令和元年6月11日(火)横浜ホテルニューグランド ペリー来航の間において、神奈川桜友会 例会が盛大にとり行われました。
当日は、学習院より内藤政武院長、耀英一専務理事、平野浩常務理事をお招きし、逢坂恵理子横浜美術館館長(昭和48年度文学部哲学科)による講演を行いました。
はじめに、内藤院長から今春の大学・中学受験結果のお話があり、着実に難易度およびランキングが上がり、「勢いのある学習院」が進んでいること実感しました。
講演では地元横浜美術館の30年の歴史を逢坂恵理子館長よりお話いただきました。平成21年より館長に就任した逢坂さんは、美術館を単なる鑑賞の場ではなく、自ら稼ぐ美術館として経営され、古典から印象派、現代アートまで、最先端の顧客ニーズを取り入れエネルギッシュな美術館に仕上げられています。横浜トリアンナーレの仕掛け人も逢坂さんです。逢坂さんの顧客の呼び込む力、行動力は、ビジネスパースンの会員にも大変勉強になりました。また、逢坂さんはそれだけに留まらず、激動する現代社会での不安やストレスを吸収し、人々を再生させる、そんな場所に美術館をしたいと、新しい美術館の役割にも挑戦されています。
今後ますます目が離せない、横浜美術館と逢坂館長です。
(世話役 小塚昭彦)
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平成28年 神奈川桜友会・例会(総会)のご報告
7月7日(木)、横浜のホテルニューグランド・ペリー来航の間において、平成28年度神奈川桜友会例会が、約90名の会員の参加の下、盛大に行われました。
当日は、内藤政武学習院院長、岩浅光彦同常務理事、東園基政桜友会会長、三野祥彦同副会長、秋山豪同副会長、黒川光隆同副会長がご列席頂きました。内藤院長先生からは「勢いのある学習院」作りの諸活動について拝聴し、会員一同、卒業生としての自信と誇りを感じました。
講演は、昭和36年理学部卒で、桜友会会長の東園基政様より「学習院とボーイスカウト」と題し、ご講演頂きました。学習院のボーイスカウト活動の歴史を乃木院長時代から詳細にご説明いただきボーイスカウト活動の深淵を学ばせて頂きました。
懇親会では、ホテルニューグランド名物のローストビーフやワインに舌鼓を打ちながら、旧交を温めることが出来ました。
今回より神奈川桜友会例会は7月開催となりました。2万人の会員が世代が超えて、楽しいひと時を過ごしております。初参加の方もたくさんお見えになっておりますので、ぜひ、お気軽にご参加ください。
世話役 小塚 昭彦(昭和63年経済学科卒)
平成27年神奈川桜友会・例会(総会)のご報告
神奈川桜友会の平成27年度例会が4月20日(月)、
学校側から内藤院長、岩浅常務理事、そして桜友会より内藤会長、
勝会長より、
その後、講演に移り、昭和59年経済学部ご卒業の帝国ホテル社長 定保英弥氏に「帝国ホテルの企業理念と現場力」という演題でご講演いただきました。
当日は、会員のみならず、
その後の懇親会では役員、
ご参加の皆さんありがとうございました。
来年は2016年4月26日(火)に開催予定です。
加えて、幹事団への参加、見学もいつでも大歓迎ですので、
ください。
神奈川桜友会 世話役 小塚 昭彦
平成26年度 神奈川桜友会例会(総会)のご報告
『神奈川桜友会平成26年度例会』を下記の通り開催いたしたく、ご案内申し上げます。
今年は、㈱虎屋代表取締役,社長黒川光博さんと、フードディレクター・EATRIP主催野村友里さんを講師にお招きし、お二人の対談形式で「食を通じたおもてなし」をテーマに、例会を開催致しました。
【対談概容】
和菓子の製造販売というスタンスからの話と前置きの上、「おもてなし」~は、時代によって変化することもあるが、たとえば自社につたわる1800年代文政年間の掟書には現代でも共通する戒めが書いてあるように、年代を超えて共通するのは「相手に対する気持ち」の問題であると言うことだと。
また、決して伝統とか歴史が大切なのではなく、「今」が大切なことであると考えている。
いずれ後継に譲としても「今」やることがたくさんある。たとえば、あらゆる国のチョコレートという素材と同じように、羊羹を世界に遍く広めたいと考えている。【黒川氏】
