真岡市在住の上野(S40政)です。先ほど炭窯の改築を投稿しましたが、炭焼きの結果を報告いたします。

 

 材料を窯に詰める
小学生の 見学者
 煙はやがて青みを帯びる
 翌日、窯を開くと・・・
 
 奥の方で再発火・・この後、水を掛けて消火

季節的には、気温が上昇して好条件とは言えません。

 

第一回目は試運転でした。改良窯が机上の目論見どおり機能するかが問題です。

窯は水平に設置したが、これで良いのか?煙突はちゃんと排煙するか?

入口の構造はシンプルにしたが、密閉度は果たしてどうか?

 

 試運転の結果はまずまずでしたが、施工上の問題から残念な結果に終わりました。

窯止め(窯を密封して空気を遮断する)が不十分のため、空気がわずかに入り炭の一部が灰になってしまったのです。

 

製品の品質も消し炭のようで、「Cクラス」でした。

 

第二回目はこれらの反省点を踏まえて再挑戦。

今度は見事成功したのですが、ハプニングも発生。

 

断熱性能が良すぎて窯止め後の余熱が下がらず、翌日、窯開きしたところ、奥の方から再発火してしまったのです。

最悪の事態を想定して水を準備しておいたので、これを掛けて消火しましたが、消火の際に窯の中をかき回したので製品の炭の形は崩れてしまいました。

 

しかし、製品の歩留まりが良く、品質は焼き締まって金属音のする、まずまずの出来映えでした。

 

の性能が確認出来たので、来シーズンはもう少し太めの材料を用意して、実用に耐える炭を焼きたい、と考えています。

 

なお、火入れから窯止めまでは10時間ー11時間程でした。

詳細はhttps://picasaweb.google.com/kampuuen/201204

 取り出した炭は形が崩れてしまいました