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光徳小屋だより・H26/06

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

またまた月末になってしまった6月のお便りです。。。

 

01男体山
新緑の男体山
02木々の新葉
青空に木々の新葉
03ズミ
7分咲きのズミ(戦場ヶ原)
04ワタスゲ
ワタスゲの花(実)
05ミズナラ
ミズナラの葉も一人前に
06トンボ
トンボはなにか思案中・・・
08中禅寺湖
中禅寺湖JAZZ クルーズが開催

新緑は一気に緑の森に姿を変えて、淡い緑色は深緑へと歩を進めています。

 

6月。梅雨がないと言われている奥日光も、晴れたり、曇ったり、雨が降ったりと気分屋さんを思う存分見せつけています。

 

雨上がりの夜、戦場ヶ原の暗闇の国道は、ライトアップされた路面を霧が漂い、時折立ち上がっては視界を塞ぎます。

 

だあれもいない自然の中でふっと異次元にワープします。

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1日。ミズナラやハルニレの遅い芽吹きの淡い緑と空の青の中に木々の黒いシルエットが美しく、後には、まだまだ男体山が透けて見えます。

 

空を見上げると、まだ木々の新葉はまばらに絵を描いていますが、緑が空を埋めつくすのもあっという間です。

 

5日、戦場ヶ原のズミは7分ほどに花を咲かせ、来週には素晴らしい景色が。。。

 

と、その後の風雨続きで、残念ながら満開を見せずに姿を消して行きました。

 

今年は花々の数が多く、ワタスゲ(実)もどんどんと面積、数を増やしています。

真っ白な絨毯に、近年増えて来たレンゲツツジの幼木のオレンジ色がまざっちゃうと気がかりでしたが、大丈夫!若干開花時期がずれていました。

 

真っ白な絨毯を堪能した後に、2色混ざった風景が楽しめそうです。

 

中旬には、ミズナラの葉も一人前になって来ました。 本当に美しい緑です。

草のジャングルの中には、まだしっかりとしたトンボが 「さて、これからどうしよう。。。」

とばかりにじっと止まっていました。

 

元気いっぱい!斜面のハルニレ。   木の下の椅子は結構人気があります。 そろそろ一青窈さんのハンモックも取り付けましょう。

 

自治会の粋なはからいで行われた地元民向けの「中禅寺湖JAZZ クルーズ」は、曇天の中出航となりましたが、気分屋さんのお天気は晴れ間も見せてくれました。

 

3年目にして乗船することができました。音も景色も最上級でした。

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学習院関係者の皆様へ。。。

 

小屋の利用方法は、HPで確認することができます。

①「学習院 日光光徳小屋 」で検索

 

②学校法人 学習院|施設|校外施設|日光・光徳小屋 」のHPをクリックして下さい。

 

(次をクリックすると表示されます・編集者)

(光徳小屋) http://www.gakushuin.ac.jp/ad/kanri/nikkou.html

(利用方法http://www.gakushuin.ac.jp/ad/kanri/kougai.html

 

07ハルニレ

                  元気いっぱいのハルニ

光徳小屋だより・H26/05

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

01白根山
 白根山頂には残雪が・・・
02雪
 5月9日に降雪
04バイケイソウ
 バケイソウがはびこる・・・・・
05まだまだ空が。。
 下旬の木々のシルエット
06光徳牧場
 光徳牧場の朝。雲がムードを演出。
07ミズナラ
 ミズナラの新葉は赤ちゃんの手
08トウゴク・・・
 トウゴクミツバツツジ(湯の湖沿岸)

GW明け、日光市内を彩った新緑はじりじりと「いろは坂」を登り、アカヤシオが周辺の山々にピンクの筆を落とします。

 

 

中旬には、前線も遠いお話しとなった「サクラ」が中禅寺湖畔で満開を迎え、「いろは坂」は黄緑グラデーションのトンネルとなりました。

 
下旬に奥日光は素晴らしい新緑に包まれましたが、光徳周辺のミズナラは、やっとやっとの芽吹きです。

 