時代という移り変わりの中で、食べ物の研究や評論が職業として成り立つようになった。そんな立場にあって、世界の「胃袋」をつかみたいと思っている。都会にいて都会の食生活に戸惑っている人たちがたくさん居ることに気づかされた。食べ物を表現するに際し、文章とか本ではなく、映像をえらんだ。
有機野菜などについて言えば、それそのものは大変良いものではあるが、有機という表示が大切なのではなく、背景にある生産者や土地のエネルギーが重要である。【野村氏】
記
- 日時:平成26年4月23日(水)午後6時30分開会
- 場所:ホテルニューグランド「ペリー来航の間」
- 住所:横浜市中区山下町
- 電話番号:045-681-1841
- 講演会:「食を通じたおもてなしの心」
- 講師:
- 株式会社虎屋代表取締役社長黒川光博氏(昭和41年法学部法学科卒)
- フードディレクター・EATRIP主催 野村友里氏(平成6年経済学部経営学科卒)
神奈川桜友会会長勝治雄
幹事小塚昭彦
2012年 神奈川桜友会例会【報告】
神奈川桜友会の平成24年度例会が4月24日(火)にホテルニューグランドで、学校側から波多野敬雄院長、東園基政常務理事、堀口助常務理事、福井憲彦大 学長、石澤靖治女子大学長、そして桜友会より内藤賴誼会長、葛城茂敬副会長、三野祥彦副会長、宮坂祐子、林なおみ、黒川光隆各常務理事の多くの役員の方々 のご出席をいただき、130名の会員とともに開催された。
長谷川亀美夫会長より今回の例会は一般社団法人学習院桜友会となって初めての 例会であり、また昨年の11月に桜友会設立90周年記念式典において、設立50年以上の支部ということで、北九州桜友会、関西桜友会とともに栄誉ある表彰 をしていただき、3支部を代表して、お礼の挨拶をさせていただいた報告があった。その時の記念品として頂いたポール付きの大きな桜友会旗が披露されまし た。
今回の表彰もひとえに53年前に先輩方が母校の親睦、交流、また地域の活性化のために設立されたものであり、今後も先輩方が築きあげられた栄光と伝統を守りつつ、発展させていきたいと挨拶をされた。
最後に長谷川会長より17年間会長を務めたので、若い方に会長を交代したいということで、新しい会長に勝 治雄(S.54年経済学部卒)さん、幹事に小塚 昭彦(S.63年経済学部卒)が就任し、会員の承認をいただきました。
最後に内藤桜友会会長より長谷川会長に長年の功績に対して感謝状が贈られました。
その後講演に移り、今回の講師はS.46年法学部ご卒業の作曲家の都倉俊一さんをお迎えして、「時代と音楽」という演題で今までの幅広い音楽活動をとおしての作曲、映画音楽、舞台音楽について時にはピアノをひきながらのお話をいただきました。
最後にサプライズということでご自身が作曲されましたテレビドラマの「卒業」をピアノのすばらしい弾き語りで心に残るすばらしい感動の講演でした。
その後の懇親会では役員、講師を交えての和気藹々とした雰囲気で、いつまでも話がつきないうちにお開きとなりました。
2011年 神奈川桜友会例会【報告】
桜友会設立90周年記念
「神奈川桜友会・平成23年度例会」のご報告
桜友会は本年で創立90周年にあたり、5月26日の
総会で正式に「一般社団法人桜友会」になります。
この記念すべき年の本年度例会が4月26日(火)に
ホテルニューグランドにて開催されました。
この度の東日本大震災で被災された方々、また岩手、宮城、茨城の
各桜友会の皆様にたいしまして、黙祷の後、新美春之専務理事、
葛城茂敬桜友会副会長の挨拶の後、47年法学部をご卒業されました
政治アナリストの伊藤惇夫さんに講演をお願いしました。
講演では当初予定しておりましたテーマを震災により政治の世界の状況が
一変したので、「大震災が一変させた政局 どうなる日本政治」に変更して
講演されました。
内容は
1. 激変した政治状況
2・ 危機管理とリーダーシップ
3. 民主党、その根源的問題
4. 大震災から政治を読み解く
こうした時期の大変タイムリーな、また興味深いお話をしていただき
ました。
その後の懇親会に移り、桜友会90周年の記念の年にあたり今後も
益々母校のために貢献したいということで盛あがりました。
