★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

 

 

01つっら
 今年のツララは可愛いツララ
02男体山
 晴れ渡った戦場ヶ原
03雪1
 雪の高さは屋根まで・・・
04雪2

 部屋からも外は見えず・・・

05ハルニレ
 レースのような小枝(ハルニレ)
06斜面奥
 青い空、白い雪、コントラスト。
07小屋
 3月10日の小屋は雪の中。
08しぶき氷1
 白い海月(クラゲ)が浮上?

3月も下旬。少しは春の兆しをお届けできるかな。と思っていたのですが、陽ざしと雪の嵩が落ちて行くくらいのもので、ほんのちょっぴり木々の枝先が紅く見えることくらいでしょうか。 

 
今シーズン、日光市内の雪はほとんどなく、いろは坂から中禅寺湖までは例年並みでした。

 
ところが、戦場ヶ原から湯元では、降雪量が多いのではなく、ほとんど気温が上がらないため雪が融けずどんどんとたまってしまいました。

 

 

快晴の日も少なくウィンタースポーツも人影が少なかったように感じました。
今日も、まだまだ雪に埋もれた日光光徳小屋です。

 

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寒さが続き屋根の雪は融けず、雪解け水が作る大きなつららは姿を見せませんでした。
ちょっとの晴れ間に「わ~~い。解けた♪融けた♪」と大騒ぎの小さなつらら群。
にぎやかなかわいいつららを作りました。

 

 

すっかり晴れ渡った戦場ヶ原。
白い雪が何時になくどっしりとした男体山の姿を作ります。

 

 

融けることができず、長い時間屋根に張り付いていた雪が落雪。
雪の高さは本棟の1階屋根まで届きました。

 

ほ~~ら。部屋からも外が見えません。

9回目の冬にして初めてのことです。

 

 

湿った春の雪は、しばし枝先に取りついて木々の衣になります。
青空バックのハルニレ君。美しいレースを集めたような小枝です。

 

 

 

斜面奥の山の白さは、2月よりもさらに美しく、白色のコントラストを高めます。

3月10日、小屋はまだまだ雪に埋もれ、白いズミの樹も寸足らずの姿です。

 

 

えっ!中禅寺湖から白いクラゲが飛び上がった?
いえいえ、湖から突き出た柱にまとわりついたしぶき氷。可愛いクラゲに見えました。

 

 

毎年、しぶき氷は湖に組まれた柱にスカートを穿かせます。

面白い形にカメラマンの撮影スポットとなっています。

 

もうすぐ沈む太陽を小さな厚い雲が隠し、それでも湖には光の帯が流れます。

中禅寺湖の美しい日没の瞬間です。

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気温は確実に暖かくなっています。もうすぐ緑に出合えることでしょう。

 

09しぶき氷2
白いスカートの桟橋
10中禅寺湖
日没の瞬間(中禅寺湖)