光徳小屋だより・H25/07

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

01湯滝上
夏色の湯滝上からの景観
02キジバト
キジバトの日光浴(虫退治)
03バイケイソウ
バイケイソウの開花
04ハンモック
クスミサラグモ?のハンモック群
05ホザキシモツケ
ホザキシモツケの群落。絶滅危惧種。
06ハルニレ
緑の衣を付けたハルニレは何本?

暑かったり寒かったりと聞こえてくる変なお天気の下界(失礼ではございますが。。。)に比べ、ほとんど猛暑のない天上の奥日光。
30℃超えは3日。しかも31℃に及ぶことなく、申し訳ない思いで日々を過ごしております。
今年の小屋利用はなぜか初めての方や学生がぽつぽつと増えて、少し新鮮な気分です。
もちろんリピーターの皆様、大勢様のお越しを楽しみにお待ち致しております♪

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夏色の湯滝上からの風景。

緑に覆われて戦場ヶ原がすっかり隠れてしまいました。

 

何やらキジバト2羽。

羽を広げて。。。「う~~ん。子供でもいるのかなあ??」と思ったら、
羽を乾かしながら虫退治ですって。

 

小屋西側の湿原では、8年目にして2回目のバイケイソウの開花。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%

B1%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%82%A6
数年間花を付けず、養分をためて一気に咲くそうですが、オオウバユリもそのような。
なぜかピンボケの写真にて。。。

 

咲き誇るピンクのホザキシモツケに負けじとクモの巣ハンモック!!
こんなに密集していてクモの巣好きの私は♪。。♪。。♪
「クスミサラグモかな」とお客様情報。。。

 

日本に3か所と言われるホザキシモツケの群落。  
こんなにあるのに絶滅危惧種???なんですって。

 

さて、すっかり緑の衣を付けたハルニレ。。。さて、何本でしょう?
ぜ~~~んぶ根元は一緒です。

巨木以外の何者でもない人気者の日光光徳小屋のハルタロウ君でした。

斜面からのハルタロウ君、小屋をも覆い隠します。

 

さて、所変わって霧降キスゲ平。

 

スキー場が園地として整備され、4月から開放されました。

 

緑の斜面にポコポコ見えるのは、一直線に頂上に登る1445段の階段。

 

階段を横切りながらなだらかなハイキングコースができています。
遠く遠景の山々はまるで男体山の山頂からの様な眺望です。

http://www.city.nikko.lg.jp/kouryuu/kankou/nikko/taiken/kirifuri.html

 

是非1度足を運んでみてください。

 

07ハルニレ 08キスゲ平
吾輩は巨木ハルタロウである 霧降キスゲ平。眺望満点。

英国ウェールズだより・2013/07

英国ウェールズ在住の島崎 晃(S41哲卒)さんからのお便りです。

既報(https://gakushuin-ouyukai-branch.jp/tochigi/archives/3159

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常磐会と町長2013-6-Japanese%20Visit-9-Pres 州議会議長tokiwakai to shuugikaigichou
カーディガン町長と記念品の交換 カーディガン州議会議長との記念写真(隣が議長夫人)
006集合写真高画質
記念の集合写真・・御存知の方は?(2013/11/24更新)

 

 

ウエールズにおります島崎です。

先月6月23日、学習院常磐会の一行15名が私の町カーデイガンに表敬訪問に見えました。

カーデイガン町長や州議会議長と記念品の交換がされ、その後、町の男性合唱団がウエールズ民謡で歓迎しました。

日本にはまだ知られていない 、現存している本当のケルト文化と人々に感銘させられたようです。

上の写真はカーデイガン町長と野村(旧姓 辻村)苑子さん(昭43哲卒)とウイスキー評論家土屋守さん(昭54国文卒)との記念品交換式の様子です。

ウェールズには、古い時代からのケルト文化と伝統があり、その一端を日本の方々に、特に学習院常磐会の皆様に御紹介できたことは、私の喜びとするところです。

以下の写真は、民族衣装の女性、街中でハープを奏でる少女、カーディガン地方の巨石遺跡(2葉)は「ペントレ イヴァン」と言い、紀元前3500年頃のものでストーンヘンジよりも古く、この地方の石でストーンヘンジは建てられたと言われています。

