Archive for category 会員便り

光徳小屋だより・H26/02臨時便③

日光光徳小屋から2月臨時便No.3です。

01小屋 (2)
スノーシューのトレース
02光徳牧場から小道入口
雪のガードレール(光徳牧場附近)
03雪の駐車場?
「掘り出し物」のクルマ
04管理棟
雪下ろし後の管理棟
05小道
雪よ、早く沈んでください(祈)
06光徳街道
除雪された光徳街道

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

大変お騒がせを致しました奥日光豪雪状況ですが、本日、いろは坂は上下ともに通常通行できるようになりました。

 

小屋への小道は雪原の中に出来たスノーシューのトレースです。

 
光徳牧場から小道入口は美しく除雪され、雪のガードレールとなっています。

 
やっと掘り出した車も雪のガレージに収まります。

 
凍結した雪によって室内に水漏れしないよう何とか雪下しした管理棟ですが、このくらいで完了としました。

 
小道は看板の高さでなかなか沈んでくれません。

 
光徳街道もきれいに除雪されました。

 
ちょっと湯元温泉街を偵察。車1台分しか通れない道の除雪した雪の高さにビックリ。

 
竜頭の滝も片側の流れしか確認できません。

 

 

日光市内は除雪した雪の捨て場に困り、メインの通りはやっと対面通行できるくらいだそうです。

 

今日現在の小屋本棟は裏口からしか出入りできません。

 
小道は、雪の沈むのを待って除雪予定ですが、いつになるかは見当が付きません。
スノーシューやワカンを履かず、ツボ足では歩けません。

 
奥日光の山々は、これからの暖かさで、雪崩が起きやすくなります。

 

また、いろは坂の斜面でも雪崩が起こることがあるそうです。

 

しばらくの間、十分な注意が必要なようです。

 

日光光徳小屋からの2月のお便りは、臨時3便で替えさせていただきます。
暖かい日差しで雪が沈むことを一緒に願って下さいませ。

 

07湯元旅館街 08竜頭の滝
 

湯元温泉街も雪のなか

竜頭の滝は片側通行規制?

光徳小屋だより・H26/02臨時便②

日光光徳小屋から2月臨時便No.2です。

01
 通路の雪掻き(雪掘り)
03

 2階ベランダ?は雪の中

 

02
積雪は150cm越え
06
 管理棟は雪の中
05
 雪が沈むのを待つのみ・・

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

立て続けのメールにて失礼申し上げます。

 

昨日、管理棟前の通路を雪かき。

 

本日、引き続き通路作り。12時にやっと物置に到達しました。

 

裏口への通路も何とか一人が通れるように確保。

 

 

2階ベランダ、非常階段を雪かきして本日の作業は終了。

 

 

しかし、150㎝越えの積雪量。
すでに雪を捨てる場所もなく、小屋周りは雪の沈むのを待つのみです。

 

さて、小道の除雪ですが、とても除雪機で撥ねることのできる高さでなく断念。
スノーシューを使ってみたのですが、膝くらいまで埋まり足が抜け無くなり、雪の中で身動きできない状態を体験しました。
雪を撥ねながらスノーシューで一人分の足元を固めるしかないかなあ。

 

 

眼の高さからの今日の男体山風景。

 

こんな青空なのに、強風の今日、時折地吹雪状態となりました。

 

管理棟裏は、完全に埋まりました。

 

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昨日、朝から通行止めになったいろは坂は、先ほどやっと上りだけ開通して、上り、下りの交互通行となったそうです。
金曜日のホテルのお客様は、足止めをくっているそうです。
中禅寺付近の道路も除雪が進まず道路の片側のみだそうで、国道から入り込む光徳街道はもちろん除雪されていません。何時になったら道路が見えるのでしょう。
まっ、人生の中でこんな状況に出会うのも、面白いかも。。。

 

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04
眼の高さからの男体山。 晴朗なれども、強風、地吹雪なり

 

 

 

