Archive for category 近況報告

NHK宇都宮放送局局長 北出さんを訪ねて

井 彰彦(昭和38政卒)です。先ほどNHK宇都宮放送局を見学する機会があったので、投稿いたします。

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NHK宇都宮放送局局長 北出幸一(昭和55卒)さんの講演は県内いたる所で好評を博している。

 

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1月に開催された栃木桜友会新年会、3分間近況報告でもその才は如何なく発揮されて笑いの渦に巻き込んだ。ピッチャーを片手に持ってサービスに回る新年会写真が彼である。

温厚でにこやかな語り口、仕事場での北出さんはどんな雰囲気なのだろうかと興味を持った。

新年会の宴席は隣。ワイングラスを手に「局長室でコーヒーをお出ししますよ、ぜひ一度…」と言うお誘いで、2月吉日、正に小学生の社会科授業、職場見学。

 

 

局長室でご推薦のコーヒーを頂きながら5月から撮影が始まる宇都宮放送局制作のドラマの説明をうける。栃木県を舞台にした自転車ロードレースの物語だそうだ。

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相撲記者時代の事。ご当地キャラクターが大きすぎて局長室に入れず、空気を抜いたエピソード。紅白の裏話など盛りだくさん伺った。

 会話の中で5回駄洒落が飛び出したが笑っているうちに記憶するのを忘れてしまう。

実は今日こそ彼の駄洒落を記録するのだと密かに決めていたのだった。

  

ホームページの投稿が少ないので「そろそろまた投稿してくれないかな~」など、少々下心を持って「日光光徳小屋便り番外編」を投稿して頂いた富士通勤務の増淵氏(ロックギターのお兄さん・沌珍館企画ホームページ主宰)をお誘いした。

彼も自転車の話しで盛り上がっていた。

 

 放送現場をお見せしましょうと「きらめきとちぎ」「とちぎ640」「天気予報」など各スタジオを見学する。

 

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残念ながら当日は国会中継が入り生放送は見られず。

サラリーマン時代、生コマーシャルの立会いなどで民放のスタジオは知っていたが、宇都宮放送局はコンパクトに綺麗にまとめられたスタジオであった。

  

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 どうぞお座りくださいの言葉に従い、「とちぎ640」のセット、キャスター席に座る。

ニュース原稿を前においてキャスター気分に浸ったが、突発の記事などが入っても即座に対応するキャスターに高度の技術を感じた。

これからは原稿の読み方が悪いなど批判をするまいと思う。 

 

 

 

 

  (下:本番放送の様子)

「とちぎ640」スタジオシャッターを押してくれたお嬢さんから「座っている姿がさまになられております。慣れていらっしゃいますわ!」などと言われて、社交辞令とは知りながらも満更でもない気持ちになった。

老人をいたわる言葉、北出局長の局員教育?の良さであろう。

 

 

 

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映像は毎日家庭に入って来るが遠い存在の人が作っている感は否めない。

見学後はNHKが今まで以上に身近に感じて県内番組に一段の親しみがわいた。

ぜひ北出さんのご活躍と県内情報の流れを知るためにも、皆さまもご訪問されたらば如何だろうか。

北出さんの温厚で真面目、そしてウイットの効いたお話、学習院の伝統を感じた。

 

 

 

 

  下:「ときめきとちぎ」の本番

「ときめきとちぎ」スタジオ②

 

 

 

 

 

 

 

 

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NHK宇都宮放送局の皆さま有り難う。

 

 

 

 

 

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以下、同行の増淵さんからの投稿です。

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またしても今井さんの策にハマってしまった、ロックギター担当の増淵です。
「ぜひ一緒にいらっしゃいませんか」などと誘われてホイホイ行ってみると、もちろんその場はルンルン楽しく終わるけど、気が付けばちゃんと課題が出ている、という宿題持ち帰りパターン。う~ん、これって日光光徳小屋ライブと同じだよね。(笑)

 