また、居酒屋の壁にかけられている小船はコラクル(日本語では網代)と言います。看板のメニューは「ウェールズ語」です。

ウェールズ語について・・http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E8%AA%9E

日本の皆様は、「ウエールズ語が未だに使われている」ことをご存じない方が多いかも知れません。

私のカーデイガン州は ウエールズ語圏で、統計的にはウエールズの人口の約17%から22%がウエールズ語を話すと言われています。しかし、私の推定では14%くらいに減っていると思われます。どのぐらい流暢に話すかが問題です。

私ども議員は公式の会議ではウエールズ語で行って、通訳がおり英語に通訳します。英国では異常な雰囲気かもしれません。

言語的には詩歌的で音楽や詩に向いており、今でも詩の大会が盛んで、日本の俳句的な詩行もあります。

彼らの母国語がだんだんとなくなっていくことは悲しいことであり、ウエールズの音楽は感傷的なものが多いのかも知れません。

カーディガン地域の民謡(pure heart:純粋な心)(世界中の教会で唄われている)・・http://www.youtube.com/watch?v=FMqE-Xan_fA

ウェールズの国歌・・http://www.youtube.com/watch?v=gtCOprRDUm8

ストーンヘンジについては、以下参照

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%98%E3%83%B3%E3%82%B8

 

ウェールズの民族衣装 ハープを弾く少女002 十字架ケルトの
民族衣装の女性 街中でハープを奏でる少女  ケルトの墓地の十字架
ストーンヘイジ以前の遺跡010 ストーンヘイジ以前の遺跡  網代`ウエールズ古代の
この地方の巨石遺跡1 同・巨石遺跡2  居酒屋(パブ)と網代(小舟)の看板はウェールズ語 

 

 

光徳小屋だより・H25/06

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

02ハルニレ
ハルニレの芽吹き
03戦場ヶ原
早朝の戦場ヶ原1
04戦場ヶ原
早朝の戦場ヶ原2
05オオジシギ
これがオオジシギ
06ゆりかご
クモの巣のゆりかご
07歌う
ワンゲルOB、山の歌
11サルノコシカケ
巨大なサルノコシカケ
12クマ剥ぎ
クマ君のしわざ・・怖!!

6月初旬やっとやっとの新緑は、あっという間に辺りを染め変え、下旬にはもう新緑とは言えず深緑に近い???

 
季節を急ぐ奥日光の自然は、エゾハルゼミが鳴き、オオジシギが、小鳥たちが集合し、

レンゲツツジにはミヤマカラスアゲハがひらひらと舞い、

空の植木鉢にはミヤマクワガタの♂♀が自ら飛び込んで

「どうしたら出られるんだ~~~!」とうろうろ。。。。。


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ハルニレが「新緑はまだだよ!」と、裏のでべそ山もも少しの初旬の小屋風景。


ハルニレの緑が清々しいかわいい芽吹きですが、あっという間に変身です。


戦場ヶ原の早朝(5時ころ)の風景2点。なかなかのもんでしょ!!


早起きは。。。。。


手振れピンボケではありますが、これがオオジシギ。


「ジュビヤク、ジュビヤク」と鳴きますが、時には「ジェジェ!」とも聴こえます。
TV見てるのかなあ??


大好きなクモの巣ゆりかご。


ホザキシモツケの緑と茶色の枝、差し込む朝日に照らされて。。。。。


お出でいただきました。ワンゲルOB。斜面での山の歌。。。Good!!!!!


小屋付近の秘密の原生林をお客様と散策。苔むした岩の上は実生の花壇。


アミガサタケもぽつんと、でも存在感を出しながら「ここにいるよ!写真撮ってね。」と。。。


横たわった倒木に生えた巨大なサルノコシカケ。


地面に近異性でしょうか、裏側に着いた水滴は真珠をちりばめたようでした。


これは、シカ君じゃあありません。クマさんの仕業です。


シカ君は樹皮を食べてしまいますが、クマ君は樹皮の下の虫を狙っています。


剥いだ樹皮が樹の足元に散乱しています。こわ!!


