月別アーカイブ: 2018年11月

小津和紙/くすりミュージアム見学会(第97回技術交流会)のご案内 

理学部同窓会長 服部 充雄

下記により小津和紙/くすりミュージアム見学会(第97回技術交流会)を開催致します。また見学会の後に新橋で、懇親会を兼ねて理学部同窓会新年会を開催致します。皆様お誘い合わせのうえ多数ご参加くださいますようご案内申し上げます。

開催日時:2019年1月18日 (金) 14:00~17:00
見学場所:①小津和紙
      中央区日本橋本町3-6-2 TEL 03-3662-1184
案内マップ URL: http://www.ozuwashi.net/
      ②くすりミュージアム
      中央区日本橋本町3-5-1 TEL 03-6225-1133
案内マップ URL:  https://kusuri-museum.com/
参加費 :無料
集合場所・時間:JR総武線快速・新日本橋駅 改札口(地下1階)に13:45

  ※当駅にはエレベーター、エスカレータの設置が無いため、階段を登るのが苦手な方は「小伝馬町駅」あるいは「三越前駅」のエスカレータ等を利用し、小津和紙に13:50までに直接お越し下さい。
  (注) 新日本橋を通るJR総武線快速は、東京駅~千葉駅間を結ぶ電車で、新宿駅を通る総武線に乗ると途中(東京駅等)で乗換が必要になります。
参加募集:40名 
 小津和紙では、得難い手漉き和紙の製作体験(有料、\500)が出来ます。

新年会
日 時:2019年1月18日 (金) 18:00~2時間程度
場 所:
銀座ライオン 新橋店
    港区新橋1-15-5 ペルサ2F・3F
    地下鉄銀座線 新橋駅(7番出口) 徒歩1分
    JR 新橋駅 日比谷口 徒歩2分
     TEL   050-3490-7313
    https://ginzalion-job.net/jobfind-pc/job/All/63/map
 見学会参加の方は、終了後東京メトロ銀座線・三越前→新橋駅を利用し25分程度で移動します。
会 費:6,000円

参加申込:1月12日(土)
までに下記にご連絡をお願いいたします(新年会参加の有無を併記願います)。
理学部同窓会(技術交流会事務局)   rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp
※急なご事情で新年会を欠席される場合も1月15日までにご連絡下さい。
 その後のキャンセルにはキャンセル費用が発生することがありますのでご注意下さい。

見学会または新年会のみのご参加も歓迎します学習院関係者ならどなたでもご参加いただけます。

 

理学部同窓会新年会のご案内

理学部同窓会長 服部 充雄

下記により理学部同窓会の平成31年新年会を開催致します。多くの皆様にご参加頂きたくご案内申し上げます。なお、本新年会は別掲の小津和紙/くすりミュージアム見学会(第97回技術交流会)の懇親会と合同で開催致します。

日 時:2019年1月18日(金) 18:00~2時間程度
会 場
銀座ライオン 新橋店  https://r.gnavi.co.jp/g436900/
港区新橋1-15-5 ペルサ2F・3F  TEL 050-3490-7313
地下鉄銀座線 新橋駅(7番出口) 徒歩1分
JR 新橋駅 日比谷口 徒歩2分
会 費6,000円

参加申込:1月12日(土)までに下記にご連絡頂きたくお願い申し上げます。
理学部同窓会(技術交流会事務局)   rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp
(小津和紙/くすりミュージアム見学会にご参加の方は、別掲の見学会に申込頂き、新年会参加の旨併記願います)

学習院関係者ならどなたでもご参加いただけます。

理学部の先生方と理学部同窓会の懇親会(ご報告)

理学部同窓会ではいくつかの分野で理学部と連携して活動を行っておりますが、それらをさらに効果的なものとするため、理学部の先生方と懇親会、意見交換会を開催いたしました。この会は昨年度から始まり、今回は第2回です。

