令和6年11月14日(木)に本年最後の二木会が大阪ガーデンシティクラブで開催されました。「グローバル化と日本」という題目で、清水 裕子先生(昭和63文史)にご講演いただきました。清水先生はカナダに20年ほど住まわれ、お仕事もされ、カナダ国籍をお待ちで、帰国後、京都先端科学技術大学 経済経営学部 経済学科のビジネススクール 教授をされていらっしゃいます。二重国籍の問題や夫婦別姓などに対する日本の国の司法について、世界的に見ても対応が遅れていることや、GDPの成長や初任給などの低迷、学生のモチベーションの低さなど、日本が抱える沢山の課題となる様々な問題点や数値についていろいろお話し下さいました。あらためて、日本という国の未来が心配になる現実を目の当たりにし、大変興味深いお話でしたが、非常にショッキングでもありました。講演後は、検事の方々のご意見を聞いたり、皆さん我が国が抱える多々の問題点について、清水先生に質問やお話しされたい方が後を経ちませんでした。初めて二木会にご参加の方も来られ、賑やかな会となりました。