★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★
最高 積雪量65cm
 
しがみついて頑張る雪庇
 
 「重いぞ!」と叫ぶウラジロモミ
 
 氷の芸術(竜頭の滝)

なんだか中途半端な雪で、湯元スキー場もすっきりしない気抜けしたような冬状態の奥日光の年末年始でした。
初旬に36㎝積もった雪の積雪量が28㎝と落ちた中旬にドカッと40㎝の降雪があり、今シーズンの最高積雪量65㎝となりました。
降雪状態が例年と異なっていますが日本海側の異常な雪は奥日光まで届かず、今のところラッキーです。
しかし、快晴の日がほとんどなく、雪も解けません。
くもりや少しの日差しの中、ちらちらと舞い落ちる雪が中旬からは毎日5~15センチで、雪かき(光徳小屋のウィンタースポーツ?)が欠かせない毎日です。
しかし、寒気は続き、相変わらずキンキンの寒さ状態が続いています。

日光光徳小屋は一面雪に包まれて,吹雪の時は悲しいほどに寒々しい風景です。
本棟では、あまりの寒さに落ちかけた雪庇が何日もしがみつき頑張っています。
「いい加減落ちたどう!」と声をかけてもびくともしません。

40㎝の降雪の翌日はちょっと暖かく、ウラジロモミも雪にしがみつかれ、「重いぞ!」と叫んでいます。
これが樹氷の始まりでしょうか?

竜頭滝上からみた川岸にしぶき氷。
氷の芸術は奥日光のいたるところで発見できます。
少ない晴れの合間に、歌が浜駐車場から見た白根山。
しっかりの快晴でないので青のグラデーションも柔らかく。。。
さて、湯元の冬期イベント。。。氷の彫刻。
例年の行事ですが、製作後1日で解けてしまったり、失敗続きだったのですが、かまくらの中に彫刻を入れ込むなどの工夫を重ね、
今年は雪の回廊が入口となって、光の屋根ができました。
ちょっと素敵!です。。。。。
(以下は編集者が挿入)
(栃木の四季HP・・http://winter.4-seasons.jp/l1916.shtml
(湯滝ライブカメラ・http://www.yutaki.com/livecamera.shtml
(神橋ライブカメラ・http://www.shinkyo.net/livecamera.shtml
 
 歌が浜から白根山を望む  氷の彫刻(日光・湯元)