光徳小屋だより・H26/02臨時便

日光光徳小屋から2月臨時便です。

01
1時間毎に出入り口の確保
02
大雪に埋もれた小屋
03
窓まで雪に埋もれる・・・室内から
05
籠城・長期戦の構え

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

昨日朝からの雪は止むことなく、今も降り続いています。

朝、管理棟ドアを開けようとすると10㎝開いただけでストップ。

内側から手を伸ばし何とか雪かきをしながら少しづつ開いて、
やっと体を通してから出入口付近を除雪。まっ、様子見かと。。。

 

ところが、2時間ほどで写真のごとく。1時間ごとに出入り口確保の雪かきをしなければ。
管理棟からの写真をご覧ください。

 

一瞬の停電が10数回ほど。TVが一瞬消えること4回。

「停電したら小屋を脱出するしかないかなあ」と思っている所に、いろは坂通行止めの一報。
「そうか。立て篭もるしかないのかあ。」
プロでもかききれない大雪。。。今年の日光は新潟ですね。
う~~ん。長時間の停電がないことを祈るばかり。。。

 

雪が多いと言われた今シーズンですが、今回の降雪まで「なあんだ。結果的に雪、すくないんじゃあないの。」と思われていました。

13日67㎝まで落ちた積雪量は、14日85㎝今現在おおよそ140㎝になっています。

着任後、120~130㎝だった毎年の最高積雪量は一気に更新となりました。
もう雪かきしても捨てる場所もなく、いざとなったらスノーシュー生活で。。。と居直りまして。。。

 

ご心配をおかけすることをお伝え致しましたが、食料品に問題はなく、水も確保、ガスも石油も十分。携帯も充電したし。。。
何とかなりますのでご安心ください。

 

大雪の臨時便でした。

皆様の周辺も雪で大変なご様子。TVで拝見しております。
怪我などなさりませんように。。。

(戦場が原の現況・・・http://www.sanbonmatsu.com/weather/

07 06
勝ち誇る冬将軍・雪の軍勢 食料・燃料の備えは万全

NHK宇都宮放送局局長 北出さんを訪ねて

井 彰彦(昭和38政卒)です。先ほどNHK宇都宮放送局を見学する機会があったので、投稿いたします。

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NHK宇都宮放送局局長 北出幸一(昭和55卒)さんの講演は県内いたる所で好評を博している。

 

DSC08995

1月に開催された栃木桜友会新年会、3分間近況報告でもその才は如何なく発揮されて笑いの渦に巻き込んだ。ピッチャーを片手に持ってサービスに回る新年会写真が彼である。

温厚でにこやかな語り口、仕事場での北出さんはどんな雰囲気なのだろうかと興味を持った。

新年会の宴席は隣。ワイングラスを手に「局長室でコーヒーをお出ししますよ、ぜひ一度…」と言うお誘いで、2月吉日、正に小学生の社会科授業、職場見学。

 

 

局長室でご推薦のコーヒーを頂きながら5月から撮影が始まる宇都宮放送局制作のドラマの説明をうける。栃木県を舞台にした自転車ロードレースの物語だそうだ。

DSC09044

 

相撲記者時代の事。ご当地キャラクターが大きすぎて局長室に入れず、空気を抜いたエピソード。紅白の裏話など盛りだくさん伺った。

 会話の中で5回駄洒落が飛び出したが笑っているうちに記憶するのを忘れてしまう。

実は今日こそ彼の駄洒落を記録するのだと密かに決めていたのだった。

  

ホームページの投稿が少ないので「そろそろまた投稿してくれないかな~」など、少々下心を持って「日光光徳小屋便り番外編」を投稿して頂いた富士通勤務の増淵氏(ロックギターのお兄さん・沌珍館企画ホームページ主宰)をお誘いした。

彼も自転車の話しで盛り上がっていた。

 

 放送現場をお見せしましょうと「きらめきとちぎ」「とちぎ640」「天気予報」など各スタジオを見学する。

 

DSC09054 DSC09048 DSC09059

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

残念ながら当日は国会中継が入り生放送は見られず。

サラリーマン時代、生コマーシャルの立会いなどで民放のスタジオは知っていたが、宇都宮放送局はコンパクトに綺麗にまとめられたスタジオであった。

  

DSC09051

 

