Archive for category 光徳小屋だより

光徳小屋だより・H24/02

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★
 最高積雪量は72cmで少ない方

太陽=日光に輝く戦場ヶ原
 
 寒風のなかの中禅寺湖
 
 快晴。夕暮れの中禅寺湖
 
明智平周辺からの山々
今年最高の寒波という言葉が続き、都度、最低気温を更新。

日光光徳小屋はとうとう最低気温-17℃まで達しました。

しかし、新潟と一緒の気候だよと言われていたものの今年、雪は山を越えず一気にドカンと降ることはありませんでした。

今のところ近年になく積雪量は少なくて、最高積雪量は72㎝までしかなっていません。

しかもこのところ2回も雨が降り、
「ええ~~!ふつう雪じゃあないの。この季節!!」と思わず口走っています。

お天気は快晴が少なく、「空の青に白い雪 風景」はなかなか。

キンキンに冷え切った空気もこのところ緩んで来て、数日前は、「今年は速い春だねえ。」と。。。?

また寒くなりますとの天気予報でももうキ~~ンとは行かないようです。

さて、今年はダイヤモンドダストが見られました。

「ダイヤモンドダスト」がきれい♪とのお客様の声に、絶対見なきゃあと数日間観察。。。

柔らかな風に乗って少し大きめの雪がふわふわとまるでユキムシが飛んでいるように舞っている中、

小粒の雪が太陽の光にきらきらと。。。
「うわあ!。。。きれい♪」心も一緒に飛んで行きます。

さて、青い空と白い雪の中の小屋。

雲の日と全く違った風景に、小屋も存在感が出てきたような。。。

戦場ヶ原の国道もぽっかり、ぽっかり浮かんだ雲を前に暖かい日差しに包まれました。

寒々しいけれど深閑とした、中禅寺湖2風景。

時が止まり、日常を超えた空間に飛んでしまいそうです。

いろは坂を登り切った明智平周辺からの山々。

奥日光の冬のキャンバス。

いろは坂途中では、こんな雲海も現れていました。

奥日光は、日本の自然の箱庭です。

四季折々に素敵な風景が、自然が待っています。

 山並みに雲海が広がる(いろは坂から)

光徳小屋だより・H24/01

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★
最高 積雪量65cm
 
しがみついて頑張る雪庇
 
 「重いぞ!」と叫ぶウラジロモミ
 
 氷の芸術(竜頭の滝)

なんだか中途半端な雪で、湯元スキー場もすっきりしない気抜けしたような冬状態の奥日光の年末年始でした。
初旬に36㎝積もった雪の積雪量が28㎝と落ちた中旬にドカッと40㎝の降雪があり、今シーズンの最高積雪量65㎝となりました。
降雪状態が例年と異なっていますが日本海側の異常な雪は奥日光まで届かず、今のところラッキーです。
しかし、快晴の日がほとんどなく、雪も解けません。
くもりや少しの日差しの中、ちらちらと舞い落ちる雪が中旬からは毎日5~15センチで、雪かき(光徳小屋のウィンタースポーツ?)が欠かせない毎日です。
しかし、寒気は続き、相変わらずキンキンの寒さ状態が続いています。

日光光徳小屋は一面雪に包まれて,吹雪の時は悲しいほどに寒々しい風景です。
本棟では、あまりの寒さに落ちかけた雪庇が何日もしがみつき頑張っています。
「いい加減落ちたどう!」と声をかけてもびくともしません。

40㎝の降雪の翌日はちょっと暖かく、ウラジロモミも雪にしがみつかれ、「重いぞ!」と叫んでいます。
これが樹氷の始まりでしょうか?