体験クラブ①そんなことは夢にも思わず、当日はお約束の時間にNHK宇都宮放送局さんをオソるオソる訪問。大勢の小学生が見学に来ていました。

不審な男に見えたのか、受付のキレイなお嬢さまから声を掛けられ「あ、あの、もう一人来るので…」とドキドキ。言い出し元の今井さんは駐車場が空いてなくて10分遅刻でした。心配しましたよ!(でも、よかった、自分が日にち間違えたかと思った)(汗)

 

 

さっそく2階の局長室に通されます。ドアはいつも開いていて、しかも「ノックは無用です」との貼り紙。これだけでも、人物概要は推察できますよね。
北出局長さんは聞いていた通りのにこやかな方で、特におもてなしの話題がたいへん豊富です。那須の自転車ロードレースのドラマ制作については、「那須なんで、ナスがままに行こうと」、さっそくダジャレが出ました。今井さんが「よっ、待ってました」と手を叩きます。

 

体験クラブ②北出さんは放送局長の仕事の傍ら、地域振興・地域活性化にも力を注がれていて、故郷石川県の「いしかわ観光特使」や、『住めば愉快だ宇都宮』で有名な「宇都宮ブランド推進協議会委員」、とちぎの地酒応援団「酒々楽(ささら)大使」などのいろんな名刺を戴きました。「大使と言っても、タイシたことないんですが」とダジャレが続きます。ドアは開いてるし、皆さまのお仕事にご迷惑ではないかと心配になるくらい、毎回爆笑してしまいました。

 

局長室には両手を広げたくらいの大画面テレビがありました。お客様向けの「おもてなしコンテンツ」が何時でも再生スタンバイのようです。人気深夜番組「今夜も生でさだまさし」の現地収録放映分(2012年6月)も見せて戴きました。その時の様子は、NHKさんのホームページにも出ています。↓

http://www.nhk.or.jp/masashi/gahaku/1206.html

 

「あの日、私はこの部屋で見ていようと思ったんですけど」「さださんが『北出さん、ぜひスタジオに来て下さい』と言うんで」「降りて行ったんですよ、北出がキタデ~と」。番組内で紹介された時には、たぶんスタッフさんが事前に用意したであろう「だって、ダジャレが好きなんだもん」というクリップを持たされていました。

(下:見学の小学生のみなさん)

体験クラブ③今井さんも書かれているとおり、北出さんは放送スタジオも自らご案内され、一緒に写真に収まって戴いたりと、楽しい時間はあっという間でした。ホントに何度アハハと笑ったか分かりません。ありがとうございました。

 

最後に、気付いたエピソードをひとつご紹介します。NHK宇都宮さんの1階には、どーもくんを始めいろんなキャラクターが集まっている遊び場コーナーが有りました。近くの若ママたちがチビッ子を連れて来て、「わ~、一緒でいいな~」と喜ばせながら笑顔の写真を撮っていく何とも微笑ましい光景。きっと、これが毎日なんでしょうね。

 

宇都宮は、このところ毎週のように雪です。雪が融ければ、もうすぐ春です。

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光徳小屋だより・H25/12

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

01湯川
湯川が見える!!
02竜頭
上流から見た竜頭の滝
03ハルニレ
 ウラジロモミのクリスマスツリー
04センサー
埋もれそうな人感センサー
05小屋
モノトーンの世界
06朝日
朝日に押し迫る雲

今年は寒く、雪が多いと言ったのに、あんまり変わりないなあと高を括ったのが大間違い。

 
11日からの雪はどんどんと降り積もり、曇天の日々。

 
紅葉の季節は過ぎて、あっという間の雪国へとの変わり身の速さ。。。

 
すでに除雪機が活動を始め、毎日、積雪量測定。

 
「あ~~~あ!」とため息の中、白い世界に心奪われることで気持ちの変換!!。。。。。

 

 
そして、心の片隅では、「これもあっという間で春♪」と誰かが囁いています。

 
そうなんです。白い世界を楽しまなくちゃね♪

 
キ~~ンとした空気の中の格別の星空もね♪♪

 
でもね、曇天のモノトーンの世界は寂しく、せめて青空を下さいませ神様!!

 

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このところ太陽を見たのはほんの数時間。

 
曇天の日々の写真は、カラープリントしても白黒写真に。。。。。

 

 

竜頭の滝から滝上への国道から見た男体山。

 
ふと枯れ木の間を見下ろすと、湯川が見えるじゃありませんか。

 
ええ~~~っ!!8年間気付かなかったの???

