平成30年11月度の二木会を次の通り開催致しました。
1.日時    平成30年11月8日(木) 18時30分~20時40分
  2.テーマ  「デンマーク留学記とクリスマスオーナメント制作」
  3.講師    近藤佳代氏(平成10年大文英卒)
           在学中にデンマーク政府奨学金留学生として短期留学。
        卒業後、デンマーク・スカルス手工芸学校に留学し、帰国後は作品展や教室を開催し、手工芸の魅力を伝えている。
       「デンマークに昔から伝わる刺繍のある小箱」の著者。
  4.出席者 29名
(講演の要旨)
  大学在学中に通っていた英語学校の第2外国語で、デンマーク語に興味を持ち、
  留学してからは手工芸に興味を持った。
  現在は松屋銀座等で手工芸の教室を開催。
  また手芸雑誌等で作品を紹介している。
デンマークは九州ほどの面積で山がなく自転車王国と言われる。
  人口は578万人で世界でも有数の福祉国家である。
  ロイヤルコペンハーゲンの陶磁器やレゴブロックが有名。
  観光ではバイキングの博物館などがある。
料理「スモーブロー」はサーモン、エビ、肉などを乗せたオープンサンド。
  「フレスケスタイ」はクリスマス料理の定番で、
  皮付き豚肉のローストに紫キャベツの煮込みとジャガイモを付け合わせる。
  その他、デニッシュ(クロワッサン生地のパン)やベリーのケーキもおいしい。
オーフス大学のサマーコース(3週間)を契機に、1998年10月から
  手工芸を学ぶためスカルス手工芸学校へ1年2か月留学した。
  全寮制(一部通学)で機織り、洋裁、刺繍、革工芸、小箱制作等を学ぶ。
  機織りではランチョンマット、マフラー、ブランケットなどを制作。
  刺繍は日々の生活の中からモチーフを見つけ、それに合わせたステッチで制作。
  時にはワイヤ、綿を使用しながら立体的に表現することもある。
(文 新道正雄、講師加筆)

講演の後半にデンマークならではの「紙で作るクリスマスオーナメント」を制作。

井元俊秀氏(昭和35年大政治)から近藤佳代氏へ記念品の贈呈
	






























