こんにちは。日光光徳小屋から1月のお便りです。
★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★
車を走らせ、馬返しで外気をチェック。0℃。
いろは坂を上るにつれ、-1℃、-2℃・・・と変化。
日光光徳小屋に着いたら-4℃。。。ぐっ!!
今シーズン、すでに最低気温は-14℃。本当に寒さを体感しています。
昨年のお正月は湯元スキー場に雪がない。ないっ!と騒いでいたのを思うと
今年のお正月は雪ばっかりで寒く、お日様が恋しいことでした。
ところがところが19日、春のような日差しで67cmまで行った積雪量は
がくんと10cmも下がりました。
やっぱり暖冬なのかなあ。。。ぐっちゃぐちゃの小道。
と、続いてやって来た寒気で、ぐっちゃぐちゃのままかちんかちんに凍った小道を
いったいどうすりゃあいいんですかねえ。。。除雪機も使えないかなあ。。。
お願いします。車の腹が接触しませんように!!
さて、お正月の日光光徳小屋。
ひんやりとすがすがしい空気が感じられますでしょうか?
陽射しを受けた風景に、日常はすっかりとどこかに飛んでしまいます。
雪の上、小屋近くにしっかりとラインができたお客様の足跡。
ウサギさんですかねえ。跳ねてますよね!♪
そして、本棟をぐるり、管理棟をぐるり。
テンでしょうか、アナグマでしょうか?
足跡が「小屋の床下にもぐりたあい!」と叫んでいます。
水のある風景。日光は水とのかかわりをなくしては語れません。
またまた、中禅寺湖畔ですが、湖面の太陽の道と石の上の雪。
雨にあたり、凍りついた石の上の雪は、まるで珊瑚のようです。
風景も、そして人の姿もない通りも。。。ひっそりと。。。
ただただ寒気の存在だけが感じられるモノトーンの世界。
さらに、ある日の中禅寺湖。
強風を受けた雲の流れの合間から、太陽の陽射しを受けて湖面は光り、
陽射しのない山の木々からは吹雪のように雪が飛びます。
美しい風景がたくさん。
お話しは変わり、田母沢御用邸付近で出遭うトビの群れ。
点々と黒いのがトビです。この日は100羽もの数でした。
ファインダーに捉えられたもので、何羽でしょうか?数えてみて下さいね。
3年ほど前から20~30羽を見ることはしばしば。
いつも同じところに群れて、いったいなんなのだろうとず~~~と疑問でした。
ところが、湯元ビジターセンターの職員の方からの情報で、
餌を与えている方がいるんだそうな。。。
なあんだ!!がっかり!!!