竜頭滝上からみた川岸にしぶき氷。
氷の芸術は奥日光のいたるところで発見できます。
少ない晴れの合間に、歌が浜駐車場から見た白根山。
しっかりの快晴でないので青のグラデーションも柔らかく。。。
さて、湯元の冬期イベント。。。氷の彫刻。
例年の行事ですが、製作後1日で解けてしまったり、失敗続きだったのですが、かまくらの中に彫刻を入れ込むなどの工夫を重ね、
今年は雪の回廊が入口となって、光の屋根ができました。
ちょっと素敵!です。。。。。
(以下は編集者が挿入)
(栃木の四季HP・・http://winter.4-seasons.jp/l1916.shtml
(湯滝ライブカメラ・http://www.yutaki.com/livecamera.shtml
(神橋ライブカメラ・http://www.shinkyo.net/livecamera.shtml
 
 歌が浜から白根山を望む  氷の彫刻(日光・湯元)

光徳小屋だより・H23/12

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★
 朝焼け。気温は氷点下。
 
 石楠花(しゃくなげ)平から男体山を望む
 
 雪にまみれた太郎山
 
 シカとは思えぬ不思議な足跡
軒先のつらら
紅葉が落ちて、稜線が5分刈り頭となった山々が現れ、
冬突入となって、毎日、最低気温がマイナスの12月。
中旬から訪れ始めた寒気団は、雪を伴わず単独襲来。
おかげさまで、最高積雪量8㎝で、除雪機出動はまだです。
しっかし、キンキンに冷え切った奥日光。
室内でも手首が冷え切って、お湯をかけてもなかなか温まりません。
骨身にしみるってことですか?
と、つらいばかりじゃあない山の上。
寒風の中、夜空には満天の星たち。
北斗七星に、オリオン座に手が届くようです♪

さて、今年も小屋からの朝焼けが小雪の地面に続きます。
石楠花平からの男体山。湯ノ湖から戦場ヶ原を臨みます。
白にまみれた太郎山も美しく空にとけます。
シカとは思えない。じゃあなに?不明な足跡があちこちに。。。
軒先にはつららが並び、ほんの少しの日差しに何とか解けている様子。。。
来年がよい年になりますように。。。。


 冬の星座

http://yumis.net/space/star/winter1.htm




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光徳小屋だより・H23/11

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★
 「雪囲い」の設置ヨシ
 
 男体山は冬模様
 
 男体山火口に初冠雪(12日)
 
 「ハチ激とれ」が活躍
 
 外来種のアメリカイヌホウズキ
月が替わり奥日光は一足飛びに冬に突入かと思いきや。。。
17、18日は雪模様で「とうとう冬。」と思い、
あわててスタットレスタイヤへの履き替え依頼。
ところが19日は一日雨。例年だったら雪だよねと。
これが雪なら結構な積雪量のはず。ラッキー!!
東照宮はまだまだ紅葉の話題。
市内と日光光徳小屋の高度差をまたまた感じます。
まだ、最低気温は-3.8℃を記録したところですが、
14日に本棟水道の水抜き、17日には小屋の雪囲い。
燃料の確保を手配して、小道の目印棒を確認。
積雪量のメジャーを立て、除雪機点検、雪かきスノップも出して。。。と
あれやこれやと越冬準備。

冬の景色になった戦場ヶ原国道は寒々しく、
男体山も原っぱもズミやホザキシモツケの木々もすっかり冬模様。
冬枯れの木々に小鳥の様子がよく見えるようになり、
アトリの40~50羽の群れが4~5群、立て続けに飛び立ちました。
本棟前のズミの木やツルウメモドキを狙ったサルが毎日やって来ます。
自然も冬支度???