 どうぞお座りくださいの言葉に従い、「とちぎ640」のセット、キャスター席に座る。

ニュース原稿を前においてキャスター気分に浸ったが、突発の記事などが入っても即座に対応するキャスターに高度の技術を感じた。

これからは原稿の読み方が悪いなど批判をするまいと思う。 

 

 

 

 

  (下:本番放送の様子)

「とちぎ640」スタジオシャッターを押してくれたお嬢さんから「座っている姿がさまになられております。慣れていらっしゃいますわ!」などと言われて、社交辞令とは知りながらも満更でもない気持ちになった。

老人をいたわる言葉、北出局長の局員教育?の良さであろう。

 

 

 

DSC09050

映像は毎日家庭に入って来るが遠い存在の人が作っている感は否めない。

見学後はNHKが今まで以上に身近に感じて県内番組に一段の親しみがわいた。

ぜひ北出さんのご活躍と県内情報の流れを知るためにも、皆さまもご訪問されたらば如何だろうか。

北出さんの温厚で真面目、そしてウイットの効いたお話、学習院の伝統を感じた。

 

 

 

 

  下:「ときめきとちぎ」の本番

「ときめきとちぎ」スタジオ②

 

 

 

 

 

 

 

 

DSC09060

NHK宇都宮放送局の皆さま有り難う。

 

 

 

 

 

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以下、同行の増淵さんからの投稿です。

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またしても今井さんの策にハマってしまった、ロックギター担当の増淵です。
「ぜひ一緒にいらっしゃいませんか」などと誘われてホイホイ行ってみると、もちろんその場はルンルン楽しく終わるけど、気が付けばちゃんと課題が出ている、という宿題持ち帰りパターン。う~ん、これって日光光徳小屋ライブと同じだよね。(笑)

 

体験クラブ①そんなことは夢にも思わず、当日はお約束の時間にNHK宇都宮放送局さんをオソるオソる訪問。大勢の小学生が見学に来ていました。

不審な男に見えたのか、受付のキレイなお嬢さまから声を掛けられ「あ、あの、もう一人来るので…」とドキドキ。言い出し元の今井さんは駐車場が空いてなくて10分遅刻でした。心配しましたよ!(でも、よかった、自分が日にち間違えたかと思った)(汗)

 

 

さっそく2階の局長室に通されます。ドアはいつも開いていて、しかも「ノックは無用です」との貼り紙。これだけでも、人物概要は推察できますよね。
北出局長さんは聞いていた通りのにこやかな方で、特におもてなしの話題がたいへん豊富です。那須の自転車ロードレースのドラマ制作については、「那須なんで、ナスがままに行こうと」、さっそくダジャレが出ました。今井さんが「よっ、待ってました」と手を叩きます。

 

体験クラブ②北出さんは放送局長の仕事の傍ら、地域振興・地域活性化にも力を注がれていて、故郷石川県の「いしかわ観光特使」や、『住めば愉快だ宇都宮』で有名な「宇都宮ブランド推進協議会委員」、とちぎの地酒応援団「酒々楽(ささら)大使」などのいろんな名刺を戴きました。「大使と言っても、タイシたことないんですが」とダジャレが続きます。ドアは開いてるし、皆さまのお仕事にご迷惑ではないかと心配になるくらい、毎回爆笑してしまいました。

 

局長室には両手を広げたくらいの大画面テレビがありました。お客様向けの「おもてなしコンテンツ」が何時でも再生スタンバイのようです。人気深夜番組「今夜も生でさだまさし」の現地収録放映分(2012年6月)も見せて戴きました。その時の様子は、NHKさんのホームページにも出ています。↓

http://www.nhk.or.jp/masashi/gahaku/1206.html

 

「あの日、私はこの部屋で見ていようと思ったんですけど」「さださんが『北出さん、ぜひスタジオに来て下さい』と言うんで」「降りて行ったんですよ、北出がキタデ~と」。番組内で紹介された時には、たぶんスタッフさんが事前に用意したであろう「だって、ダジャレが好きなんだもん」というクリップを持たされていました。

(下:見学の小学生のみなさん)

体験クラブ③今井さんも書かれているとおり、北出さんは放送スタジオも自らご案内され、一緒に写真に収まって戴いたりと、楽しい時間はあっという間でした。ホントに何度アハハと笑ったか分かりません。ありがとうございました。

