほか輔仁会航空部長や硬式庭球部長等もつとめられた。
またこの間、武蔵工業大学、東京外国語大学、東京大学、慶応大学で非常勤講師をお勤めになられた。
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懇親会

・ 引き続き、会場をレストラン「フィオレンティーナ](ホテルメッツ目白内)に移し、懇親会が行なわれました。

講演会、懇親会には、波多野学習院長、永田学習院大学学長はじめ 院、大学、理学部、桜友会、各学校学部同窓会 等各方面から多くのご来賓のご出席を頂き、ご挨拶ご祝辞を頂戴致しました。

藤原理学部長からはご挨拶の中で、理学部生命科学科と大学院生命科学専攻の設立計画や、最近の入試、卒業生の進路、先生の移動等、理学部の近況についてご紹介頂きました。

今回、学士院賞を授賞された川路名誉教授には同窓会より花束をお贈りし、授賞をお慶び致しました。

退職された先生方や在職中の先生方、また在学中の院生にも多くの出席を頂きました。

同窓会は、懐かしい方々にお会いできるとともに、もう一度あの頃の自分に会えるすばらしい機会です。

来年もまたお元気で、そして今年ご都合の悪かった方は来年こそ是非、目白でお会いしましょう。

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第40回技術交流会のご報告

■日時:平成19年4月21日 (土)

■場所:西2号館503番教室

講演1:「酸化物の魅力---ペロブスカイト型酸化物を例として」    15:30~16:30

講師: 稲熊 宜之 教授

講演要旨(予稿より):これまで私が主に取り組んできた“ペロブスカイト型構造”という結晶構造をもつ酸化物の合成、構造、性質に関する研究を紹介することで、酸化物の魅力を知っていただければ幸いである。リチウムイオン伝導性酸化物、そして最近始めた酸化物蛍光体の研究を中心にお話しする。

講師略歴:昭和61年(1986年)東京工業大学工学部卒業、昭和63年(1988年)同大学院総合理工学研究科修士課程修了、同年呉羽化学工業(株)入社、平成3年(1991年)東京工業大学工業材料研究所(現応用セラミックス研究所)助手、平成11年(1999 年)学習院大学理学部助教授、平成14年(2002年)同教授、平成15年(2003年)9月~平成16年(2004年)3月フランス・メーヌ大学客員研究員、工学博士。

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 講演会2:粘着テープ概論     16:30~17:30

講師:竹澤 佳文 氏 (昭和50年化学科卒)

講演要旨(予稿より):「粘着テープ」は梱包用のガムテープ(正規には布粘着テープ)、セロハンテープ、塩ビ絶縁テープなどが思い浮かぶ。今では数多くの分野で一般には知られていない粘着テープが各産業の見えないところで重要な役割を果たしている。ここでは、粘着テープの種類、粘着剤の機能(接着と粘着の違い)、粘着テープの評価方法、組成、製造方法、最近の応用例などについて紹介する。

講師略歴:昭和50年学習院大学理学部化学科(小林研)卒業、昭和52年同自然科学科化学専攻修士課程修了、昭和52年菅原工業(株)(現:(株)スリオンテック)開発部入社、その後、設計部、営業部等歴任、現在、(株)スリオンテック 研究開発部長、日本粘着テープ工業会技術部会長。

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懇親会:18:00 ~20:00 「ホテルメッツ、フイオレンテイーナ」にて 

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第39回技術交流会のご報告

日時:平成19年1月20日 (土)

開催場所:南2号館 200番教室

講演1: 「ブラックホールと膜宇宙論」    15:00~16:00 

 講師: 井田大輔 助教授

講演要旨(予稿より):ブラックホールとは外からは原理的に観測不可能な領域のことである。この宇宙にも無数に存在する。最初に、このブラックホールがどのようなものなのかという話からはじめる。それから、ブラックホールと膜宇宙の関係についての最近の研究を紹介する。

講師略歴:平成8年京都大学理学部卒、平成13年京都大学理学博士の学位取得の後、平成13年京都大学大学院理学研究科研修員、平成14年東京工業大学理工学研究科(学振特別研究員)を経て、平成16年学習院大学理学部物理学科講師、平成17年より同助教授を務め現在に至る。

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講演2:「光技術の企業実践 」    16:00~17:00

講師:朝枝 剛 氏 

:新技術の企業化にはいろいろな動機、プロセスがある。その一つにいわゆる大学発ベンチャー 企業がある。現在かかわっている大学発ベンチャー企業を例として新技術の企業化の問題点、可能性、課題、成功への要因等について述べる。

講師略歴:昭和42年学習院大学理学部物理学科卒、同学自然科学研究科修士課程終了の後、東京大学工学系研究科博士課程を経てキヤノン株式会社に入社。光計測技術の研究開発にかかわる。その後、日本DECのPC事業部、株式会社メルコで事業経験を積み、平成15年に現在の(株)光コム研究所に入社、平成16年より同社の代表取締役を務め現在に至る。

