Archive for category 近況報告

光徳小屋だより・H23/06

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

 

 緑濃い光徳小屋
芽吹きのハルニレ
 
 あなたはだあれ?
 
 早朝の戦場が原
 
「ズビヤーク!ズビヤーク!」とオオジシギ
 戦場ヶ原(北戦場)には、ツルコケモモが増えています。
Windows7になった私のPC。。。
 使い方が分からな~~い。とほっ!
 ということで、6月のお便りが遅れてしまいました。 表示が変わってしまいましたが、ご容赦下さいませ。

 6月、日光光徳小屋はすっかり緑に包まれました。

 ミズキがいろは坂を上り、いろは坂から見る山々にヤマボウシが白い色をきわだたせ、 時をずらして、上りいろは坂にはオオバアサガラのポンポンのような花が房となって垂れ下がりました。 
湯元ではシウリザクラがかわいい穂を付けました。 レンゲツツジのオレンジ、いろは坂の壁から中禅寺、光徳、湯元へと これでもかとニシキウツギが咲いています。
 こんなにあったのねとびっくり。 

 やっとの初夏の気配に我先にと葉をつけ花をつけ季節を走りぬけているようです。

 6月11日にはなんと本棟川向こうに小熊が。。。!! 
やっぱりいるんですねえ。 
かわいくもこっ!もこっ!と逃げていく後姿。。。 
大きくなったら絶対に来ないでね。

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(新ソフトで再編集したものです)

 

 サギスゲの質素な花
 
 サギスゲの実
遊歩道に集まったスダジイチョウ


                    

初夏の霧降を御紹介します

 

昭和37年大政治卒と短文英卒の鍋谷汎、千賀子です。

2000年に建てた日光・霧降のセカンド・ハウスの今年の山つつじは気候の関係からか?初めて寂しい山つつじでした。それでも、小さな庭に咲く山つつじや石楠花、山吹、十二一重などなど、放射能にも負けず花開いて呉れました。

日光・光徳小屋の堺管理人様が、お忙しい中お尋ね下さいました。皆様も光徳小屋へお越しのお帰りに是非霧降ハウスへ、事前お電話の上お越しください。

今世紀最後の予想(マヤの予言)など騒がれている中、自然豊かな日光へ是非お越しください。

今回の主役の山つつじ。残念ながら裏年でした。

 

霧降のセカンドハウス

南側斜面に山つつじが咲く。駐車しているのは愛車パジェロ。

庭を演出するテーブルです。

アプローチから玄関に。周囲にいろんな花が咲き競う。

 

光徳小屋だより・H23/04

 

 

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

大震災の3月、日光光徳小屋は大丈夫とメールをお送りした後、

 

パソコンンのハードディスクが壊れ、東芝病院行きとなり、

 

それでなくても写真を撮る気分にはとてもなれずお便りをお休み致しました。

 

 

 

 

 

 

奥日光の戦場ヶ原の国道は人っ子一人見当たらない異様に静かな日々が続き、

 

春は来ないのかなあと不安な思いがよぎりるようでした。

 

 

 

 

 

 

また、今シーズンのべた雪は多くの木々の枝や幹を折り、根こそぎ倒し、小屋周辺も、山の中もこんな風に自然が壊れるのかと

人の力の及ばない自然の流れを思い知りました。

 

4月に入り、春だ~~!!と日の光に誘われ外に出たものの、

 

春の日差し♪♪  えっ!雪!! の繰り返し。。。

18~19日の雪は18㎝の積雪となりました。

それでも自然の移ろいは今年も変わりなく

4月初旬のいろは坂下にはダンコウバイの黄色が現れ、

カケスは小道や道路の雪解け水を飲みに下りて来ます。

4月中旬、いろは坂にはバッコヤナギが黄色く並び、

ハンノキの花がぶら下がります。


そんな中に小さい赤色が。。。「フサザクラ」なのだと教えていただきました。

さて、道案内のようなカケス。


中禅寺湖は湖面に雲が漂い、カモが浮かび静かな空間。

管理棟裏の湿原は倒木が並びます。

19日の斜面はゲレンデの風景に逆戻り。

フサザクラ?う~~ん。確かに房になっているけど桜には見えないなあ。

まだ咲ききっていないから??


