日 時:平成23年6月25日(土)
場 所:西5号館201番教室
平成23年6月25日、理学部同窓会総会・講演会・懇親会が開催されました。
総会
● 会議は井原智氏(昭42化)の総合司会により、理学部同窓会幹事会、常任幹事会、定時総会の順で進められました。
幹事会は服部充雄(昭42化)氏を議長に選出し、常任幹事候補の選出および総会提出議案、決算・予算の審議を行い、これらを承認致しました。続いて常任幹事会が行われ、新会長および新監事の推薦を行いました。
総会は葛城茂敬同窓会長(昭34化)の議長で議事が進められ、会長挨拶ののち、常任幹事会で推薦された新会長および新監事を承認いたしました。
新会長 久邇朝宏(昭42物)
新監事 小野潤也(昭34化)、河俣強(昭46数)
続いて2010年度事業報告、同決算報告、同監査報告、2011年度事業計画案、同予算案を審議致しました。審議にあたっては、葛城同窓会長より事業報告、事業計画説明のほか、四方のぞみ(昭54数)常任幹事より決算・予算説明、斎藤正(昭42化)監事より監査報告、久邇朝宏(昭42物)、池田昌隆(昭58物)、佐野義規(昭47数)、井原智(昭42化)、矢川暢芳(昭36物)の各委員長より担当委員会の活動報告及び計画についての説明が行われました。総会ではこれらの議案をすべて満場一致で承認致しました。
講演会
● 恒例の講演会は第62回理学部技術交流会講演会と共催で開催され、理学部を今春ご退任された、元学習院大学生命科学科教授 芳賀達也 先生に『神経性機能素子の生化学―アセチルコリン受容体とコリン輸送体』と題しご講演頂きました。
■講演テーマ:「神経性機能素子の生化学―アセチルコリン受容体とコリン輸送体」
講演要旨:神経系の基礎過程である興奮の伝導と伝達の分子機構が最近の研究で明らかになってきた。アセチルコリンを伝達物質とする神経の興奮伝導に必須の2つの機能素子、ムスカリン性アセチルコリン受容体と高親和性コリントランスポーターの働きについて解説。
■講 師:元学習院大学生命科学科教授 芳賀達也 先生
講師略歴:
1941年 東京に生まれる
1963年 東京大学理学部生物化学科卒業
1970年 東京大学理学系研究科理学博士号取得
1969-1974年 東京大学理学部、医学部脳研助手
1974-1988年 浜松医科大学医学部助教授
1988-2001年 東京大学医学部教授
2001-2011年 学習院大学理学部化学科、生命科学科、生命研教授
懇親会
● 引き続き、会場を「目白倶楽部」(中央研究棟12階)に移し、懇親会が行なわれました。
講演会、懇親会には、内藤学習院常務理事、福井学習院大学長、持田理学部長、内藤桜友会長はじめ 院、大学、理学部、桜友会、各学校学部同窓会、各支部、 等々各方面から多くのご来賓のご出席を頂き、ご挨拶ご祝辞を頂戴致しました。
退職された先生方や在職中の先生方、在学中の学生の方々にも多くのご参加を頂き、歓談に楽しいひと時を過ごしました。