「学習院の歌」を聴こう、歌おう

【2017/12/13掲載】
【2020/9/6リニューアル】

(1)「学習院の歌」LP版レコード
「キングレコード株式会社」より1977年(昭和52年3月)制作/桜友会・常磐会
 学習院創立100年記念事業協賛・・・1877年(明治10年10月17日、天皇皇后両陛下をお迎えして、神田錦町にて開業式挙行 学習院創立)
学習院長 桜井和市
学習院桜友会会長 東久世昌枝
学習院常磐会会長 賀陽敏子

(編注:1998年制作のCD版とは全く違う音源です)

(2)「学習院の歌」CD版
「キングレコード株式会社」より1998年(平成10年)制作/企画 桜友会
※我らが愛すべき「学習院の歌」がCDになった!!そして新曲ができた!新しい世紀にむかって
「学習院の学習院の為の学習院によるCD」により、出演者のみならず携わったスタッフ全て学習院出身者で、ボランティアであった。因みに、初等科の出演者は総勢70名。付添の父母の中には、20年前のレコードに出演したという、母娘2代の出演者もいた。(歌詞カードより転載)

「学習院の歌」録音風景


<制作協力>
学習院輔仁会音楽部OB管弦楽団
学習院輔仁会音楽部OB合唱団
学習院女子高等科生徒
学習院初等科合唱部
[ピアノ]島 恭子/津上恭子
[太鼓]学習院大学応援団
[合唱指揮]坂本良子/笹村寛太郎/室伏唯史
[指揮]福田一雄
学習院長 島津久厚
桜友会会長 賀陽治憲

(3)「学習院の歌」CD最新版
「キングレコード株式会社」より2012年(平成24年)制作/企画 桜友会

<収録曲>
学習院院歌 /演奏のみ
安倍能成 作詞、信時 潔 作曲
昭和26年5月18日学習院大学開設2周年記念式典において発表。昭和25年頃、学内に院歌の作詞を募集したが適当なものが無く、第18代院長安倍能成自ら作詞したと伺っている。第2次大戦後の占領中で、学習院の復興の思いを込めた歌である。
学習院輔仁会会歌
作詞 不詳、小松耕輔 作曲
輔仁会会歌(旧)は、アメリカのルート作曲のThe Battle-Cry of Freedomを改編活発にした曲といわれる。輔仁会は明治22年(1889)に創立された学習院の文武活動の中心機関である。会員には在学中の皇族、院長、教職員、学生が含まれる。
草上会の歌
山上路夫 作詞、いずみ たく 作曲
草上会は学習院女子短期大学と平成10年4月に開設した学習院女子大学の同窓会である。草上会は昭和34年(1959)、安倍能成院長により命名された。
さくらのきしょう
杉山勝栄 作詞、高橋利根子 作曲
初等科唱歌、昭和30年代から歌われている。作詞の杉山勝栄は元初等科長。作曲の高橋利根子は元初等科教諭。
修学習業の歌
明治天皇勅題詠進歌、奥 好義 作曲
明治天皇より明治33年2月10日に学習院に賜わった勅題詠進歌、御歌所寄人、中村秋香詠進、雅楽師兼楽師、奥 好義の作曲。初等科の新年、入学式、天長節、紀元節、明治節の奉賀式に奉唱。
ようちえん  ※第26回「オール学習院の集い」(2012)大合同演奏会にて収録
戸倉ハル 作詞、外山友子 作曲
新制の幼稚園は昭和38年開設され、この歌は平成になってから制定された。
学習院寮歌 大瀛の水
伊達九郎(改め二荒 芳徳)作詞、小松 耕輔 作曲
明治41年(1908)寮歌募集の際の当選作に多少修正。現在、学習院寮歌として広く知られている。作詞は当時高等科学生であった伊達九郎(改め二荒芳徳)
はなすみれ
貞明皇后御歌、信時 潔 作曲
貞明皇后御歌。大正12年(1923)6月19日女子学習院に賜る。
女子学習院の奉賀式に奉唱。女子中高等科では平成元年(1989)まで多摩御陵参拝の時に歌われていた。
学習院応援歌
内山弘紀 作詞、堀内敬三 作曲
昭和30年代に作られた。東都大学一部リーグで硬式野球部が優勝(1958年・昭和33年11月24日)したときには、大いに歌われた。
うんどうかいのうた
杉山勝栄 作詞、高橋利根子 作曲
初等科唱歌、昭和30年代から歌われている。組数の増加により、赤白2色の組分けから赤黄青の3色になった(3番の歌詞)
金剛石・水は器
昭憲皇太后御歌、奥 好義 作曲
昭憲皇太后より明治20年(1887)3月18日華族女学校「女子学習院」へ賜わる。
女子学習院で奉賀式に奉唱。(この御歌は東京女子高等師範学校[現・お茶の水女子大]へも賜わっている) 現在も女子中高等科の入学式で歌われている。
月の桂
貞明皇后御歌、松島 彜 作曲
貞明皇后より昭和9年(1934)5月28日に女子学習院に賜わった御歌。
作曲者の松島彜は元女子学習院音楽教授。女子学習院の奉賀式に奉唱。女子中高等科で卒業式で歌われている。
学習院開校五十年記念歌
林 道雄 作詞、瀬戸口籐吉 作曲
昭和3年(1928)10月18日、開校50年記念祝典式において斉唱。
明治10年神田に開業してより50年。作詞は当時学生であった林 道雄。
学習院学生歌 神州男児
清岡 繁栄 作詞、澤  義道 作曲
昭和初期から歌われている。



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