★★★ 学習院 日光光徳小屋 堺 ★★★

00光徳
光徳からの樹氷の帯
01小屋 (2)
 白いベールの細雪
02椅子
 吹雪の後ー埋もれる椅子
03朝日
 小屋から見る日の出
04朝日
 下りいろは坂からの朝日
05夕日
 黒髪平の夕日
06樹氷
金精峠からの樹氷群

本格的な雪にならないなあ。やっぱり暖冬?と思っていたら、12月1日朝、

すでに一面真っ白な世界で、細雪が霧のように辺りを白いベールで包んでいました。

 

午前中に市内で用事を済まそうといろは坂を下ると、2~3カーブ下りたところで車の流れがぴたりと止まってしまいました。

ノーマルタイヤで雪道を下った観光客がスリップ事故。

 

下りるまでに3箇所くらいで車と車がぶつかったり、壁面にぶつかったり。冬場、奥日光に来られる際は、必ずチェーンなどの準備が必要です。

また、12日の上りいろは坂では、地元の車両13台もが立ち往生。

はっきりしない、小雪続きのお天気で地面は凍結。スタットレスタイヤでも4輪駆動でないとこんなこともあるそうです。

 

そして、小屋への小道では融けたり凍ったりでアイスバーンの坂道に。。。

きゅるきゅるとタイヤが空回り、「とっても上れないよ!」と叫ばれて、やむなく徒歩で小屋に向かうことも。。。

 

恐るべし奥日光交通事情!! 7年目にして初体験。

 

13日夜、満天の星空の中、ふたご座流星群は多くの流れ星を見せてくれました。
流れる天の川、星座は「ご覧よ。ここにいるよ。」と声をかけてくれます。

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さて、光徳付近からの山々は、樹氷群の帯となって美しい絵を描きました。

 

一気に降り積もった11~12日の積雪で約60㎝となり、吹雪の中の小屋はすっぽりと雪に埋もれました。

斜面の椅子だって雪を抱いて埋もれちゃいます。

寒そうだけれどなんだかちょっとかわいくてしばらくそのままに。。。

 

小屋から見る日の出は、徐々に男体山山頂に近づいて行きます。

山頂からの日の出が見られるかチェックの年になりました。

日差しを受けた雪面が光ります。

 

下りいろは坂からの朝日。

真っ赤なキャンバスに木々の枝のシルエット。
朝日は不気味な赤色を見せ、徐々に白い光にとなって陽光を地上に届けます。

 

黒髪平からの柔らかな柔らかな夕日はピンク色に辺りをつつみ、若いカップルと「ほんとにきれいね♪」とどちらかともなく声を交わしていました。

 

金精峠からの樹氷。

男体山も白根山も山頂付近を白く固め、湯ノ湖の氷の芸術も徐々に形造り始めています。

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キ~~ンとした寒さの中の風景をお届けして今年最後のお便りとします。
素晴らしい新年になりますように。。。

 

※前回、ヤマブシタケの仲間とお知らせしましたのは、「フサヒメホウキタケ」だそうです。

(HPを修正しました・・・編集者)

08男体山 10湯ノ湖
冬装束の男体山 湯の湖の「氷の芸術」