学習院大学理学部同窓会会長 服部 充雄
下記により、学習院大学理学部同窓会平成30年度総会及び講演会(第94回技術交流会)、懇親会を開催いたします。
理学部同窓会員のみなさまには、皆様を繋ぐ同窓会活動をより効果的に進めるために、どうぞ総会にご出席いただき、忌憚のないご意見をお聞かせ頂きたくお願い申しあげます。
また講演会、懇親会には理学部出身者に限らず学習院関係者ならどなたでもご参加いただけます。多くのみなさまにおいで頂きたく案内申し上げます。
記
日 時:平成30年6月30日(土)
場 所 : 百周年記念会館3階(例年と違う会場です。ご注意願います)
幹 事 会 :14:30~ 14:45
定時総会 :14:45~ 15:15
・2017年度事業報告及び2018年度事業計画
・2017年度決算報告及び監査報告
・2018年度予算案
・会則改定について
・その他
講 演 会 :15:30~ 17:00 *
■ 講 師 :学習院大学名誉教授 持田 邦夫 氏
■ 講演テーマ:ゲルマニウム―酸素結合を基本骨格とする化合物の特異な反応性 *
~光的挙動、水に可溶、有機化合物及びアルカリ金属陽イオンの捕捉、抗がん作用、など~
(*桜友会報第112号43頁でご案内の講演時間、演題が上記に変更になっております。どうぞよろしくお願いいたします。)
講演要旨:高周期14族元素(炭素、ケイ素、ゲルマニウムなど)―異元素を有する化合物は、お互い類似の性質を示す。それ故、ある化合物から他の化合物の反応性などを類推できる。ただ、高周期14族元素に結合する元素が酸素の場合、それぞれ高周期14族元素特有の性質を示すことが我々の研究から明らかになった。ここでは、我々の研究室で明らかにした、ゲルマニウム-酸素結合を有する鎖状、環状化合物の化合物の特異な光的挙動(1、2)、初めての水に可溶な有機ゲルマニウム化合物の合成(2)、環状ゲルマニウム化合物の有機化合物及びアルカリ金属陽イオンの捕捉(2)、1,4-ジオキサン類似体の抗がん作用(3)などを見出したので報告する。
講師略歴:
1971年3月 東北大学理学部化学科卒業
1976年3月 東北大学院理学研究科化学専攻博士課程修了
1978年7月 米国Indiana大学博士研究員
1979年4月 学習院大学理学部専任講師
1981年4月 同 助教授
1986年4月 同 教授
2009年4月 学習院大学副学長
2011年4月 学習院大学理学部長
2018年3月 同 停年退職、学習院大学名誉教授 学位:1983年 理学博士(東京大学)
受賞:
2015年10月 ケイ素化学協会賞
2015年11月 東京消防庁危険物取扱業務適切功労
会 費 :総会・講演会参加費:無料
懇親会:17:30~ 19:30
■会 場 :ホテル メッツ 1F 「フィオレンティーナ」(目白駅横:℡ 03-5985-0014)
■会 費 :6,000円 (学生:1,000円 )(当日申し受けます。)
講演会のみ、あるいは懇親会のみのご参加も大歓迎いたします。
出欠を桜友会報第112号(2018年5月発行)綴じ込みの葉書(FAX可)、または下記理学部同窓会あてE-メールで、6月10日(土)までにお知らせ願います。
申込先: 理学部同窓会、E-mail:rigakubu@gakushuin-ouyukai.jp