★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

大震災の3月、日光光徳小屋は大丈夫とメールをお送りした後、

 

パソコンンのハードディスクが壊れ、東芝病院行きとなり、

 

それでなくても写真を撮る気分にはとてもなれずお便りをお休み致しました。

 

 

 

 

 

 

奥日光の戦場ヶ原の国道は人っ子一人見当たらない異様に静かな日々が続き、

 

春は来ないのかなあと不安な思いがよぎりるようでした。

 

 

 

 

 

 

また、今シーズンのべた雪は多くの木々の枝や幹を折り、根こそぎ倒し、小屋周辺も、山の中もこんな風に自然が壊れるのかと

人の力の及ばない自然の流れを思い知りました。

 

4月に入り、春だ~~!!と日の光に誘われ外に出たものの、

 

春の日差し♪♪  えっ!雪!! の繰り返し。。。

18~19日の雪は18㎝の積雪となりました。

それでも自然の移ろいは今年も変わりなく

4月初旬のいろは坂下にはダンコウバイの黄色が現れ、

カケスは小道や道路の雪解け水を飲みに下りて来ます。

4月中旬、いろは坂にはバッコヤナギが黄色く並び、

ハンノキの花がぶら下がります。


そんな中に小さい赤色が。。。「フサザクラ」なのだと教えていただきました。

さて、道案内のようなカケス。


中禅寺湖は湖面に雲が漂い、カモが浮かび静かな空間。

管理棟裏の湿原は倒木が並びます。

19日の斜面はゲレンデの風景に逆戻り。

フサザクラ?う~~ん。確かに房になっているけど桜には見えないなあ。

まだ咲ききっていないから??


下旬の西ノ湖。期待外れに水がない!去年の満々とした水はどこへ??

湖畔のすらっと伸びたヤチダモの木と見事に枝分かれしたのは何の木?

クロサンショウウオの卵と成体。

ちょうど博物館の職員の方がおられ見せていただきました。


ちなみに、日光光徳小屋周辺にいる小さなサンショウウオは

ハコネサンショウウオというのだそうです。


まだまだいろは坂上は冬枯れの木々ですが、

あっという間に枝の先が赤茶色から緑へと移り変わって行くでしょう。

今シーズンも皆様のお出かけをお待ちしております。

 

クロサンショウウオの卵
こちらは成体
天をを突くヤチダモ(西の湖・湖畔で)
道案内のカケス

中禅寺湖の湖面には雲が・・

湿原の倒木(管理棟の裏)
4月の雪。斜面はゲレンデに逆戻り。
小さな赤い花はフサザクラ
水の少ない西の湖(4月下旬)

この木なんの木、気になる木。

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