10月の小屋と一変した小屋周辺の風景。

男体山の上を流れる雲は、冬が来るよ~~と言いながら流れているようで。。。

12日に男体山火口には初冠雪。

さて、今年裏の車庫にはスズメバチが出入りして、「ハチ激とれ」が大活躍。
ハチが満杯になったカップに張り付いたハエは羽を広げたまま死んでいましたが、
体のブルーがとてもとても美しくて。。。

せめてお野菜をとプランテーの小さな菜園。
分らない芽が出てきたので育ててみたら、なんと外来種。
アメリカイヌホウズキというのだそうです。
園芸用土にもいろんな種が入っているのだとビックリ。早速除去。

やっと二社一寺のライトアップに出かけることができました。
二社一寺のライトアップはTVの映像ほど感激はなかったのですが、

輪王寺前の逍遥園の庭園では紅葉が池に映り、

地の底まで届くような深みの中に紅葉がどこまでも深く入り込み、

3Dのようで、日常と違った感覚を味わいました
 「逍遙園」のライトアップ

光徳小屋だより・H23/10

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★
 秋が深まる光徳小屋
 
 落葉の絨毯(ミズナラ)
 
 男体山を「紅葉の額縁」で飾る
 
 晴天の男体山
 
竜頭の滝の紅葉(上流から)
こつん。こつん。と音がして、「ん?」と外を見ると雨。
世界中が雨の洗礼を受けているような今年、
例年より若干遅れて始まった紅葉は、
強い雨に打たれてあっという間に葉を落としています。
紅葉を残し冬枯れになって行く瞬間もなかなかの風景ですが、
もうちょっと鮮やかな時間をくれてもいいのになあ。。。と
一瞬に過ぎた色彩の変化に心がおいて行かれるようです。。。

20日を過ぎた今日、小屋周りはすでに冬枯れ。
敷地内のあちこちに浸み出した地下水は
この冬どんな現象を起こすのでしょうか?
そろそろ冬支度の日光光徳小屋です。

オコジョで大騒ぎをした先月ですが、
今月は2回もヤマネに遇った方が。
ほんとにほんとにうらやましい!!

さて、すっかり紅葉に包まれた日光光徳小屋。
雨で一気に葉を落としたミズナラの下は落葉の絨毯。
男体山も紅葉の額縁に納まり、
間近の山頂付近も装いを変えて。。。
ちょっと遅かったけれど素晴らしく鮮やかな竜頭の滝上。
半月山半ばの駐車場からはでんと居座った男体山と中禅寺湖。
半月山頂上付近の駐車場からは、
カラフルな山肌とダケカンバの枝が作る楽しい造形。。。。
奥日光の紅葉でまとめてみました♪

 半月峠から男体山と中禅寺湖を望む  半月峠からの紅葉
 

光徳小屋だより・H23/09

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★
「湖」状態の小田代ヶ原
 
「青」が溢れる千手ヶ浜
 
川幅を広げた小屋前の小川
 
小屋は秋の気配
9月。立て続けの台風。。。
奥日光は湖が、川が、山がすっかり水ぶくれになったようで、
いつまでたっても川の流れの勢いは戻りません。
本棟前の斜面にできた穴は何が掘ったのかなあ?と思っていたら
犯人はなんと雨水。湧水が流れ出ています。
風は冷たく、天高く、空は青く、雲薄く。
どんどんと木々の緑が柔らかくなり、
川風をまともに受ける竜頭滝上付近はもうそろそろ紅葉かと。
小屋周りも黄色くなりつつあるツタウルシ、赤やオレンジのヤマブドウ。
シカにぐるりと樹皮を食べられたカラマツは早目に黄色く。。。
湯元のウサギ島もそろそろ色変わりが始まったようで、
紅葉のニュースがにぎわい始めるのももうじきでしょうか。
さて、台風で大雨を受けた小田代ヶ原、
現在は小田代湖状態で湖の話題沸騰ですが、
一面のノアザミや草紅葉も今年は見ることができません。
4年前に同じように湖となり、やっと復活してきた一面ノアザミの風景でしたが、
また、徐々に徐々に紫を広げてくれるのを待つしかないようです。
千手ヶ浜には波が打ち寄せ、
空と湖と山がさまざまな青であふれています。
小屋前の小川は階段下まで川幅を広げ、ちょっと風体を変えています。
小屋周辺の木々も心なしか色あせてきたような、柔らかい緑になってきたような。。。
小川向こうのウラジロモミには今年も紫の松ぼっくりが
にょきにょき顔を見せています。
そして、雨上がりの朝、ズミの木には天使のはしご。。。
紅葉の秋が過ぎるのは速く、冬への突入もあっという間でしょうか。
また、冬が近づいています。