 

滝上からの湯川は、雪に覆われ始めて寒々しく、
「そうさ!おいらたちが竜頭の滝を凍らせるんだ!!」と冷ややかに囁きながら流れ落ちます。

 

 

年末に雪が無くスキー場はどうなるんだと大騒ぎしたのに、12月中旬にこの風景?

 
ハルニレ君だってウラジロモミのクリスマスツリーにビックリしています。

 

そうなんです。立ち入りチェックの人感センサーがすでに埋もれそうなのです。

 
早目に堀り出しておかなきゃあね。

 

小屋全風景。
来年のお便りでは、明るい青空の下の風景を必ず添付致しますね。

 

う~~ん。手前の雪がも少し白く撮れていたのに。。。

 
男体山からの日の出に押し迫ろうとする雲。

 
白い雪の地面が感動の一瞬だったのですが。。。

 

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冬籠りの雪国の風景を最後に2013年を締め括ります。

 
素晴らしい新年をお迎えください。

光徳小屋だより・番外編(ロックのお兄ちゃんの投稿)

(番外編前書き)

S38卒の今井です。

私事ではあるが、叔母、叔父(七人兄妹の次女102歳、次男100歳)を見送った。

集まったイトコ達は20名を超えた。誰となく「ハレの宴」を開きたいが温泉地では月並みだし…。

「自炊でよければ」と学習院光徳小屋の話をする。皆、大賛成であった。

飲み食いだけでは芸がない、とバンド仲間に参加を持ちかける。

 

 

スチールギター、サイドギター、ボーカル、ウクレレ、フラの仲間が喜んで参加してくれた。

 

ハワイアン音楽、流行歌だけでは厚みがない。一橋大学時代にハードロック・バンドで大活躍し、某企業に勤めている増淵氏に話を持ちかけると快諾。

 

料理自慢の三人の女性の手つくりと、光徳小屋水源の水割りで宴会。鹿や猿そして狐たちも参加した。幸いに熊は欠席通知であった。

 

 

宴会の雰囲気については光徳小屋の便りを毎月頂いている堺さんの文章を模して、ロックのお兄ちゃんがホームページに投稿してくれた。

当日の様子は彼の投稿記事をご覧頂きたく。

 

 

堺さ~ん、模倣の文章スタイルはジョークです。心広く受け止めてください。

 

また、忙しい中、イトコの誕生日祝いに顔を出してくれた堺さんに感謝。光徳小屋のPRをかねて。

 

( 以下ロックのお兄ちゃんからの投稿)

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日光光徳小屋からお便り(番外編!)

三猿
 日光東照宮ではこの姿ですが
番外1
 今にも歌声が聞こえて来そう
012番外2
 今井副会長さんは両手に花
番外3
 全員が魅了されました!
038番外4
 いつもの食堂がバンドフロアに
079番外5
 日本の歌だと、このとおり
015番外6
 微笑む調理の女神たち

今年もいよいよ残すところ一月を切りました。
 
いろんなことがあって、いろんな出逢いがあった一年でした。
 
じつはそのなかで、こんなの今年初めて、というよりも、光徳小屋でこれまで初めて、というイベントも。。。
 
ちょっと、ご紹介いたします。

 

紅葉はまだこれから、という10月20日(日曜日)。
 
栃木桜友会では有名な今井彰彦副会長さんご一行、約20名様が奥日光の光徳小屋にいらっしゃいました。

 

 

「勉学の余暇、春夏秋の登山・ハイキング、そして奥日光の自然探究など」という、いつものお客様たちとはちょっと違う感じ。。。

 

そうなんです。大きなクルマにギターやらキーボード、アンプ類がたくさん。

 

今井副会長さん率いる宇都宮のハワイアン・バンド「レイ・アイランダース」有志のみなさんに加え、副会長お勧めの地元ロック・ギタリストお兄さん。

 

 

そして、そのライブを楽しみになんと全国からお集まりいただいた皆さまです。

 

 