下旬、すっかり夏色の湯ノ湖。


そしてとうとう緑に埋もれた日光光徳小屋です。


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08秘密の原生林 09苔
秘密の原生林 苔むした岩の花壇
10アミガサタケ 01小屋 (2)
孤高のアミガサタケ でべそ山と小屋(初旬)
10光徳街道 13湯ノ湖
光徳街道の芽吹き すっかり夏色の湯の湖

光徳小屋だより・H25/05

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

春はまだ? 春はまだ!?と言いながら、

心待ちにした新緑は、 市内からゆっくりと上ってやっと奥日光に届きました。

(戦場ヶ原の気象現況・・かなり寒いです。気圧にも注意)

http://www.sanbonmatsu.com/weather/

01雲
ちょっぴり怖い表情の雲
02雪

山々には雪が残る

03ヒメイチゲ
可憐なヒメイチゲ
04ワタスゲの花
ワタスゲの「花」です
05バイケイソウ
シカも食べないバイケイソウ。勢力拡大中
06色は新緑
新緑のトンネル(いろは坂)

すでに夏日を記録してサクラのお話も聞かれなくなった5月。

奥日光にはヤマザクラが咲き始め、やっと花吹雪が終わりました。
アカヤシオ、シロヤシオが咲き、二荒山のシラネアオイは満開。

(アカヤシオ咲く奥日光・・県外からも来訪者多数)

http://blog.livedoor.jp/mira47/archives/1714075.html

 

小鳥たちは毎朝十何種類もの声を数えさせ、キビタキは♂♀(とってもかわいい)で斜面辺りを飛び回り、ルリビタキも本棟周りをうろうろと。。。

 

戦場ヶ原にはオオジシギの声がして、フクロウの写真を撮った方も。。。(うらうやまし~~~!!)
じっくりと観察させてくれた1羽のキレンジャク。
ヒレンジャク、キレンジャクの混群(4~50羽)を観た方もいたそうな。。。

 

中禅寺湖では、群青色の湖面に白いさざ波が模様を描き、

 

山々は新緑グラデーションのパッチワーク。

 

25日、風は爽やかながら、空の青、雲の白は夏色となり、国道をジョギングする人たち、自転車に乗って走り抜ける人たち、そしてバイク軍団は、春を通り越して初夏の風景を見せていました。

 

そして、日差しの中、エゾハルゼミがうるさく鳴き始めました。

 

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4月30日の男体山上の雲は何だか絵本にでもなりそうな何か語りかけているような、ちょっぴり怖い絵となりました。

 

5月にはいっても山の雪は残り、カメラマンには格好の色彩風景を作っています。

 

真っ先に咲き始めたヒメイチゲ。可憐な花です。

花が終わると金平糖の実を付けます。これまたたまらなくかわいいのです。

 

よっく見てくださいね。これがワタスゲの花です。

6月に一面白く咲き誇っているのは実なのです。

(ワタスゲ)

http://www.weblio.jp/content/%E3%82%8F%E3%81%9F%E3%81%99%E3%81%92

奥日光を居場所に、あちらこちらに群落となっているバイケイソウ。
シカが食べないバイケイソウ。数年先はササと敷地争いでもしそうな勢いです。
小屋西側の群落は異常な広さを見せています。

(バイケイソウ・・多年草高山植物。有毒注意)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%82%A4

%E3%82%BD%E3%82%A6

 

いろは坂の新緑のトンネル。白いのはシロヤシオです。とっても清々しく通り抜けます。

 

 

それでもしぶといミズナラとハルニレ。小屋周りはまだまだ冬枯れ色が残ります。

 

と、斜面にはシロバナノヘビイチゴ。
タチツボスミレ、ツボスミレ、ネコノメソウ、ミツバツチグリ・・・
小屋周りでは小さな花が競って咲き始めています。
そして数年前から入り込んだセイヨウタンポポまで咲き始めて、タンポポ畑になりそうな。。。

 

湯の湖畔にはこんな大きな樹の花なのに清楚で可憐なオオカメノキが満開です。
湖面の青や空の青をバックに映えています。

 

ほらね。光徳街道まだまだ新緑1分です。♪

07小屋 08シロバナノ… sakura_insignia_26px_color
冬枯れ色が残る小屋周辺 シロバナノヘビイチゴ
sakura_insignia_26px_color 09オオカメノキ 10光徳街道
オオカメノキ(大きな木に可憐に咲く) 新緑”1部咲き”の光徳街道

 

