3月27日(木曜)に第28回グルメと散策の会を開催し総勢12名で学習院ミュージアムを見学致しました。当日は朝からお天気に恵まれ4月半ばの気温で暖かい一日でした。
朝9:40に目白駅に集合し西門から大学校内に入りましたが、桜が美しく咲きほころんでいました。参加された皆様ほほぼ半世紀前の入学式に思いをはせながら学習院ミュージアムに10時に到着しました。
今回伺ったミュージアムは正式には「霞会館記念学習院ミュージアム」という名称で、この3月14日にリニュアルオープンした大学博物館です。もともとは1975年に開館した大学史料館でここには25万点超の学習院ゆかりの史料‣資料・貴重な美術コレクション(絵画・古文書・工芸品など)が収蔵されています。このミュージアムの建物は前川國男設計の旧大学図書館をリノベーションしたものです。
今回はオープン記念として『学習院コレクション「華族文化 美の玉手箱」(芸術と伝統文化のパトロネージュ展)』が開催されて100点展示されていました。
先ずは二階のお部屋で学芸員の長佐古様より1時間ほど講義をして頂きました。鑑賞する前にとても丁寧にわかりやすくご説明してくださったおかげで、特別展示室に陳列されているふだんはみることのできない貴重な品々の背景まで理解してじっくりながめることができました。多くが天皇家・宮家から華族家へと下賜されたお品のようですが、とても気品があり興味深いものばかりでした。常設展示室には150年にわたる学習院の歴史の年表が掲げられ、その変遷をみていますとあらためて私たちの母校のすばらしさを実感できました。
12時にはミュージアムの見学を終え校内散策を致しましたが、卒業以来初めて大学にいらした方もおられてあまりの様変わりに目をみはっていらっしゃいました。
懐かしい目白道りを歩いて14分の日立目白クラブで、美味しいフランス料理を皆さんで楽しく歓談しながら頂きました。
このレストランは旧昭和寮ですが、今は日立系列の経営です。調布狛江桜友会の会員の今井さんのご紹介でした。
ぜひ皆様も学習院ミュージアムを見学なさることをお薦めいたします。
他校ご出身のかたでもどなたでも入館して鑑賞することができそうです。
ただ、いまは入館料は無料ですがそのうちに有料になるようですので早めにいらしてくださいませ。
添付写真1枚目・・学習院ミュージアムロビーにて
添付写真2枚目・・輔仁会館前広場の美しい桜の前で
担当幹事 竹下裕美