昼過ぎのリハーサルから、「うわ~、こ~んなこと初めて♪」。

 

夕方、ご一行はアストリア・ホテルの温泉でゆっくりされたあと、いよいよ夕食時間から本番演奏となりました。ワクワク・ドキドキ。
 

ハワイアン・ステージと、ロック・ステージを2回ずつです。
 
それ以外にも、合間には誰か一人は何か弾いているというサービスぶり。
 
何と言っても、みなさん本気の本番衣装、本気の本番演奏。

 

 

ライブ会場となった食堂は、一曲ごとに大歓声と拍手喝采の嵐です。

 

ハワイアンでは、本場ハワイのコンクールでも入賞されたという方のフラが目の前で見られて大感激

 

ボーカルさんのハワイの澄んだ海を思わせる美しい歌声に、会場はうっとり。

 

素晴らしいスチールギターやウクレレをはじめ、メンバーの皆さんの息の合った歌と演奏でたいへん盛り上がりました。

 

日本のナツメロの伴奏まで用意されていて、懐かしい歌声が響きます。

 

ロックの時には爆音ビートで何人も踊りだされ、まるで昔のディスコのよう。。。

 

何も気にする事のない深い山奥の突然の大音響♪に、サルたちも何事かと窓の外に集まって来ました。

 
日光のサルといえば・・・

 
日光東照宮の三猿「見ザル、聞かザル、言わザル」が有名ですよね。

 
でもこの日のサル達は、「よく観て、よく聴いて、よく話した」と思います。

 

音楽は我々だけでなく、彼らにも共通語かも。

 

 

とにかくみなさん楽しい方々ばかり。食事もお酒も会話もはずみ、本当にイベントを楽しまれているようでした!

 

私たちは時間であがりましたが、来られた方の誕生日のお祝いも兼ねて、ということなので、夜遅くまで(ホントに遅くまで!)楽しい歌声が聞こえていました。

 

当日は残念ながら雨で、満天の星降る夜空をお見せできませんでしたが、次にまた「必ず来ていただく」理由にもなったのではないかと思います。

 

こういうイベントも、たまにはいいなあ、という夜でした。。。
 
・・・というのを、じつはいつもの「光徳小屋だより」を参考に、せめて雰囲気だけでもお伝えすることができれば、と思って・・・

 
管理人さんのいつものスタイルで、「ロックギター兄ちゃん」が勝手に書かさせていただきました。大変失礼いたしました。

 

当日の様子は、ロックギター兄ちゃんのホームページ「沌珍館企画」にも写真入りで掲載させて戴いております。よろしければ、ぜひご参照くださいませ。

 

(沌珍館企画・・・http://www.tonchinkan.biz/article/eventures.html

 

ありがとうございました。

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光徳小屋だより・H25/07

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

01湯滝上
夏色の湯滝上からの景観
02キジバト
キジバトの日光浴(虫退治)
03バイケイソウ
バイケイソウの開花
04ハンモック
クスミサラグモ?のハンモック群
05ホザキシモツケ
ホザキシモツケの群落。絶滅危惧種。
06ハルニレ
緑の衣を付けたハルニレは何本?

暑かったり寒かったりと聞こえてくる変なお天気の下界(失礼ではございますが。。。)に比べ、ほとんど猛暑のない天上の奥日光。
30℃超えは3日。しかも31℃に及ぶことなく、申し訳ない思いで日々を過ごしております。
今年の小屋利用はなぜか初めての方や学生がぽつぽつと増えて、少し新鮮な気分です。
もちろんリピーターの皆様、大勢様のお越しを楽しみにお待ち致しております♪

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夏色の湯滝上からの風景。

緑に覆われて戦場ヶ原がすっかり隠れてしまいました。

 

何やらキジバト2羽。

羽を広げて。。。「う~~ん。子供でもいるのかなあ??」と思ったら、
羽を乾かしながら虫退治ですって。

 

小屋西側の湿原では、8年目にして2回目のバイケイソウの開花。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%

B1%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%82%A6
数年間花を付けず、養分をためて一気に咲くそうですが、オオウバユリもそのような。
なぜかピンボケの写真にて。。。

 