光徳小屋だより・H25/04

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

1小屋

4月下旬なのに、22cmの積雪

6夕日
春の訪れが漂う中禅寺湖
5いろはから山
いろは坂からの雪景色
4吹き付けた雪
幹に吹き付けられた雪
3いろは坂
いろは坂では木々の芽吹きが聞こえる


4月初旬。一面の雪は融けて、「もう春だ!今年はなんと早い春だろう♪♪」と
スタットレスタイヤをノーマルに変えて浮かれていたら。。。

 

20日からの雪は22㎝にもなり、小道を上がる車は、1/4ほど上がって立ち往生。

 
そして今朝(27日)、なんだか曇りガラスの向こうが白いなあと窓を開けると、またまた一面雪化粧。積雪量10㎝。

 
地元の方の「GW明けまでスタットレスタイヤは履き替えない。」と言っていた言葉が脳裏をかすめて行きました。。。

 

大失敗の今シーズン明けです。

 

市内では、咲きかけたアカヤシオが雪に痛められ、やっと芽吹いた山椒の芽は、黒く縮んでしまったとか。

 
満開のさくらに雪が降り、観光客やカメラマンは喜んでいたそうですが。。。

 

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11日。すでに一面雪解けだった緑の斜面も小屋周辺も真っ白に雪化粧。
この雪はあっという間に融けました。

 

中禅寺湖を囲む山々もうっすらと白くなりましたが、厳冬期の寒さは感じられず、春の訪れが漂います。

 

いろは坂からの風景は、木々の芽吹きが聞こえて来そうな、「もう春♪ もう春♪♪」と小鳥たちのささやきが聞こえるような。。。

 

ところが20日、降り始めた雪と強風は木々の片面をうろこ状に固めて、降雪量はなんと22㎝を記録。

 
4月の下旬にこの雪ですかあ!!!

 

いろは坂周りの山々も樹氷の景色に早変わり。

 

さすがに春の季節。

 
どんどん融ける雪は、地面を出したり白くしたりですが、25日の夕日は木々の間を抜けて湖畔を輝かせながら静かに沈んで行きました。

 
明日は小春日和となりますように。。。

2中禅寺湖
夕日に輝く中禅寺湖

 

 

桜友会LOGO

英国ウェールズからのお便り

大田原市佐久山出身の島崎 晃(S41哲卒)さんからの投稿です。

島崎さん写真

島崎さんは、現在、英国の国籍を取得してイングランド南西のウェールズ地方・カーディガン町に住んでいます。

仕事は日本語の教師ですが、町会議員を務める異色の人でもあります。

その活躍ぶりが新聞・雑誌などに紹介されており、本人からPDFファイルが届きましたのでご覧ください。

島崎さんのウェールズでのご活躍を栃木県から声援したい、と思います(編集者)。

(一部直接HPにリンク)

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

1PDF1朝日新聞2012/06/18https://gakushuin-ouyukai-branch.jp/tochigi/wp-content/uploads/19069880309f5132ec66ac165c78dd0c.pdf

2PDF2 ウェールズ日本人会HP http://www.walesjapan.com/columns/hakken/hakken1.html

3PDF3雑誌https://gakushuin-ouyukai-branch.jp/tochigi/wp-content/uploads/0d73e294483f2e903615abdd16f476a6.pdf

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

なお、同様の紹介HPが多数あります。

http://www.news-digest.co.uk/news/columns/bridging-people/9614-2012-10-04.html

http://www.news-digest.co.uk/news/columns/bridging-people/9636-2012-10-18.html

観楓苑の冬仕事2013~炭焼~

真岡市在住の上野(S40政)です。

田舎暮らしのかたわら、今年も炭焼きを実施しました。

昨シーズン、震災で壊れた炭窯を「改良ドラム缶窯」で復旧し、今シーズンは再度の挑戦です。

昨秋から、自宅周辺のカシやコナラなどを伐採して準備を進めて来ましたが、今年の冬は特に寒く、また風の強い日が多く延び延びになっていたのです。

ようやく、風のない日の朝に点火、約10時間ほどで窯止め(空気を遮断して消火)となりました。

翌日の午後、窯を開いてみると、まずまずの出来でホッとしました。

反省点としては、最後の高温加熱処理(錬らし)がやや足りなかったのか、堅さが物足りない感じです。

(横が切れるときはブラウザーの縮尺を75%程度にしてください)

