学習院桜友会の青森県支部,青森桜友会でございます。
感染症もようやく収束の兆しとなりましたので,青森桜友会では令和6年1月より3年ぶりに対面での総会・新年会を再開しております。
それにともない,学習院桜友会と青森桜友会の歴史をちょっとふり返ってみたいと思います。学習院桜友会は1921[大正10]年に誕生し2021[令和3]年に100周年を迎えました。一方,青森桜友会は1977[昭和52]年に設立し現在に至っております。
また,2027[令和9]年には,神田錦町の華族学校開設に伴い明治天皇から校名を京都時代の学習院の名を下賜されてから,学習院が創立150周年を迎えます。ちょうどその年,奇しくも青森桜友会は設立50周年を迎える予定でございます。
かつて,青森桜友会の総会には転勤により青森県に在住する会員の参加者を大勢迎えた時代もありましたが,近年は毎年10数名規模での親睦会を続けております。青森県は青森市,弘前市,八戸市と拠点が分散していることもあり,総会は毎年行いますが,その開催地は青森,弘前,八戸それぞれの都市で3年に一度の持ち回りで開催しております。3都市の中では八戸市での開催時の出席者が多く20名近くの参加者を迎えることもあります。
学習院に受け継がれている伝統的精神は「自重互敬」「正直第一」です。コロナ禍や人口減少の中でも,わが学習院は志願者数,入学者数ともに他大学と比較しても健闘している状況です。私たちはこうした伝統のもと,緑に恵まれた「目白の杜」のワンキャンパスで勉学に励み,ともに青春を過ごした同胞です。
青森県でも一堂に会して当時の想い出そして近況を語り合おうじゃないですか。毎年,総会でたくさんの同窓の皆さまとお会いできる日を楽しみにし,私のご挨拶といたします。
青森桜友会 会長 田端憲男(昭42経)