理学部同窓会では、会則の一部改定を検討中です。
改定の要旨は以下の通りです。
・常任幹事会を総会直結の組織とし、方針決定と実施の迅速化を図る。
・従来の幹事会を廃止し、その機能を常任幹事会および総会に統合する。
・常任幹事会の機能を一層充実する。また定員を従来の35名から50名に増員する。
・会員規定を整理し、正会員と特別会員とする。
・条項、条文を再整理し、必要な統合、廃止、新設を行う。
改定案は平成30年6月30日(日)開催の理学部同窓会定時総会に上程の予定です。
下記に改定案を掲載いたしました。どうぞご覧いただきご意見をお寄せ願います。
■理学部同窓会会則(改定案)
■理学部同窓会会則 現行会則と改定案の対比表
・連絡先:rigakubu@gakushuin-ouyukai.jp 理学部同窓会事務局
・締 切:平成30年3月31日
以上
月別アーカイブ: 2017年10月
学習院大学ブランディング・シンポジウム『超高齢社会を考える Ⅰ』のご紹介
理学部事務室より、下記シンポジウムのご案内をいただきました。
広く皆様にご参加いただきたく、ご紹介いたします。
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第3回ブランディング・シンポジウム 第22回生命科学シンポジウム
『超高齢社会を考えるⅠ』
日 時:平成29年11月25日(土)午後2時~午後5時30分
会 場:学習院大学 西5号館 201教室
演 題・講演者:
■「超高齢社会における医療・介護の現状と課題」 国立社会保障・人口問題研究所長 遠藤 久夫
■「健康寿命を伸ばすためのスポーツ界の取り組み」
学習院大学スポーツ・健康科学センター教授 高丸 功■「フロント生命科学が提示する高齢化社会の諸問題」 学習院大学理学部教授 阿形 清和
■パネルデスカッション「新たな文理連携の取り組み–『生命社会学』への挑戦」
学習院大学理学部長 岡本 治正(司会) 学習院大学法部長 岡 孝
学習院大学文学部教授 山本 政人 学習院大学理学部教授 安達 卓
主催:学習院大学国際研究教育機構・理学部生命科学科
聴講無料・申込不要・一般参加歓迎
詳細は下記ポスターをご覧ください。
(ポスター1、ポスター2)
第27回理学部同窓会ゴルフ会のご報告
日時:平成29年10月13日(金)
会場:富士平原ゴルフクラブ
第27回理学部同窓会親睦ゴルフ会を4組14名の参加で開催いたしました。前日までの夏日から一転、秋雨前線の手厚い歓迎を受けた一日でした。天気予報は小雨でしたが、スタート時には本降りとなり終日気温14℃の雨が続きました。しかし今回は誰もやめようという意見はなく、一同元気にプレーを楽しみました。
競技は各自の持ハンデによるストロークプレーで行い、終了後に恒例のパーティを行いました。優勝:吉野誠(昭53物)さん、準優勝:阿部一成(昭52物)さん、第3位:仙石秀彦(昭45経済)さん、がそれぞれ獲得され、優勝トロフィーや会員寄贈の銘酒やワインなどの副賞が酒井佐芳(昭34物)ゴルフ会長より入賞者に渡されました。またベストグロスは荒天にも関わらず、最年長の酒井会長が90を記録しました。
ゴルフ会は、会員相互の親睦を目的に毎年2回開催しております。多くの皆様にご参加頂きたくご案内申し上げます。同期会や研究室会、あるいは友人同志のグループ、ご家族での参加も歓迎いたします。
次回第28回大会は、平成30年5月25日(金)、同じ富士平原ゴルフクラブで開催の予定です。コースへは、車や高速バス利用のほか、新宿発6時45分の小田急ロマンスカーあさぎり1号を利用しても快適に行くことができます。又、コースでは前泊プランなどの用意もあります。開催情報(メール)をご希望の方は、ゴルフ会常任幹事の鈴木明(昭51化)さん(mejirodaisuzuki@gmail.com )または、理学部同窓会事務局(rigakubu@gakushuin-ouyukai.jp)までご連絡下さい。
第92回技術交流会のご案内
2017年10月
理学部同窓会長 服部 充雄
下記により第92回技術交流会を開催いたします。
皆様どうぞお誘いあわせの上、ご来場いただきたくご案内申し上げます。
記
■ 開催日時:2017 年11 月 11日(土)13:30~16:00
■ 開催場所:中央教育研究棟 12 階 「国際会議場」
■ 参加費:無 料(学習院関係者なら、どなたでもご参加いただけます)
