井 彰彦(昭和38政卒)です。先ほどNHK宇都宮放送局を見学する機会があったので、投稿いたします。

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NHK宇都宮放送局局長 北出幸一(昭和55卒)さんの講演は県内いたる所で好評を博している。

 

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1月に開催された栃木桜友会新年会、3分間近況報告でもその才は如何なく発揮されて笑いの渦に巻き込んだ。ピッチャーを片手に持ってサービスに回る新年会写真が彼である。

温厚でにこやかな語り口、仕事場での北出さんはどんな雰囲気なのだろうかと興味を持った。

新年会の宴席は隣。ワイングラスを手に「局長室でコーヒーをお出ししますよ、ぜひ一度…」と言うお誘いで、2月吉日、正に小学生の社会科授業、職場見学。

 

 

局長室でご推薦のコーヒーを頂きながら5月から撮影が始まる宇都宮放送局制作のドラマの説明をうける。栃木県を舞台にした自転車ロードレースの物語だそうだ。

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相撲記者時代の事。ご当地キャラクターが大きすぎて局長室に入れず、空気を抜いたエピソード。紅白の裏話など盛りだくさん伺った。

 会話の中で5回駄洒落が飛び出したが笑っているうちに記憶するのを忘れてしまう。

実は今日こそ彼の駄洒落を記録するのだと密かに決めていたのだった。

  

ホームページの投稿が少ないので「そろそろまた投稿してくれないかな~」など、少々下心を持って「日光光徳小屋便り番外編」を投稿して頂いた富士通勤務の増淵氏(ロックギターのお兄さん・沌珍館企画ホームページ主宰)をお誘いした。

彼も自転車の話しで盛り上がっていた。

 

 放送現場をお見せしましょうと「きらめきとちぎ」「とちぎ640」「天気予報」など各スタジオを見学する。

 

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残念ながら当日は国会中継が入り生放送は見られず。

サラリーマン時代、生コマーシャルの立会いなどで民放のスタジオは知っていたが、宇都宮放送局はコンパクトに綺麗にまとめられたスタジオであった。

  

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 どうぞお座りくださいの言葉に従い、「とちぎ640」のセット、キャスター席に座る。

ニュース原稿を前においてキャスター気分に浸ったが、突発の記事などが入っても即座に対応するキャスターに高度の技術を感じた。

これからは原稿の読み方が悪いなど批判をするまいと思う。 

 

 

 

 

  (下:本番放送の様子)

「とちぎ640」スタジオシャッターを押してくれたお嬢さんから「座っている姿がさまになられております。慣れていらっしゃいますわ!」などと言われて、社交辞令とは知りながらも満更でもない気持ちになった。

老人をいたわる言葉、北出局長の局員教育?の良さであろう。

 

 

 

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映像は毎日家庭に入って来るが遠い存在の人が作っている感は否めない。

見学後はNHKが今まで以上に身近に感じて県内番組に一段の親しみがわいた。

ぜひ北出さんのご活躍と県内情報の流れを知るためにも、皆さまもご訪問されたらば如何だろうか。

北出さんの温厚で真面目、そしてウイットの効いたお話、学習院の伝統を感じた。

 

 

 

 

  下:「ときめきとちぎ」の本番

「ときめきとちぎ」スタジオ②

 

 

 

 

 

 

 

 

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NHK宇都宮放送局の皆さま有り難う。

 

 

 

 

 

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以下、同行の増淵さんからの投稿です。

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またしても今井さんの策にハマってしまった、ロックギター担当の増淵です。
「ぜひ一緒にいらっしゃいませんか」などと誘われてホイホイ行ってみると、もちろんその場はルンルン楽しく終わるけど、気が付けばちゃんと課題が出ている、という宿題持ち帰りパターン。う~ん、これって日光光徳小屋ライブと同じだよね。(笑)

 

体験クラブ①そんなことは夢にも思わず、当日はお約束の時間にNHK宇都宮放送局さんをオソるオソる訪問。大勢の小学生が見学に来ていました。

不審な男に見えたのか、受付のキレイなお嬢さまから声を掛けられ「あ、あの、もう一人来るので…」とドキドキ。言い出し元の今井さんは駐車場が空いてなくて10分遅刻でした。心配しましたよ!(でも、よかった、自分が日にち間違えたかと思った)(汗)

 

 

さっそく2階の局長室に通されます。ドアはいつも開いていて、しかも「ノックは無用です」との貼り紙。これだけでも、人物概要は推察できますよね。
北出局長さんは聞いていた通りのにこやかな方で、特におもてなしの話題がたいへん豊富です。那須の自転車ロードレースのドラマ制作については、「那須なんで、ナスがままに行こうと」、さっそくダジャレが出ました。今井さんが「よっ、待ってました」と手を叩きます。

 

体験クラブ②北出さんは放送局長の仕事の傍ら、地域振興・地域活性化にも力を注がれていて、故郷石川県の「いしかわ観光特使」や、『住めば愉快だ宇都宮』で有名な「宇都宮ブランド推進協議会委員」、とちぎの地酒応援団「酒々楽(ささら)大使」などのいろんな名刺を戴きました。「大使と言っても、タイシたことないんですが」とダジャレが続きます。ドアは開いてるし、皆さまのお仕事にご迷惑ではないかと心配になるくらい、毎回爆笑してしまいました。

 

局長室には両手を広げたくらいの大画面テレビがありました。お客様向けの「おもてなしコンテンツ」が何時でも再生スタンバイのようです。人気深夜番組「今夜も生でさだまさし」の現地収録放映分(2012年6月)も見せて戴きました。その時の様子は、NHKさんのホームページにも出ています。↓

http://www.nhk.or.jp/masashi/gahaku/1206.html

 

「あの日、私はこの部屋で見ていようと思ったんですけど」「さださんが『北出さん、ぜひスタジオに来て下さい』と言うんで」「降りて行ったんですよ、北出がキタデ~と」。番組内で紹介された時には、たぶんスタッフさんが事前に用意したであろう「だって、ダジャレが好きなんだもん」というクリップを持たされていました。

(下:見学の小学生のみなさん)

体験クラブ③今井さんも書かれているとおり、北出さんは放送スタジオも自らご案内され、一緒に写真に収まって戴いたりと、楽しい時間はあっという間でした。ホントに何度アハハと笑ったか分かりません。ありがとうございました。

 

最後に、気付いたエピソードをひとつご紹介します。NHK宇都宮さんの1階には、どーもくんを始めいろんなキャラクターが集まっている遊び場コーナーが有りました。近くの若ママたちがチビッ子を連れて来て、「わ~、一緒でいいな~」と喜ばせながら笑顔の写真を撮っていく何とも微笑ましい光景。きっと、これが毎日なんでしょうね。

 

宇都宮は、このところ毎週のように雪です。雪が融ければ、もうすぐ春です。

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