咲き誇るピンクのホザキシモツケに負けじとクモの巣ハンモック!!
こんなに密集していてクモの巣好きの私は♪。。♪。。♪
「クスミサラグモかな」とお客様情報。。。

 

日本に3か所と言われるホザキシモツケの群落。  
こんなにあるのに絶滅危惧種???なんですって。

 

さて、すっかり緑の衣を付けたハルニレ。。。さて、何本でしょう?
ぜ~~~んぶ根元は一緒です。

巨木以外の何者でもない人気者の日光光徳小屋のハルタロウ君でした。

斜面からのハルタロウ君、小屋をも覆い隠します。

 

さて、所変わって霧降キスゲ平。

 

スキー場が園地として整備され、4月から開放されました。

 

緑の斜面にポコポコ見えるのは、一直線に頂上に登る1445段の階段。

 

階段を横切りながらなだらかなハイキングコースができています。
遠く遠景の山々はまるで男体山の山頂からの様な眺望です。

http://www.city.nikko.lg.jp/kouryuu/kankou/nikko/taiken/kirifuri.html

 

是非1度足を運んでみてください。

 

07ハルニレ 08キスゲ平
吾輩は巨木ハルタロウである 霧降キスゲ平。眺望満点。

英国ウェールズだより・2013/07

英国ウェールズ在住の島崎 晃(S41哲卒)さんからのお便りです。

既報(https://gakushuin-ouyukai-branch.jp/tochigi/archives/3159

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常磐会と町長2013-6-Japanese%20Visit-9-Pres 州議会議長tokiwakai to shuugikaigichou
カーディガン町長と記念品の交換 カーディガン州議会議長との記念写真(隣が議長夫人)
006集合写真高画質
記念の集合写真・・御存知の方は?(2013/11/24更新)

 

 

ウエールズにおります島崎です。

先月6月23日、学習院常磐会の一行15名が私の町カーデイガンに表敬訪問に見えました。

カーデイガン町長や州議会議長と記念品の交換がされ、その後、町の男性合唱団がウエールズ民謡で歓迎しました。

日本にはまだ知られていない 、現存している本当のケルト文化と人々に感銘させられたようです。

上の写真はカーデイガン町長と野村(旧姓 辻村)苑子さん(昭43哲卒)とウイスキー評論家土屋守さん(昭54国文卒)との記念品交換式の様子です。

ウェールズには、古い時代からのケルト文化と伝統があり、その一端を日本の方々に、特に学習院常磐会の皆様に御紹介できたことは、私の喜びとするところです。

以下の写真は、民族衣装の女性、街中でハープを奏でる少女、カーディガン地方の巨石遺跡(2葉)は「ペントレ イヴァン」と言い、紀元前3500年頃のものでストーンヘンジよりも古く、この地方の石でストーンヘンジは建てられたと言われています。

また、居酒屋の壁にかけられている小船はコラクル(日本語では網代)と言います。看板のメニューは「ウェールズ語」です。

ウェールズ語について・・http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E8%AA%9E

日本の皆様は、「ウエールズ語が未だに使われている」ことをご存じない方が多いかも知れません。

私のカーデイガン州は ウエールズ語圏で、統計的にはウエールズの人口の約17%から22%がウエールズ語を話すと言われています。しかし、私の推定では14%くらいに減っていると思われます。どのぐらい流暢に話すかが問題です。

私ども議員は公式の会議ではウエールズ語で行って、通訳がおり英語に通訳します。英国では異常な雰囲気かもしれません。

言語的には詩歌的で音楽や詩に向いており、今でも詩の大会が盛んで、日本の俳句的な詩行もあります。

彼らの母国語がだんだんとなくなっていくことは悲しいことであり、ウエールズの音楽は感傷的なものが多いのかも知れません。

カーディガン地域の民謡(pure heart:純粋な心)(世界中の教会で唄われている)・・http://www.youtube.com/watch?v=FMqE-Xan_fA

ウェールズの国歌・・http://www.youtube.com/watch?v=gtCOprRDUm8

ストーンヘンジについては、以下参照

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%98%E3%83%B3%E3%82%B8

 