ハルニレはさらに遅くて冬枯れの先にちょっぴり緑がのぞきます。

 

日差しは春。しかしそよ吹く風は冷たく、今年の最高気温はまだ24.7℃です。

 

修学旅行のバスが徐々に徐々に増えてあっという間の夏到来を感じさせています。

 

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上旬、空も山も中禅寺湖も青の中、白根山頂の残雪がくっきりと残り、今シーズンの雪の多さを物語っています。

 

9日。奥日光には雪が降り、ほんの数時間であたり一面を白い衣で被いましたが、春の陽ざしがあっという間に白色をぬぐい去りました。雪がお暇のご挨拶に来たような。。。

 

 

小屋西側のバイケイソウ。昨年は多くの株が花を付けました。
8年前には湿原のちょっとしたスペースを占領していましたが、今では小川を越えてこの広さ。。。どこまではびこるのでしょうか。

 

 

下旬の日光光徳小屋周辺。
木々の下から空を仰いだら、まだまだ空をキャンバスに枝のシルエットが絵を描きます。

 

光徳牧場の朝。漂う雲がムード作り。

 

27日のミズナラの新葉は、赤ちゃんの手のようで。。。可愛いなあ♪
高い樹上をズームアップ。ピンボケでごめんなさい。

 

 

29日湯ノ湖国道側のトウゴクミツバツツジ。見事な紫色が素敵です。
湯ノ湖畔の冷たい風を受ける滝上の橋元にあるのはまだ咲かず、いっぱいの芽を付けています。

 

 

小屋周りには、日に日に花が咲き誇り、小さなお花畑を作っています。
シロバナノヘビイチゴ、ミツバツチグリ、タチツボスミレ・・・白と黄色と紫と。。。

 

 

30日の日光光徳小屋です。新緑に包まれるのはもうすぐです。。。♪

 

09シロバナノ・・・
シロバナノヘビイチゴ
10小屋
5月30日の光徳小屋。新緑はこれから・・・

 

光徳小屋だより・H26/04

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

01男体山
 男体山の雪もまだら模様に
02湯ノ湖
 湯の湖の結氷も緩む・・・
03国道
 春雨に濡れる国道
04斜面
 斜面には緑が広がる
05小道 (1)
 小道は徒歩での出入りが続く

雪の話題に盛り上がった?今シーズン。

 

奥日光にもやっと春がちょっぴりと顔をのぞかせてくれました。

 

厳冬の雪の中、シカたちはかなり生存危機の憂き目に会ったようで、大雪の後、2度ほどシカの声が聞こえましたが、いまだ日光光徳小屋付近では姿を見かけません。

 

三ッ岳あたりでシカの角を7対もゲットした方がいるとか。何にするのでしょうか???

除去作戦で相当数の数が減ったとのお話しも。。。

 
かわいそうだなあと思う反面、ことごとく樹皮をはがされたウラジロモミの姿が痛ましく、雪や台風、シカによって枯らされ、倒れ行く数十年の樹齢の木々を目にするのは悲しいです。

 

やっと春めいた日差しの中、待っていたようなミソサザイの美しい第一声でしたが、鳴き続けられると騒がしく、朝の目覚めはも少し柔らかい声がいいなあ。。。

 

 

毎年の春告げ鳥のキセキレイも小屋の周りでピッ!ピッ!キチ!キチ!と。

今年はなんだかカケスの姿を多く見かける気がして。。。

 
そしてホオジロも敷地の中でエサ探し。。。小屋周りの小鳥たち。。。また、新しい春です。

 

もちろん。木々の芽を狙った猿軍団。高い木の枝に鈴なり状態です。

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斜面からの男体山もずいぶんと雪を消しました。

 

毎年、氷結した湯滝側の湯ノ湖では氷上の訓練が行われていますが、その氷も解け始めてうっすらと青緑色を見せていました。

 

戦場ヶ原の国道も雪が融け道が広がった気がします。
雨に濡れた道路にもう冬の気配は残っていません。

 

斜面は、緑が徐々に徐々に広がり、今日は一面緑と化しています。

 

中旬、業者により除雪された小道ですが、幅が狭くも少し徒歩での出入りが続きます。
本当に大変な積雪量でした。。。

 

雪解けが始まった小道両脇のササはなんだか緑緑しています。
シカ君が食べなかったから???

