令和6年9月12日(木)にガーデンシティクラブ大阪にて、今年4回目の関西桜友会の二木会が行われました。「ソテツを食害するカイガラムシ(CAS) に関する現状と今後への提言」について、講師の高梨 裕行氏(平11大法政) 高梨綿業株式会社 代表取締役社長、一般社団法人 JAPAN CYCAD SOCIETY(日本ソテツ協会)会長にお話しいただきました。蘇轍(ソテツ)は世界中に沢山の種類があり、高梨氏は自社ビルの屋上で植木鉢を使い、何種類ものソテツを栽培されているそうです。昔からソテツへの興味が深く、近年奄美大島や沖縄でソテツがカイガラムシによる甚大な被害を受けたことからソテツを守るために、日本ソテツ協会のメンバーと共に活動をされているそうです。植物の中では丈夫と言われているソテツを喰い殺してしまうカイガラムシの存在を初めて知り、何とか撲滅して欲しいと願うばかりです。お話を聴かれていた皆様も大変興味を持たれ、次々と質問が出て、とても賑やかな二木会となりました。
この日は会の直前に、落雷とゲリラ豪雨が発生したにも関わらず、20名を超える沢山の皆様にご参加いただきまして、大変盛り上がりました。