 

最後に、気付いたエピソードをひとつご紹介します。NHK宇都宮さんの1階には、どーもくんを始めいろんなキャラクターが集まっている遊び場コーナーが有りました。近くの若ママたちがチビッ子を連れて来て、「わ~、一緒でいいな~」と喜ばせながら笑顔の写真を撮っていく何とも微笑ましい光景。きっと、これが毎日なんでしょうね。

 

宇都宮は、このところ毎週のように雪です。雪が融ければ、もうすぐ春です。

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光徳小屋だより・H26/01

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

01お食事 シカ君の指定食堂は「笹庵」
 02小屋
 青空バックの光徳小屋
 03斜面
白銀の世界 
 04ハルニレ
青空に雪をまとうハルニレ君
 05中禅寺湖
 雪泥が見られるか?
 

06戦場ヶ原

強風に耐えるヨシ(戦場ヶ原)

昨年、12月中旬のどか雪は、

「この時期としては40年ぶりの降雪量!」と地元でも今シーズンの行方に心配の声。

例年、年末年始に雪が無く、大騒ぎのスキー場は難なくクリアー。

今年の雪はいったいどうなることやらと不安がよぎるものの、う~~~ん。このまま雪が多ければ雪の中で身動きできないシカ君達、自然淘汰かな。

可愛そうだけれど日光のシカ問題、一息つけるかもなどと頭をよぎるものが。。。

そんな中、小屋では除雪機が故障。

しかしラッキーなことにその後の降雪は例年より少なく、何とか除雪機は回復、帰宅しました。

それにしても寒さの厳しいこと。「1日の最高気温マイナス(真冬日)」は1月に入りすでに8日。

春よ来い!! は~~やく来い!!

(戦場が原の気温・・・http://www.sanbonmatsu.com/weather/

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突然の大雪にシカ君達、除雪した小道をシカ道と決めたようで、小道脇のササを掘り出しお食事です。

せっかく除雪したのに崩さないで。。。お願い!! 小道はこの通り。

  

 

お約束の青空バックの日光光徳小屋。

どんより曇った風景とぜ~~~んぜん違うでしょ。

斜面の風景もこの通り。心洗われる色彩に包まれます。

ハルニレ君だって雪をまとい、青をバックに美しい枝振りです。

 

何度撮っても、何度撮っても撮り飽きない中禅寺湖。

中禅寺湖畔にお住いの皆様が羨ましい。

写真でしか見ていない雪泥、中禅寺湖畔では今年もきっと見られるんだろうなあ。

雪が降るたび雪かきで、まだ見ることができません。

湖岸の水面に美しい流動体の模様となります。

※結氷温度近くまで冷却された海(湖)に雪が降るとできる、どろどろしたかゆ状の氷晶の集合体だそうです。

 

戦場ヶ原のヨシ。強風にあおられ、雪が降っても頑張っています。

 

小屋の排水升からあふれた流れの中、小石に積もった雪の上には氷の花が咲きました。
可愛いですねえ。♪

 

ほんの少しの雪でも、国道を吹きすさぶ強風は地吹雪となって辺りを白いベールで被います。

 

まだまだ雪国状態の続く奥日光です。

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07可愛い氷の花 08国道
氷の花 地吹雪の国道(戦場ヶ原)
桜友会LOGO sakura_insignia_26px_color

光徳小屋だより・H25/12

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

01湯川
湯川が見える!!
02竜頭
上流から見た竜頭の滝
03ハルニレ
 ウラジロモミのクリスマスツリー
04センサー
埋もれそうな人感センサー
05小屋
モノトーンの世界
06朝日
朝日に押し迫る雲

今年は寒く、雪が多いと言ったのに、あんまり変わりないなあと高を括ったのが大間違い。

 
11日からの雪はどんどんと降り積もり、曇天の日々。

 
紅葉の季節は過ぎて、あっという間の雪国へとの変わり身の速さ。。。

 
すでに除雪機が活動を始め、毎日、積雪量測定。

 
「あ~~~あ!」とため息の中、白い世界に心奪われることで気持ちの変換!!。。。。。

 

 
そして、心の片隅では、「これもあっという間で春♪」と誰かが囁いています。

 
そうなんです。白い世界を楽しまなくちゃね♪

 
キ~~ンとした空気の中の格別の星空もね♪♪

 
でもね、曇天のモノトーンの世界は寂しく、せめて青空を下さいませ神様!!