 

29日の小田代原の風景。。。まだまだ春色にはほど遠く。国道脇には雪が残ります。

 

ほんのちょっと春気分の奥日光でした。

 

06ササ 08小田代原道路
 雪の下から青々としたササが・・  小田代が原へも春が近づく
07小田代原
4月29日の小田代が原の景観

光徳小屋だより・H26/03

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

01白い山
白い衣をまとう山々
02樹氷
樹氷のシルエット
03男体山
柔らかな配色の男体山
04国道から三ッ岳

まだ寒々しい三ッ岳

 

05雪だるま
窓の外に作った「雪だるま君」
06屋根
問「これは何か」答「屋根まで積もった雪」
07通路
やっと掘りだした通路と雪の壁
08太郎山
太郎山の薙はハート形?

8年目にして初めての豪雪。

 

今、暖かい日差しと時折の雨で、雪の嵩はどんどんと落ちています。
斜面奥にはほんの少し地面の色が付き、斜面の擁壁は少しずつ黒い姿を見せ始めました。

しかし、数日前にトライした除雪機は、氷に阻まれあっけなく断念。

小道は相変わらずの雪原状態です。

ちょっぴりジャリジャリの雪上をスノーシューで歩きます。

 

豪雪に音を上げているかとご心配の皆様、どっこい元気に過ごしておりますので。。。

青空の下、キーンと張りつめた冷たい空気。

青と白のコントラストの中に太陽の日差しにダイヤモンドダストが舞います。

稀有な自然の空間の中で呼吸できる幸せを感じて。。。

 

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初旬。
斜面奥の山が白い衣をまとい、初めての絵が撮れました。

あちらこちらに樹氷のシルエット。美しいですね♪

国道からの男体山もいつになくやわらかな配色の中に。。。
と、振り返ると国道の向こうには三ッ岳が寒々しい風景に埋もれていました。

 

管理棟の窓を覆い隠そうとした雪で窓から雪だるまを作ってみました。

 

管理棟裏はとうとう屋根まで埋もれ、雪下しなんてできません。小屋掘り出しですかあ。。。。。

 

本棟裏口通路だって。。。雪の投げ場が。。。。。

 

大好きな太郎山は白い戦場ヶ原と青い空に挟まれて。。。

 

薙ぎの所がどうしてもハート形に見えちゃうのは私だけ???

 

中旬。
下りいろは坂からの山々は雪国の山並みになっていました。

戦場ヶ原の夕日が解けて凍った雪面に映ります。まるで湖のようでした。

 

下旬。27日。
日光市内では、ぽつぽつと雨。

いろは坂を上ると徐々に霧が深くなり濃霧。車は速度30㌔がやっとの状態。

中禅寺湖を過ぎてやや晴れてきたものの国道は霧に煙り、山々は見えません。

霧に包まれた雪原状態の戦場ヶ原では、木々のシルエットが可愛くかすんでおりました。

 

次回は早春の奥日光でしょうか。

10戦場ヶ原 09下りいろはから
夕日に輝く戦場ヶ原は湖のよう いろは坂からは雪国の山並
11霧の国道 12戦場ヶ原
霧が晴れ始めた国道 霧にかすむ木々のシルエット

光徳小屋だより・H26/02臨時便③

日光光徳小屋から2月臨時便No.3です。

01小屋 (2)
スノーシューのトレース
02光徳牧場から小道入口
雪のガードレール(光徳牧場附近)
03雪の駐車場?
「掘り出し物」のクルマ
04管理棟
雪下ろし後の管理棟
05小道
雪よ、早く沈んでください(祈)
06光徳街道
除雪された光徳街道

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

大変お騒がせを致しました奥日光豪雪状況ですが、本日、いろは坂は上下ともに通常通行できるようになりました。

 