ウェールズの民族衣装 ハープを弾く少女002 十字架ケルトの
民族衣装の女性 街中でハープを奏でる少女  ケルトの墓地の十字架
ストーンヘイジ以前の遺跡010 ストーンヘイジ以前の遺跡  網代`ウエールズ古代の
この地方の巨石遺跡1 同・巨石遺跡2  居酒屋(パブ)と網代(小舟)の看板はウェールズ語 

 

 

観楓苑の冬仕事2013~炭焼~

真岡市在住の上野(S40政)です。

田舎暮らしのかたわら、今年も炭焼きを実施しました。

昨シーズン、震災で壊れた炭窯を「改良ドラム缶窯」で復旧し、今シーズンは再度の挑戦です。

昨秋から、自宅周辺のカシやコナラなどを伐採して準備を進めて来ましたが、今年の冬は特に寒く、また風の強い日が多く延び延びになっていたのです。

ようやく、風のない日の朝に点火、約10時間ほどで窯止め(空気を遮断して消火)となりました。

翌日の午後、窯を開いてみると、まずまずの出来でホッとしました。

反省点としては、最後の高温加熱処理(錬らし)がやや足りなかったのか、堅さが物足りない感じです。

(横が切れるときはブラウザーの縮尺を75%程度にしてください)

追伸

第2回目の炭焼きをしました。

改良ドラム缶窯の性能が優れていることが分かったので、材料を太めのものにしました。

また、反省点を踏まえ、焼き入れ(錬らし)の時間をかけましたが、それでも十分とは言えないのが残念です。来期の課題となりました。

窯開けの当日はシイタケのホダ木を受け取りにきたOBが立ち会い、記録写真を撮りました。(追加分)

 

0238長さを決める 0241作業風景 0357煙が広がる 0358長い煙突に
長さを決める 材料を切りそろえる 点火。煙があがる 煙突を長いものに
0363煙が透明に 0366粘土で密閉 0368内部の様子 0371製品の様子
煙が透明に・・・ 粘土で密封する 翌日、窯を開くと・・・ 取り出した製品
0377窯止めの炎 0384知人も見学 0381窯を開く 0386炭を取り出す
(第2回)錬らしの炎が揺らぐ 窯開きの立会人 炭窯オーナー 第2回目の製品

 

道路沿いを花園に

 

岡在住の上野(S40卒)です。田舎暮らしを続けておりますが、この度、

自宅に隣接する道路(県道)の路肩を借りて花壇を作ることになりました。

 

6110沿道を飾る
県道路肩の花壇
9317道路際の段差
現状は窪地に雑草が繁茂
0221工事前
新たな花壇予定地

 

発端は、しばらく前、県道の拡幅に伴い自宅の生垣を作り直すことになり、路肩(歩道と生垣の隙間)に草花を植栽していたのです。

 

皆様からは「キレイだね」とご好評を頂いておりましたが、隣地の仮囲いの路肩は外来種の雑草が繁茂して景観を損ねていたのです。

 

たまたま、近くの道路に天然ガス(幹線)の敷設工事があり、掘り上げた土を貰えることになりました。

 

そこで、県の土木事務所に相談に行ったところ、「占有許可申請を出して下さい」とのこと。併せて「自宅前の部分も出して」ということになりました。

 

つまり、「県から路肩を借りて花壇を作る」ことになるのです。

 

当方とすれば、「県道の美化に協力している」との意識ですが、取扱いは前述のとおりです。しかし、先方はとても親切・協力的で手続きもスムーズに運びました。

 

今後は、工事業者が仕事の合間に土をいれてくれるのを待つばかり。それが済んだら、スイセン・芝桜など繁茂している株を分けて植え付けることにしています。

 

 

 

 

 

 

高徳小屋だより・H24/11

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

 積雪は3cmほどに・・
 いろは坂からの紅葉
 山王林道からの紅葉
 僕はタヌキだよ!(やっぱり!)
 戦場ヶ原の晩秋
戦場ヶ原に出現した「クマ棚」
カイメン状きのこは「フサヒメホウキタケ」

夜間、ぴゅーぴゅーと鳴り止まない強風。

 