 ウラジロモミに

紫の松ぼっくり

 ズミの木に「天使のはしご」が・・

光徳小屋だより・H23/09台風特集

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★
 雨水桝からこんこんと湧き出す
 
 普段は枯れた御沢もご覧のとおり
 
 湯滝はすごい水量
 
 華厳の滝も恐ろしい水量
雨ばかりの今夏、とうとう大型の台風。。。
数年前の大型台風より暴風の勢いは弱かったようですが、
ひたすらの雨量にはうんざりしました。
小道の坂の砂利が流れるのではと心配で眠れませんでしたが、
ここ数年で学習した水抜き溝を増やしたおかげで思ったより
被害はなく、最初はローでも上るのを嫌がった四駆のRAV4が
台風の合間の補修でスムーズに上れるようになりほっとしました。

小屋斜面の雨水のはけ口の雨水桝からは、
吐け切れない水が数日間こんこんと湧き出して、
いつも何のためにあるの?と思うほど枯れた御沢
(光徳街道/カエル橋)も川になりました。
台風一過の小雨の中の湯滝、竜頭の滝、華厳の滝。。。
すでに濁流の色はなく水しぶきが白く、
轟々となる滝の音をバックに飛び跳ねて、
増水で太った華厳の滝は、とっても短く見えました。

水面を桟橋まで上げた中禅寺湖では
スワンボートが湖岸に仲良く避難。。。
湯ノ湖滝口の橋からの流れは、一面の大川に変身していました。

そして今朝、肌寒い起床。
ちょっと心淋しいような秋風を感じる一日の始まりとなりました。

大雨をご心配いただきました皆様。。。
日光光徳小屋は大丈夫!!
ご心配いただきましてありがとうございました。

 中禅寺湖・スワンボートも湖岸に避難
 湯の湖・湯滝付近の水路も大川に・・
小田代「湖」が出現(9/9朝日=編集者が挿入)

 



                    

光徳小屋だより・H23/08


★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★
 男体山に虹がかかる!!
 
 夏の空と光徳小屋
 
 夏色の斜面
 
 鹿に幹を食べられたカラマツ1
 
 鹿に幹を食べられたカラマツ(アップ)2


うわー!やっとお天気♪と起きしなに一声。
ところが徐々に日差しが消えて、え~~!また雨!!の繰り返しの今年。
本当に雨が多くて、瞬時瞬時に真夏が去って行くようでした。
そうです。すでに風は秋風の気配。
そんな中、小田代ヶ原でオコジョにあった人がいて、
男体山の上には素晴らしい虹がかかったりの8月、
朝ふと窓から外をみると
「え!!カラマツが!!!。。。」
シカが食べないと言われていたカラマツがぐるりと皮を食べられて。。。
バイケイソウもシロヨメナもシカは食べないと言われながら
どうも食べられた形跡ありで「う~~~ん」と言っていたのですが、
人だって好き嫌いがあってなんでも食べるのだから、
シカだって好き嫌いがあるんだろうなあと一人納得したことでした。
小屋周りはシカが増えてなんだか小屋に近づいて来たような。。。
男体山にかかった虹。
今年の夏の小屋。
斜面も夏色。
幹をシカに食べられた斜面のカラマツ。2点
そこには、樹液を狙ってか、たくさんのアリと虫が。。。
さて、先月の写真がみずみずしいとメールをいただきました皆様へ。。。
こんな雨の多かった奥日光のせいでしょうか?
新しいPCのせいでしょうか?
今月は、ちょっと手抜きのお便りにて。。。
☆☆☆☆☆