小屋への小道は雪原の中に出来たスノーシューのトレースです。

 
光徳牧場から小道入口は美しく除雪され、雪のガードレールとなっています。

 
やっと掘り出した車も雪のガレージに収まります。

 
凍結した雪によって室内に水漏れしないよう何とか雪下しした管理棟ですが、このくらいで完了としました。

 
小道は看板の高さでなかなか沈んでくれません。

 
光徳街道もきれいに除雪されました。

 
ちょっと湯元温泉街を偵察。車1台分しか通れない道の除雪した雪の高さにビックリ。

 
竜頭の滝も片側の流れしか確認できません。

 

 

日光市内は除雪した雪の捨て場に困り、メインの通りはやっと対面通行できるくらいだそうです。

 

今日現在の小屋本棟は裏口からしか出入りできません。

 
小道は、雪の沈むのを待って除雪予定ですが、いつになるかは見当が付きません。
スノーシューやワカンを履かず、ツボ足では歩けません。

 
奥日光の山々は、これからの暖かさで、雪崩が起きやすくなります。

 

また、いろは坂の斜面でも雪崩が起こることがあるそうです。

 

しばらくの間、十分な注意が必要なようです。

 

日光光徳小屋からの2月のお便りは、臨時3便で替えさせていただきます。
暖かい日差しで雪が沈むことを一緒に願って下さいませ。

 

07湯元旅館街 08竜頭の滝
 

湯元温泉街も雪のなか

竜頭の滝は片側通行規制?

光徳小屋だより・H26/02臨時便②

日光光徳小屋から2月臨時便No.2です。

01
 通路の雪掻き(雪掘り)
03

 2階ベランダ?は雪の中

 

02
積雪は150cm越え
06
 管理棟は雪の中
05
 雪が沈むのを待つのみ・・

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

立て続けのメールにて失礼申し上げます。

 

昨日、管理棟前の通路を雪かき。

 

本日、引き続き通路作り。12時にやっと物置に到達しました。

 

裏口への通路も何とか一人が通れるように確保。

 

 

2階ベランダ、非常階段を雪かきして本日の作業は終了。

 

 

しかし、150㎝越えの積雪量。
すでに雪を捨てる場所もなく、小屋周りは雪の沈むのを待つのみです。

 

さて、小道の除雪ですが、とても除雪機で撥ねることのできる高さでなく断念。
スノーシューを使ってみたのですが、膝くらいまで埋まり足が抜け無くなり、雪の中で身動きできない状態を体験しました。
雪を撥ねながらスノーシューで一人分の足元を固めるしかないかなあ。

 

 

眼の高さからの今日の男体山風景。

 

こんな青空なのに、強風の今日、時折地吹雪状態となりました。

 

管理棟裏は、完全に埋まりました。

 

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昨日、朝から通行止めになったいろは坂は、先ほどやっと上りだけ開通して、上り、下りの交互通行となったそうです。
金曜日のホテルのお客様は、足止めをくっているそうです。
中禅寺付近の道路も除雪が進まず道路の片側のみだそうで、国道から入り込む光徳街道はもちろん除雪されていません。何時になったら道路が見えるのでしょう。
まっ、人生の中でこんな状況に出会うのも、面白いかも。。。

 

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04
眼の高さからの男体山。 晴朗なれども、強風、地吹雪なり

 

 

 

光徳小屋だより・H26/02臨時便

日光光徳小屋から2月臨時便です。

01
1時間毎に出入り口の確保
02
大雪に埋もれた小屋
03
窓まで雪に埋もれる・・・室内から
05
籠城・長期戦の構え

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

昨日朝からの雪は止むことなく、今も降り続いています。

朝、管理棟ドアを開けようとすると10㎝開いただけでストップ。

内側から手を伸ばし何とか雪かきをしながら少しづつ開いて、
やっと体を通してから出入口付近を除雪。まっ、様子見かと。。。

 

ところが、2時間ほどで写真のごとく。1時間ごとに出入り口確保の雪かきをしなければ。
管理棟からの写真をご覧ください。

 

