令和6(2024)年11月17日に「国際社会科学部同窓会 設立総会・懇親会」が開催されました。
今年の3月に卒業された方を含めても卒業生5学年の新しい学部です。今年4月のオール学習院で準備をスタートさせ、設立総会を開催することが出来ました。学校法人学習院よりは平野専務理事、島津常務理事、城谷常務理事、桜友会からは諸戸会長をはじめ各学部同窓会の方々が参加されました。国際社会科学部よりは伊藤学部長、乾教授が参加されました。
末廣国際社会科学部初代学部長の乾杯で始まりました懇親会は卒業生が2020~2024年と若く楽しく盛り上がりました。
国際社会科学部同窓会設立のご案内
この度の国際社会科学部同窓会設立にあたり、同窓会長に就任致しました、1期生の吉野和希と申します。宜しくお願い致します。
国際社会科学部は2016年、学習院大学にとって52年ぶりの新学部として誕生し、本年までにおよそ700名以上の卒業生を世に送り出しました。私も2020年に卒業したのですが、この頃猛威を振るっていたコロナウイルスにより、初めての卒業式が中止されるということがありました。しかしその後も世界は激動の時代を迎え、今でも日々新たな問題が出るようになりました。
世界がこうした問題を抱える今、国際社会科学部同窓会設立に際し、私は改めて本学部の良さが何かを改めて考えるようになりました。(以後、国際社会科学部を国社と明記)国社の良さは、様々なバックグラウンドを持った人々が同じ場所に集まり、自分たちの考えを発言しながらも他者の尊厳も大切にするところではないかと思うのです。
何事も、利己的に動いては結果として何も良いことを残しません。国社のように、自分軸を大事にしながら他者のことも認めるというような気風が高まれば、いずれ世の中も変わるかもしれません。
本同窓会では、こうした気風を大事にし、多種多様なバックグラウンドを持った卒業生が世代を超えて交流しお互いの知見を高め、そしてお互いを認め合えるような場所になれるよう、役員一同邁進して参ります。
皆様、何卒宜しくお願い致します。
国際社会科学部同窓会 会長 吉野和希