・日 時:平成30年11月13日(火) 16:30~18:00
・会 場:中央教育研究棟 目白クラブ
・ご出席頂いた先生方:荒川一郎理学部長、平野琢也物理学科主任教授、草間博之化学科主任教授、細野忍数学科主任教授、高島明彦命科学科主任教授、および 水津みはる理学部事務室課長 (平野先生以外は今年度、各役職に就任されました)
・理学部同窓会出席者:正副会長、各委員会委員長

会では、同窓会長より同窓会活動の総括説明のほか、各委員長よりそれぞれの活動概要と課題、理学部へのお願い事項などを説明いたしました。
学部長と各学科の主任教授の先生方からは、同窓会賞ほか同窓会の活動への謝辞をいただくとともに、理学部の近況や今後の連携活動のご提案などをお話いただきました。
多くの成果が得られた和やかな会でした。引き続き相互の情報連絡を密にし、活動の一層の充実を計ることといたしました。

第96回技術交流会のご報告

■ 開催日時:2018年11月10日(土)13:3016:00
■ 開催場所:中央教育研究棟 12 階  国際会議場」

■ 講 演:
講演1:『射影空間とピンポン玉』 13:30~14:40 (質疑応答 10 分を含む)
講 師:  学習院大学 理学部 数学科 教授: 高木 寛通 先生
講演要旨(予稿より):
数学の各分野において、その分野におけるもっとも基本的なものを特徴づけるという研究成果があります。特徴づけるというのは、「そんなほらを吹くのは熊公に違いない」というように、なにか一つの特徴を持って、その人(対象)を言い当てるということです。例えが悪かったですが、数学でもっとも有名な特徴づけは、ポアンカレ予想(の解決)でしょう。これは、ピンポン玉(球面)や浮き輪のような境界のない曲面、およびその高次元化のなかで、ピンポン玉およびその高次元化(高次元球面)を特徴づけるという定理です。これはゴム膜の幾何学とも呼ばれる位相幾何学における定理です。私が専門としている代数幾何学においては、射影多様体というものが一つの主要な研究対象ですが、その中 で、もっとも基本的なものが射影空間です。射影空間とは、遠近法に関係する射影幾何学を展開するためにルネッサンス前後に考案された幾何学的対象です。森重文氏(1990年フィールズ賞受賞)は、この射影空間を特徴づける定理を思いもよらない方法で証明しました。この講演では、その特徴づけの証明、および、その手法が射影多様体を分類するという研究にもたらした計り知れない影響について説明します。
講師略歴:
1973年東京都生まれ、
1995年東京大学理学部数学科卒業
1999年東京大学大学院数理科学研究科博士課程修了、学位(数理科学)取得
    京都大学数理解析研究所助手、
    東京大学大学院数理科学研究科助教授および准教授
2018年より本学教授 現在に至る
                  

講演2:『ヘリウムを知る、ヘリウムを使う』 
14:50~16:00 (質疑応答 10 分を含む)
講 師: 福島県立医科大学総合科学教育研究センター 教授:開 康一 先生
講演要旨(予稿より):不活性、軽い、単原子分子、などの性質で知られる原子番号2の元素「ヘリウム」。ヘリウムは1868年太陽スペクトル中に未知の元素による輝線が観測されたことをきっかけに発見され、ギリシア語で太陽を意味する「ヘリウム」と名付けられました。その後地球の大気中にもヘリウムが存在することが確認されました。天然ガスからヘリウムの分離が成功してからヘリウムの工業的生産が行われ、その後我々人類は科学や工業にヘリウムを使うことができるようになりました。ヘリウムの研究の歴史を振返り、ヘリウムの利用や流通の現状と自然科学、特に物性物理学分野での研究/利用例を紹介します。
講師略歴:1994年 学習院大学大学院 博士前期課程修了
1997年 総合研究大学院大学 博士後期課程修了
1998年6月 -2018年3月 物理学科 高橋研究室助手 (2007年より助教)
2004年10-2006年1月 l’Universite Joseph Fourier客員研究員
2018年4月より 福島県立医科大学 総合科学教育研究センター 教授
                

■ 懇親会:16:15~18:15
  場 所:ジョアン(Johan トラッド目白(旧コマース跡)1階
      

以  上