平成29年11月17日金曜日、第18回グルメと散策の会を開催致しました。

会員の皆様へ

平成29年11月17日(金曜日)、第18回グルメと散策の会を開催致しました。
昨日は気温は多少低いでしたがすがすがしい快晴で気持ちよく、総勢12名で楽しい充実した一日を過ごすことができました。なお、アルバムを作成しました。タイトル「第18回グルメと散策の会」アルバムの「URL」と「合い言葉」は、                        調布・狛江桜友会メーリング[chofu-komae-ouyukai:0329]をご覧ください。

写真①本蔵と杉玉の前で撮影

写真①本蔵と杉玉の前で撮影

写真➁「雑蔵」で楽しくお食事

写真➁「雑蔵」で楽しくお食事

今回はここ数回とは趣を変え遠出して福生市の「石川酒造」を訪れました。

「石川酒造」は文久3年(1863年)創業、明治13年に福生市熊川に酒蔵を建ててから現在まで約130年余り酒造りを続けてきた老舗の酒蔵です。
こちらの代表銘柄は日本酒【多満自慢】で、平成10年には「多摩の恵み」という名前のビール製造も復活させました。

昨日9時前には調布駅に集合!皆様気合い十分で、早くに揃いましたので予定より早い電車で調布➡分倍河原(南武線乗換)➡立川(青梅線乗換)➡拝島駅と移動し拝島に10時前には着きました。
拝島駅に降り立った途端空気はかなりひんやりし、山々の間には真っ白な美しい富士山が望め皆で感激致しました。
タクシー組と歩き組とに分かれて石川酒造へ!健脚者が多かったためか15分ほどで石川酒造に迷わず着くことができました。

10時半より「様々な歴史が刻まれた有形文化財の“土蔵”見学」スタートです。
先ずは「多満自慢」が醸造されている“本蔵”(明治13年築)へ!蔵の中はお酒の良い香りがほのかに漂いヒンヤリして冷蔵庫内のようでした。ここは空調施設なしで冬の寒仕込みだけが行われます。巨大な仕込みタンクがいくつも並び圧巻でした。実経験を長年された橋本さんの軽妙な説明で日本酒の製造工程を教わり、またここでしか聞けないエピソード(蔵人の方々の苦労話しなど)を披露して頂きました。
さてここでお酒のワンポイントアドバイス!!お酒は涼しい所に置くこと!開栓後は早くに飲むこと!高温ではおいしくなくなるそうです。
本蔵の前にぶらさがっている大きな杉玉が目をひきました。杉玉とは「今年一番の新酒ができました」という合図になるものです。出来立ての時は緑色ですぐ茶色に変わります。この色の変化で日本酒の熟成の度合が確認されるそうです。また安全祈願もかねてここ石川酒造では手作りされるとのことです。

次に自然がたくさん残る4000坪の敷地内の案内をして頂きました。季節がら木々の紅葉が美しく、18代続く石川家の当主彌八郎さんの大きな邸宅もありました。
敷地内を流れる熊川分水を見、仕込み水もみました。この仕込み水とは井戸を150メートルも堀削してくみ上げた地下天然水で、日本酒もビールも石川酒造内レストランお食事もこの仕込み水でつくるそうです。樹齢400年の夫婦欅、長屋門、、麦酒釜(現存する巨大な最古のお釜)ビール工房も見ました。

見学のあとは皆様お楽しみな日本酒試飲タイムでした。ここでは「あらばしり」「にごり酒」「梅酒」などできたての新鮮な新酒を皆様ニコニコされながら飲み比べていました。

試飲後史料館を見学してからいよいよ敷地内の「雑蔵ぞうぐら」でのお食事タイムです。ここは明治31年に建てられた土蔵の一階を使った和食・手打ちそば処です。食前に蔵元ならではの日本酒や地ビールを注文!皆様「美味しい!美味しい!」を連発されお酒を堪能されていました。お料理は平日限定コース2000円を予約しましたが、春菊小鉢・前菜3種・サラダなど食材も新鮮で味付けもよく特に天ぷらつきの手打ちそばは量も多く絶品で皆様とても喜んでくださいました。

2時まで和気藹々と歓談しながらおいしくお昼を頂き、その後は売店で石川酒造特製の日本酒やお酒を使った食品の数々を皆様お土産に買い求められ家路につきました。
皆様、おうちでのんびりお酒を楽しまれていることでしょう!!
担当幹事 竹下裕美