目覚めると曇りガラスが白んでいて。。。外は、一面、雪。

 

雲の間には必死にもがいている太陽の光。

けれどとうとう青空が見えない今日。積雪は3㎝ほどに。。。。

 

1週間から10日遅れた紅葉は、中禅寺湖より上ではいまいちの今年でしたが、10月後半から駆け下り始めたいろは坂から市内、二社一寺までは例年にない美しい色彩を見せました。

 

さて、今朝の寒々しい小屋風景。

太陽と、青空がバックになれば、素晴らしい風景に変わるのですが。。。

 

季節は逆戻りして、いろは坂からの山々の紅葉。

道に車を止めたカメラマンが何人も。。。。。

 

早目に葉を落とすダケカンバの樹形がキャンバスをまとめます。

山王林道にはこんな風景がいっぱい。

林道の紅葉もなかなかのものです。

 

 

さて、お客様が見たと言ったのは、タヌキじゃあなくてアナグマかと思っていたら、とうとう「違うよ!僕だよ!!」と、斜面に出現したタヌキ君。

カメラ目線で数秒じっとしてくれました。

 

すでに枯れ色グラデーションの戦場ヶ原。

オオマシコ、キレンジャクをゲット! お願い!!群れで現れて!!♪

 

 

今年、戦場ヶ原では人がクマに襲われニュースが。。。

 

襲われた現場付近の湯川対岸にクマ棚が数個。

枝を折り、どんぐりを食べるとその枝を同じところに積み重ね、その枝の重なりをクマ棚というそうです。

 

それにしてもずいぶん枝先にありますね。

重いクマさん、落ちないのかなあ。。。

 

さて、カイメンの様なキノコ。

一度見たかった「フサヒメホウキタケ」だそうです。(正しい名称に訂正)

 

小屋では、―7℃を記録しました。
奥日光は冬です。

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

(編集者から  タヌキとアナグマは大変似ています。遠目では良く分かりません。本人?に確認が必要ですね。URLをコピー・貼り付けしてご覧下さい)

(タヌキ・アナグマ・ハクビシン・アライグマの写真)

http://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/special/mammal/chibamammal/middle4.html

(タヌキとアナグマと間違えた話)

http://blogs.yahoo.co.jp/o65202001/18216839.html

(クマ棚・・・・矢板市のリンゴ園でもクマの被害があると聞きました。これは山梨県の例)

http://www.pref.yamanashi.jp/nougyo-gjt/kenkyu/documents/no5.pdf

 

 

 

光徳小屋だより・H24/09

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

夏を過ぎた光徳小屋
うっすらと 草紅葉の斜面
 気の早いナナカマドの紅葉
 姿を見せた若いキツネ
 カーテンにしがみつくニホントカゲ君

雨模様のここ数日。

未明、トタン屋根にバタバタと雨音がして目覚めるとひんやりとした部屋の空気に季節の移ろいを感じます。

シロヨメナを残して花々は姿を隠し、夏はあっという間に通り抜けました。

すでに長袖、時にはストーブを焚くことも。。。

紅葉はすぐそこまで来ています。

(動画 初秋の奥日光) http://www.youtube.com/watch?v=7OEA1XnxZjE

早朝の日光光徳小屋。

まだ朝日を受けない地面は、すでに草紅葉色で、山々の柔らかくなった緑が小屋を包んでいます。

斜面の草紅葉もうっすらと、奥のハリギリが黄色く色づき始めています。

 

気の早いナナカマドは緑色から黄色そして赤へとグラデーションをちりばめて今年の紅葉の具合を占っているようです。

 

緑の斜面にふかっとしたものが動きます。

そっと寄って行くとキツネ君のシッポが。。。♪。。。うふっ♪♪

 

ハルニレに体を隠し近づいて、何とかお顔をゲット!

その瞬間、気づかれて、ぴょん、ぴょんと逃げられてしまいました。

どうしてキツネは跳ねながら逃げるんでしょうねえ?

