平成23年 桜友会文学部同窓会 総会の報告


さる6月26日(日)、学習院創立百周年記念会館小講堂において、「平成23年 桜友会設立90周年記念 文学部同窓会総会・講演会・懇親茶話会」が開催されました。
今回は、先の東日本大震災の被災地復興を支援するため、被災文書・写真等の保存修復のための義捐金を募り、大勢の皆様のご賛同を得ることができました。(義捐金に関する詳細はこちら。)
最初に、桜友会文学部同窓会会長・篠沢秀夫名誉教授のご挨拶です。

難病・ALSとたたかう篠沢先生ですが、今回は文字を音声に変換する最新のシステムを使ってご挨拶くださいました。先生ご自身の声で読み上げられる言葉に、出席者は皆、静かに感動いたしました。

さらに、篠沢先生直筆のメッセージを奥津好恵副会長が代読しました。(ご挨拶と直筆メッセージの内容はこちら。)

続いてご来賓を代表して、学習院大学学長・福井憲彦先生からご挨拶を頂きました。

昨年度の会計報告および監査報告。

以上で総会はつつがなく終了しました。引き続き同会場で講演会に移ります。
毎年好評を頂いている講演会、今回の司会は日本語日本文学科講師の藤澤茜先生です。

学習院大学文学部長・神田龍身先生のご講演。演題は【「古典を読む」とは何か】。

『源氏物語』冒頭部分を例にした熱意あふれるお話に、一同聞き入っていました。

講演会終了後、会場を会議室に移して懇親茶話会が開かれました。
冒頭、学習院長・波多野敬雄先生からご挨拶を頂戴しました。

内藤賴誼桜友会会長による乾杯のご挨拶。

今年も会場の随所で、世代を超えた交流が見られました。

楽しい時はあっという間に過ぎるもの。
桜友会の葛城副会長に中締めのご挨拶を頂戴して、今年の総会も和やかに終了しました。