■ 参加申し込み:お名前、連絡先を明記の上、「第92回技術交流会申し込み」と記載し、電子メールまたはFAXをお送りください。
メール:rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp 、 FAX:03-3988-3853(桜友会事務局)
■ 講 演:
講演1:「光を使ってナノを見る技術」 13:30~14:40 (質疑応答 10 分を含む)
講 師: 学習院大学 理学部 化学科 教授:齊藤結花 先生
講演要旨:顕微鏡に可視光を入れて観察しようとしても、無限に小さいものが見えるわけではありません。これは可視光の波長が 400-700 ナノメートル付近にあり、波長よりも小さいものを分解する能力がないからです。ところが近年注目を集めている多くの機能性材料やデバイスの評価を行うためには、数ナノメートルという空間分解能が必要です。近接場光学の技術を用いると可視光を用いながら波長よりも小いものを観察することができます。近接場光学顕微鏡は分子分光測定と組み合わせて、新しい高分解能顕微鏡として近年急速に発展しつつあります。ここでは近接場光学顕微鏡の特長と、今後の展開について紹介します。
講師略歴:2001 東京大学理学系大学院修了 博士(理学)
2001-2003 University of Leeds, UK, Research fellow
2003-2006 理化学研究所基礎科学特別研究員
2006-2016 大阪大学大学院工学研究科 講師-准教授
2016 年- 学習院大学理学部教授
講演2:「ホタルの再生活動から見えて来たこと」 14:50~16:00 (質疑応答10 分を含む)
講 師: 中野 勝 氏(1979 年大学院物理学専攻修士課程修了)
講演要旨:ホタルの飼育・再生活動を 22 年継続して、解ってきた事を話します。
1. ホタルの生態
ゲンジボタルの生態及び地域固有種の研究成果から関東の固有種の現状について
2.生態系のこと
日本の生態系が昭和 30 代の後半あたりから大きく変化した模様である。いままで農村地域であったところにさえ、かっての生態系は存在しないと思われる。
3.これからのこと
ホタルの再生活動の進展と淡水産生物資源の発掘。及びかって日本の輸出産業であった養蚕業の復活を昆虫の持つ生物資源開発の立場から応援してみたい。
講師略歴:1968 年学習院大理学部物理学科卒業
1970 年同修士課程中退後、創価学園数学科教諭 7 年間勤務後
1977 年同修士課程復学、1979 年同修了
その後 ㈱三国製作所を経て、東洋インキ製造㈱に勤務、合成樹脂の機能性付与技術の開発を
定年まで従事する。特に電磁波シールド樹脂材料製造の開発に力を注ぐ。
50 歳を期に、ホタルの再生活動を開始し、現在に至る。
現在は、ホタルネット事務局担当、東京シルク文化園協議会事務局担当。
■ 懇親会:16:15~18:15
場 所:シェフズベーカリー(CHEF’S BAKERY)
トラッド目白(旧コマース跡)1階 TEL (℡ 03-5985-2145)
懇親会費:4,000円(学生:1,000円)
講演会のみ、あるいは懇親会のみのご参加も大歓迎です。
以 上
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技術交流会は学習院関係者なら、どなたでもご参加いただけます。「登録希望」と明記し下記宛にメールを頂くとアドレスを登録し、開催(講演会・見学会)の都度、ご案内メールを差し上げます。
rigakubu2@gakushuin-ouyukai.jp
チェリーパーテイー理学部同窓会テーブルへのお誘い
下記により恒例の、学習院桜友会チェリーパーティーが開催されます。
理学部同窓会では、今年もこのパーティーに理学部同窓会テーブルを設けます。
多くの会員、ご家族の皆様にご参加頂きたくご案内申し上げます。
・パーティー 第51回チャリティーチェリーパーティー
http://www.gakushuin-ouyukai.jp/wp/?p=13811
・日 時 平成29年12月23日(土)16時30分 受付開始 17時 開宴ディナー(着席)
・場 所 帝国ホテル 孔雀の間 (代表 03-3504-1111)
・会 費 大人 17,000円 / 高校生 15,000円 / 小中学生 13,000円 / 幼稚園以下10,000円 (ディナー・ビンゴカード1枚・お土産 つき)