下旬の西ノ湖。期待外れに水がない!去年の満々とした水はどこへ??

湖畔のすらっと伸びたヤチダモの木と見事に枝分かれしたのは何の木?

クロサンショウウオの卵と成体。

ちょうど博物館の職員の方がおられ見せていただきました。


ちなみに、日光光徳小屋周辺にいる小さなサンショウウオは

ハコネサンショウウオというのだそうです。


まだまだいろは坂上は冬枯れの木々ですが、

あっという間に枝の先が赤茶色から緑へと移り変わって行くでしょう。

今シーズンも皆様のお出かけをお待ちしております。

 

クロサンショウウオの卵
こちらは成体
天をを突くヤチダモ(西の湖・湖畔で)
道案内のカケス

中禅寺湖の湖面には雲が・・

湿原の倒木(管理棟の裏)
4月の雪。斜面はゲレンデに逆戻り。
小さな赤い花はフサザクラ
水の少ない西の湖(4月下旬)

この木なんの木、気になる木。

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震災からの復興報告②

真岡市在住の上野(S40)です。報告の続きです。

前回と一部前後しますが、震災直後の対応についての詳細です。


課題1 「停電、水道配管が破損、ライフラインが寸断」

防災行政放送で「間もなく断水するので、タンクに水を汲んでおくよう」放送がありました。給水塔のタンクに水がある間は出るが、補給が出来ないのでやがて断水するのです。しかし、我が家はボイラー配管が破損。そこから漏水するので元栓を止めたため、すでに断水状態です。

そこで、軽トラックにポリタンクを積んで近くの公民館に。そこの外蛇口からタンクに汲んだところ、配管中のオリが混じって水は鉄さび色に。毒物の混入ではないのでそのまま持ち帰ることにしました。

断水中に友人の設備屋にボイラー配管の応急修理を依頼。ボイラーは使用できないが、水道の蛇口は使えるようにして、水道の復旧を待ちました。

停電はどうしようもありません。電気に頼った生活の実態を思い知らされました。普段の生活の中で時々使う石油ストーブはローテク製品ですが威力を発揮。「万が一」を念頭に使っていた石油ストーブが役にたちました。仏壇の横に置いてあったロウソクも有り難い存在でした。プロパンガスは安全装置が働いたものの復帰ボタンを操作して使えるようになり、お湯は飲めるようになりました。


課題2 「自家用水道の配管が破損」

我が家は集落から数百m離れた一軒家なので、昔から生活用の自家水があり、現在も一部の蛇口で使用中です。非常時の水の確保も意識してはいましたが、ポータブル発電機がないので停電には無力です(残念!)。

その自家水の配管(第2洗面所付近)が破損、部屋のなかに水が溢れましたが、すぐに停電したので、漏れた量はわずかで済みました。

「水道の復旧は見通しがつかない」旨の放送があり、自家水の確保は最優先の課題です。そこで、破損箇所の確認をしたところ、ねじ込み配管部品が折れていることが判明。停電が復旧しても、ここから漏水するので、修理しない限り自家水を使えません。

ねじ込み部品は折れた残りが壁の配管部分に残っているのです。まず、これを取り除く必要があります。この方法は随分前に設備屋の友人から教えて貰っていました。「カナノコで切るんだよ」と。今回も同様にして、時間を掛けて取り除くことができました。カナノコなどの道具は手持ちがあるのです。

次は漏水防止のために何か付けることです。水道部品箱(中古。よくまあいろいろありますね)を探すと、なんと新品の蛇口がありました。これを付ければ応急修理OKです。

シールのテープも在庫OK。程なく漏水の応急修理は完了しました。


地震の翌日の夕方、電気が復旧しました。昼頃から電気・電話が復旧したことは、携帯ラジオで知りましたが、この地域への実際の通電は夕方でした。

ともあれ、通電に伴い自家水は復旧。応急修理箇所からの水漏れもありません。かくして、我が家の自家水は一部の蛇口から汲めるようになり、ライフラインが繋がりました。


なお、市の水道はその深夜に復旧しましたが、新たに修理もれの箇所を発見。そこから漏水するので、再び元栓を締めて修理を依頼。使えるようになるまでには、更に多くの時間を要しました。


 

 

 