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懇親会 揚子江(03-3952-4121)にて  17:30 ~19:30

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平成18年度理学部同窓会総会・講演会(第37回技術交流会)・懇親会のご報告

日時:平成18年6月17日(土)
場所:西5号館201教室
平成18年6月17日、平成18年度 理学部同窓会総会・講演会・懇親会が開催されました。
総会
● 総会に先立ち同会場にて、理学部同窓会幹事会が開催され、淺野三千秋(29化)氏を議長に選出し、常任幹事の選出、総会付議議案、決算案、予算案を審議承認致しました。
総会は葛城理学部同窓会長の議長で進められ、上程された事業報告、決算報告、同監査報告、活動計画、予算案等の議題を、慎重に審議しこれらを満場一致で承認致しました。
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講演会
講演テーマ:「生命科学の半世紀 そしてこれから」
■講師:千葉工業大学総合研究所教授(元本学理学部教授)三浦謹一郎氏
 恒例の講演会は第37回理学部技術交流会講演会と共催で開催され、千葉工業大学総合研究所教授(元本学理学部教授)三浦謹一郎氏に「生命科学の半世紀 そしてこれから」と題しご講演頂きました。
先生は蛋白質科学をご専門とされ「日本学士院賞」受賞等、多くの業績を残され、現在もなお研究中でおられ、また幅広い分野での多くの著作でも知られております。
今日、学術研究の重要分野となった生命科学の発展の経過や今後の展望などを、興味深くお話頂きました。
尚、先生と長年研究を共にされて来られた、産業技術総合研究所生物情報解析センター長渡辺公綱氏に先生のご紹介を頂きました。
 講師略歴
  1953 学習院大学理学部化学科卒業、
  1958 東京大学大学院化学系研究化学専門課程博士課程修了 理学博士
  1958 京都大学 ウイルス研究所助手 1961 東京大学 理学部 応用微生物研究所
1963 名古屋大学助教授 理学部分子生物学研究施設
1969 国立遺伝学研究所分子遺伝部長、1983東京大学工学部教授、名誉教授
1991 本学理学部教授、生命分子科学研究所長、
  2001(株)プロテイオス研究所を設立、取締役社長、研究所長
現在千葉工業大学総合研究所 教授。
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懇親会

・引き続き、会場をレストラン「フィオレンティーナ](ホテルメッツ目白内)に移し、懇親会が行なわれました。

講演会、懇親会には、桜友会、大学、理学部、各学校学部同窓会 等各方面から多くのご来賓のご出席を頂きご祝辞を頂戴致しました。

藤原理学部長からは、ご挨拶の中で理学部が生命科学科と大学院生命科学専攻を設立する構想を計画中とのお話を頂きました。

退職された先生や在職中の多くの先生方にもご出席頂き、懐かしい恩師や久しぶりに再会した友人と賑やかに歓談が弾み、時を忘れて楽しいひと時を過ました。

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学習院大学理学部同窓会平成17年度総会・講演会(第33回技術交流会)・懇親会のご報告

日 時 : 平成17年6月25日(土)
会 場 : 南3号館・201教室
平成17年6月25日、平成17年度 理学部同窓会総会・講演会・懇親会が開催されました。

総会
● 総会に先立ち同会場にて、理学部同窓会幹事会、常任幹事会が新会則の規定に則り開催され、新常任幹事の選出や総会付議事項の審議、新会長の互選、新監事の推薦を行いました。
総会には事業報告、決算報告、同監査報告、活動計画、予算案等の定例議題に加え、今回は新会長、新監事の承認に関する件が上程され、慎重審議の結果、これら全てを満場一致で承認致しました。
  
01.幹事会・総会・講演会・懇親会  02.総会議案
03.林総会議長と監査報告をする松岡監事  04.17年度事業計画
05.議案説明をする浅野幹事会議長  06.監事の選出
講演会
恒例の講演会は、第33回技術講演会と共催で開催され、下記のご講演をいただきました。
テーマ   : 「大学、内と外から」
講 師 : 学習院大学名誉教授  長澤 宏 先生
08.講師は長澤宏名誉教授  09.大学に於ける評価
10.将棋の世界  11.大学教育と将棋界  12.まとめ  13.質疑応答と意見交換
懇親会: 輔仁会館1階 「杜(もり)」
講演会、懇親会には、亀井桜友会長、永田学長、藤原理学部長、他 各方面から多数のご来賓のご出席を頂き、ご祝辞を頂戴いたしました。また、同窓会員に加え、現職や退職された先生方、在学生にも参加を頂き、楽しいひと時を過ごしました。
14.懇親会でご挨拶される亀井桜友会長  15.永田学長のご挨拶
17.長澤講師を中に  24.理学部同窓会新正副会長(左より林副会長、葛城会長、大岡副会長、小野副会長)
21.懇親会で  20.現職の先生と在学生
19.川路研OB  18.懇親会で
16.懇親会で  23.藤原理学部長による大学の近況ご説明