一瞬の停電が10数回ほど。TVが一瞬消えること4回。

「停電したら小屋を脱出するしかないかなあ」と思っている所に、いろは坂通行止めの一報。
「そうか。立て篭もるしかないのかあ。」
プロでもかききれない大雪。。。今年の日光は新潟ですね。
う~~ん。長時間の停電がないことを祈るばかり。。。

 

雪が多いと言われた今シーズンですが、今回の降雪まで「なあんだ。結果的に雪、すくないんじゃあないの。」と思われていました。

13日67㎝まで落ちた積雪量は、14日85㎝今現在おおよそ140㎝になっています。

着任後、120~130㎝だった毎年の最高積雪量は一気に更新となりました。
もう雪かきしても捨てる場所もなく、いざとなったらスノーシュー生活で。。。と居直りまして。。。

 

ご心配をおかけすることをお伝え致しましたが、食料品に問題はなく、水も確保、ガスも石油も十分。携帯も充電したし。。。
何とかなりますのでご安心ください。

 

大雪の臨時便でした。

皆様の周辺も雪で大変なご様子。TVで拝見しております。
怪我などなさりませんように。。。

(戦場が原の現況・・・http://www.sanbonmatsu.com/weather/

07 06
勝ち誇る冬将軍・雪の軍勢 食料・燃料の備えは万全

光徳小屋だより・H26/01

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

01お食事 シカ君の指定食堂は「笹庵」
 02小屋
 青空バックの光徳小屋
 03斜面
白銀の世界 
 04ハルニレ
青空に雪をまとうハルニレ君
 05中禅寺湖
 雪泥が見られるか?
 

06戦場ヶ原

強風に耐えるヨシ(戦場ヶ原)

昨年、12月中旬のどか雪は、

「この時期としては40年ぶりの降雪量!」と地元でも今シーズンの行方に心配の声。

例年、年末年始に雪が無く、大騒ぎのスキー場は難なくクリアー。

今年の雪はいったいどうなることやらと不安がよぎるものの、う~~~ん。このまま雪が多ければ雪の中で身動きできないシカ君達、自然淘汰かな。

可愛そうだけれど日光のシカ問題、一息つけるかもなどと頭をよぎるものが。。。

そんな中、小屋では除雪機が故障。

しかしラッキーなことにその後の降雪は例年より少なく、何とか除雪機は回復、帰宅しました。

それにしても寒さの厳しいこと。「1日の最高気温マイナス(真冬日)」は1月に入りすでに8日。

春よ来い!! は~~やく来い!!

(戦場が原の気温・・・http://www.sanbonmatsu.com/weather/

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突然の大雪にシカ君達、除雪した小道をシカ道と決めたようで、小道脇のササを掘り出しお食事です。

せっかく除雪したのに崩さないで。。。お願い!! 小道はこの通り。

  

 

お約束の青空バックの日光光徳小屋。

どんより曇った風景とぜ~~~んぜん違うでしょ。

斜面の風景もこの通り。心洗われる色彩に包まれます。

ハルニレ君だって雪をまとい、青をバックに美しい枝振りです。

 

何度撮っても、何度撮っても撮り飽きない中禅寺湖。

中禅寺湖畔にお住いの皆様が羨ましい。

写真でしか見ていない雪泥、中禅寺湖畔では今年もきっと見られるんだろうなあ。

雪が降るたび雪かきで、まだ見ることができません。

湖岸の水面に美しい流動体の模様となります。

※結氷温度近くまで冷却された海(湖)に雪が降るとできる、どろどろしたかゆ状の氷晶の集合体だそうです。

 

戦場ヶ原のヨシ。強風にあおられ、雪が降っても頑張っています。

 

小屋の排水升からあふれた流れの中、小石に積もった雪の上には氷の花が咲きました。
可愛いですねえ。♪

 

ほんの少しの雪でも、国道を吹きすさぶ強風は地吹雪となって辺りを白いベールで被います。

 

まだまだ雪国状態の続く奥日光です。

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07可愛い氷の花 08国道
氷の花 地吹雪の国道(戦場ヶ原)
桜友会LOGO sakura_insignia_26px_color