震災からの復興報告①

真岡市在住の上野(S40)です。この度の地震で自宅も被害を被りましたが、「自力復興」をモットーに出来る範囲で作業しています。

今回は細かい工夫の過程をご紹介します。


課題1 「通用口のドアが閉まらない」

ドアやヒンジがゆがんだ結果ですが、ぶつかる箇所は外部から確認できます。ドアのカドが外枠にぶつかるのです。

ドアやヒンジの修正は出来ないので、ドア(アルミ製)のぶつかる部分を長さ3cm、幅2mmほどヤスリで削り取ることにしました。

アルミは柔らかいので、簡単に加工でき、ドアは閉まるようになりました(拍手)。


課題2「ドアは閉まるがロック出来ない」

ところが、数日後、ドアは閉まるのに、サムターン・ロックが出来なくなってしまったのです。これまでちゃんとロックできたのに・・・

そこで、ドアのキャッチ部をいろいろ調整したのですが、ダメです。

仕方なくドアチェーンをロック代わりにして一旦中断。


再度の挑戦はままず、「ぶつかる箇所の発見」です。ドアを閉めるとカンヌキの位置は全く見えなくなる構造(防犯上、当然)なので、確認は結構面倒なのです。カンヌキの位置と、ドアのキャッチ部をマジックインキでマークしながら追って行くとやっと分かりました。自分の思いこみもあり、ここまでに長い時間が掛かかってしまいました。

カンヌキ部が入るためには、キャッチ部が現在位置より5mmほど上部にないとダメなのです(随分ずれたものです)。それに伴うドアの加工も・・・原因が分かれば、対策は明白。

ところが、キャッチ部を取り外すと、内部の取り付け金具が外れて、ドア内部に落ちてしまいました。危惧していたことが発生。しかしドアは作りつけで分解不能・・・そこで金具はあきらめ、別のビスで直接ドアに留めることにしました(こうした判断にも時間を要するものです)。


まず、適当なビスを探す必要があります。ビスはアタマが出ない沈頭型で長さは4-5cm必要です。・・・手持ちのビス箱をさがすと、幸いなことにステンレスのビスがありました。

つぎはドアキャッチの位置の調整です。ドアのアルミを加工する(削る)必要があるのです。

幸いアルミは柔らかいで、手持ちのヤスリで思ったより簡単に削ることが出来ました(よかった!)。


その次はドア側のビス穴の加工です。ドアチャッチをビニールテープで仮どめして位置を確定、電気ドリルでアルミ材に受け穴をあけます。・・しかしドリルは廻っても刃先が進みません。刃先が切れないのです。

そこで、ドリルの刃先を別の新品に交換・・・今度はうまくいきました。まず、2カ所の内1カ所をビス留めして、もう片方は仮止めのままでドアの開閉とロックをテスト・・・うまくいきました(万歳)。


残った一方もビス止めして、完成試験もOK。課題からの開放感と満足感で一杯になりました。(完)


 

 

 

 

震災の現場から

 

真岡市在住の上野(S40)です。この度の地震の被災者となりましたが、家族は全員外出中で無事でした。

 

長い周期の揺れで、殆どの家の瓦と大谷石の塀が崩れました。

 

不思議なことにブロック塀は被害が少なかったようです。

 

我が家の瓦も棟瓦(むねがわら)に被害が集中。

ソーラーパネルは無事でしたが周辺の瓦は乱れました。

家の中は食器戸棚を始め、あらゆるものが崩れて散乱しました。

食器戸棚が倒伏を免れたのは、地震対策として設置しておいた「突っ張り棒」の効果か?

11日は停電と断水でロウソクと石油ストーブの一夜でした。

電気は12日の夕方復旧。水道は一旦復旧したものの再び断水。

我が家は昔からある自家水道の配管が破損。しかし、自分で修理して、電気の復旧と同時に水は確保できました。

LPガスは安全装置が働きましたが、復帰ボタンで回復。ガスコンロは使用可能となりました。

風呂は窓・脱衣所のガラスが破損。プチプチシートを使って目張りし、自家水を使って12日には使用可能となり、思ったより早く入浴ができました。

以後、優先順位に従い、連日、後始末に追われましたが、少しホッとしたところです。

 

 

 

 