 

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このところ太陽を見たのはほんの数時間。

 
曇天の日々の写真は、カラープリントしても白黒写真に。。。。。

 

 

竜頭の滝から滝上への国道から見た男体山。

 
ふと枯れ木の間を見下ろすと、湯川が見えるじゃありませんか。

 
ええ~~~っ!!8年間気付かなかったの???

 

滝上からの湯川は、雪に覆われ始めて寒々しく、
「そうさ!おいらたちが竜頭の滝を凍らせるんだ!!」と冷ややかに囁きながら流れ落ちます。

 

 

年末に雪が無くスキー場はどうなるんだと大騒ぎしたのに、12月中旬にこの風景?

 
ハルニレ君だってウラジロモミのクリスマスツリーにビックリしています。

 

そうなんです。立ち入りチェックの人感センサーがすでに埋もれそうなのです。

 
早目に堀り出しておかなきゃあね。

 

小屋全風景。
来年のお便りでは、明るい青空の下の風景を必ず添付致しますね。

 

う~~ん。手前の雪がも少し白く撮れていたのに。。。

 
男体山からの日の出に押し迫ろうとする雲。

 
白い雪の地面が感動の一瞬だったのですが。。。

 

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冬籠りの雪国の風景を最後に2013年を締め括ります。

 
素晴らしい新年をお迎えください。

光徳小屋だより・番外編(ロックのお兄ちゃんの投稿)

(番外編前書き)

S38卒の今井です。

私事ではあるが、叔母、叔父(七人兄妹の次女102歳、次男100歳)を見送った。

集まったイトコ達は20名を超えた。誰となく「ハレの宴」を開きたいが温泉地では月並みだし…。

「自炊でよければ」と学習院光徳小屋の話をする。皆、大賛成であった。

飲み食いだけでは芸がない、とバンド仲間に参加を持ちかける。

 

 

スチールギター、サイドギター、ボーカル、ウクレレ、フラの仲間が喜んで参加してくれた。

 

ハワイアン音楽、流行歌だけでは厚みがない。一橋大学時代にハードロック・バンドで大活躍し、某企業に勤めている増淵氏に話を持ちかけると快諾。

 

料理自慢の三人の女性の手つくりと、光徳小屋水源の水割りで宴会。鹿や猿そして狐たちも参加した。幸いに熊は欠席通知であった。

 

 

宴会の雰囲気については光徳小屋の便りを毎月頂いている堺さんの文章を模して、ロックのお兄ちゃんがホームページに投稿してくれた。

当日の様子は彼の投稿記事をご覧頂きたく。

 

 

堺さ~ん、模倣の文章スタイルはジョークです。心広く受け止めてください。

 

また、忙しい中、イトコの誕生日祝いに顔を出してくれた堺さんに感謝。光徳小屋のPRをかねて。

 

( 以下ロックのお兄ちゃんからの投稿)

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日光光徳小屋からお便り(番外編!)

三猿
 日光東照宮ではこの姿ですが
番外1
 今にも歌声が聞こえて来そう
012番外2
 今井副会長さんは両手に花
番外3
 全員が魅了されました!
038番外4
 いつもの食堂がバンドフロアに
079番外5
 日本の歌だと、このとおり
015番外6
 微笑む調理の女神たち

今年もいよいよ残すところ一月を切りました。
 
いろんなことがあって、いろんな出逢いがあった一年でした。
 
じつはそのなかで、こんなの今年初めて、というよりも、光徳小屋でこれまで初めて、というイベントも。。。
 
ちょっと、ご紹介いたします。

 

紅葉はまだこれから、という10月20日(日曜日)。
 
栃木桜友会では有名な今井彰彦副会長さんご一行、約20名様が奥日光の光徳小屋にいらっしゃいました。

 

 

