2014年(第56回)

梅雨の晴れ間となった6月15日(日)ホテルオークラ東京 アスコットホールにて、第56回草上会総会・懇親会が開催され、新卒幹事2名を含む149名の会員の方々がお集まりくださいました。

午前中の総会は 塚本優子会長のご挨拶により 始まりました。
1.新運営委員の紹介
2.平成25年度の活動報告、決算および監査報告
3.平成26年度の活動予定と予算案
4.「維持運営費規定」「草上会会長、副会長および運営委員選出規定」の改定と
会則改正の件
以上、全て承認され、総会は無事終了いたしました。


午後からは17名のご来賓をお迎えして波多野敬雄学習院長、石澤靖治学習院女子大学長よりご祝辞を賜り、内藤賴誼桜友会会長の乾杯のご発声で懇親会が始まりました。
和やかな雰囲気の中、同窓生との会話を楽しみながらフランス料理をいただきました。
食後にはご来賓の先生方や先輩、友人を囲んで、あちらこちらで懐かしい思い出話に花が咲いていました。
会場内ではバザーも開かれました。学習院オリジナル商品や日本動物福祉協会チャリティーグッズに加え、昨年に引き続き東日本大震災の復興支援として被災された草上会会員の方が扱う海産物販売をいたしましたところ、たいへんなご好評を頂きました。また支援金についても多くの会員の方がご協力くださいました。
続いて「池坊は なぜ 550年続いてきたのか」をテーマに、華道家元池坊 次期家元 池坊由紀氏にご講演いただきました。池坊が550年もの長い間続いてきたのは、「目に映る花の美しさだけではなく、その背景にあるものを感じ、目では見ることのできない形を継承してきたから」というお話は、波多野学習院長のご祝辞とともに学習院の真髄とも言える心の大切さ・品格にも通じるものがあり、たいへん意義深く貴重な時間になりました。

今回の総会・懇親会は33回生(昭和59年卒)35名が担当いたしました。来年も多くの会員の皆様にご参集いただけますようお願い申し上げます。(担当 33回生  田中美和)