■開催日時:平成20年4月26日(土)
■開催場所:西5号館202教室
講演1 :「有機不斉触媒と光学活性」 14:45~15:55(質疑応答10分を含む)
講師: 化学科 秋山 隆彦 教授
講演要旨(予稿より):有機化合物には,光学活性な化合物が数多く存在し,その鏡像異性体間で異なった生理活性を示すものが存在する。光学活性についての,基本的な知識を確認した後に,近年我々の研究室で見出した有機不斉触媒を中心に,光学活性化合物の合成法およびその活性等について紹介する。
講師略歴:1980年東京大学理学部化学科を卒業。1982年東京大学大学院理学系研究科修士課程化学専門課程修了。1985年東京大学大学院理学系研究科博士課程化学専門課程修了後、塩野義製薬(株)研究所勤務。1988年7月愛媛大学工学部資源化学科助手。1992年4月〜1993年3月米国Stanford大学化学科博士研究員(Professor Barry M. Trost)。1994年学習院大学理学部化学科助教授。1997年学習院大学理学部化学科教授。専門は有機合成化学。
講演会2:「悠久の宇宙の時の流れを見つめて 」 16:05~17:15(質疑応答10分を含む)
講師: 東京大学名誉教授 日江井 榮二郎 氏
講演要旨(予稿より):(1) 宇宙連詩、(2) 宇宙図の理解のために、(3) 太陽は23歳、(4) 皆既日食。
講師略歴:1948年学習院旧制高等科1年終了。1953年東京大学理学部卒業。1955年東京大学大学院修士修了後、東京天文台(現在の国立天文台)にて太陽の研究に従事。1963年9月から2年間米国コロラド州Boulder コロラド大学客員研究員。1977年4月から1年間フランス パリ天文台客員教授。1979年9月東京大学東京天文台教授。1982年乗鞍コロナ観測所長。1992年国立天文台を停年退職し、明星大教授、同学長。2002年明星大学を定年退職。2005年アスンシオン大学(パラグアイ)の名誉博士。
懇親会: 揚子江(目白)にて 17:30 ~ 19:30