「勉学の余暇、春夏秋の登山・ハイキング、そして奥日光の自然探究など」という、いつものお客様たちとはちょっと違う感じ。。。

 

そうなんです。大きなクルマにギターやらキーボード、アンプ類がたくさん。

 

今井副会長さん率いる宇都宮のハワイアン・バンド「レイ・アイランダース」有志のみなさんに加え、副会長お勧めの地元ロック・ギタリストお兄さん。

 

 

そして、そのライブを楽しみになんと全国からお集まりいただいた皆さまです。

 

 

昼過ぎのリハーサルから、「うわ~、こ~んなこと初めて♪」。

 

夕方、ご一行はアストリア・ホテルの温泉でゆっくりされたあと、いよいよ夕食時間から本番演奏となりました。ワクワク・ドキドキ。
 

ハワイアン・ステージと、ロック・ステージを2回ずつです。
 
それ以外にも、合間には誰か一人は何か弾いているというサービスぶり。
 
何と言っても、みなさん本気の本番衣装、本気の本番演奏。

 

 

ライブ会場となった食堂は、一曲ごとに大歓声と拍手喝采の嵐です。

 

ハワイアンでは、本場ハワイのコンクールでも入賞されたという方のフラが目の前で見られて大感激

 

ボーカルさんのハワイの澄んだ海を思わせる美しい歌声に、会場はうっとり。

 

素晴らしいスチールギターやウクレレをはじめ、メンバーの皆さんの息の合った歌と演奏でたいへん盛り上がりました。

 

日本のナツメロの伴奏まで用意されていて、懐かしい歌声が響きます。

 

ロックの時には爆音ビートで何人も踊りだされ、まるで昔のディスコのよう。。。

 

何も気にする事のない深い山奥の突然の大音響♪に、サルたちも何事かと窓の外に集まって来ました。

 
日光のサルといえば・・・

 
日光東照宮の三猿「見ザル、聞かザル、言わザル」が有名ですよね。

 
でもこの日のサル達は、「よく観て、よく聴いて、よく話した」と思います。

 

音楽は我々だけでなく、彼らにも共通語かも。

 

 

とにかくみなさん楽しい方々ばかり。食事もお酒も会話もはずみ、本当にイベントを楽しまれているようでした!

 

私たちは時間であがりましたが、来られた方の誕生日のお祝いも兼ねて、ということなので、夜遅くまで(ホントに遅くまで!)楽しい歌声が聞こえていました。

 

当日は残念ながら雨で、満天の星降る夜空をお見せできませんでしたが、次にまた「必ず来ていただく」理由にもなったのではないかと思います。

 

こういうイベントも、たまにはいいなあ、という夜でした。。。
 
・・・というのを、じつはいつもの「光徳小屋だより」を参考に、せめて雰囲気だけでもお伝えすることができれば、と思って・・・

 
管理人さんのいつものスタイルで、「ロックギター兄ちゃん」が勝手に書かさせていただきました。大変失礼いたしました。

 

当日の様子は、ロックギター兄ちゃんのホームページ「沌珍館企画」にも写真入りで掲載させて戴いております。よろしければ、ぜひご参照くださいませ。

 

(沌珍館企画・・・http://www.tonchinkan.biz/article/eventures.html

 

ありがとうございました。

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光徳小屋だより・H25/11

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

01小屋 (2)
流れる雲が小雪を散らす
02朝焼け
朝焼け。今朝の気温はー4.5℃
03足跡
誰かさんの足跡が。。(キツネ君か)
04シカ
数を増しているシカ軍団
05夕暮れ前
日没前の空に月が・・・
06霧降の滝
11月初旬の霧降の滝
07国道霜
霜が朝日を受けて輝く
08庵滝
先月に続き訪れた庵滝

ずいぶんと観光客の増した今年の奥日光の紅葉は、ピークは今か今かと待っているうちに枯葉へと様変わり、異常気候でいまいちでした。

 
それでも、落葉直前に黒く雨に濡れた樹形に残る茶色の枯葉の風景も結構好きな私は十分に季節を身に受けました。

 
紅葉前線の流れが手に取るように分る日光ですが、すでに市内も色を落とし、冬へと季節は移ろいました。

 
29日、夜半いろは坂を上ってくると雪模様。

 
白と黒のまだらないろは坂は、上るにつれ白色をまして、竜頭の滝からは、真っ白な国道となり、奥日光にお越しの皆様には冬装備が必要な季節となりました。

 