 樹液屋食堂に集まる虫たち
 




                    

光徳小屋だより・H23/07

 

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★
今年の7月は本当に雨の多い日々となりました。
 
 夏雲の光徳
 満開のニシキウツギ
 
 霧漂う日光光徳小屋
 静かな湯の湖
 私の手品はノリウツギ
 エゾハルゼミや、コエゾゼミがウワン、ウワンと鳴き騒ぐのも短時間ですぐにシーンと静かな空間に変わってしまいます。
陽が差すと鳴き、日がかげると鳴きやんでしまうげんきんなセミたち。

まだまだ日差しの時間が足りず、鳴き足りずにストレスが溜まっていないかとちょっと心配。。。

 7月に入ると待っていましたとばかり、ズミが、ニシキウツギ、ノリウツギ、ワタスゲ、ツルコケモモ・・・が
先を争って咲き乱れては散って行きます。

コメツツジはかわいい花をつけ、 ホザキシモツケはピンクの穂であたりに彩りを添えはじめました。

それにしても、木も草花も白い色の多いこと。・・・なぜ?

そして拾った鳥の羽は、うれしいことにフクロウの羽♪
昨年小屋に来たフクロウが「キーッ!キーッ!」と鳴いたので、
まだ「ホー。ホー。」と鳴けない子フクロウかと思っていたのですが、 なんと求愛の声だったようです。
最後の日に2羽が姿を見せ飛んで行ってしまったのですが、 きっとつがいになったのでしょう。
それからは、決して小屋周りに来なくなってしまいました。 明け方、遠く遠くに鳴く声が聞こえます。 

さて、絵になる霧漂う日光光徳小屋。 雨の合間にちょっとだけ姿を現した、緑と白と青の夏色の空間。

今年、小屋のニシキウツギは見事な色合いで満開となりました。

湯ノ湖も静かで、涼やかな風景を作り出します。

霧がかかっては流れ消え、瞬時姿を見せたかと思えば、 すぐにベールに覆われる温泉ヶ岳頂上付近からの切込湖・刈込湖。 

昔糊に使ったというノリウツギは葉っぱを切っても糊でつながり、私も手品ができました。

これから、8月。 戦場ヶ原の夏はピークを迎えます。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

(編集ソフトを変更しました)

 


 

 


 

 

 

 

 温泉ケ岳頂上付近から切込湖・刈込湖を望む

 

 

 


 

 


 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

光徳小屋だより・H23/06

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

 

 緑濃い光徳小屋
芽吹きのハルニレ
 
 あなたはだあれ?
 
 早朝の戦場が原
 
「ズビヤーク!ズビヤーク!」とオオジシギ
 戦場ヶ原(北戦場)には、ツルコケモモが増えています。
Windows7になった私のPC。。。
 使い方が分からな~~い。とほっ!
 ということで、6月のお便りが遅れてしまいました。 表示が変わってしまいましたが、ご容赦下さいませ。

 6月、日光光徳小屋はすっかり緑に包まれました。

 ミズキがいろは坂を上り、いろは坂から見る山々にヤマボウシが白い色をきわだたせ、 時をずらして、上りいろは坂にはオオバアサガラのポンポンのような花が房となって垂れ下がりました。 
湯元ではシウリザクラがかわいい穂を付けました。 レンゲツツジのオレンジ、いろは坂の壁から中禅寺、光徳、湯元へと これでもかとニシキウツギが咲いています。
 こんなにあったのねとびっくり。 

 やっとの初夏の気配に我先にと葉をつけ花をつけ季節を走りぬけているようです。

 6月11日にはなんと本棟川向こうに小熊が。。。!! 
やっぱりいるんですねえ。 
かわいくもこっ!もこっ!と逃げていく後姿。。。 
大きくなったら絶対に来ないでね。

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(新ソフトで再編集したものです)

 

 サギスゲの質素な花
 
 サギスゲの実
遊歩道に集まったスダジイチョウ