・主 催 学習院桜友会
理学部同窓会でまとめ、テーブル予約をいたします。
お申込みは、10月20日までに、下記までお願いいたします。
rigakubu@gakushuin-ouyukai.jp 理学部同窓会(担当 黒崎裕子)
第91回技術交流会のご報告
■ 開催日時:2017 年 9 月 30 日(土)13:30~16:00
■ 開催場所:百周年記念会館 3 階 1,2 会議室
■ 講 演:
講演1:「氷に隠れた電磁気学」 13:30~14:40 (質疑応答 10 分を含む)
講 師:学習院大学 理学部教物理学科 准教授 宇田川 将文 先生
講演要旨(予稿より):物質の三態を象徴する水の相図において、氷は固相に対応する。しかしながら厳 密には、氷は原子が規則正しく配列する結晶という意味での固体ではない。氷結晶中の水素 原子はアイスルールと呼ばれる条件をみたしつつ、全体として乱れた状態にある。最近、こ の氷の構造を模した磁性体: スピンアイスが見出され、注目を集めている。興味深いことに、 スピンアイスの物性は一種の電磁気学を用いて記述されるが、この電磁気学では電荷に加え て「磁荷」が登場する。また、時にプラスとマイナスのチャージの間には斥力が働く。磁石 の氷に現れる、この不思議な電磁気学の世界を、量子力学の効果についても触れつつ、紹介 したい。
講師略歴: 2002 年 東京大学理学部物理学科卒業
2006 年 東京大学理学系研究科物理学専攻博士課程中退
2006 年 東京大学大学院工学系研究科 助手
2007 年 東京大学理学系研究科論文博士(理学博士)
2007 年 東京大学大学院工学系研究科 助教
2011 年 Max Planck 研究所(MPI PKS)客員研究員
2015 年 学習院大学理学部物理学科 准教授 現在に至る
講演2:「国内外の化学物質管理の最新状況と対応
―新規開発、労働安全における化学物質のリスク管理の必要性ー ― 14:50~16:00 (質疑応答10 分を含む)
講師: テクノヒル(株)代表取締役 鈴木 一行 氏 (1980 年化学科卒業)
講演要旨(予稿より):日本の製造業で第2位の規模を誇る化学産業で産出される数多くの化学物質の中 には、環境や人に対して有害性、危険性を持つものもある。このような化学物質に対するリ スク管理について、国内外での動向に目を向けてみる。欧州では 2008 年から REACH 規則に より、他の各国も SAICAM2020 を共同目標とし、規制強化に乗り出している。国内において は、2014 年に労働安全衛生法が大幅に改正され、化学物質のリスクアセスメント(調査) の対象が拡大した。この動きは世界の化学物質管理の流れに連動している。簡単に言うと、 数多くの化学物質をリストによって規制するのではなく、予防原則に基づく取り組みを促進 しようというものである。これまで労働安全の対象は工場だけであったが、これからは大学、 研究者も化学物質の有害性、危険性を予想し、自分と社会の安全安心のため、化学物質管理 規制をよく理解したうえで新規開発を進めていくことが必要となるであろう。
講師紹介:1980 年 学習院大学理学部化学科 卒
1980 年 長瀬産業株式会社入社
(化学品事業部、染料事業部、医療システム部、ヘルスケア事業部、色材事業部等)
化学品の国内外取引、臨床検査、放射線測定等を担当
1983 年 Nagase (Europa) GmbH ドイツ ~1988 年(化学物質規制担当)
2005 年 12 月 長瀬産業を退社(会社設立のため)
2006 年 2月 8日 テクノヒル株式会社設立(大阪)
・化学物質管理および化学品関連のコンサルタント業務
・(社)産業環境管理協会・化学物質管理情報センターの大阪セミナー運営委託
・放射線測定器 Mirion 社総代理店
2007 年(社)産業環境管理協会に REACH 登録支援センター開設(5 月)
2008 年海外
(台湾、中国、韓国、米国等)の化学物質に関する規制対応を日本の化学産業に提供
2016 年 厚生労働省の受託事業展開
・職場における化学物質のリスク評価推進事業
・ラベル・SDS・活用促進事業
・ナノマテリアル安全対策調査事業
■ 懇親会:16:15~18:15
場 所:シェフズベーカリー(CHEF’S BAKERY)トラッド目白(旧コマース跡)1階