神奈川桜友会会長
長谷川亀美夫
2010年 神奈川桜友会例会【報告】
神奈川桜友会の平成22年度例会が4月27日(火)にホテルニューグランドにて、「オール学習院の集い」が終わった直後の大変にお疲れのところを学校と桜友会の多くの役員の方々にお集まりいただき、開催されました。
今回の講演は48年文学部哲学科を卒業されました、横浜美術館館長の逢坂恵理子さんをお迎えして、「21世紀における美術館の役割」という演題で講演をされました。
内容はスライドを使い、美術館の社会的役割、また「これからもっと豊な人生、時間を使うために美術館の常連になりませんか」とわかりやすく講演をされました。
また逢坂館長が明日が還暦を迎えられるということで長谷川会長より花束が贈呈されるというサプライズもありその後、懇親会に移り、楽しい例会を過ごすことができました。
2009年 神奈川桜友会例会【報告】
神奈川桜友会の平成21年度例会が4月21日(火)にホテルニューグランドで、学校側を代表して、新 美春之専務理事、内藤政武常務理事、東園基政常務理事、福井憲彦大学長、そして桜友会より内藤賴誼会長、葛城茂敬副会長、矢川暢芳常務理事、奥津好江、黒 川光隆各常務理事、階戸悟事務長の多くの方々のご出席をいただき、130名の会員とともに開催されました。
今回の講演は50年前の昭和33年東都大学野球1部リーグでの優勝を描いた、ノンフィクション作品「神宮の奇跡」を上程されました門田隆将さんをお迎えして行われました。
今回は当神奈川桜友会のメンバーでもあり、当時のマネージャーであられた松木俊武氏(S,34政経)のご尽力をいただきまして決定のはこびとなりました。
当日の野球部関係者の出席者として、長く桜友会の副会長としてご活躍されました皆様よくご存知の東都1部では23勝34敗の名投手であられた草刈廣氏 (S.31政経)、優勝チームの主将で現在は監督の田辺隆二氏(S.34経済)、勝利投手となった根立光夫氏(S.34政経)、最優秀投手に選ばれ、今だ に破られていない最小投球勝利記録(73球)を持つ井本俊秀氏(S.34政経)もわざわざ大阪からかけつけられ、さながら野球部の同窓会の雰囲気となりま した。
門田氏はこの本は単に野球だけの物語ではなく、あの奇跡の優勝から50年の月日がたち、また優勝から3日後に皇太子殿下と美智子 様とのご婚約の発表が平行して起こった出来事、そして今年が、両陛下がご結婚50周年を迎えられたことを思いながら描かれたことをお話されました。
その後の懇親会では、門田氏をはじめ、往年の名選手のご挨拶と歓談で楽しい例会を過ごすことができました。
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次回の例会
・平成22年4月27日(火) 18時30分より
・講師 横浜美術館 館長 逢坂 恵理子氏(S.48年文学部哲学科卒)
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2008年 神奈川桜友会例会【報告】
昭和9年の卒業生から平成13年の卒業生まで集合!
神奈川桜友会は昭和42年発足の、由緒正しい地域桜友会。年に1回は定例会が行われている。今年も去る4月26日、横浜市にあるホテルニューグランドで開催された。来賓に賀陽桜友会長、島津院長をはじめ多くの学習院関係者を迎え、盛大な会となった。
会は例年、前半と後半に分かれ、前半は学習院の卒業生または学習院に縁のある方が講演を行い、後半が懇親会。今年の講演は服部幸應氏(昭37中)。服部 氏はTVなどでもおなじみの料理・栄養界の第一人者。今回の講演テーマも当然ながら”食”。内容は「今を見つめるだけではなく、日本の将来を担う子供達へ 伝えるべき食文化」の話だ。巷に溢れるファーストフードや今注目のスローフードの話などを、出席者に挙手を求める質問を交えての服部氏の軽妙トークに時間 はあっという間に過ぎた。
後半の懇親会では、昭和9年卒業の大先輩会員から、この春卒業したばかりの新人会員までが一堂に会した。世代を超え記念写真を撮ったり、談笑する姿があちらこちらで見られ、それが神奈川桜友会の雰囲気の良さを物語っているようだった。