隣地(パチンコ店予定地)の塀が倒壊
瓦礫の集積所にはピラミッドが出現
ソーラーパネルは無事
棟瓦が崩れました
7373瓦のかけらを処分
落ちた瓦くずを集積所に搬出
食器戸棚の被害

 

光徳小屋だより・H23/02

 

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

2月末日の今日、未明からの雪はこんこんと降り続いています。

はっきりしないお天気の1月を境に2月に入ってからは、青い空、雪と雲の白、モミの緑、冬の色彩に春のような日差が降り注ぐ日が多くなっていたのですが。。。


小道を歩くと

ぽたっ!ぽたっ!と雪解け水の落ちる音。。。

かさっ!かさっ!と小さな雪塊が崩れる音。。。

そして小さく小鳥の声。。。


日光光徳小屋は深閑とした空気の中にたたずんで、

ほんとうに清々しい春のような気分の日が。。。


さて、今シーズンは大騒ぎの多いこと。。。

12月始めに故障した車は、今だ直らず代車生活。

凍結防止の夜間水流しを始めるのがちょっと遅れ、
管理棟キッチン水道管の凍結。。。

何とか回復できてホッ♪


根雪のように屋根に留まった雪の影響で雨漏り2回。

2月中旬に一晩続く雨。この時季に雨???

おかげさまで根雪の屋根雪は一気に落雪。

何か起こっては収まっての繰り返し。。。騒がしいこと。。。


先月に引き続き、中禅寺湖の夕日。

様々な夕日の風景に都度都度感激です。


車の上に凍結した雪?

なんだかきれいで不思議な写真が撮れました。

雪深かった光徳に留まった鹿は、除雪された小道を鹿道と決めたらしく、

小道脇のササを掘り出しては食べています。秋口に後足を折った鹿は、光徳の奥の木の根元にうずくまったまま息絶えたようで、

環境省の鹿班の若いお嬢様が、「角ゲット♪」とメールをくれました。


管理棟裏は屋根の雪が地面に落ち、屋根とつながってしまいます。

屋根の雪が落ちるように雪かきをしましたが、

これ以上何処に投げたらいいのやら。。。


本棟西側は落雪と積雪で壁の段差がなくなりました。

雪踏みをしながら雪かきをしてみましたが、なんとも凄い雪。。。

一度は118cmまでになった積雪が

春の日差しにどんどん嵩を下げて70cmほどになった頃

突然斜面に現れた要塞4個。


陽に雨にあたりずいぶんと硬くなった雪で

子ども達が作った「かまくら」でした。


そしてクリームのような雲が

男体山のなんとも言えない新しい風景を作っています。


男体山の上にはクリームのような雲が・・・

☆快挙!

学習院OB・川内優輝さんが東京マラソンで堂々3位(日本人トップ)。(埼玉県職員・詳しくはつぎをクリック)

http://www.gakushuin-ouyukai.jp/wp/?p=3471


中禅寺湖の夕日

車の上には凍結した雪が・・

除雪した小径は鹿の専用道路に

雪に埋まった管理棟

降った雪に加えて屋根の落雪でご覧のとおり


要塞? 実は子ども達の作った「かまくら」です

 

 

 

冬に因んだSL写真

高等科卒の内田聡です。前回に続いてSLの写真をお送りします。

今回は冬に因んだ特集です。

①磐越西線クリスマストレイン

クリスマスの時期に運転されるこの列車では雪中走行になることもあり、迫力あるシーンと出会えます。

②真岡鉄道 益子町小貝川

冬になると、真岡鉄道沿線で白鳥が見られるスポットがあります。SLと同じ画面に入れられるかは、運次第です。

③真岡鉄道 久下田駅(真岡市)

冬は気温が低い為、発車の時等は特に迫力のある煙、蒸気が上がることが多いです。敢えて逆光で撮ってみた一枚です。

 

 

 

 

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真岡在住の上野光男(S40)です。内田さんの写真を拝見して、遠い昔を思い出しました。

小学生の時のことです。真岡線の客車はSLからディーゼルカーに切り替わり、当時は先端の乗り物でした(S28ころ)。

そこで、友人と真岡駅から益子駅まで乗車体験旅行をした際のこと。帰
りのディーゼルカーが小貝川の鉄橋にさしかかると、鉄橋上の線路に小
学生くらいの子供が数人・・。子供達はあわてて列車と反対方向に走り
ましたが間に合いそうもありません。

