平成29年11月度の二木会を次の通り開催しましたのでご報告致します。
1.日時 平成29年11月9日(木) 18時30分~20時30分
2.テーマ 「ハクゾウメディカル社の概況とオーストラリアでの生活」
3.講師 佐々木宏氏 (昭和45年大経済卒)ハクゾウメディカル株式会社 代表取締役会長
4.出席者 18名
講演要旨
ご講演いただいた佐々木様は、ハクゾウメディカル(株)の代表取締役会長を務めておられます。講演は、会社の概要と年間通算4カ月ほど余暇に過ごされるオーストラリアでの生活についてお話しいただきました。
ハクゾウメディカル社は大阪市に本社があり、創業者であるご尊父様の佐々木商店を引き継ぎ63年になります。社員数は272名、工場従業者を含めて約400人、昨年の売上高が119億円の会社です。現会社名の一部「ハクゾウ」は、商標でもあり、中国の「三獣渡河」という故事にある物怖じせず慎重に川を渡る、白い像から命名したものです。製品は、手術ガーゼ・脱脂綿、衛生材料、消毒感染対策をはじめ、介護ヘルパーも含めた医療従事者向けの商品で構成されています。
販売の大部分は、病院など医療機関への直販体制を取っています。営業及び物流の事業所は海外を含めて20か所、工場としては熊本県と福島県にハクゾウメディカルテクノス社があります。両工場ともに、医薬品の製造/品質管理基準(GMP)や査察協定(PIC/S)をクリアする設備や検査機器を揃えています。
また、休暇を過ごされるオーストラリアはブリスベンを中心に滞在されています。ブリスベンは、10℃~35℃の温和な気候で人口は200万人弱の都市です。治安はほぼ良く、観光資源に恵まれています。シティキャット・フェリーは、観光ばかりか重要な通勤の足になっています。観光や名所は、1830年に建てられた市庁舎、手軽にプレイできるゴルフ場、ローンパインのコアラ保護区、昔の刑務所ツアー、セグウェイツアー、及びその他に室外のボーリング、フットボール、ラグビー、クリケット、スキー、モーターボート、水泳などのスポーツも楽しめます。
(文 新道正雄)
講演中の佐々木氏
徳島桜友会の平田雅男氏(昭和46年大法政 写真中央)がお嬢様をお連れいただき
華やいだ雰囲気となりました。
荒西義昭氏(昭和33年大政経)から講師の佐々木氏(右)へ記念品の贈呈