追伸

第2回目の炭焼きをしました。

改良ドラム缶窯の性能が優れていることが分かったので、材料を太めのものにしました。

また、反省点を踏まえ、焼き入れ(錬らし)の時間をかけましたが、それでも十分とは言えないのが残念です。来期の課題となりました。

窯開けの当日はシイタケのホダ木を受け取りにきたOBが立ち会い、記録写真を撮りました。(追加分)

 

0238長さを決める 0241作業風景 0357煙が広がる 0358長い煙突に
長さを決める 材料を切りそろえる 点火。煙があがる 煙突を長いものに
0363煙が透明に 0366粘土で密閉 0368内部の様子 0371製品の様子
煙が透明に・・・ 粘土で密封する 翌日、窯を開くと・・・ 取り出した製品
0377窯止めの炎 0384知人も見学 0381窯を開く 0386炭を取り出す
(第2回)錬らしの炎が揺らぐ 窯開きの立会人 炭窯オーナー 第2回目の製品

 

光徳小屋だより・H25/03/~奥日光の花暦情報~

■ 学習院 日光光徳小屋  堺 ■

皆様へ

こんにちは。

まだまだ雪の中の日光光徳小屋ですが、

陽光は春らしくなりほっとしています。

さて、添付の花ごよみをgetしました。

(日光パークボランティア 開花調査チームのレポート)

昨年(H24)の開花状況が分かります。

お出かけのご参考までにお送り申し上げます。

(ワンクリックで表示されます)

1花暦P表紙 H24  
2花暦P小田代原 H24  
3花暦P戦場ヶ原 H24  
4花暦P湯ノ湖畔 H24  
   

 

 

 

 

 

 

  

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☆早春奥日光・風景(動画)(コピー・ペーストでご覧下さい)

http://www.youtube.com/watch?v=Ri3bcPCmKgc

☆観光協会HP   http://www.nikko-jp.org/index.shtml

☆神橋ライブカメラ http://www.shinkyo.net/livecamera.shtml

桜友会LOGO

光徳小屋だより・H25/02

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

01樹の影
真っ白い地面?に木々の影
02雲
戦場ヶ原上空の雲たち
03中禅寺湖

ひたすら静かな中禅寺湖

 

04湖畔
君の名は? 「クラゲです」
05湯ノ湖
湯の湖・・青と白のコントラスト
06樹の影
湯の湖・・影を描く木々
07金精道路から
吹雪いた日の湯元遠望

お騒がせ致しました奥日光の地震では、湯元などではかなり被害があったようですが、日光光徳小屋では大きな被害はありませんでした。

(なによりでした・・編集者)

東北大震災の時より揺れはひどく、ミニコンポが落ちたり、

置時計が落ちて壊れたり、いろんなものの位置がずれていました。

 

地震の数時間前に、間をおいて2回ほどドン!と縦揺れがあり、

「なんだか嫌な揺れだなあ」と思っていたところにドン!ド~ン!と大きな地震が来て、一瞬の縦揺れにはなすすべがありませんでした。

 

しかし、3.11震災後固定した食器棚からの落下物はなく、備えは必要だと改めて思いました。

(備えあれば効果あり)

ポンプアップしている蛇口からは茶色の水が出て、数時間利用することができませんでした。

 

さて、雪が多いのか、例年並みなのかふらふらと意見が分かれていますが、積雪も地吹雪となって飛ばされて、まだ最高積雪量は90㎝に留まっています。

 

それにしても寒さ厳しく、強風にあおられた地吹雪の多い今シーズンです。
ちょっとは春めいた??なんて気配も感じないではないですが、
3月に大雪の降った昨年のこと、まだまだ油断はできません。

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真っ白な地面に影を落とす木々の美しいラインの集合体。
静かな世界に引き込まれます。

 

戦場ヶ原国道には雲たちの群れ。

 

写真では迫力に欠けてしまいますが、雲に連れられて、別世界に引き込まれる感覚に襲われます。

 

ひたすらひんやりと静かな中禅寺湖。
雲間に揺れる太陽は、湖面に揺れ輝く尾を伸ばします。

 

その湖畔には、かわいい氷の芸術です。
クラゲくんですか???