しかし運転手は少しも慌てず、汽笛も鳴らさず、徐行・停車して子供達を見守りました。

私たち二人は一番前の運転手の隣で前方を見ていたのです。
運転手は私たちに「危ないね。でもちゃんと前をみて運転していたので
無事で済んだんだよ」と話しかけてくれました。
ローカル線での昔話です。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

上野さんの昔話に寄せて、小貝川鉄橋の写真を追加いたします。(内田)

 

霧降ハウスにキジの珍客

 

昭37年政経卒の鍋谷です。院内感染で家内も昭37年短英文卒です。

月のうち何回か訪れる日光霧降のセカンド・ハウスから、お送りします。

薄っすらと積もり始めた小雪の中を一羽の雄雉が庭に現れ、ベランダを登ってきてガラス越しにこちらを覗き込んでカメラのフラッシュにも驚きません!

これまではハウスを遠巻きにして歩きながら鳴いていましたが、今回は、一声も鳴きませんでした。色がとても綺麗で、正月早々、縁起が良いな!と皆で歓声を上げました。

普段は鹿や猿の訪問、野鳥は四十雀、カケス、オナガ、コゲラ、メジロそして名もわからぬ鳥たちは本当に可愛らしいもの!

ところでこの秋口より、気候変動の影響か?山中の動物が山里近くや、果て又、市内にまで現れる現象がありましたが、暮れには、ここ10年かけて丹精こめて庭中に広がってくれた苔をイノシシが鼻で掘り起こしてしまいました。

この庭のお向かいに昭54年高等科卒の内田聡ご夫妻が、犬好きが高じて「ワンちゃん・ホテル・NEST」をやっておられ、近くのホテルやペンションにお泊りの愛犬家の珍しいワンちゃんを見ることが出来る上に、ご夫妻のお子様以上に可愛がって居られるコーギー犬「ナナちゃん」はとてもお利口さんです!

季節が良くなりましたら、是非お遊びにお立ち寄りください。

 

視察を終え、ご帰還となりました
「獅子脅し」に近づく
今度はベランダに向かう
小鳥の水飲み場に
フラッシュにも動せす、部屋の中をのぞく

光徳小屋だより・H22/11

 

★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

紅葉はすっかり市内に下りて、

ミズナラは枯れ葉をどんどん落とし、小道は冬枯れの木々。


そんな11月、突然の雨音に窓から外を見ると陽の光。

雨音は風にあおられた木々のざわめきでした。

強風に木の幹はキシッ!ミシッ!と音を立て、

木々はメトロノームのように上半身を揺らします。

突然の強風に驚かされる季節がやって来ました。


そんな風の吹いた翌日、

ツタウルシが絡んでいた白樺の枯れ木がササの中に倒れていました。

やはり白樺の枯れ木に絡んでいて倒れたヤマブドウは

その後、芽が出ても鹿に食べられ、すっかり元気がなくなりましたが、

しぶとそうなツタウルシ、果たして触手を伸ばし他の木に絡んでくれるでしょうか。

それにしても、今年もいち早く赤く紅葉した形のいいツタでした。


そして、雪。

かざはなが何度か舞ってはいましたが、3日、うっすらと今年の初雪?

冬支度に取り掛からねば。。。。。


5日小道を上がってくると看板が後ろを向いていました。

よく見るといたずらされたように剥がれている看板。

地元の方とよくよく見たら、何と熊の手の跡が、残毛が。。。


結局、看板はかじられたものと断定され、3本の爪あともくっきりと。

看板にかじりついた熊さんの姿が目に浮かび

「もっと美味しいものを食べたら」と声をかけたくなりました。

他の地方でも看板をかじられた事例があったそうです。


9日、地面に数羽の鳥がいます。つぐみの群れでした。

一所懸命地面をつついていましたが、何を食べていたのでしょうか。

11日には小道の峠でヤマドリに遇い、また新しい出会いです。


強風とともに冷え込んできた朝、車の窓には美しい結晶が。

結晶を通して見る小屋もなかなか?

 

車の窓の結晶
強風で倒れた白樺の枯木
ツタウルシの紅葉
初雪がうっすらと
くっきりと熊の爪跡!
ツグミが地面をつつく