光徳小屋だより・H25/12

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

01湯川
湯川が見える!!
02竜頭
上流から見た竜頭の滝
03ハルニレ
 ウラジロモミのクリスマスツリー
04センサー
埋もれそうな人感センサー
05小屋
モノトーンの世界
06朝日
朝日に押し迫る雲

今年は寒く、雪が多いと言ったのに、あんまり変わりないなあと高を括ったのが大間違い。

 
11日からの雪はどんどんと降り積もり、曇天の日々。

 
紅葉の季節は過ぎて、あっという間の雪国へとの変わり身の速さ。。。

 
すでに除雪機が活動を始め、毎日、積雪量測定。

 
「あ~~~あ!」とため息の中、白い世界に心奪われることで気持ちの変換!!。。。。。

 

 
そして、心の片隅では、「これもあっという間で春♪」と誰かが囁いています。

 
そうなんです。白い世界を楽しまなくちゃね♪

 
キ~~ンとした空気の中の格別の星空もね♪♪

 
でもね、曇天のモノトーンの世界は寂しく、せめて青空を下さいませ神様!!

 

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このところ太陽を見たのはほんの数時間。

 
曇天の日々の写真は、カラープリントしても白黒写真に。。。。。

 

 

竜頭の滝から滝上への国道から見た男体山。

 
ふと枯れ木の間を見下ろすと、湯川が見えるじゃありませんか。

 
ええ~~~っ!!8年間気付かなかったの???

 

滝上からの湯川は、雪に覆われ始めて寒々しく、
「そうさ!おいらたちが竜頭の滝を凍らせるんだ!!」と冷ややかに囁きながら流れ落ちます。

 

 

年末に雪が無くスキー場はどうなるんだと大騒ぎしたのに、12月中旬にこの風景?

 
ハルニレ君だってウラジロモミのクリスマスツリーにビックリしています。

 

そうなんです。立ち入りチェックの人感センサーがすでに埋もれそうなのです。

 
早目に堀り出しておかなきゃあね。

 

小屋全風景。
来年のお便りでは、明るい青空の下の風景を必ず添付致しますね。

 

う~~ん。手前の雪がも少し白く撮れていたのに。。。

 
男体山からの日の出に押し迫ろうとする雲。

 
白い雪の地面が感動の一瞬だったのですが。。。

 

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冬籠りの雪国の風景を最後に2013年を締め括ります。

 
素晴らしい新年をお迎えください。

光徳小屋だより・番外編(ロックのお兄ちゃんの投稿)

(番外編前書き)

S38卒の今井です。

私事ではあるが、叔母、叔父(七人兄妹の次女102歳、次男100歳)を見送った。

集まったイトコ達は20名を超えた。誰となく「ハレの宴」を開きたいが温泉地では月並みだし…。

「自炊でよければ」と学習院光徳小屋の話をする。皆、大賛成であった。

飲み食いだけでは芸がない、とバンド仲間に参加を持ちかける。

 

 

スチールギター、サイドギター、ボーカル、ウクレレ、フラの仲間が喜んで参加してくれた。

 

ハワイアン音楽、流行歌だけでは厚みがない。一橋大学時代にハードロック・バンドで大活躍し、某企業に勤めている増淵氏に話を持ちかけると快諾。

 

料理自慢の三人の女性の手つくりと、光徳小屋水源の水割りで宴会。鹿や猿そして狐たちも参加した。幸いに熊は欠席通知であった。

 

 

宴会の雰囲気については光徳小屋の便りを毎月頂いている堺さんの文章を模して、ロックのお兄ちゃんがホームページに投稿してくれた。

当日の様子は彼の投稿記事をご覧頂きたく。

 

 

堺さ~ん、模倣の文章スタイルはジョークです。心広く受け止めてください。

 

また、忙しい中、イトコの誕生日祝いに顔を出してくれた堺さんに感謝。光徳小屋のPRをかねて。

 

( 以下ロックのお兄ちゃんからの投稿)

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日光光徳小屋からお便り(番外編!)