毛並が良く若い個体かと思われました。

(日光の野鳥・動物)http://www.unesco.or.jp/nikko/torikemono2.htm

(日光のキツネは少数派?対面はラッキー・・編集者)

管理棟石段に毎年うろちょろ、うろちょろとしているのは、

どこにでもいると言われるニホントカゲだそうですが、小屋に来るまでこの色彩に記憶がなく、何度もカメラを向けたのですが、キャッチできませんでした。

ところが、今年はちびトカゲ君がカーテンにしがみつき動こうとしません。

おかげさまで、写真を撮らせていただけました。♪

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%9

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(得意技は「しっぽ切り」。類似のニホンカナヘビの尾には光沢がない・・編集者)

さて、市内二社一寺脇の滝尾(たきのお)神社への道。

石畳が続き、ちょっと素敵なハイキングコース。

一度は散策をお勧めします。

(瀧尾神社周辺案内) http://outdoor.geocities.jp/gmrbg004/kaizanndoutakinoo.html

小道の周辺は、杉の巨木林となっています。

苔のついた巨木の樹皮の絵模様に魅かれて1枚。

しばらくデスクトップ背景に。。。

 

 滝尾神社への石畳  参道周辺は杉の巨木林

光徳小屋だより・H24/08

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

光徳は秋の気配
シロヨメナの群落
イケマ。早く花を咲かせてね。
クモの巣のハンモック(湯の湖畔)
花火のようなコシアブラの実
サルノコシカケ(白樺の倒木に)
鹿の食害(カラマツ)

猛暑だ!酷暑だ!残暑厳しく・・・!


こんな言葉がたくさん耳を通り過ぎています。


今夏、光徳小屋も30℃超の日が多かったのですが、やっぱり高度1,500m弱の光徳小屋は朝夕涼しく、なんと、8月にストーブを焚くことも ありました。

(戦場ヶ原の気温)http://www.sanbonmatsu.com/weather/index4.shtml

 

さて、今朝の小屋。

たちはまだお休みのご様子。

夜の星もいいけれど、早朝の空気に包まれるのも清々しいですよ~~~!!

 

群落の多いシロヨメナ。

小屋周辺にはところどころに咲いていたのですが、今年は、どっと群落に。。。

バイケイソウと同じくこれもシカが好まない植物だそうで、一向に食べられた気配がありません。

たくさんあるので軽く扱われちゃいがちですが、光を受けた群落の白は美しい。

http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_352.htm

 

イケマ。3年ほど前にぽつんと斜面から伸び出したツルが2本ほど。。。

今年は面積を広げました。早く花を咲かせてね♪

ひらひらと舞うアサギマダラの食草なので、飛んできてくれるといいなあ♪

小屋周辺では、アサギマダラを1度しか見たことがありません。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%9E

 

湯の湖畔で見つけたクモの巣ハンモック。

光を受けてきらきらと輝いていました。

 

今朝見つけたコシアブラの実。

花火のような実がかわいくて、ドライフラワーにしたいような。。。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%96%E3%83%A9

 

斜面奥のシラカンバの倒木にはサルノコシカケがしっかりとついていました。

子どもさんに発見してもらおうとハルニレに立て掛けてみました。

 

カラマツのシカ食害。

もう一本もやられたねとお客様に伺い、見てみると残っていた樹皮がしっかり食べられていました。

来年は新葉が芽吹かず、隣の枯れ木と同様になるでしょう。

樹液はまるで涙を流しているようで。。。

シカはカラマツを食べないって言ったのは誰!?

https://www.google.co.jp/search?q=%E9%B9%BF+%E9%A3%9F%E5%AE%B3&hl=ja&prmd=

imvns&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=-OpBUJrVL8TwmAWblYHwAg&ved=0CEMQsAQ&biw=1366&bih=653

斜面奥のハリギリはいつも真っ先に黄色い葉を落とします。

すでにササの上には何枚もの天狗の団扇が広がっています。

 

最後はおまけの

朝日でできた長~~~い足の影。。。

光徳の風はすでに秋風の気配です。

日の出、日の入りの太陽の位置があっという間に戻って

短くなっていく日差しとともに夏の終わりを告げているようです。

(季節の科学)http://www.j-muse.or.jp/rika/common/season/earth_sun.html

 

ハリギリの葉は「天狗の団扇」 短くなった日差しと長い脚(影)