★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★
今年の7月は本当に雨の多い日々となりました。
 
 夏雲の光徳
 満開のニシキウツギ
 
 霧漂う日光光徳小屋
 静かな湯の湖
 私の手品はノリウツギ
 エゾハルゼミや、コエゾゼミがウワン、ウワンと鳴き騒ぐのも短時間ですぐにシーンと静かな空間に変わってしまいます。
陽が差すと鳴き、日がかげると鳴きやんでしまうげんきんなセミたち。

まだまだ日差しの時間が足りず、鳴き足りずにストレスが溜まっていないかとちょっと心配。。。

 7月に入ると待っていましたとばかり、ズミが、ニシキウツギ、ノリウツギ、ワタスゲ、ツルコケモモ・・・が
先を争って咲き乱れては散って行きます。

コメツツジはかわいい花をつけ、 ホザキシモツケはピンクの穂であたりに彩りを添えはじめました。

それにしても、木も草花も白い色の多いこと。・・・なぜ?

そして拾った鳥の羽は、うれしいことにフクロウの羽♪
昨年小屋に来たフクロウが「キーッ!キーッ!」と鳴いたので、
まだ「ホー。ホー。」と鳴けない子フクロウかと思っていたのですが、 なんと求愛の声だったようです。
最後の日に2羽が姿を見せ飛んで行ってしまったのですが、 きっとつがいになったのでしょう。
それからは、決して小屋周りに来なくなってしまいました。 明け方、遠く遠くに鳴く声が聞こえます。 

さて、絵になる霧漂う日光光徳小屋。 雨の合間にちょっとだけ姿を現した、緑と白と青の夏色の空間。

今年、小屋のニシキウツギは見事な色合いで満開となりました。

湯ノ湖も静かで、涼やかな風景を作り出します。

霧がかかっては流れ消え、瞬時姿を見せたかと思えば、 すぐにベールに覆われる温泉ヶ岳頂上付近からの切込湖・刈込湖。 

昔糊に使ったというノリウツギは葉っぱを切っても糊でつながり、私も手品ができました。

これから、8月。 戦場ヶ原の夏はピークを迎えます。

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(編集ソフトを変更しました)

 


 

 


 

 

 

 

 温泉ケ岳頂上付近から切込湖・刈込湖を望む