★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★
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光徳小屋にも遅い緑が・・・ |
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木々の枝には 雨粒のイルミネーション |
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美しい羽のカケスは不良? |
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水が引いた小田代ヶ原 |
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「いろは坂」から・新緑の山々 |
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カツラの新葉は2列に整列 |
春はまだ?春はまだ?と言っているうちに5月中旬から新緑はいろは坂をかけ上り、アカヤシオのピンクがちらほらと、やっとのヤマザクラが満開になり、快晴時には初夏の色合いを見せる風景となりました。
今、トウゴクミツバツツジが紫色を描き、二荒山のシラネアオイが素晴らしい群落を見せています。
戦場ヶ原や湯ノ湖畔では、こっそりとヒメイチゲ、ワチガイソウ、セントウソウ、ミヤマカタバミたちが白い色をヒメシャクナゲがピンクの色をつけて、花の時季到来を控えめに知らせてくれています。
けれど明日6月というのにミズナラ、ハルニレの光徳の森は「緑の木々はどこ?」状態です。
本当に芽吹きの遅い方たちです。 「朝だよ!」「朝だよ!」と明け方からうるさく騒ぐミソサザイ。 木々の奥でギャー!ギャー!と騒ぐカケス軍団。 ピチュルリ、チュルリと美しい声も。。。
小鳥たちは、夏だよ!夏だよ!と、夏を呼んでくれています。
ある日のお客様は、大きな虫をくわえたキバシリを撮影。
戦場ヶ原はすでにオオジシギの出番。鳥たちの季節にもなりました。 さて、まだまだ緑に包まれてとはいかない27日の小屋風景。 5月初めの雨粒をまとった木々の枝は、まるでクリスマスツリーのイルミネーションのようで。。。 カケスは時々斜面に現れます。何かエサでもありますか?
それにしても、いつも辺りにガンつけているようなお顔立ち。美しい青い羽根を持ちながら、凛々しいよりも不良のような気がします。
秋の台風で満杯の湖と化した小田代原は、雪解と一緒にすっかり水が引きました。 写真は中旬の風景ですが、今頃はホザキシモツケがずいぶんと緑になったことと思います。 下りいろは坂下り口からの風景。 山々はすっかり緑になり、緑の衣でひとまわり大きくなったような気がします。 写真の数が多すぎちゃうと思いながら省けなかったカツラの新葉。 二列にきちんとハート形の葉を並べ、かわいく整列です。 奥日光のあちこちに群落を見るようになったバイケイソウ。(詳しくは次を参照)
http://www.naro.affrc.go.jp/org/niah/disease_poisoning/plants/Veratrum.html
小屋の奥の林の中にあった群落は、7年目にして3倍ほどの面積に広がって、とどまるところを知りません。
ところが、一斉に花を咲かせたのは1回だけ。なぜ?
将来、奥日光でかなりの面積を占めるようになるだろうと脅威でもあります。 去年シカの食害にあった斜面のカラマツ。 ぐるりと樹皮を食べられた左側の樹には新芽が付きませんでした。
右側の樹は裏面が少し残っていたので緑を付けることができました。
樹皮から栄養分、水分を補給しているのが良く分かりました。 小屋裏のコハウチワカエデが咲きました。
かわいい写真でしめくくり。。。。。
(日光ライブカメラもご覧下さい・編集者)http://www.nikkotoday.com/livecams/index.html
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増殖中のバイケイソウ | 新芽の付かないカラマツ(左) | 小屋裏のコハウチワカエデ |