英国ウェールズ在住の島崎 晃(S41哲卒)さんからのお便りです。
既報(https://gakushuin-ouyukai-branch.jp/tochigi/archives/3159)
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カーディガン町長と記念品の交換 | カーディガン州議会議長との記念写真(隣が議長夫人) |
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記念の集合写真・・御存知の方は?(2013/11/24更新) |
ウエールズにおります島崎です。
先月6月23日、学習院常磐会の一行15名が私の町カーデイガンに表敬訪問に見えました。
カーデイガン町長や州議会議長と記念品の交換がされ、その後、町の男性合唱団がウエールズ民謡で歓迎しました。
日本にはまだ知られていない 、現存している本当のケルト文化と人々に感銘させられたようです。
上の写真はカーデイガン町長と野村(旧姓 辻村)苑子さん(昭43哲卒)とウイスキー評論家土屋守さん(昭54国文卒)との記念品交換式の様子です。
ウェールズには、古い時代からのケルト文化と伝統があり、その一端を日本の方々に、特に学習院常磐会の皆様に御紹介できたことは、私の喜びとするところです。
以下の写真は、民族衣装の女性、街中でハープを奏でる少女、カーディガン地方の巨石遺跡(2葉)は「ペントレ イヴァン」と言い、紀元前3500年頃のものでストーンヘンジよりも古く、この地方の石でストーンヘンジは建てられたと言われています。
また、居酒屋の壁にかけられている小船はコラクル(日本語では網代)と言います。看板のメニューは「ウェールズ語」です。
ウェールズ語について・・http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E8%AA%9E
日本の皆様は、「ウエールズ語が未だに使われている」ことをご存じない方が多いかも知れません。
私のカーデイガン州は ウエールズ語圏で、統計的にはウエールズの人口の約17%から22%がウエールズ語を話すと言われています。しかし、私の推定では14%くらいに減っていると思われます。どのぐらい流暢に話すかが問題です。
私ども議員は公式の会議ではウエールズ語で行って、通訳がおり英語に通訳します。英国では異常な雰囲気かもしれません。
言語的には詩歌的で音楽や詩に向いており、今でも詩の大会が盛んで、日本の俳句的な詩行もあります。
彼らの母国語がだんだんとなくなっていくことは悲しいことであり、ウエールズの音楽は感傷的なものが多いのかも知れません。
カーディガン地域の民謡(pure heart:純粋な心)(世界中の教会で唄われている)・・http://www.youtube.com/watch?v=FMqE-Xan_fA
ウェールズの国歌・・http://www.youtube.com/watch?v=gtCOprRDUm8
ストーンヘンジについては、以下参照
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%98%E3%83%B3%E3%82%B8
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民族衣装の女性 | 街中でハープを奏でる少女 | ケルトの墓地の十字架 | |
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この地方の巨石遺跡1 | 同・巨石遺跡2 | 居酒屋(パブ)と網代(小舟)の看板はウェールズ語 |