湯ノ湖の2風景。

青のグラデーションと白のコントラスト。湖面の氷に影を描く木々。

大好きな場所です。

 

ちょっと吹雪いた日のスノーシュー散策。金精道路からの湯元の風景。
見られないかと懸念していたのですが、行いのいい仲間たち。
吹雪は止んで風景を見せてくれました。(いただき写真です)
またここは、夏の夜には夜景のきれいな撮影スポットです。

 

小屋前の小川の雪壁は融けては重なる雪の様子を教えながら、なんだか素敵な風景を作っています。

 

08小川
小川の雪壁は積雪標本

光徳小屋だより・H25/01

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ~白い世界から~★★★

01小屋 (2) (1)  
小屋の額縁は青い空と白い雲  
02斜面  
今年はシカの足跡が見られない  
03国道  
除雪が間に合わない国道  
04彩雲  
雲の流れと一緒に虹色が  
05空色  
空なのに「水色」  
06雲  
ぽっかり雲はジュゴンのよう  
07樹木  
樹木の枝は、月に語りかける  
08光  
わずかな陽光に輝く湖面  
   

白い世界の中で「アンドレ ギャニオン」を聴きながらの雪かきもいいものだなあと悦に入ったのもつかの間、吹きすさぶ風は窓ガラスを叩き、小屋を軋ませます。

横殴りの地吹雪は地面と平行に流れ、小道の壁は吹き溜まり、雪庇が覆いかぶさります。
風に飛ばされるパウダースノーは、積雪量をさほど更新せず、零下続きの毎日に、すべてがひっそりと身を縮めているようです。

と、辛い毎日ばかりではありません。

小雪舞う中、日差しを受けキラキラとダイヤモンドダストでしょうか。

屋根から伸びるつららは、朝日の中、七色に光ります。

あちらこちらで出会う美しい自然に心あふれるたくさんの瞬間♪

それにしても、寒い、風の強い今シーズンとなりました。

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さて、明るい日差しの中、

青い空と白い色を額縁に小屋はしっかりと存在しています。

斜面の ウラジロモミのツリー群も美しい様を見せて。
今年は、斜面にシカの足跡がほとんど見られません。

すでに積雪量85㎝を記録した光徳小屋ですが、100㎝ほどの積雪量が数週間キープできればとりあえず奥日光のシカ問題、少しは解決するのかなあ。

降雪時、速攻で除雪が行われる奥日光も除雪が間に合わず、こんな国道状況の時もあります。
お天気には十分気を付けてお出かけください。

 

湯元をスノーシューで歩いた折り、雲の流れの中に現れた彩雲と思しき色彩。

やっと写真に写ったのですが、速い雲の流れと一緒に虹色が流れて行きました。
雲が流れるごとに現れては流れて行き、また現れること十数分。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BD%A9%E9%9B%B2

サングラス越しに観ると色彩が鮮やかに見え、素晴らしい瞬間でした。

雲の中の氷晶により見られる環水平アークと呼ばれる現象だったのかも知れません。

空の色も様々に変わり、こんな水色の空も。。。

あまりに美しく、車を止めて見とれます。

 

遠い山並みの向こうにもくもくと水平の雲。

その上に帯になってうっすらと絹のベールのような雲。

その雲をバックにジュゴンの様なぽっかり雲が流れます。

何度見ても感激の色彩。なんて美しいのでしょう♪
樹木の枝が月に何かを語っているようです。

(拡大すると確認できます)

どんよりと曇った日、雲の合間からのわずかな陽光は、

木々の間に見える今にも凍りそうな寒々とした湖面を輝かせていました。

中禅寺湖の湖岸ではこんな風に氷が張り付いて。。。
さて、大氷柱から雲龍本瀑を望む(ツバメ岩)・・・いただき写真です。

今年も日光署と市山岳遭難防止対策協議会が厳冬期の山岳遭難事故に備えての山岳救助訓練を行いました。

アイゼンも着装せずに来る人もいて、渡渉時、スリップで転倒、川に落ちる人も出たそうです。

冬の雲龍渓谷は、甘くはありません。雪と氷で簡単に歩くことはできません。

「渓谷にはヘルメットやアイゼンなど安全な装備をして入山してほしい」と山岳関係者からのお話しです。

(毎度のことながら行間調整に難儀しています・・・編集者)

09湖岸
湖岸に出現・氷の造形
10雲龍本瀑大氷柱から雲竜本瀧を望む