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今朝の小屋風景。
太陽は姿を見せてくれていますが、時折流れる雲が小雪を散らせ、屋根からは雪解け水がばたばたと音を立てています。

 
昨朝未明の最低気温は、-7.4℃。今朝未明は-4.5℃。

(戦場ヶ原の気温ライブカメラ・・・http://www.sanbonmatsu.com/weather

 

 

まだまだ水道凍結には間がありそうです。

 

 

雪に覆われた小道の向こうを朝焼けが薄紅色に染めて。。。

 
「ああ。。。またこの絵が巡って来たなあ!」と、足元には誰かさんの足跡が。。。

 
これはきっと夏に斜面を横切って行ったキツネ君でしょうか。

 
着任後2~3年間必ず足跡が見られたノウサギは、このところぱったり形跡がありません。

 

 

それに引き替えひたすら数を増しているシカ軍団。

 
小屋周辺の食害はひどいものです。

 
人に近寄っては来ませんが、遠巻きにじっと動きません。

 

 

さて、11月1日、日没前の空に月が、美しい青の中にポイントを落として。。。

(クリックして拡大を2回繰り返すと確認できます)

 

11月初旬の霧降の滝。

 
紅葉初めの山の中に、今年もなめらかな白い姿を見せていました。

 

 

その頃、戦場ヶ原国道は霜の道。

 
ホザキシモツケやズミに降る霜は朝日を受けて輝きます。

 

 

先月に続き訪れた庵滝。山岳部OBと道なき薮をかき分けて。。。。。

 
今回は先月行った対岸から、滝の落ち口まで見ることができました。♪

 

 

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クマさんは冬眠するのではなく、冬籠りだそうな。。。

 
うたた寝状態だそうですから、決して起こさないようにね。

 
日光光徳小屋も冬籠りに突入しました。

光徳小屋だより・H25/10

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

 

01小屋 (2)
 10月上旬の紅葉と光徳小屋
02庵滝
 庵滝はミニ華厳の滝
03マイヅルソウ実
 マイズルソウの紅い実
04サワフタギ実
 サワフタギの青い実
05竜頭滝上
 竜頭の滝の紅葉
06小田代草紅葉
 小田代原の草紅葉(くさもみじ)
07ツタウルシ
 ツタウルシの紅葉
08ハウチワカエデ
 ハウチワカエデと秋の空

心ワクワクする深緑から、心満たされる紅葉の黄金色の光。

 

そして冬枯れの樹形から樹氷へと。。。

 

木々の移ろいは自然の生命力をこれでもかと言うように伝えて来ます。

 

今年は奥日光でも台風で倒れた大木が多かったように思われ、風で倒れ、雪で倒れ、森はこうして変遷していくのだということも改めて見せつけられた思いでした。

 


そんな自然の中で、密やかに過ごせる日光光徳小屋。


都会の喧騒から抜け出して、来年こそはお出かけください。

 

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上旬の小屋風景。

 
すでにズミの葉は落ちて、素早い紅葉のツタウルシが彩りを添えます。

 

初めての庵滝。ミニ華厳の滝のようでした。ここもほんの少し紅葉が。。。

 
来年は滝めぐりをしてみたいと思っています。

 

これも初めてのマイヅルソウの紅い実。ぷっくらとはちきれそうに膨らんでいました。
白い花はこれまたすっごくかわいいのです。来年をお楽しみに。。。

 

サワフタギの青い実。なかなか見ることができず8年で3回目です。

 

上旬の紅葉は竜頭の滝から始まります。10月3日すでに紅葉は始まっていました。

 

小田代原の草紅葉(くさもみじ)は、写真スポットNo.1でしょうか。

 

可愛いいツタウルシもしっかりと緑から赤へのグラデーション。

 
ちょっと生意気ね♪と思いつつ。。。

 

これもまたグラデーションが素晴らしいハウチワカエデ。
奥日光の緑と黄色の中に紅を添えます。

 