三猿
 日光東照宮ではこの姿ですが
番外1
 今にも歌声が聞こえて来そう
012番外2
 今井副会長さんは両手に花
番外3
 全員が魅了されました!
038番外4
 いつもの食堂がバンドフロアに
079番外5
 日本の歌だと、このとおり
015番外6
 微笑む調理の女神たち

今年もいよいよ残すところ一月を切りました。
 
いろんなことがあって、いろんな出逢いがあった一年でした。
 
じつはそのなかで、こんなの今年初めて、というよりも、光徳小屋でこれまで初めて、というイベントも。。。
 
ちょっと、ご紹介いたします。

 

紅葉はまだこれから、という10月20日(日曜日)。
 
栃木桜友会では有名な今井彰彦副会長さんご一行、約20名様が奥日光の光徳小屋にいらっしゃいました。

 

 

「勉学の余暇、春夏秋の登山・ハイキング、そして奥日光の自然探究など」という、いつものお客様たちとはちょっと違う感じ。。。

 

そうなんです。大きなクルマにギターやらキーボード、アンプ類がたくさん。

 

今井副会長さん率いる宇都宮のハワイアン・バンド「レイ・アイランダース」有志のみなさんに加え、副会長お勧めの地元ロック・ギタリストお兄さん。

 

 

そして、そのライブを楽しみになんと全国からお集まりいただいた皆さまです。

 

 

昼過ぎのリハーサルから、「うわ~、こ~んなこと初めて♪」。

 

夕方、ご一行はアストリア・ホテルの温泉でゆっくりされたあと、いよいよ夕食時間から本番演奏となりました。ワクワク・ドキドキ。
 

ハワイアン・ステージと、ロック・ステージを2回ずつです。
 
それ以外にも、合間には誰か一人は何か弾いているというサービスぶり。
 
何と言っても、みなさん本気の本番衣装、本気の本番演奏。

 

 

ライブ会場となった食堂は、一曲ごとに大歓声と拍手喝采の嵐です。

 

ハワイアンでは、本場ハワイのコンクールでも入賞されたという方のフラが目の前で見られて大感激

 

ボーカルさんのハワイの澄んだ海を思わせる美しい歌声に、会場はうっとり。

 

素晴らしいスチールギターやウクレレをはじめ、メンバーの皆さんの息の合った歌と演奏でたいへん盛り上がりました。

 

日本のナツメロの伴奏まで用意されていて、懐かしい歌声が響きます。

 

ロックの時には爆音ビートで何人も踊りだされ、まるで昔のディスコのよう。。。

 

何も気にする事のない深い山奥の突然の大音響♪に、サルたちも何事かと窓の外に集まって来ました。

 
日光のサルといえば・・・

 
日光東照宮の三猿「見ザル、聞かザル、言わザル」が有名ですよね。

 
でもこの日のサル達は、「よく観て、よく聴いて、よく話した」と思います。

 

音楽は我々だけでなく、彼らにも共通語かも。

 

 

とにかくみなさん楽しい方々ばかり。食事もお酒も会話もはずみ、本当にイベントを楽しまれているようでした!

 

私たちは時間であがりましたが、来られた方の誕生日のお祝いも兼ねて、ということなので、夜遅くまで(ホントに遅くまで!)楽しい歌声が聞こえていました。

 

当日は残念ながら雨で、満天の星降る夜空をお見せできませんでしたが、次にまた「必ず来ていただく」理由にもなったのではないかと思います。

 

こういうイベントも、たまにはいいなあ、という夜でした。。。
 
・・・というのを、じつはいつもの「光徳小屋だより」を参考に、せめて雰囲気だけでもお伝えすることができれば、と思って・・・

 
管理人さんのいつものスタイルで、「ロックギター兄ちゃん」が勝手に書かさせていただきました。大変失礼いたしました。

 

当日の様子は、ロックギター兄ちゃんのホームページ「沌珍館企画」にも写真入りで掲載させて戴いております。よろしければ、ぜひご参照くださいませ。

 

(沌珍館企画・・・http://www.tonchinkan.biz/article/eventures.html

 

ありがとうございました。

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