学習院大学理学部同窓会平成28年度総会・講演会・懇親会のご報告

日 時平成28年6月25日(土)
場 所 : 100周年記念会館3階会議室
 平成28年6月25日、理学部同窓会の平成28年度定時総会および講演会(第86回技術交流会)、懇親会が開催されました。

総会
● 会議は四方のぞみ氏(昭54数)の総合司会により、理学部同窓会幹事会、定時総会の順で進められました。
幹事会は鈴木征(昭43化)氏を議長に選出し、常任幹事の選任、総会提出議案及び決算・予算の審議を行い、これらを可決、承認致しました。
総会は服部充雄(昭42化)同窓会長の議長で議事が進められ、会長挨拶ののち、2015年度事業報告及び2016年度事業計画、2015年度決算報告及び監査報告、2016年度予算案、その他、の議案を審議致しました。
事業報告・事業計画は服部同窓会長より事業概要、活動組織、委員会活動概要説明のほか、鈴木明(昭51化)、佐野義規(昭47数)、矢川暢芳(昭36物)、諸戸清郎(昭46物)、鈴木征(昭43化)、渡邉マリ(昭52数)、の各委員長、事務局長より担当委員会の活動報告及び計画についての説明が行われました。また四方のぞみ(昭54化)会計担当常任幹事より決算・予算説明、小野潤彌(昭34化)監事より監査報告が行われました。総会ではこれらの議案をすべて満場一致で可決、承認致しました。

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講演会
●恒例の講演会は第86回技術交流会講演会を兼ねて開催され、石井名誉教授に会のご講演をいただきました。
講演テーマ:研究の成功と不成功 ―-思い返してみると—」
講  師  :学習院大学名誉教授 石井菊次郎 氏
講演要旨(予稿より):「学習院の理学部では研究をしているのですか」と学外で聞かれたことがあります.一瞬私はムカッとしましたが,「そうか.私のしていることは研究ではなく教育なのだ」と,その時はとりあえず思い直しました.つまり「学生の人たちには自主的に研究をさせているので,仮にそれが失敗に終わっても彼ら彼女らにとっては良い経験なのだ」と,私は身勝手に納得していました.38 年間理学部に在籍して体力も衰え,この度退職することにしましたが,その準備の中で卒業生の人たちと思い出をたどってみると,良い経験と思った失敗は私自身に対する教育だったのだと悟りました.それにしても,教育とは何と効率の悪いものなのか!思い出深い失敗をご紹介します.
講師略歴 :1969年3月東京大学理学部化学科卒業、
1973年8月東京大学大学院理学系研究科博士課程中退、理学博士、
1979年9月東京大学物性研究所、1976年4月分子化学研究所、
1978年4月学習院大学理学部化学科専任講師、
1979年4月  同  助教授、
1985年4月  同  教授、
2016年3月  同  退職、名誉教授

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 懇親会
●  引き続き、会場をホテル メッツ内 「フィオレンティーナ」に移し、懇親会が行なわれました。
総会、講演会、懇親会には、内藤院長、耀院専務理事、平野院常務理事、井上大学長、東園桜友会長、各学校学部同窓会長、理学部恩師 など多くの来賓のご出席を頂き、ご挨拶ご祝辞を頂戴し、楽しい歓談のひと時を過ごしました。

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