金精道路から湯ノ湖を臨み、「中禅寺湖が見える?」との問いに「違うと思う」と答えた私。

 
戦場ヶ原の奥に見えるのは確かに中禅寺湖だ!!大変失礼致しました。

(編集者・・画像拡大して確認してください。写真をクリックして表示された画像をもう一度クリック)

 

13日白根山に登られた3人組。樹氷から風に乗って落ちてくる氷に閉口したそうです。
秋から冬の登山は十分な装備をお願いします。
それにしても草まで氷を身に着けて。。。美しい♪

 

 

22日。ズミに残った前日の雨。
どんなに上手な業者さんでもこんなイルミネーションは点けられないでしょうね♪

 

 

22日の小道はすっかり紅葉。どんどんと冬枯れの木々が増えて行きます。

 
10月末で小屋は閉鎖となり、来年4月最終週ころオープン予定です。

 
皆様のお越しをお待ちしております。

 

 

 

11ズミに。。。 12小道紅葉
 ズミに。。。  小径紅葉
10白根山 09湯ノ湖
白根山からの景観  金精道路から湯の湖と

遠く中禅寺湖を望む

光徳小屋だより・H25/09

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

01小屋 (2) (1) (1)
 夏を過ぎた小屋
02オオツリバナ (1)
 オオツリバナが湖面に映える
03フウリンウメモドキ (1)
 フウリンウメモドキ
04竜頭滝上 (1)
 竜頭の滝上も紅葉が
05戦場ヶ原 (1)
 戦場ヶ原の草紅葉
06 19日初霜 (1)
 戦場ヶ原の初霜(協賛作品)

「もう秋?」と問いかけているうちに、奥日光の短い夏の季節は紅葉のトップシーズンへと歩を進め、風は冷たく、すでに最低気温5.2℃を記録。

 
「朝露が。。。」と言っていると、これまたすでに初霜が降り、濃い緑は柔らかく変化。
ヤマブドウが赤く紅葉し、毎年、黄色から赤へ見事なグラデーションを見せるツタウルシは、あっという間に赤一色。

 
今年の紅葉は少し早く始まっているように思われ、湯元から市内への移ろいも早くなるような気がします。

 

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本日の小屋風景。やっぱり夏は過ぎています。
今年は紅葉せず枯れている葉があちらこちら見受けられます。

 

強い風を受けながらも、何とか頑張って実を弾けさせ、オオツリバナが湖面の水色に赤い色を写します。

 

そしてたわわなフウリンウメモドキ。
紅くふっくらかわいい実は本当に風鈴みたい♪
くの字に曲がる葉柄が特長だそうな。。。

 

 

中禅寺湖からの風を受けて真っ先に紅葉が走る竜頭ノ滝上は上流も結構様になる風景。

 

やっぱり紅葉始まりました。

 

戦場ヶ原の草紅葉。
空の水色と白色がとっても印象的でした。

 

いただき写真の戦場ヶ原の初霜。

戦場ヶ原の霜はいつもながら素晴らしい特別の風景を見せてくれます。

ヤッホーさま写真提供ありがとうございました。

 

数日前、市内からいろは坂を上がり、中禅寺湖へと左折。

 

なんと雨上がりの夕日はこんなに素晴らしい一瞬をプレゼントしてくれました。
「いいの?私一人でこんな風景を独り占め???」。。。

冷たい空気の中に人影は見えず、一人この空間に埋もれる幸せ♪

 

湖畔にたたずんでいると一歩、一歩夕日に近づいてしまいそうな誘惑感。

おおっといけない!引き込まれちゃあいけない!!

十数分で辺りは暗闇に埋もれて行きました。

 

 

さて、数年前にちょっとトライのカヤック。今年は漕ぎ出しました。 
中禅寺湖のおだやかな湖面、ゆらゆら漂う気分は格別!!
うう~~ん!!癖になりそう!!湖面視点の風景はちょと味わえないいい気分♪
「奥日光カヤック倶楽部」女性二人で結成!!ただ今、参加希望者募集中!♪

 

07中禅寺湖 (1) 08カヤック (1)

雨上がりの夕日

 

奥日光カヤック倶楽部